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ドラマで語られた ごめんね の意味 おんなじだった。 私と。 そして、 それがとても重いことも よく知っているから 出来るだけ この場面では 口にしないよう 意識をしている。 言わせてしまったことで 生まれる痛みを 長い階段を 息を切らしながら 彼女は上っている 手を差しのべる方が簡単 だけど、 そのリズムを止めてしまうと その後がしんどい 少し先に想像を巡らせ 陽射しの向こうを見よう
February 28, 2021
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逃げる2月はもう行ってしまう。 さようなら いろんなことを 力を込めて後ろへ送る 替わりに 未来を引き寄せるように 急ぎはしない 春は来る 揺るがないのは 天体の法則だけ? いえ、 時間軸が違うだけ、 変わらないものはない だからこそ、 今を 弥生三月 このゴロが好き
February 26, 2021
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行きつ戻りつ 何度となく繰り返し そしてたどり着く春はもうすぐ 珈琲ではなくて 今日はほうじ茶ラテにしよう 優しく緩やかに 時を過ごして 少しでも 少しでも 休日を引き延ばして 労ろう自分を 雑多な時間から 護ろう自分を 大切に過ごしてあげよう 休日くらい。
February 23, 2021
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夜空がざわついているのがわかる。 春には 誰にも古い傷のような 記憶がある 痛みなどない ただただ古いだけの事実が 証のように刻まれていて その光景は、 昨日のおかずよりくっきりと覚えている。 振り返ったとき、 人生の柱みたいなことが多いのが 春のような気がする。 漠然と思うのは 自分が終わるのは桜の季節がいいと。 この歳になって、 人の終わりを見届ける中で思うのは 最期こそ、 氷が溶けるように 小さく小さくなって 終いには風に舞う花弁になって 失くなっていきたいと思う 命のバトンは 3人に繋いだ。 役目を果たしたら もう消えるように 忘れられるように そんなでいい。 自分の痕跡は 自分にやりきったと云えたら それで充分 今まで、 全力疾走で来て、 未だに真っ只中で そして、 願う最期の為には、 まだもう少し 全力疾走が続く こんなざわついた夜を まだまだ幾つか越えるためにも
February 21, 2021
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春の匂いがした。 誰に教えてもらったわけでなく、 私たちは季節の境を 五感で知る能力がある 桜が幹のなかで 春を作るのが この寒い冬のように 当たり前にあった春でなく 常識は変わってしまった。 昔の人は 変化にしなって 今に繋いだ 僅かに残る本能を研いて 未来に繋がろう、 偉くならなくていい 完璧なんてあり得ない 心に力のある頃の 古い音楽を聴きながら このままで、 自分を生かせる道をたどればいい
February 20, 2021
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昨日から雪が舞っている 今日は雨水だというのに 思いもよらない事が 降ってきた 冷たい夜空に 鋭い月がこちらを見ている 雪の向こう 空は晴れている ラジオのニュースでは 南の海で台風一号が 発生したと言っていた ちぐはぐなようで 全部それは繋がっている 不幸も幸福も 思いもよらないこと、 今度は、 幸福なことでありますように。
February 19, 2021
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怖いことが またやってきて 私たちは立ち止まってしまう。 無理に意味を探さなくていい ありのままの事実を 受け止めて、 そして、 立ち止まっても うずくまっても すすめなくても 動けなくても 時を待てばいい。 いつの間にか、 春芽が 出るまで 行き止まった昨日を裁ち 新しい道をみつけて また陽に向かえる きっと やわらかな新しい思いで
February 14, 2021
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休日の朝、 朝戸風に呼ばれて、 ひとまわり歩いたら 沈丁花が蕾をつけていて、 不定期開店のパン屋さんが開いていて バタールが温かくてやわらかくて 全部、幸せだったから 積み残しの仕事に 向かう勇気がでた。 お休みの大半を費やしてしまったけど キモチの重りが少し軽くなったので もうあとは がんばらなくていいことにした。 日が長くなって、 ほんの少しの余裕が 春めく気配に優しさを添える
February 11, 2021
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環境も 心境も 変化するもので それを 成長 と言ってもいいと思う。 同じく場所に 留まってはいられないこと 次のステージに 上っていくこと たとえ、 痛みを伴おうとも 人生は短い 迷うなら ススメ 選択ではなくて たぶん、 答えは出ている 自分のなかで 進む理由を後付けで 探しているなら、 私が背中を押そうか?
February 10, 2021
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とうとう、 糠床をしつらえた。 優しく生きたいと そう思うほどに キッチンに瓶が増える。 新生姜 千枚漬け ピクルス ヨーグルト 梅干しに梅酢 手を掛ける時間が 私を豊かにしてくれる。 軟らかなバスタオル テーブルの花 しっかりと出汁のきいたお味噌汁 グリラーの中の色とりどりの野菜 お気に入りのお香 意識して洗う糸底 幸せな日常 充分に。
February 7, 2021
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2月になり 冬の残りを思うとき、 いつもと違う日常に もうそれが 日常ではないことを感じる 凍えた手を温かな息をかけて 両手で包み込むことは 今は警戒が先立つ 心を通わせることは 心を配ること 何も減らない むしろ、 いただくことの方が多くて たちまち元気になれる。 誰が誰かに持ち寄って そのまた誰かに託せれば、 少し温かな冬になるのに 嘘でも 誰かに優しくしてみよう、 こんなときは
February 5, 2021
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描いてみる。 満開の桜並木を 風にそよぐ菜の花畑を 舗装のされていない道路 道端のカラスのエンドウ 思うだけで あたたかな気がする。 前を向こう。 鮮やかな季節を 今年こそは。 壁は突然やってくる。 軽々でなくていい 不器用ながらも ゆっくりでも 上りさえできれば そして 少しでいい 笑ってみよう 思い詰めず、 楽な方を選んだっていい 誰にも責められはしない。
February 4, 2021
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朝の支度をしているうちに 朝陽が起きてくる。 日暮れは、 仕事中でなかなか会えない。 日ごとに 少しずつ、すこしずつ、 日が長くなり 朝陽に追い越され、 夕陽に届くようになる。 どんな年も変わらず。 それだけで、 それを眺めることができるだけで 本当にしあわせなのだと わかるには 50年くらいかかるから、 もっと早くにお分かりなさいと 神様は地上のルールを少しかえた たくさんの気付きを与えた モノではなく 豊かな心持ちを
February 2, 2021
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