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父を納めてきた。 いつまでも湧かない実感は きっと永遠に続くんだろうな たぶん。 とても簡単に 突然に状況は変わってしまうから どんなことも 一瞬一瞬 そして、 時は瞬く間に通りすぎてしまう。 だけど、 急ぎたくはない。 心を亡くしてしまいたくはない。 ここからも 一歩ずつを確かめて 踏みしめながら
January 31, 2021
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捜し物があって、 5年振りに開けた箱には それはそれで まだやっぱり向き合えない 紙の束を見つけてしまった。 多量のそれから 小さな女の子が呼び掛ける 応えてきたつもりだった つもりはつもりで こっち側の思いだけなのだ ごめんなさいとも違う。 どれほど全力であったとしても 置いてきた過去は変わらない 思う度に泣こう 不器用な関係を ただ、それは負ではない。
January 31, 2021
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夜は朝に続く。 まだ誰も触れていない 洗い立てのタオルのように 朝は新しく思われているけど 時に、 夜にその日を閉じられなかった私は、 引きずるように続いて付いてきた朝に 後ろめたい思いを勝手に背負った 勝手に。 眩しすぎて目を開けて直視できず 朝が偽善に映った 勝手に。 そんな昔話を思い出しながら、 朝陽に心を洗う。 美しいものを美しいと 素直に認められる様になったことが 大人のバロメーター
January 30, 2021
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ここしばらくは、 お日様が望めないことが多い。 元気になるエネルギーが不足するよう。 たくさんの困りごとが、 空気を冷たくして、 空にのぼっていくのだろうか これは災害。 だから、 優しくなろう 誰かにも、 そして、何より 自分にも 優しくなろう。
January 29, 2021
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投げられた不意は、 フラッシュバックを呼び 動けなくなってしまうけど なんとか 少しの時間を使って 痛みを薄めて ぼやかして 直視しないようにした これも 自己防衛術 立ち続け、 暮らし続く為には 鈍感な振りもする めいっぱい優しく生きていても 痛み返しに遭うことに やりきれない思いを噛み殺し 装おう そんなときは 流石に苦しい。
January 24, 2021
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なぞるように たどるように その場所には 残像があって ふと甦りし記憶に 引き戻されぬよう 前を向く とらわれるな 今を闘うなら とにかく 行こう 必ずくる明日へ
January 21, 2021
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この緊急な事態により 価値が淘汰され もう少し居られた物事が 姿を消して行く。 時代を経ていくすべての スピードが早まっただけ いつかは変わりゆく それらが 今、時が来たのだ。 「いつか」 は、 急遽「今」に成りうる それが、 「今」すら失くし、 いつまでも来ないかもしれない だから、 後回しにしていたことを 思いだそう 未来を失くしてしまわぬように。
January 20, 2021
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直訳では、 くらいばしょ? 世は有事 だからこそ、 その力を貸して。 自分たちでは 調達できない 音楽や芸術や笑いを。 生存することだけでは、 生きられない。 人として、 鮮やかな色を選択して 自分のキャンパスを描き 自分の足で歩いていくこと サブスクでたどり着いたのは ランダムなピアノの音 私たちは、 貴方の声を捜して いちいちざわめく、 幼稚園児のように 暗いのではなく きっと深いのだ 深海のように それは、 誰の心にもある 深くて暗くて静かな場所 立ち止まって 落ち着いて よく見返して 私たちはまだまだ生きていかねばならない
January 16, 2021
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目覚めの毎に 新しい力がのぼる 毎日のように感動しては 感謝を思う なんにも無いことがしあわせ ただただ平凡であることの 当たり前は、 もはや私たちには特別で 特別に届くギフトを 毎日しあわせな気持ちで見つけよう あの東の空は 私たちの日常 平凡で特別なもの。
January 15, 2021
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寒い朝に 研いだ心は 意を固めて誓う。 逝ってしまった魂に 触れることはできないから 高いところから空を浴びて 手をかざす 凍えない思いを 両手で包み込んで。
January 10, 2021
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逃げてた仕事にとりかかった。 あぶない、 あぶない、 もうちょっとでリミットだった。 最近は、 すごい弱気 すごい逃げ腰 護るものが出来た時に 恐いことが増えたけど、 その分、立ち向かう強さも備えた。 護るものがなくなったら、 楽しようという思考がはたらくのか、 カメラには写らない 明けの明星が 月と対話して 目撃した美しさを 独りで抱き締めて 朝に凍える。 明確なひとりは、 あやふやなふたりより わかりやすいから。
January 10, 2021
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個人的な哀しみと 社会的な苦しみは どっちが重大なのか 比べれはしないけど、 独り事より 思いを共有できる方が 痛みは薄まるだろうか。 不安や哀しみは 思いのもちようで 少しでも遠ざける事ができるなら 力を配れる何かを探したい。 元気にまでは、遠くとも 少しでも「まし」に近づくように ひとときでも、何かを忘れられるように
January 8, 2021
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どなたかが、 街路樹の足下に 蒔かれた種が 冬の寒さにも負けずに すくすくと成長し 私の背を大きく超えるほどに 立派な花をつけた。 雪が舞う、この真冬に。 寒さに動じず、 力強く、気高く、堂々と。 風の強い、この厳冬に。 暗がりに俯くでなく、 弱い日射しを見返す様に 顔を上げて 概念を越えて行こう 新しい価値観をもって。
January 4, 2021
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当たり前に明けた一日は 昨日となんら変わりなく 毎朝見えるように ベランダの向こうから日が上った。 変わりないこと そんなことが、 とても貴重なことだと 実感した昨年。 会いたい人に会う、 画面越しだとしても。 伝えたいことを伝える、 思ったときに。 そう強く思い、 今年を過ごそうとおもう だからこそ、 ひとつひとつを 生き急がない それが、 年頭の思い。 でも、難しいなぁ。
January 3, 2021
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