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田んぼアートが注目を集める、秋田内陸線「縄文小ケ田駅」で撮影です。秋田内陸線 縄文小ケ田 鷹巣行きの快速列車「116D」が来ました。快速と言っても、阿仁合→鷹巣間は各停です。おお、内陸線オリジナルカラーの車両ですね。現在、内陸線のAN-8800型はそれぞれ新カラーに塗り替えられたり、イベント車に改装されたりしていますが、もとは全車このカラーリングで落成・導入していました。第三セクター転換後からAN-8800型が導入されるまでのわずかな期間、国鉄から借り入れて運行していたキハ22型も、このカラーリングでした(ベージュ色がもっと濃かったが)。 ドアの横に、秋田犬と戯れる人のシルエットが描かれていますね。気づきましたかここは世界遺産の最寄り駅ですが、見学時間はもう終わっていたので、乗降客は0でした。ちなみに、列車が遅れなければの話ですが、ここ縄文小ケ田駅にタクシーを配車予約しておくと、東京ゆきANA724便にギリ間に合うタイムテーブルです。※2022年7月ダイヤの場合。ご自身の責任で実行してください。乗り遅れても責任は負いません※116D到着17:41→タクシー5分で空港→保安検査締切18:10※縄文小ケ田駅にはタクシー常駐車はいませんので、予約していないと間に合いません。 西日を浴びて、わずかばかりの乗客を乗せ、終点の鷹巣駅まであと2駅です。このあと・・・ 秋田自動車道能代東ICの入口に昨年オープンした「イオンタウン能代東」に立ち寄りました。ここにイオンができる話はかなり昔からありましたが、紆余曲折の末、当初の話よりもだいぶ小ぶりな姿でオープン。 高速道路(秋田道)を出て本当にすぐにあるので、まるでSA代わりに便利(IC流出路と国道交差点との間に駐車場入口あり) フードコートにある「美唄そば大地」さんで、とりもつそばを頂きました!とりもつは結構入っていて、香ばしく美味しかったです
2022年07月22日
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だいぶ合間が開きましたが、阿仁前田の小又川鉄橋での撮影続きです。次の列車までの20分間に一度駅へ行き、お手洗いをお借りしてから、また撮影ポイントへ戻ってきました。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 前田南~阿仁前田温泉 左岸の堤防に、川面まで降りられる階段を見つけました。鉄橋を見上げる構図で、水飛沫も入り、いい感じです。2両までは何とか入れられますが、たまに走る3両編成以上の列車は編成の一部が木に隠れるかもしれません。 前回の写真を撮影した道路橋から下流側(線路とは逆方向)を見た図。下流すぐで、阿仁川に合流しています。撮影ポイントの案内は前回の記事をご覧ください日本の名峰 DVD付マガジン 第67号 森吉山 デアゴスティーニ価格:1008円(税込、送料別) (2022/7/7時点) 列車の向こう側に聳える山です。花の百名山として知られています。(前回の記事参照)なお、「森吉山のゴンドラ」(森吉山阿仁スキー場・阿仁ゴンドラ)への最寄り駅は阿仁前田温泉駅ではなく、阿仁合駅ですのでご注意ください(阿仁合駅より乗合タクシー30分程度)・冬の阿仁ゴンドラ 樹氷を見物して、スキーで滑り降りる(2015年2月)秋の紅葉もゴンドラに乗って見に行けます
2022年07月07日
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今月中旬、秋田内陸線の阿仁前田(阿仁前田温泉)近くでの撮影です。撮影場所としては比較的知られたスポットですので、新鮮味は感じられないかもしれませんが、お付き合いくださいませ。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 前田南~阿仁前田温泉2022-06-18 阿仁前田温泉駅から徒歩数分、線路が小又川を渡るポイントで、これまでも数多の作品が撮影されてきたところです。初夏らしい青空だったので、さわやかな川の流れを絡めて撮りたいな…と思いついたのが、このお手軽ポイントという訳です。列車は急行もりよし号。1両単行かと思っていたら、ありゃりゃ、観光車両「秋田縄文号」がついていました。現在、週末の急行もりよし号は観光車両で運転されており、土曜日は「秋田マタギ号」単行、日曜日は「笑EMI」単行、毎月第3土・日は「秋田縄文号」と普通車両の2両編成(秋田縄文号車両が片運転台のため)で運転するのが基本になっているそうです。下調べは大事ですね。あと、乗りたい…。後ろの山は森吉山です。深田久弥の『日本百名山』では、標高が僅かに足りずおしいところで選外となったそうですが、NHKや山と渓谷社の『花の百名山』に選ばれる、高山植物と樹氷の山です。樹氷見物(スキー場)の下車駅は阿仁合小又川上流の一軒宿 小又峡トレッキングのベースにも湯の沢温泉「杣温泉旅館」杣温泉旅館 山の料理とご主人手造り露天風呂が定評の山奥の秘湯です夕食に「熊鍋」が出るコースもあります! さて、急行もりよし号を見送ると、次の列車はちょうどよいことに20分後(逆方向)。一旦車で駅へ行ってお手洗いを済ませて、またこのポイントへ戻ってきました。それはまた次回。この撮影ポイントへの行き方列車・バスでのアクセス阿仁前田温泉駅を出て、左への道を進んで下さい。県道を渡った先の橋の上です。徒歩10分位でしょう。飲み物は駅か駅周辺で調達(駅前にスーパーあります)。マイカーでのアクセス鷹巣か角館方面からの場合は、国道105号線の阿仁前田の交差点【角にファミマあり】を「県道309号 比内・森吉山・太平湖」「森吉山ダム」方へ入る(※秋田市方面【道の駅かみこあに】からくまげらエコーラインを走行してくる場合は直進)。その先の橋(これは阿仁川本流を渡る橋)を渡ってすぐの十字路を右折したところにある橋の上です。駐車は橋を渡った先右側に2か所ある「阿仁川桜づつみ公園駐車場」にお停めください。※左側の駐車場は介護施設の駐車場ですので駐車厳禁小ネタストリートビューで確認すると、この交差点の青看は、北から来ると「←比内・太平湖」、南から来ると「森吉山・太平湖→」となっている。北向きの青看には、大館能代空港から森吉山のゴンドラへ向かう観光ドライバーが誤って左折しないようにあえて「森吉山」を入れていないのかもと推測。単に設置時期の違いだけかもしれませんが…。
2022年06月28日
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角館駅近くの撮影スポットにてE6系の上り「こまち」を撮影した後、車を移動させて跨線橋の下に移動しました。正確には、跨線橋より少々盛岡・鷹巣方です。線路と道路が通る掘割になっていて、道路が若干高いところを通っています。角館105号跨線橋の下 15-06-14 13-08_02 posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸縦貫鉄道「あきた美人ライン」秋田内陸線羽後太田→角館阿仁合からの普通列車211Dが林の向こうから顔を出しました。秋田内陸線の一般車両「AN8800」形は8両在籍し(ほかにお座敷に改造してあるのが1両)、それぞれ別々のカラーリングをまとっていますが、この日の211Dは緑のAN8809でした。隣の立派な線路は、秋田新幹線です。線路幅の違いがお分かり頂けると思います。角館105号跨線橋の下 15-06-14 13-08_01 posted by (C)Traveler Kazu 1両の内陸線がファインダーの中を通過。内陸線は乗客数が年々減少し、昨年度は赤字額の目標「2億円以内」を達成できなかったと報じられましたが、そんな話は嘘のように、この211Dはには多くのお客さんが乗っていました。余談ですが、夕方目撃した1003D「もりよし3号」と折り返しの122Dはサロン席がある元急行用のAN8900を増結した2両でした。角館105号跨線橋の下 15-06-14 13-08_03 posted by (C)Traveler Kazu 終着の角館駅に滑り込む内陸線。このまま「こまち22号」に乗り継ぐと、東京には17:04着となりますが、折角のご旅行なので角館の街並み散策をお勧めいたします秋田内陸線沿線の温泉宿西木温泉ふれあいプラザ クリオン角館駅から普通列車で9分の西明寺駅 徒歩15分 打当温泉「マタギの湯」角館駅から普通列車で55分の阿仁マタギ駅 送迎車5分 杣温泉旅館角館駅から急行で1時間25分阿仁前田駅 送迎車20分
2015年07月04日
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昨夜、NHKのBSプレミアムで放送された「中井精也のてつたび!」ご覧になりましたか「ゆる鉄」写真でおなじみの鉄道写真家の中井精也氏が各地のローカル鉄道を訪ねて、沿線の暮らしや風物と列車(鉄道関係)を撮影して紹介する番組で、毎月1回のペースで新作が放送されています(新作が放送されない月あり)。※もちろん、スピード感あふれる新幹線や特急のカッコイイ写真もお撮りになる写真家さんです。鉄道以外にも、商品写真なんかもお撮りになるようですね。昨夜は、ちょうど「紙風船上げ」で賑わった頃の秋田内陸線を旅して、「ごっつお玉手箱列車」にも乗って撮影とふれあいを楽しむ様子が放送されていました見逃した方、28日土曜日の朝7時45分~8時15分に再放送があります!この時間帯「マッサン」もいいですが、朝から秋田内陸線の冬の絶景を楽しむのもいいですよ♪(BSでは直前の番組7時30分~が「マッサン」です) せっかくのなので、今まで撮りためた「秋田内陸線」の写真の中から、番組で紹介された場所で撮影した写真を何枚かご紹介します(同じ立ち位置、アングルではありません)。秋田内陸線 _10 posted by (C)Traveler Kazu 岩野目駅。北秋田市側にある、比立内駅の1駅北にあるホーム1面だけの無人駅です。秋田内陸線 17D posted by (C)Traveler Kazu 阿仁前田駅~前田南駅間にある、小又川を渡る鉄橋。ここを渡る2両編成の列車が映る映像が、番組内で紹介されました。この写真は橋の前田南寄りで撮影しましたが、並行して架かっている道路の橋から撮ると、森吉山を一緒に映り込ませることができます。秋田内陸線 16D posted by (C)Traveler Kazu それがこちら。このアングルは番組内でも紹介されていました。阿仁前田駅より、歩いて10分ほどと近いです。車の場合は近くに駐車場があります。萱草鉄橋 posted by (C)Traveler Kazu 萱草~笑内間にある、阿仁川を渡る鉄橋。ここを渡る列車の写真も紹介されていたような気がします。この写真は鉄橋の直下に架かっている旧国道の橋から撮影しました。以前、雑誌「男の隠れ家」の表紙に、同じポイントで撮影された写真が掲載されたことがあるほか、内陸線を紹介する番組や書籍にたびたび登場します。萱草駅から歩いて15分ほど。車は橋のたもとの空地へ。線路とほぼ同じ高さに今の国道の橋がかかっており、そちらからの作品もよく目にします。そちらは駅から歩くとおそらく20分ほど、歩道や駐車スペースはありません。秋田内陸線 114D posted by (C)Traveler Kazu おしまいに、こちらも有名ポイント!比立内駅~奥阿仁駅間にある大又川を渡る鉄橋。番組では橋を渡るラッセル車(モーターラッセル)が紹介されていましたが、おそらくここだと思います。JRのポスターにもなったほどの有名ポイントです。秘境阿仁森吉の雰囲気が良く出るポイントですが、実はアクセスは今日ご紹介した中では一番カンタンで、比立内駅から国道を南へ10分ほど歩くと到達します。「道の駅あに」のすぐとなりで、道の駅駐車場からなら歩いて2分もかからない国道の橋の上(歩道あり)です。心配なことが…秋田内陸縦貫鉄道が経営目標にし、2年連続で達成していた「経常損失2億円以内」を、今年度は達成できない見込みだそうです。この件について県議会で審議が行われたそうです。今年は除雪費が嵩んでいるので達成は難しいだろうとの見方がありましたが、現実となってしまいました。ただ、早急に廃線にするつもりはないようですので、秋田県にお越しの際はぜひ、内陸線の旅をご堪能ください。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【インプレスカメラ関連本ポイント5倍】世界一わかりやす...価格:2,160円(税込、送料込) 中井氏の本。これはとても分かりやすいです。解説見本として主に鉄道写真が使われていますが、ポートレートや物撮りの実例もふんだんに掲載されています。初めて一眼レフカメラを手にされた方必読【楽天ブックスならいつでも送料無料】【インプレスカメラ関連本ポイント5倍】世界一わかりやす...価格:1,944円(税込、送料込) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【インプレスカメラ関連本ポイント5倍】世界一わかりやす...価格:2,052円(税込、送料込)
2015年02月27日
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11月15・16日に決行した「秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線「二週」の旅」ご紹介記事の目次を作りました。全編をご覧になりたい方は第1回から、内陸線沿線の情報をお探しの方は各ページから、それぞれご覧くださいませ。初日第1回:秋田内陸線2週の旅 スタート! (秋田駅~角館駅の情景&イーストアイ目撃)第2回:急行「もりよし号」で走る西木路 (角館駅お乗り換え~上桧木内駅までの車窓情景)第3回:急行「もりよし号」 マタギの里を走る (阿仁マタギ駅~阿仁合駅までの車窓情景)第4回:阿仁合さんぽ その1 (阿仁合駅、からみ山、宮越家住宅)第5回:阿仁合さんぽ その2 (阿仁庁舎前の商店街)第6回:阿仁合さんぽ その3 (阿仁伝承館・阿仁異人館)第7回:内陸線普通列車で行く (阿仁合駅“エキナカ?”情報、阿仁合駅~米内沢駅までの車窓情景)第8回:米内沢さんぽ (米内沢駅前、阿仁川船着き場跡、浜辺の歌音楽館、成田為三墓所)第9回:あゆっこ温泉と夜の米内沢駅 (あゆっこ温泉、米内沢駅~鷹巣駅までの車窓夜景、奥羽本線特急つがる号)2日目第10回:鷹巣さんぽ (奥羽本線特急つがる号秋田駅~鷹ノ巣駅までの車窓情景、鷹ノ巣駅前の商店街<シャッターにカラフルな絵が描かれています>)第11回:秋田内陸線をトコトコ… (鷹ノ巣駅~比立内駅までの車窓情景<世界遺産暫定リスト掲載「伊勢堂岱遺跡」の丘を車窓から)第12回:比立内さんぽ (比立内駅、松森スキー場、道の駅あに、国道105号線新牛滝橋、牛滝橋、発電所跡)第13回:内陸線阿仁合駅の洋食屋 (阿仁合駅“エキナカ”「こぐま亭」)第14回:阿仁合さんぽPart2 (阿仁合のお寺巡り)第15回:急行もりよし&西明寺さんぽ (阿仁合駅、西明寺駅、西明寺の駅前集落、西木温泉クリオン)【完】番外編「きたかさっさ秋田弁幕の内」 (秋田駅の駅弁 初日の昼食として内陸線の車内で食べました)秋田内陸線各駅の「駅前旅館」「駅近旅館」 (仙北市西木地区、北秋田市のホテル・旅館のうち、内陸線の駅から歩いてすぐ~10分程度までの距離にある、「楽天トラベル」予約可能な旅館をご紹介しております。
2012年12月12日
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旅からもうすぐ1ヶ月経とうとしいる今頃、やっと今シリーズ最終回です。秋田内陸線「二週」の旅、最終回は急行もりよし3号と、仙北市西木町西明寺地区のお散歩、そして温泉です。 内陸線の旅 急行もりよし3号 posted by (C)Traveler Kazu1003D 急行もりよし3号(阿仁合14:51~西明寺15:43)本日4本目の列車は、急行列車。阿仁合駅から乗り込みます。内陸線の普通列車用車両の中で唯一残る原色の「AN-8804」。(ただし登場時よりもクリーム色が白っぽい)内陸線の旅2日目 急行2 2 posted by (C)Traveler Kazu 留置線には、急行のAN-8900形が停まっていました。現在は経費節減のため通常は走らず、繁忙時の急行や貸切運転、臨時のJR乗入に使われます。内陸線の旅2日目 急行2 6 posted by (C)Traveler Kazu 秋田杉の美林のなかを駆け抜けます。途中、比立内、阿仁マタギ、上桧木内、松葉に停車し、西明寺に15:43着。内陸線の旅2日目 急行2 8 posted by (C)Traveler Kazu 下車したのは私一人。乗車はありません。終点は次駅なので(羽後太田は通過)、ここから乗るのは急行料金がもったいないような感じもしますね。内陸線の旅2日目 急行2 9 posted by (C)Traveler Kazu 単線にホームがぽつんとある無人駅です。旧西木村の中心地に最も近い駅として、現在急行停車駅になっています。西明寺さんぽ 内陸線の旅2日目 4 posted by (C)Traveler Kazu 駅前には農協の施設(営業しているかは不明)の他、幾軒かの商店や理容室が店を構えています。集落規模の割に、理美容室の割合が多いです。西明寺さんぽ 内陸線の旅2日目 6 posted by (C)Traveler Kazu 西木温泉クリオン西明寺駅から歩いて15分。温泉に入りに来ました。ここに入るのは初めてです。「秋田わくわくパス」での特典が受けられますが、私は「あきた日帰り温泉2012年版」(いわゆる「温泉本」)を持参していたので、そちらのサービスを使いました。温泉に浸かり、大広間で休みました。温泉に入った後はのんびり寝っ転がるのが良いそうです。血が全身に回るとか。TVでは、衆議院解散のニュースをやっていました。西明寺さんぽ 内陸線の旅2日目 7 posted by (C)Traveler Kazu 再び歩いて15分ほど、駅に戻ってきました。すっかり夜の帳が降りていました。西明寺さんぽ 内陸線の旅2日目 8 posted by (C)Traveler Kazu 普通 115D (西明寺17:31~角館17:40)内陸線最後に乗ったのは、赤色の塗装で人気、「ないりっくん」の愛称があるAN-8806。車内はグループ客がおり50%以上の座席乗車率。撮影はしていませんが、車内の壁面には、韓国ドラマ「IRIS」(アイリス)の出演者のサインが書かれています。韓流ファンの方は、乗ってみて下さい。この後、秋田新幹線「こまち」に乗車し、秋田に戻りました。以上、かなりのロングランでお送りしました「秋田内陸線二週の旅」終了でございます。秋田内陸線は赤字に苦しんでいて、今年度数値目標(赤字圧縮)を達成できなければ経営を抜本的に見直すとされています。先日の報道では、その数値目標は何とか達成できそうだと語っておられましたがこれから年度末は冬期間、予断は許しません。南の始発駅「角館駅」は、全国のローカル三セク鉄道の中でも数少ない、「新幹線」と名のつくJR線と直結している駅ですし、北の始発駅「鷹巣駅」には、寝台特急「あけぼの号」でアクセスできます。今年の冬のご旅行はぜひ東北へ、またその中に秋田内陸線を組み入れて頂きたいと思います。北秋田・仙北・鷹巣・合川・森吉・阿仁・西木・角館 などで検索してみて!
2012年12月12日
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阿仁合駅「こぐま亭」でお昼ご飯を食べまして、阿仁合の町に散策に出かけました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 2 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合駅をスタート! 阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 1 posted by (C)Traveler Kazuあ、そうそう・・・2日目もスマホの観光案内アプリ「おもてナビ」を活用しました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 4 posted by (C)Traveler Kazu 高台から阿仁銀山の街を見下ろして。阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 8 posted by (C)Traveler Kazu お寺が多い街であります。他の古い街同様に、寺町を形成しています。阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 5 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 9 posted by (C)Traveler Kazu 参道に線路が出来ちゃって、こんな姿に。山門は比較的新しそうですが、それでも位置はそのままなんですね。阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 7 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合さんぽ 内陸線の旅2日目 10 posted by (C)Traveler Kazu阿仁合の何でも屋、百貨店だと紹介されていた店。ちょっと覗いてみるとたしかに、いろんな物を売っていました。あいにく小雨がぱらついてきたので、散歩を切り上げ、阿仁合駅に戻りました。阿仁合駅からは再び下り(角館行き)に乗り込み、最後の「さんぽ地」に向かいます。以下、次回。 【送料無料】 秋田内陸縦貫鉄道 写真集 / 工藤寿 【単行本】価格:2,100円(税込、送料込)【送料無料】 秋田内陸線、ただいま奮闘中! / 大穂耕一郎 【単行本】価格:1,365円(税込、送料込)[鉄道模型]MAXモデル (16番) NDC-A82 秋田内陸縦貴鉄道 AN8800 (未塗装組立キット)価格:7,560円(税込、送料込)右端の鉄道模型はHOゲージです。
2012年12月10日
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比立内さんぽを終えて、比立内駅から再び内陸線に乗り込みます。内陸線2週の旅、2日目(2週目)は鷹巣から角館に向かっていますが、一旦鷹巣方面へ逆戻り。阿仁合こぐま亭 内陸線の旅2日目 1 posted by (C)Traveler Kazu 1002D 急行もりよし2号 (比立内13:08~阿仁合13:25) AN-88061日目も乗った「もりよし2号」に再び乗車。阿仁合まで乗車券プラス急行料金160円、途中無停車です。車内ではちょうど、アテンダントさんが車内販売に回っているタイミングでした。車両は内陸線で一番人気の赤色塗装「ないりっくん」ことAN-8806。ぬいぐるみも発売されています 阿仁合こぐま亭 内陸線の旅2日目 5 posted by (C)Traveler Kazu阿仁合駅では「森吉のじゅうべえ」が敬礼でお出迎えさて、阿仁合まで戻ってきた理由は2つ。ひとつは、比立内でそのまま次の下りを待つと2時間半も時間があり、ちょっと持て余すことと、阿仁合で昼食を食べたかったからです。(比立内でも道の駅に行けば食堂があります)※:内陸線は鷹巣ゆきが「上り」阿仁合こぐま亭 内陸線の旅2日目 2 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合駅の待合室には、シェフがつくる本格洋食屋「こぐま亭」がございます。超ミニですが「エキナカ」ですね馬肉メニューが看板メニューで、前回は馬肉シチューを御馳走になりましたが、今回はランチメニューからチョイス。1日目に立ち寄った時に、「ランチ」が気になりました。食券方式になっております。 阿仁合こぐま亭 内陸線の旅2日目 3 posted by (C)Traveler Kazuこれが当日のAランチ「チキンソテー フレッシュトマトソースチーズ焼き」。思いのほか大きな鶏肉が登場して驚き。メニュー名に違わないトマトのさわやかな酸味が口の中に広がるおいしいお料理でした。阿仁合こぐま亭 内陸線の旅2日目 4 posted by (C)Traveler Kazu お腹いっぱい。しばらく動けず(笑)腹ごなしもかねて、阿仁合の街を散策に出ました。以下、次回。 宮越旅館阿仁合駅を出て真っ直ぐ徒歩2分阿仁スキー場のパックもあります
2012年12月09日
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秋田内陸線の旅2日目。鷹巣から普通列車に乗り込み、阿仁合で乗り換えて、阿仁合線時代は終着駅だった「比立内駅」(ひたちない)駅に到着しております。ここまで、前回の記事。比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 4 posted by (C)Traveler Kazu比立内駅 (急行停車駅) 比立内でも「おもてナビ」が使えますが、ここでは使わずにガイドマップを参考に1時間あまりの散歩をしました。比立内駅を出発して、国道を渡って反対側の山の中腹へ。 比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 5 posted by (C)Traveler Kazu比立内(大阿仁)の集落が一望できます。のどかな山村です。マタギの集団狩猟が現在も盛んな地区です。 比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 6 posted by (C)Traveler Kazu意外にもグラウンドとスキー場がありました。山を下りて、「大阿仁霊園」に建つ大きな供養塔を眺めながら国道へ復帰。比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 9 posted by (C)Traveler Kazu通行止めの表示は「県道河辺阿仁線」(通称:河北林道)。この先ダートの悪路を車で1時間くらい突き進むと、秋田市の岩見ダムやユフォーレ入口を経て岩見三内に出ます。秋田市側は道幅が広く普通車でも行ける区間が長いのですが、北秋田市側は「THE 林道」。通り抜けできるか否かはその時次第です。この県道が立派な県道だったら、秋田市と大阿仁地区との最短経路として重宝されていたことでしょう。ちなみに、万年通行不能の「田沢スーパー林道」はもう1本南側を通っています・・・いや、通っていることになっている(笑) 比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 10 posted by (C)Traveler Kazu「道の駅あに」駅から直接歩いて7~8分。 比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 11 posted by (C)Traveler Kazu国道のアーチ橋「新牛滝橋」。有名な内陸線撮影ポイントは、この橋の上か、南側の袂であります。駐車は道の駅へ。歩いて1~2分。工事現場の誘導員に誘導されるが、この橋は渡らないのでお誘いをお断りして旧道へ。参考情報:旧道の近くに旅館「松橋旅館」さんがあります比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 12 posted by (C)Traveler Kazu 何とも旧道チックで危険な香りがする急カーブその先は・・・比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 15 posted by (C)Traveler Kazu 旧道にもアーチ橋がかかっていました。親柱の銘版によると「牛滝橋」で、竣工は昭和29年7月。まもなく竣工60年を迎える古橋でした。昭和20年代といえば、まだまだ木橋や吊橋が架けられていた時代。その時代にこの山奥で既に鋼製の橋が架けられていたということは、この道路がいかに重要で重量物を通す路線であったかうかがえます。谷には滝が懸っていました。紅葉の時期には綺麗そうです。牛滝橋から更に歩くこと5分くらい。 比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 16 posted by (C)Traveler Kazu発電所跡ガイドマップを見ていて目を付けていた遺構です。マップでも現地でも、何のための発電所だったかは全然分かりませんでしたが、推測するに鉱山への送電用だったのではないでしょうか。比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 17 posted by (C)Traveler Kazu 中を覗いてみると、なんと発電機が置かれたままでした比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 18 posted by (C)Traveler Kazu 雰囲気ありげな窪みに、建屋内の発電機の位置から見て、水路鉄管の跡でしょうか。ここは特に整備されているわけでもなく案内板がある訳でもなく、発電終了後そのまま放置されている雰囲気。このような日本近代工業黎明期の水力発電機は県内でも河辺の資料館にあるし、仙台の三居沢発電所(電気記念館)では稼働しているものを見ることができますが、そんなに台数が残っているものではないので是非、環境整備して正式に公開してもらいたいと思います。さて、駅に戻りましょう。発電所跡から比立内駅まで、速足で歩いて15分でした。20分以上の余裕は見ておきたいですね。次回は、一旦阿仁合へ戻り「こぐま亭」で昼食です。
2012年12月07日
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今日の秋田市は暴風猛烈な風で目が覚めました。といっても、その時はもう9時半でしたが(笑)テレビのニュースでJR運休のニュースを報じていましたが、利用客のインタビュー「止まっているとは思わずに来てね、あや~切符買っちゃったけどなんとすべ・・・」・・・今日の風だと、フツーは止まっていると思いますよさて、日付は遡って11月16日晴天の秋田内陸線。内陸線の旅2日目 普通1 1 posted by (C)Traveler Kazu 鷹巣駅前さんぽから戻り、2日目の内陸線乗車。秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の「鷹巣駅」は、JR奥羽本線「鷹ノ巣駅」の隣にあります。くどいようですが、JR線は「鷹ノ巣」、社線は「鷹巣」。駅構内はつながっています。線路もつながっています。奥羽本線1番線からスルー入線できる線路配置になっているようです。内陸線の旅2日目 普通1 2 posted by (C)Traveler Kazu 普通列車 11D (鷹巣10:25~阿仁合11:19) AN-8801内陸線は鷹巣駅を出るとJR線から分かれ、南へ針路をとります。ほどなく、西鷹巣駅に停車。秋田県北部の経済の中心は大館市ですが、行政の中心は鷹巣。北秋田市役所のほか国や県の出先が集まっている官庁街へは、鷹巣駅より西鷹巣駅の方が近いです。内陸線の旅2日目 普通1 5 posted by (C)Traveler Kazu 西鷹巣駅を出ると、米代川を渡ります。ここはまだ中流域なので川幅が広い。能代市の河口までいくとかなりの幅になります。内陸線の旅2日目 普通1 6 posted by (C)Traveler Kazu 次の駅は小ヶ田駅(おがた)。小ヶ田駅から西方に見える何の変哲もない小高い丘が、実は世界遺産登録を目指している「国指定遺跡 伊勢堂岱遺跡」です。鹿角市の特別史跡大湯環状列石、青森市の特別史跡三内丸山遺跡などとともに、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、いわゆる「暫定リスト」に登載されています。参考情報:小ヶ田駅より徒歩5分。2012年度は発掘と整備のため閉鎖中。内陸線の旅2日目 普通1 7 posted by (C)Traveler Kazu 列車は秋田杉の美林の中を走ります。時折、阿仁川が寄り添います。内陸線の旅2日目 普通1 9 posted by (C)Traveler Kazu 合川駅に停車。合川、米内沢には委託の駅員がいます。鷹巣、阿仁合、角館は直営。また、あとでご紹介しますが、比立内にも案内人がいることがあります。内陸線の旅2日目 普通1 12 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁前田駅を出て小又川の鉄橋に差し掛かると、昨日は見えなかった森吉山が見えました。ブナの原生林が有名な山です。田中澄江『花の百名山』に選ばれた山のひとつ。また、深田久弥『日本百名山』選定にはほんのわずか及ばなかったと、編集後記で深田自身が述べているようです。参考情報:森吉山北麓(太平湖小又峡・ノロ川高原)方面へは、阿仁前田駅より乗合周遊タクシーがあります(要予約) 内陸線の旅2日目 普通1 13 posted by (C)Traveler Kazuおよそ55分で、阿仁合駅に到着。ここで乗り換えです。黄色から水色に乗り換え。普通 211D (阿仁合11:35~比立内12:02) AN-8807内陸線の旅2日目 普通1 2_01 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合は1日目にさんぽしました。この日も後でまた散歩しますが、ゴンドラで行く紅葉見物、樹氷見物で近年超絶人気を博している「森吉山阿仁スキー場」への最寄駅でもあります。西武系の手で同時に開発された「森吉山森吉スキー場」は廃業しましたが、「阿仁」は市営になって存続しています。今年は、阿仁スキー場に行こうかなあ~参考情報:阿仁合駅より周遊乗合タクシー(予約制)をご利用ください 阿仁の森 ぶなホテル阿仁スキー場最寄りの宿シングルルームもあるそうです比立内さんぽ 内陸線の旅2日目 3 posted by (C)Traveler Kazu 比立内駅に到着しました駅にいた案内人の方から多少の情報を得まして、比立内地区の散歩に出発以下、次回。
2012年12月06日
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12月に入りましたが、まだ本格的な雪は降っていない秋田市です。今日も雨週末は1泊2日で婚礼に出席してきました。もちろん、空き時間はネタ拾いをしてきましたので、現在のこのシリーズ「秋田内陸線二週の旅」のご紹介終了後にご紹介します。秋田内陸縦貫鉄道「あきた美人ライン秋田内陸線」の旅は、11月の15・16両日に決行。JRの指定区間と秋田内陸線全線に乗車できるJR東日本の期間限定きっぷ「秋田わくわくパス」を使用して、秋田発着2日連続日帰りの旅をしました。行路は初日が角館先回りの1周、2日目が鷹巣先回りの1周。今日からは2日目の風景をご紹介します。特急つがる1号 posted by (C)Traveler Kazu 2041M つがる1号 (秋田8:46~鷹ノ巣9:57) クハE751-2秋田駅から特急つがる1号に乗車して鷹ノ巣まで移動。「秋田わくわくパス」と特急券で乗車できます。いつもの通りに電動車に乗ってモーター音をBGMに…と思いましたが、車号を見ると「モハE750-102」。そう、1日目の最後に乗車して床下からの騒音に悩まされたクルマでした。やむなく(?)モーターのないクハE751に席を確保。最近の新型特急は車内放送が録音放送になっていますが、「つがる」も同じで、堺正幸アナウンサーの音声による停車駅案内と、女性の声による英語放送。「・・・イカリガセキ、オオワニオンセン、ヒロサキ、シン・アオモリ、and アオモリ」今までは新幹線でしか聞けなかったものをローカル特急で聞くのはちょっと不思議。 朝のコーヒー♪ posted by (C)Traveler Kazu朝の車窓と言えばコーヒーがお供。しかし「つがる」には車内販売がないので、秋田駅中央改札前のCAFE GARDENでテイクアウト。ALSのスタバまで行く時間はなかった…。男鹿三山と寒風山 posted by (C)Traveler Kazu 大久保~八郎潟にかけては、男鹿半島の山々が綺麗に見えました。まったりしているうちに、鷹ノ巣着。鷹巣さんぽ 内陸線の旅2日目 4 posted by (C)Traveler Kazu JR鷹ノ巣駅。以前は県北の主要駅として栄えていて、売店や直営のハンバーガーショップがあったこともありましたが、今は待合室と券売機、指定席券売機があるだけでカラ~ンとしています。今年、以前バーガーショップがあったスペースに新たに物販と軽食の店が入りました。内陸線の鷹巣駅は、左隣にあります。次の列車まで30分ほどあるので、駅前を少し散歩してみましょう。鷹巣さんぽ 内陸線の旅2日目 5 posted by (C)Traveler Kazu 鷹巣さんぽ 内陸線の旅2日目 6 posted by (C)Traveler Kazu開いている店と仕舞屋が半々くらい(画像のお店は開いていました)。昔ながらに、なんでも扱っているデパート的な店もあります。鷹巣さんぽ 内陸線の旅2日目 7 posted by (C)Traveler Kazu 仕舞屋のシャッターにはカラフルな絵が描かれていました。他にも何ヵ所かで見られ、どれも色鮮やかだったので、最近描かれた絵のようです。鷹巣さんぽ 内陸線の旅2日目 8 posted by (C)Traveler Kazu このような懐かしい、昭和40年代チックなビルが何軒か建っております。時間になったので、駅に戻り、今日の内陸線の旅をスタート!以下、次回。丸留 旅館JR奥羽本線鷹ノ巣駅より、徒歩15分内陸線西鷹巣駅より、徒歩11分画像は旧館で、メインの新館は新築のビルですシングルルーム・ツインルームあり県北のビジネス拠点「鷹巣町」のお泊りに
2012年12月04日
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米内沢(よないざわ/北秋田市)の町を散策して、駅の方に戻ってきました。米内沢中心部から米内沢の駅まで、歩いて15分ほどです。秋田内陸線二週の旅 初めての方は第1回からどうぞ第1回はこちら 米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 11 posted by (C)Traveler Kazu あゆっこ温泉米内沢駅から、町の中心とは反対方向に歩いて3~4分、黄色の建物が見えてきます。温泉「あゆっこ」があります。内陸線沿線には、西明寺の「クリオン」、阿仁前田の「クウィンス森吉」、そしてここ米内沢の「あゆっこ」と、駅から歩いて行ける範囲に立ち寄り温泉があります。ロビーや脱衣場は狭い感じでしたが、その狭さに比しては浴室は広めでした。ここは、宿泊もあります。「秋田わくわくパス」提示で値引のサービスを受けました。時間がないので烏の行水で失礼…。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 12 posted by (C)Traveler Kazu すっかり、夜の帳が駅を包んでいました。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 13 posted by (C)Traveler Kazu 待合室には文庫がありました。待合客へのサービスです。この駅は、日中は委託駅員がいます。そして、この時は地元客がひとりいました。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 14 posted by (C)Traveler Kazu クリスマスですねやがて、ホームのスピーカーからは、成田為三の「浜辺の歌」が流れ、列車が近づいてきました。詳細は不明ですが“着メロ”(着信ではなく到着の方)として流れるようになっているようです。内陸線の旅1日目 普通2 1 posted by (C)Traveler Kazu 普通 16D (米内沢17:00→鷹巣17:25) AN-8806今回の旅では、乗車列車全てを撮影することにしていましたが、暗いので流してみました。車内は私と、同じく米内沢から乗車した人と2名のみ。以前は米内沢高校の生徒も乗っていたでしょうが、現在高校は米内沢、合川とも鷹巣、鷹巣農林とともに1校に統合され、旧鷹巣農林の敷地にあるので、この時間の鷹巣行きに高校生が乗ることはありません。内陸線の旅1日目 普通2 2 posted by (C)Traveler Kazu 旧合川町の中心、合川駅に停車。電飾で飾られていました内陸線の旅1日目 普通2 3 posted by (C)Traveler Kazu 定刻通り、鷹巣駅に到着。ログハウス風の駅舎はやはり電飾でクリスマス風に駅舎はJR鷹ノ巣駅舎の隣にあり、「内陸線旅行センター」が同居しています。改札内のホームはJRのホームとつながっていて、行き来ができます。時間はあまりないので、駅前で買い物・・・売っているのは自販の飲料のみでした。ビールでも・・・という夢は潰えKaeruくんに代わって置かれた指定席券売機で自由席特急券を買って、(旅程としては)本日最後の列車に乗車。内陸線の旅1日目 普通2 5 posted by (C)Traveler Kazu 2048M つがる8号 (鷹ノ巣17:39→秋田18:57) モハE750-102初めてE751系に乗車しました。JR世代の新系列電車とあって、485との乗り比べにワクワク。列車に乗るときは、車輪がレールを刻むジョイント音が心地よくて、よく台車の真上に座るのですが・・・この台車うるさいな台車側と車体側(の部品)が擦れるギシギシ音に、停車すると何故かけたたましく聞こえる「ギイ~ンギ~ン」音。ほぼ同期とはいえ在来線特急車なのでE3系こまちと比べるのは野暮ですが、701系の方がはるかに静か後日たまたま、約2年前に収録されたこの車両(750-102)の走行車内音をネットで見つけて聞きましたが、そんな音は収録されていません。これは整備不良ですね。たぶん。青森~秋田4往復と青森~大館2往復をたったの3編成で賄っているので、細かいところまで手が届かないのでしょうか。と、初E751はあまり良い思い出を作れないまま秋田駅に到着し、初日の旅程を終了。このあと、せっかくのフリーきっぷを生かし、別の用件を済ますために土崎を往復してから、自宅泊。1145D(秋田19:12→土崎19:20 キハ48 537)1670M(土崎19:56→秋田20:03 サハ701-2)長々とお付き合いいただきました「内陸線二週の旅」、ここで一週目が終了、折り返しです。連続も飽きるでしょうから、次回は、車内で食した秋田駅の駅弁をご紹介します。土・日は不在のためお休み(多少のネタは仕入れられるかな?)、来週は「内陸線二週の旅 二週目」をお届けします。
2012年11月29日
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秋田内陸縦貫鉄道の旅は、普通列車に乗って、米内沢駅に到着しました。米内沢(よないざわ)は、旧森吉町の中心です。この旅の第1回は こちら初めての方は、第1回から順番にどうぞ 米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 3 posted by (C)Traveler Kazu 米内沢駅は、昭和9年、阿仁合線が初めて開業したとき、終着駅だった駅です。翌年、阿仁前田まで延伸され、戦前は阿仁合まで開通していました。駅舎はいつ建てられたものか、財産票を確認しなかったので分かりませんが、国鉄時代からの建物であることは確かなようです。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 1 posted by (C)Traveler Kazu 懐かしアイテム「ホーロー看板」。内陸線(特に旧阿仁合線区間)には、電柱の駅名表示などに青字に白抜き文字のホーロー看板が結構残っています。 米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 2 posted by (C)Traveler Kazuかつての栄華を残す広い駅前広場があります。町外れにあるので寂しいですが、かつては高校生等でにぎわったのでしょう。駅前には商店のほか、仕舞屋になった大きな喫茶店とみられる建物などがあります。ここには、路線バスが乗り入れ、上小阿仁村方面や北秋田市民病院への乗り換え地点になっております。さて、米内沢の中心部に向かって歩き出しましょう。ここ米内沢でも、スマートフォンの街歩きガイドアプリ「おもてナビ」が使えたので活用しました。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 4 posted by (C)Traveler Kazu おもてナビの指図どおりに駅から5~6分歩くと、阿仁川に差し掛かります。米内沢の町の中心部は、駅から離れた阿仁川の対岸にあります。なので、列車利用には不便なところです。駅から歩きましたが、たっぷり15分以上かかりました。ちなみに、かつて鉄道が開通する前は、鷹巣方からここまで舟運が行われ、この米内沢で陸運に積み替えられ、さらに奥地へ運ばれたそうです。写真に写っている対岸が、船着き場跡です(痕跡はありません)。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 6 posted by (C)Traveler Kazu およそ15分かかって、米内沢の中心部に到着しました。狭い範囲ですが低層ビルなども何棟か立ち並び、角館以来の「City」の様相を見せています。昔、クルマで通りかかった時には、東映だか東宝だかの看板を掲げた映画館もあったような・・・。林業と、上小阿仁村方面からの谷口集落として経済力があったことがうかがえます。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 7 posted by (C)Traveler Kazu 人通りは少ないですが車の往来は激しい米内沢の町。国道285号線が通っており、青森市と秋田市、ひいては一般道経由で北陸方面~渡道フェリーを結ぶ最短ルートとして大型車の往来が多い道路です。加えて、八戸方面のトラックが秋田港へ向かう最短経路でもあります。近年、米内沢町内の一部ではバイパスが建設されました。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 8 posted by (C)Traveler Kazu 浜辺の歌音楽館米内沢は、「浜辺の歌」の作曲や音楽教育で有名な作曲家「成田為三」(なりたためぞう)の生誕の地です。館内は2階が展示室になっており、ピアノの自動演奏ショーもあります。米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 9 posted by (C)Traveler Kazu さらに奥に進み、「竜淵寺」というお寺の墓地に、氏の墓碑があります。氏は地元で小学校教師を務めたのち上京し、留学を経て国立音楽学校の教授などを歴任、終戦時は米内沢に疎開中で、その後東京に戻ったものの、間もなく病死し、故郷の米内沢に埋葬されました(Wikipedia参考)米内沢さんぽ 内陸線の旅1日目 10 posted by (C)Traveler Kazu 氏が眠る墓地は、ふるさと米内沢を一望する斜面にあります。今回の散歩コース地図はこちら→Googleマップさて、この時点で次の列車まで残り40分ほど。温泉に入りたかったので、急ぎ米内沢駅方面に戻ります。以下、次回。「米内沢さんぽ」をもう1回。そして、やっと1日目終了します。自慢の焼きたてたんぽ★お米にこだわりました!地元大館市比内産あきたこまち使用。肉厚でお鍋...価格:8,200円(税込、送料込)
2012年11月28日
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秋田内陸線を使って沿線各地を2日連続で巡る「秋田内陸線二週の旅」ひきつづきお送りします「第1回」秋田駅スタートはこちら 阿仁合でのおよそ1時間半の散歩を終えて、阿仁合駅に戻りました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 29 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合駅の待合室内です。参考情報:阿仁合駅にはご覧のとおり、売店があります。売店の隣は、洋食レストラン「こぐま亭」です。こぐま亭については、2日目のなかで。内陸線の旅1日目 普通1 2 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合からは鷹巣ゆきの普通に乗車するのですが、対向ホームに停まっていた急行に、お座敷車が増結されていました。団体専用で、車内ではすでに宴会が始まっていましたこの車両、お金を出せば個人でも貸切可能。基本的に定期列車に増結で、HPの運賃表によると、往復65000円だそうです。グループの集まりや同窓会旅行なんかでいかが??お問い合わせは内陸線本社まで。内陸線の旅1日目 普通1 1 posted by (C)Traveler Kazu 普通114D (阿仁合14:55→米内沢15:24) AN-8801次に乗る普通列車が入線してきました。黄色のAN-8801に乗車して、米内沢までおよそ30分の旅です。 内陸線の旅1日目 普通1 4 posted by (C)Traveler Kazu阿仁合駅には、実は売店が2つあります。片方はお土産品や内陸線グッズの販売、もう片方は飲み物や新聞などを売っている一般的なキヨスクタイプの売店です。※「KIOSK」ブランドの店舗ではありません。そのうち、「グッズ」店の方で売られていた「生キャラサブレ」を甘味に、やはり待合室内で自動販売されていたカップコーヒーでコーヒーブレイク。 内陸線の旅1日目 普通1 5 posted by (C)Traveler Kazu阿仁合散歩の1回目でご紹介した「からみ山」の上部が見えました。目の前の真っ黒な土が、それです。内陸線の旅1日目 普通1 7 posted by (C)Traveler Kazu 細いレールをしずしずと進むAN-8801。あ、ここは有名撮影地のひとつですね。阿仁合線のSL時代から写真が撮られています。 内陸線の旅1日目 普通1 8 posted by (C)Traveler Kazu小さな停留場に、乗降客がいなくても丹念に停車します。内陸線の旅1日目 普通1 9 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁前田の鉄橋にさしかかりました。ここも有名撮影地ですね。ここで撮った写真、こちら と こちら内陸線の旅1日目 普通1 10 posted by (C)Traveler Kazu 内陸線から森吉山が見える数少ないポイントのひとつですが、生憎、雲に隠れて見えませんでした。この日、すでに冠雪していたそうです。内陸線の旅1日目 普通1 11 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁前田に停車。大きな駅舎ですがそれもそのはず、この駅には温泉が併設されています。その名は「クウィンス森吉」。名産「マルメロ」の別称から命名されまして、中はかなり広いです。湯船もゆったり。食堂、ATM(JAバンク)、市役所出張所も入っています。参考情報:国道沿いに、角館側から北秋田市に入って最初のコンビニがやっと出現します(サンクス阿仁前田店 駅から545m 交通系マネー可 ATMはないみたい)。内陸線の旅1日目 普通1 12 posted by (C)Traveler Kazu 桂瀬駅だったと思いますが、菊の鉢植えが展示。内陸線では、今秋、一部の駅で生け花を展示するイベントが開催されていました。さて、列車は米内沢に到着です。米内沢でもおよそ90分の時間があるので、散歩しましたが…。以下、次回。杣温泉旅館国民宿舎森吉山荘阿仁前田から小又川沿いをさかのぼり森吉山麓にたたずむ湯宿2軒。杣温泉旅館は「秘湯を守る会」会員の宿。森吉山荘は近代設備。いずれも阿仁前田駅からの送迎をご依頼下さい。
2012年11月27日
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北秋田市の阿仁合の集落を「さんぽ」しています。次の列車までまだ時間があるので、駅の近くにある資料館「阿仁異人館」に行ってみました。今回の「秋田内陸線二週の旅」第1回はこちら 駅から直接訪ねるとすれば、徒歩3分ほどの場所。駅を出て正面の通りを進むと進行右側に肉屋(馬肉)があり、その先歩行者のみ右に入れます。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 28 posted by (C)Traveler Kazu そこを入ると「北秋田市阿仁庁舎(旧阿仁町役場)」の正面駐車場で、駐車場を横切ると田舎町には場違いな、瀟洒な洋館が見えてきます。そこが「異人館」です。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 24 posted by (C)Traveler Kazu 国指定重要文化財「異人館」阿仁鉱山に招かれたドイツ人鉱山技師のために建てられた平屋と屋根裏がある洋館です。内部にはこれといった「展示物」はないのですが、日本家屋と違って天井は高く、装飾も凝っていて、鉱山との関連を知らなければなぜこの山中にこんな立派な洋館があるのか不思議に思うことでしょう。県指定を経て、国の重文指定になっています。技師の離任後は、鉱山の迎賓館として使われました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 22 posted by (C)Traveler Kazu 「異人館」の隣にあるのが「伝承館」。こちらはコンクリート造りの建物で、阿仁鉱山の歴史を紹介しています。鉱山の発見、藩営、官営ののち古河へ払下げ、一時休山と戦時体制による再開、1978年の閉山に至るまでの過程を学ぶことができます。 阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 25 posted by (C)Traveler Kazu実は、「異人館」へは直接入ることはできず、「伝承館」から地下道を通って入るようになっています。無駄にも見えるわずかな短い地下道ですが、無粋な渡り廊下などつけずに外観を守った姿勢に評価。地下道の内部は坑道をイメージした巻き立ての装飾が施されています。入館料は両館セットで400円。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 23 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場には、坑内トロッコと腕木信号機がありました。トロッコで腕木信号を使ったとは思えないから、阿仁合線のものでしょう。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 26 posted by (C)Traveler Kazu 新橋~横浜間で使われた日本最初のレールが、払い下げられてここにやってきていました。鉱石輸送に使われました。さて、そろそろ列車の時間。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 27 posted by (C)Traveler Kazu 駅に戻り、列車に乗ってさらに北を目指しました。次は、米内沢で散歩。以下、次回。部品模型シリーズ サボコレクション第8弾[14-A]【単品】03.鷹ノ巣-阿仁合[表] 阿仁合-鷹ノ巣[...価格:350円(税込、送料別)【送料無料】終着駅へ行ってきます [ 宮脇俊三 ]価格:714円(税込、送料別)給水タンク 阿仁合線鷹ノ巣タイプ :工房ナナロクニ 塗装済完成品 1/80(HO) 1017価格:15,000円(税込、送料込)
2012年11月25日
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北秋田市の阿仁合地区を「散歩」。前回は、阿仁合駅を出て、からみ山と宮越家を見ました。前回の記事はこちら初めての方は、1回目からご覧ください→第1回阿仁合の街は、阿仁川の段丘の上下に広がっています。大店だったという宮越家は段丘の上にありますが、中心部は段丘の下にあります。その境目にあたる坂に、石碑がありました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 17 posted by (C)Traveler Kazu 無縁塔という石碑です。かつて近代以前、鉱山(ヤマ)の領域内で悪いことをしてヤマを追い出された人が、鉱山・妻子と別れた場所。今生の別れとなった人もいれば、数年後、他で成功して妻子を迎えにきた人や、再び鉱山で働くことを許された人もいたそうです。今の住所でいう「阿仁水無」と「阿仁銀山」との境界であり鉱山外の藩の治政と鉱山の「治外法権」との境目だったのがこの坂だったそうです。1816年建立。(現地の案内板を要約)「無縁塔」がある場所は分かりづらい場所ですが、駅から歩いた場合は、突き当りの宮越旅館の交差点を左折した先の坂の途中にあります。私は逆方向から来たので、坂を下りて、阿仁銀山の商店街に入りました。商店街と言ってもさびしいものですが、近隣には大型店がなく、クルマで17km北、35分先にある米内沢のAコープが最寄なので、個人スーパーをはじめ衣料品店、雑貨店などが営業しています。ちなみに以前、その個人スーパーでお弁当を買ったことがありますが、なかなか美味い阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 18 posted by (C)Traveler Kazu 北秋田市阿仁庁舎もとは阿仁町役場。次の記事で紹介しますが、阿仁伝承館・異人館はこの阿仁庁舎の隣にあります。庁舎の裏側には阿仁合駅があります。現在、内陸線の本社もここに入っているみたいです。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 19 posted by (C)Traveler Kazu かつて化粧品店だったでしょうか。店じまいしていたようでした。カネボウも経営が立ち行かなくなって、化粧品部門は現在「花王」の子会社とか(Wikipedia)。1軒、衣料品店に入ってみました。居住年齢層を反映して、婦人高齢者向けのデザインの品が中心の品ぞろえでしたがちょうど商品の搬入が行われており、一通りそろっていました。紳士物は肩身が狭く、下着くらいしか見当たりませんでした。この商店街では、もう1軒ささやかに衣料を扱っている店があるとの話。久々に聞き取りをしたのでお礼に何か買おうと思いましたが、結局、何も買わずに出てきました。外来者が来店するのは珍しいのか、店主はびっくりした表情でした。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 20 posted by (C)Traveler Kazu 店構えからみて、バーバーだったでしょうか??営業当時は凝った外装だったことでしょう。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 21 posted by (C)Traveler Kazu 秋田銀行阿仁合支店銀行も往時の繁栄を反映してか、重厚な建物です。なお、この銀行は現在も営業しています。角館~鷹巣94km間で唯一の秋銀の支店です(ATMだけなら西木の役場にもある)。ちなみに北都銀行は阿仁合には支店はなく、米内沢と合川にあります。この辺の金融の中心はJAバンクとゆうちょですね。次に、この日の「阿仁合さんぽ」の最後として、「伝承館・異人館」を見学しました。その模様は、次回・・・秋田内陸線 阿仁合駅 最寄りの宿宮越旅館阿仁の森 ぶなホテル阿仁の宿 ホテルフッシュ・「宮越旅館」は阿仁合駅前、この記事でご紹介した商店街にあります・「ホテルフッシュ」「阿仁の森 ぶなホテル」は、阿仁スキー場へ行く途中にあります。駅からは距離があるので、送迎をご依頼ください。
2012年11月24日
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秋田内陸縦貫鉄道「あきた美人ライン秋田内陸線を2日に渡って日帰り旅行した「秋田内陸線二週の旅」。最初の目的地「阿仁合」に到着しております。 第1回はこちら(はじめての方は、スタートの秋田駅からご覧ください 「次へ>>」で進む)阿仁合は、かつて鉱山(金・銀・銅)で栄えた町です。周囲の鉱山を総称して「阿仁鉱山」。そして、住所はいまでも「北秋田市阿仁銀山」。いまでもその頃の名残が随所にみられるので、初日の「阿仁合さんぽ」は、阿仁合の集落の中に見られる鉱山の名残を訪ねて歩きました。次の列車まで余裕の90分。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 8 posted by (C)Traveler Kazu 今回の「さんぽ」には、スマートフォンアプリ「おもてナビ」を活用しましたこのアプリは、散策コースの道順をGPS機能を使って指示してくれ、さらに、みどころに差し掛かると音声と画面でガイドをしてくれる優れもの。2011年4月、秋田市が全国に先駆けて実験導入し、その後の改良を経て、現在、秋田市、北秋田市、仙北市、台東区、墨田区、長野市、京都府伊根町の散策ガイドが提供されています。秋田市が第1号でTVCMが流れていたこともあり、その存在は知っていてそのうち秋田市内で活用してみようかと思っていましたが、まさか阿仁合の散策で使えるとは思いませんでした。詳しくは「おもてナビ」で検索。アプリのインストールは「Google Play(Playストア)」から無料。阿仁合駅のパンフレットラックにも「おもてナビ」のパンフが入っています。さて、おもてナビをセットして、散歩に出ましょう。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 3 posted by (C)Traveler Kazu 阿仁合駅舎。当ブログでも何度かご紹介しております。北緯40度にある駅ということで、それをイメージしたトンガリ屋根の駅です。三セク転換後建てられた駅舎で大きいですが、内部の客用スペースはとても狭いです。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 2 posted by (C)Traveler Kazu 駅出入口より、駅前の通りを望む。右方には北秋田市阿仁庁舎(旧阿仁町役場)、そして、役場の駐車場を抜けた先には「伝承館・異人館」があります。ちなみに、ここを真っ直ぐ突き当りに、駅前旅館「宮越旅館」さんがあります。宮越旅館 「阿仁スキー場」1日券セット1泊2食プランが安い!「おもてナビ」の指図では、駅前をすぐ左折…。あれ?入口が良くわかりませんでした。駅前広場をよく見ると、もとは国鉄官舎だったらしき古アパートと、農協の店との間に、ちっちゃな階段がありました。これは「ナビ」の不備ではなく、現地の看板の不備。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 4 posted by (C)Traveler Kazu かなり古びたアパート。以前、秋田市内にも同じ構造のJRアパートがありました。こちらはどうも居住者ありのようです。「ナビ」の指図に従って、ちょっと薄暗い地下道を通って内陸線の線路の反対側に抜けると、そこには広大な公園が広がっていました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 5 posted by (C)Traveler Kazu 「ナビ」のガイドによると、桜の名所だそうです。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 6 posted by (C)Traveler Kazu 「からみ山」「からみ」とは、銅の精製で出た、銅以外の物質のこと。その「からみ」を積み上げておいた(捨てた)場所がここで、いまでも積み上げられたままです。当時の精錬技術は未熟だったことから、この「からみ」には少量の金・銀・銅が含まれているそうです。内陸線の線路のすぐ脇にあるので、乗車すると、この「からみ山」を上から見ることができます。※「からみ」は本来漢字ですが、機種依存文字のため表示できません。お手元のPCの日本語入力では出るかもしれません。「ナビ」に従い、再び段丘の上へ。内陸線の掘割を橋で越すところがあり、撮影スポット。しかし、この時間、列車は来ません。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 9 posted by (C)Traveler Kazu(一部加工【個人名消去】) こんなカンバンを見つけました。自分のテクニックを大公開している寛大な職人さんがいらっしゃるようです。確かに、屋根のペンキ塗りは、どの職人さんも刷毛でやってますね。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 10 posted by (C)Traveler Kazu 秋北バスのバス停。実は、阿仁合には、路線バスは1日1往復しか来ません。(北秋田市民病院~打当線)しかも、平日のみ。米内沢以南においては、公共交通は実質「内陸線のみ」です。何の変哲もないバス停ですが、普通のバス停にはないカンバンが付いています。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 11 posted by (C)Traveler Kazu 健康づくりのために、次のバス停まで歩こう!というキャンペーン。都会では、ひと駅前で降りて歩く健康法が流行っているようですが、地方ではなかなかないですね。幸いここは、次のバス停まで数百m。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 14 posted by (C)Traveler Kazu 「宮越家」(非公開)鉱山で栄えたこの街を象徴する富豪の旧宅です。 阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 16 posted by (C)Traveler Kazuこの先、坂道。実は、ここが「阿仁鉱山」の「ヤマの中」と「ヤマの外」とを隔てる境界だったようです。それを表す石碑があります。次回は、この坂の先をご紹介して、駅に戻ります。
2012年11月23日
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秋田内陸線「二週」の旅。この旅3本目にして、内陸線1本目の乗車列車「急行もりよし」は、角館駅を出て、仙北市を快調に走ってきています。仙北市と北秋田市の境にして、秋田県の南部と北部とを分ける「大覚野峠」を抜けるトンネルは「十二段トンネル」といまして、全長5697m。秋田県内で最も長いトンネルです(次いでは東北道の坂梨トンネル4200mかな?)。また、新幹線にはもっと長いトンネルが複数ありますが、在来線のトンネルとしては東北5位の長さです(1位はもちろん、青函トンネル)。※調べたところ、三陸鉄道と海峡線、只見線に、十二段トンネルより長いトンネルがありましたので訂正します。列車は、この「十二段トンネル」を、およそ5分かけて抜けます。このトンネルはカーブがない直線のトンネルで、角館方の坑口近くにこう配のピークがあります。そのピークに差し掛かった10~15秒間だけ、両側の坑口から差し込む陽の光が見えるということでひとつのアトラクションになっています。(アテンダントさんから案内があります)ちなみに、上り列車(角館行き)は上りこう配が長いため、7分かかるそうです。内陸線の旅1日目 急行 12 posted by (C)Traveler Kazu 十二段トンネルを抜けるとほどなく、北秋田市側最初の停車駅「阿仁マタギ駅」に停車します。駅名の通り、マタギさんたちが獣を追って山々を駆け巡る山峡の駅。人気の温泉「マタギの湯」や、有名紅葉スポット「安の滝」、現在東北唯一の熊牧場「阿仁熊牧場」への最寄駅となっております。内陸線の旅1日目 急行 13 posted by (C)Traveler Kazu 車窓に見える川は、今度は米代川水系に変わります。結構大きな滝が見えますね。落差が小さく幅が広いので、本流と支流との差はあまりないのかな?内陸線の旅1日目 急行 14 posted by (C)Traveler Kazu 近代的で大きなトラス橋を何本も渡ります。内陸線の旅1日目 急行 15 posted by (C)Traveler Kazu おお、鉄橋を渡る列車の影が映りました。この橋は、たぶん、大又川橋りょう…いや、比立内橋りょうでした。森の中にかかる鉄橋を渡る列車を撮影できる有名撮影スポットで、JRのポスターにもなったほどの橋。「日本の橋100選」だそうです。写真は隣の国道の橋から撮影されますが、列車もここでは徐行して景色を見せます。以前撮影した写真は、こちら列車は、比立内駅に停車。上りと交換。比立内へは翌日訪れました。内陸線の旅1日目 急行 16 posted by (C)Traveler Kazu こっちが、萱草の大又川橋りょうからの眺め。ここも、赤色の大きな下部トラスが青空に映え、雑誌の表紙になった名撮影地です。以前撮影した写真は、こちらもちろん、ここも徐行して見せてくれます。【送料無料】ローカル線夏の旅価格:680円(税込、送料別)【送料無料】男の隠れ家 2010年 08月号 [雑誌]価格:680円(税込、送料別) 内陸線の旅1日目 急行 17 posted by (C)Traveler Kazu やがて、谷の幅が広くなって、阿仁合の町が近づいてきました。内陸線の旅1日目 急行 18 posted by (C)Traveler Kazu 角館から1時間少々、アテンダントさんの面白い話を聞きながら、あっというまに「阿仁合駅」に到着しましたここで下車。列車はすぐ、鷹巣に向けて発車しました。阿仁合さんぽ 内陸線の旅1日目 1 posted by (C)Traveler Kazu この駅は、古くは阿仁鉱山の鉱石の発送でにぎわい、機関区もあったようです。現在は、秋田内陸縦貫鉄道の本社、運輸区など主要な運行施設が置かれています。ちなみに、団体であれば事前予約で見学を受けて下さると、車内で案内がありました(問い合わせは内陸線本社まで)。次回は、車内で食した駅弁をご紹介(秋田駅の駅弁です)。その次は、ここ阿仁合の町を散策しましたので、阿仁合の町をご紹介します。
2012年11月21日
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ただいま「秋田内陸線二週の旅」(2日連続で各一周したから)の模様をご紹介中です。ここで、秋田内陸線の駅から近いお宿をご紹介します。フォルクローロ角館<JR東日本ホテルズ>内陸線の始発駅「角館駅」駅前立地のJRホテルグループのプチホテル。B&B(ベッド&ブレックファースト)形式。秋田新幹線「こまち号」からもダイレクトアクセス。【アクセス】 角館駅 徒歩1分西木温泉 ふれあいプラザ クリオンプールも備えた憩いの温泉。お食事処も完備。旧西木村の中心地。【温泉です】【アクセス】 西明寺駅 徒歩15分なか志ま旅館伝統行事「紙風船上げ」の里。女将さんの温かいおもてなしが真情。【アクセス】 上桧木内駅 徒歩5分打当温泉「マタギの湯」猟師「マタギ」の里に湧く温泉。内陸線の駅から無料送迎サービスあり!【温泉です】【アクセス】 阿仁マタギ駅 送迎車5分※阿仁マタギ駅到着後、「マタギの湯」へ電話してください。電話番号は駅舎にも掲示。宮越旅館阿仁合駅で降りたら駅前を真っ直ぐ突き当たりに立地。「駅前旅館」の伝統を保つ商人宿。地場の食材で作る家庭の味が好評。【アクセス】 阿仁合駅 徒歩2分丸留 旅館秋田県北部の行政の拠点「たかのす」。国・県の出先が集まるエリアから近いビジネス旅館・ホテル。近年新築された「新館」には、シングルルーム・ツインルームあり。【アクセス】 西鷹巣駅 徒歩11分 / 鷹巣駅 徒歩15分この他、楽天トラベルではご予約いただけませんが、比立内駅徒歩10分「松橋旅館」、米内沢駅徒歩5分「あゆっこ温泉」などがございます。森吉山麓のコテージ、プチホテルや秘湯は、近日中にご紹介します
2012年11月21日
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「秋田わくわくパス」で巡る秋田内陸線「二週」の旅第1回 秋田角館はこちらです田沢湖線の普通列車で、みちのくの小京都「角館」に到着。秋田内陸縦貫鉄道「あきた美人ライン秋田内陸線」は、秋田新幹線「こまち号」も発着するこの角館駅と、秋田県北部、奥羽本線「つがる号」が発着する鷹巣駅(JRの駅名は「鷹ノ巣駅」)とを結ぶ、およそ94kmのローカル鉄道です。もともとは、角館~鷹ノ巣間を結び阿仁鉱山の鉱石輸送を担う「秋田県鷹ノ巣ヨリ阿仁合ヲ経テ角館ニ至ル鉄道」(いわゆる「鷹角線」)として計画され、角館側は1971年「国鉄(いまのJR)角館線」として、鷹巣側は1934年から順次「国鉄阿仁合線」として開業しました。ところが、中間の松葉~比立内間の開業を待たずに国鉄が両線の廃止を決定。廃止転換はバスではなく第三セクター鉄道として1986年転換開業し、開業から2年半遅れて、建設が進んでいた中間区間が開業して、南北がつながりました。内陸線の旅1日目 急行 2 posted by (C)Traveler Kazu 秋田内陸線の角館駅は、JR角館駅のすぐ隣にあります。あいにく棟続きではありませんが、JR駅舎の軒下を通り、雨天でもあまり濡れずに内陸線の駅舎へ行くことができます。内陸線は基本ワンマン運転ですが、角館駅には終日駅員がおり、きっぷを購入して乗車します。参考情報:JR駅舎内にJR系コンビニ「NEWDAYS」があります参考情報:内陸線駅舎の左隣にある蔵造の建物は観光案内所です。内陸線沿線の情報も得られます内陸線の旅1日目 急行1002D posted by (C)Traveler Kazu 3本目 1002D 急行もりよし2号 角館12:17→阿仁合13:25秋田内陸線には普通列車のほか、急行「もりよし号」が1往復半走っています。急行と言うだけあって表定速度(停車も含めた平均速度)は早く、ここ角館から阿仁合まで、普通列車が1時間20~30分のところ、急行ならば1時間そこそこで走破します。ちなみに、クルマだと、2時間かかります(山間の道です。制限速度を守りましょう)予約不要の自由席で、急行料金は50km(比立内)まで160円、51km以上(阿仁合より先へ)は320円。私は「秋田わくわくパス」でしたので、角館駅で51km以上の急行券のみ買い求めました。参考情報:急行では車内販売があります 品目はビール、飲料、菓子、グッズです 都合が合えば「バター餅」も販売しています内陸線の旅1日目 急行 4 posted by (C)Traveler Kazu 最近、秋田内陸線では営業に力を入れています。また、存続に取り組む大穂耕一郎さんが会社(くまのたいら企画)を立ち上げて車内広告の営業を始められ、以前は子供の写生や沿線の風景写真なんかが目立った車内に、企業広告が掲示されるようになりました(ちなみに、秋田県内の普通列車では、JRであってもグループ外の企業広告はほとんどない)。内陸線の旅1日目 急行 5 posted by (C)Traveler Kazu 列車は角館を発車、まもなくJR田沢湖線(秋田新幹線)を別れ、秋田内陸マタギの山々に突き進んでいきます。内陸線の旅1日目 急行 6 posted by (C)Traveler Kazu 車窓に鮮やかな銀杏の黄葉を見つけました。周囲に何もないのでかなり遠くから見えました。角館線時代の終点「松葉」までは、このような桧木内川の田園地帯を進みます。秋田内陸線では急行列車と一部の普通列車に「アテンダント」が乗務し、沿線の観光案内や車窓の見どころ紹介、車内販売をしています。この景色のような風景でも、話のネタはいろいろあって、アナウンスは尽きません。ちなみに、この辺は日本一大きな栗「西明寺栗」の産地です。内陸線の旅1日目 急行 7 posted by (C)Traveler Kazu 「もりよし号」は、八津駅(やつ)を通過。八津は、数年前までは何の変哲もない田舎の小駅でしたが、「西明寺栗」の栗の木の下に春になると一面に咲き誇る「かたくりの花」が超絶人気となり、角館の桜と並んで一躍観光地の仲間入りをしました。「かたくりの花」が見られる栗園は、この八津駅からすぐ。また、観光案内所にもなる活性化施設(役所チック)「かたくり館」もこの八津駅のすぐ近くにあります(写真に写ってます)。さらに…シーズンにもよると思いますが、臨時列車「かたくり号」「さくら号」の運転や、急行「もりよし」の臨時停車が設定される場合がありますので、来春は要チェック参考情報:臨時列車「さくら号」は、弘前~角館 JRとの直通運転です内陸線の旅1日目 急行 8 posted by (C)Traveler Kazu 国鉄時代の終点、松葉駅を出ると、列車は1989年に開業した新線区間に入り、一段とスピードが上がります。角館から比立内までの線路はカーブが緩く直線的で山川をトンネルと橋で貫き、橋は一部スラブ軌道、県内一長い「十二段トンネル」内はロングレールと、近代的な設備です。けれども車窓の風景は、桧木内川の上流部に入って山々が迫り、谷あいに人々が暮らし柿の木には実がなっている田舎の情景を堪能できます。内陸線の旅1日目 急行 9 posted by (C)Traveler Kazu 内陸線の旅1日目 急行 10 posted by (C)Traveler Kazu仙北市側最後の急行停車駅、上桧木内駅に停車。上り普通列車と交換します。ここは、仙北市の前身、西木村が誕生する前の「檜木内村」の中心だった集落です。ですから、昔から駅の計画があったことでしょう。この駅から歩いて5~10分のところでは、毎年2月、小正月行事「紙風船上げ」が行われます。幻想的だそうです(見たことはないのだ)。会場になるところには、休憩施設「紙風船の館」があって、簡単な食事もできます。紙風船上げについてはこちら(えきねっと)列車は上桧木内を発車、戸沢駅を通過して仙北市と北秋田市との境界、さらには秋田県「南部」と秋田県「北部」の境界ともなる「大覚野峠」を、全長5000m以上もあって通過に5分かかる(下り)県内一のトンネル「十二段トンネル」で抜けて、秋田県「北部」の「北秋田市」に入ります。次回は、十に段トンネル~阿仁合駅までの車窓をお届けします
2012年11月20日
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遂に雪が舞った秋田市からお届けしますこの前の木曜・金曜と、秋田県の内陸南部と北部とを結ぶ第三セクター鉄道「秋田内陸縦貫鉄道 あきた美人ライン秋田内陸線」の旅を楽しんできました使用したきっぷは…秋田わくわくパス posted by (C)Traveler Kazu※「急行券」は別 秋田わくわくパス 2日間有効 3000円企画きっぷ「秋田わくわくパス」を使いました。奥羽本線の大曲~鷹ノ巣間、田沢湖線の大曲~田沢湖間、男鹿線と秋田内陸線の全線が2日間乗り放題で3000円という、超オトクな乗車券タイプのフリーきっぷです。特急・急行・指定席は「運賃」のみ有効で「料金」は別払い。フリーエリア内の「みどりの窓口」「指定席券売機」「主な旅行会社」で、12/30まで発売。参考リンク:JR東日本「おトクなきっぷ」このきっぷを、みどりの窓口で買い求めて、昼食に駅弁も買い込んで、いざ出発内陸線の旅1日目 1 posted by (C)Traveler Kazu 1本目 秋田(10:24)→大曲(11:14) 2438M クハ700-25窓が広く日差しがふんだんに入り込むワンマン701系のロングシートで大曲までまったり。内陸線の旅1日目 3 posted by (C)Traveler Kazu 2本目 大曲(11:43)→角館(12:06) 1832M クモハ701-5005大曲からは田沢湖線の普通列車に乗車。「こまち」はたくさん走っていますが、普通列車は本数が少なく、乗車チャンスに恵まれず、今回が2回目です。普通列車も「こまち」も同じ線路を走るので、車輪の幅を新幹線に合わせた専用の普通列車が走っています。参考情報:田沢湖線のりばは、奥羽線上りと同じホームの向かい側、3番線です。隣のホームが、「こまち」専用ホームで、E3系が停まっています。…よく見ると、色が違いますねぇ「こまち」じゃないですねぇ。新型「スーパーこまち」でもない。内陸線の旅1日目 2 posted by (C)Traveler Kazu こいつが停まっていました。E926形「イーストアイ」例年11月のいずれかの木曜には検測があるので今年もそろそろかと思っていましたが、この日でした。内陸線の旅1日目 4 posted by (C)Traveler Kazu さて、イーストアイに若干興奮したのち、ホームの自販機でSuicaで缶コーヒーを買って、1832Mに乗車。こちらもワンマン運転です。この列車は、週末や花見の時期には列車番号を変えて田沢湖まで運転されますが、この日は角館まで。内陸線の旅1日目 6 posted by (C)Traveler Kazu 田沢湖線専用の701系5000番台の車内は、すべてこの腰掛配置。クロスシートとロングシートの千鳥配置。旅行者や鉄道ファンはクロスシート(ボックス)の方が良いのですが、秋田近辺では何故か日常の利用者はロングシートの方を好むようです。この時も、乗車5人中、3人がロングに着席していました。特に若い子にそういう傾向がありますね。 内陸線の旅1日目 7 posted by (C)Traveler Kazu羽後四ツ屋駅裏手にあるライスターミナル(コメの集荷施設)。JA秋田おばこの萌え系イメージキャラクターが描かれているので、「こまち」に乗っていても目を引きます。内陸線の旅1日目 8 posted by (C)Traveler Kazu 「みちのくの小京都」角館に到着しました。「こまち」は入らない3番線に到着。階段を渡って改札口へ。エレベータもあります。内陸線の旅1日目 急行 1 posted by (C)Traveler Kazu 角館の駅舎です。画像右手の和風な建物が、「JR」の角館駅。凝った造りですが国鉄時代からの駅舎で、武家屋敷をイメージした屋根が特徴的。参考情報:駅舎内にコンビニ(NEWDAYS)があります。Suica対応。そして、画像奥の洋風の建物が、目指す「秋田内陸線」の角館駅。三セク転換前の国鉄時代には当然、いまのJR駅舎を使っていましたが、三セク転換にあたり分離新築されました。新築と言ってももう30年近く経っていると思います。ちょっと分かりづらいのですが、この洋風の駅舎の中にあるのは「待合室」のみで、きっぷうりばや改札は、駅舎に入って更に右のドアを開けたところにあります。参考情報:撮影場所の背後にホテル「フォルクローロ角館」があります フォルクローロ角館<JR東日本ホテルズ> 乗り継ぎ時間が11分。あまりゆっくりしていられないので、内陸線の駅で急行券を買って、急行「もりよし2号」に乗り込みます次回からいよいよ、内陸線車窓をご紹介します
2012年11月19日
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ただいま、1泊2日の旅をしています。今日はこの鉄道に乗って旅をしました。 秋田内陸縦貫鉄道 阿仁合駅 posted by (C)Traveler Kazuただし、「宿」は「自宅」です。「0泊2日」の周囲も呆れる旅です明日もこの鉄道に乗って旅をします。帰ったら、観光案内を兼ねてまたシリーズ書きます。
2012年11月15日
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今日は、羽越本線の羽後岩谷・羽後本荘・西目・仁賀保・金浦各駅の開業90周年だそうです。おめでとうございます羽後本荘駅ではイベントが開かれているそうです。今日は天気も良く、鳥海山もバッチリ見えて良いですねさて、写真の方は「あきた美人ライン」秋田内陸線の続きです。こちらは国鉄線として開業してから76年目(「阿仁合線」阿仁前田~阿仁合間1936年開業)。 秋田内陸線 17D posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸線 阿仁前田~前田南ちょうど、田植えが終わった直後でした。場所は、前回ご紹介した小又川を渡る鉄橋の角館方。道路から見上げる形での撮影です。長いデッキガーダーの鉄橋がゆるくカーブしているという、長編成にお誂え向きのポイントですが、ここを通る列車は現在、ほとんどが単行で、せいぜい2両編成が一部にあるくらいです。「北欧の森公園」で植樹祭が開催された時には臨時列車で6両だか7両だかという長編成が走ったそうで、見てみたかったな~。濃紺色のAN-8805も水鏡には映えないですねぇ…。来年は黄色のAN-8801や黄緑色のAN-8809が映る水鏡を撮りたいです宿題が出題されました(笑)内陸線の撮影はこれで終わりです。鳥海山ろく線、秋田内陸線と県内の第三セクター鉄道撮影行も、ひとまずお開き。長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました。実は、比立内での撮影と、ここ阿仁前田での撮影の間に、新しく完成した「森吉山ダム」を見物に行っていました。次回はその「森吉山ダム」をご紹介します。【送料無料】 魅惑の東北ローカル線乗車 & 撮影ガイド 地元レールファンが徹底紹介 北東北...価格:1,575円(税込、送料込)「秋田内陸線」の名撮影スポットと掲載!「比立内」と「萱草」の鉄橋のガイドも載っています「鳥海山ろく線」の「黒沢俯瞰」のガイドも載っています国民宿舎森吉山荘森吉山妖精の森コテージラウル杣温泉旅館3軒とも、阿仁前田駅下車、送迎車利用(要相談)。
2012年06月30日
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この日は森吉山がくっきりと見えました秋田内陸線 16D posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸縦貫鉄道 阿仁前田~前田南 前にも撮影したことがある場所です。駅から歩いても5分少々。阿仁前田の集落の外れにある橋です。5月27日の撮影でしたが、小又川には雪解け水が豊富に流れ、残雪もわずかになった森吉山がくっきり見えました。ちなみに、前田地区は、話題の「バター餅」発祥の地とされているようです。TVで紹介されるちょっと前、阿仁前田駅の「クウィンス森吉」で「BM-1グランプリ」なるバター餅イベントが開かれ盛況だったとか。国民宿舎森吉山荘杣温泉旅館いずれも、阿仁前田駅下車、およそ20km。送迎はお宿にご相談を。
2012年06月29日
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比立内での撮影を終えて、北上。萱草の鉄橋へやってきました。ここも、有名な撮影ポイントですが、雑誌などでよく見るアングルは、この時間は清々しさを覚えるほどのド逆光(笑)。旧道へ入り、鉄橋の反対側から撮りました。 秋田内陸線 もりよし3号 posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 萱草~笑内やってきた列車は、急行「もりよし3号」角館ゆきです。本来、この列車はサロンつき転換クロスシート、展望席を装備した急行用車両2両で運転されるのですが、経費削減のため今春より一般車両の単行で運転されています。その経費削減=赤字圧縮も、今朝の朝刊に載った決算記事を読む限りではかなり苦戦しているようです。なお、急行車両は廃車になったわけではなく、多客期やJR直通などに引き続き使用されるということで、8月には「青森ねぶたまつり」の団臨で青森まで行くようです。(この団体は満員となったそうです!)雑誌やポスターでよく見るアングルが、こちら。萱草鉄橋 _03 posted by (C)Traveler Kazu鉄橋に並行して架かっている古い橋(おそらく国道の旧道)から、見上げるように撮影しました。【送料無料】ローカル線夏の旅価格:680円(税込、送料別) 現在書店で発売中の「男の隠れ家ベストシリーズ ローカル線夏の旅」の表紙写真は、ここで撮られた作品ですね萱草の旧道橋 posted by (C)Traveler Kazu 鉄橋の真下から撮った旧道の橋もまた、いい感じ。ちなみに、鉄橋を渡る列車を撮る場合、上に見える現国道の橋から撮られた作品も多数発表されておりますね!萱草鉄橋 _02 posted by (C)Traveler Kazu 旧道橋の比立内側(左岸)の袂から見上げると、杉の木立を鉄橋が渡っているのが見えます。これはなかなか味わい深い。森の中に突如現れた林鉄の廃橋のようなイメージですが、現役の鉄道橋です。・このポイントへの行き方内陸線「萱草駅」より、15分ほどで到着できると思います。国道現道の橋から撮影する場合は、駅を出たらすぐ国道へ上がりましょう。現場では新旧道路を直接つなぐ道路・通路はありません。バス停は、なんと現道の橋の袂にありますが、1日1往復なのであまり使えないでしょう。なお、単独徒歩で行かれる場合は、熊にご注意下さい。
2012年06月28日
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ひと月前に撮影しました。 秋田内陸線 113D posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸線 比立内~奥阿仁 2012-05-27前回ご紹介した「比立内の鉄橋を渡る列車(112D)」と、比立内駅で交換して角館へ向かう列車です。鉄橋での撮影後、駆け足で「道の駅あに」に戻り撮影しました。つまり、撮影場所は道の駅の駐車場という超お手軽ギリギリ間に合いました内陸部で涼しい阿仁地方は田植えが遅く、5月終盤になっても田植えがされていない水田を見かけました。風が吹いて波が立ってしまいましたが、今季撮影した数少ない「水鏡」になりました。秋田県阿仁の天然山菜四季の天菜 【ぜんまい】水煮 秋田阿仁産秋田産 山菜の水煮 1袋価格:380円(税込、送料別)阿仁の山奥で採れた新鮮な山菜の水煮をパックにしました★地元の味をご堪能ください♪[マタギ...価格:2,980円(税込、送料別)出来たてをお届け!北秋田のB級グルメ☆ごはんのおかずに、お酒のお供に♪なんこ鍋 馬肉煮込&...価格:2,400円(税込、送料別)
2012年06月27日
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今日からしばらくは貯蔵ネタにお付き合い頂きたいと存じます。5月の終わりころ、秋田県の内陸部「北秋田市」方面へドライブした時に、内陸線などを撮影してきました。北秋田市はまだ、「バター餅」の熱気が冷めやらぬ頃でした(今でも人気ですが)。「バター餅」については、すでにご紹介しました バター餅のご紹介記事はこちら(5/27up) 秋田内陸線 114D posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸線 比立内~奥阿仁 2012-5-27家族が道の駅で「バター餅」確保に躍起になっている間(笑)、道の駅から歩いてすぐの定番撮影地で1枚。ここは、並行して国道の橋がかかっておりますが、前回その橋の上から撮影した時は電線が入ってしまい失敗でした。今回は他の方のアドバイス記事を元に、橋を渡り切って右岸の方に行ってみました。橋の上からでも、望遠を使えば電線を何とかクリアできるようですが、手持ちのレンズでは無理でした。ちなみに、この鉄橋は数々の表紙やJR観光ポスターの舞台になっているので、記憶にある方も多いと思います。この鉄橋が写っているポスターと、電線が写ってしまった失敗作はこちら(2010年4月up)ここは、車は道の駅に停めて、あるいてすぐ(というか、隣)です。比立内駅からも徒歩5分程度と、列車利用の撮影行にも便利な場所です。 打当温泉「マタギの湯」西木温泉 ふれあいプラザ クリオン角館プラザホテル
2012年06月26日
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