痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2003年10月22日
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今日は雨

娘が修学旅行なので車で送ってもらえない
仕方ないのでバスで駅に向かう

バスは15分に1本しかない
(横浜とはいえ田舎です)
だって駅前の一等地には農協がるもん

バス停の周りのスーパーでは修学旅行の子供達が集合してる
(うちの娘はまだ家に居るぞ、、大丈夫かいな?)
不安になる


珍しくバスでは座れた

駅に着いていつもどおりに電車の順番を待つ
ホームで待っている間に新聞を読み、読み終わった新聞の間に折り畳み傘をしまう
電車の中で傘は置き場所に困るのでいつも折り畳み傘をカバンにしまってる

いつものように2本待って電車に乗り込む
いつにも増して後ろからのプレッシャーが強く思ったポジショニングが取れない
結果はドアのそばの席
ドアのそばが一番混雑するのでみんな座りたがらないのだ
(仕方ないな、、今日は眠いから寝ていこう)
頭をもたげて仮眠に入る

しばらくすると頭になにやら当たる

(ま、これぐらいならいいか。でもいまどき江副さんの「カモメが飛んだ日」なんか読んでる奴居るのか?変ってんの)

隣りには女性が座った
コンビニの500円ビニール傘を持っている
それが足に当たるんで冷たいのに気が付いた
(まー雨の日はよくあることさ、、)



しばらく仮眠を取っていたがまたなにやら足が冷たい
今度は場所が違うので目を開けた

目の前に立ってる「かもめ、、」の兄ちゃんが傘の柄をカバンに引っ掛けて立っていて、その傘が足に当たっていた
本人はもくもくと本を読んでいる
(そんなに面白いんかね、、、ま、いいけど冷たいなー)

手で傘をずらして再び仮眠に入る

しかし、彼は傘をカバンに引っ掛けているんで、どんなに傘を動かしても電車が揺れる度に傘はブーメランのように戻ってくる

次なる手段は膝にあるカバンを傘が足に当たらないようにずらすこと
しかし、今日は日頃より混んでおりカバンをずらしどころか動く余地も無い
おまけにもう1人の目の前は女性で、変な動きをすると「誤解」を受けやすい

仕方ないので足をずらして何とかしようとするが焼け石に水

二子玉川辺りではもうしっかりズボンは冷たくなっていた
(あーあ、、、これだから雨の日はいやだよ)
もう諦めた


隣りの女性が持っているビニール傘は目の前のおっさんに当たっているらしく、おっさんが傘を蹴っ飛ばしたんで彼女は傘を持ち替えた
(おいおい穏便にね、、)

が、持ち替えた先に運悪く別のおっさんの股間が「丁度いい高さ」で手の当たるところにあり、電車が揺れた弾みで彼女の手が股間に触れる
彼女は「はっ!」としてまた持ち変えようとするが、混雑度を増した車内では新たなスペースは見つからず、彼女は傘を持つ手をずらして対応しているが、傘の柄はオジサンの股間に当たってる

(あれでおじさんが「反応」したらどうするんだろ?)

予想に反してオジサンは特段の反応も見せずに電車は進む
(そのぐらいじゃないとやってけないか、、、)

永田町で乗り換えたとき僕のズボンはしっかり濡れていた
もちろんカモメの兄ちゃんの傘で、、、





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最終更新日  2004年01月06日 09時39分30秒
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