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寒いです!
たった今、激辛ラーメンを食べて帰宅して、ぽかぽかしてたはずだったのに…
暖房の効果が出ないのですが、PCに向かってます。おこたにしようかな~
********** 「だいたい決まっている運命」
(試合は滞りなく進んだ。そしてキムはミスをしなかった。彼女の総得点は228.56。この得点は、演技構成の異なる男子並みの得点であり、女子史上歴代最高点であった。)
「ショートの後、やっぱり銀より金のほうがいいに決まってると思いました(笑)。だけど、メダルのプレッシャーというのはなかったです。トリプルアクセルを跳ぶぞというほうが強かった。
ユナのことは試合が始まってからは、まったく意識しませんでした。でも、真央、滑走順がユナのすぐ後だったじゃないですか、で、ものすごい歓声が聞こえたから、『ああ、すごい演技だったんだろうな』と思いました。
そのほかは一切遮断。足慣らしをしながら氷の感触を確かめたりしてました。氷、悪くなかったですよ。ちゃんとわかりました。思えば冷静だったと思います、自分。
フリーも最初はよかった。トリプルアクセルも決まったし、『このまま行けば、今季最高の演技が出来る』と思っていました。ノーミスでパーフェクトで100パーセントって。
でも、それは前半の2分まででした。フリップの前に身体がこわばってしまったんです。得点を意識したら、身体が変わった。自然じゃなくなった。それで、回転不足。
シングルになったトウループは、溝(リンクに出来た傷)にはいっちゃって。いつもなら絶対跳べたのに、あの時はけっこう足にきていて無理だった。
ものすごく悔しかった。あれは今思い出しても悔しい。
滑った直後は、順位なんてどうでもよかったんですよ。ただ自分の演技が出来なかったことが悔しかった。
得点(205.50)が出る前から『もうだめだ(優勝できない)』というのはわかっていました。ジャンプで失敗したときに、そう思ったんです。
結果は2番。それもやっぱり悔しかったですね。演技がしっかりできての2番だったら、まだ納得がいくところもあったんですけど、それができなかったので。
キスアンドクライでは泣かなかったんですけど、その後のインタビューでは言葉になりませんでした。頭がまったく整理できていない状態でした。
だから、『今のお気持ちは?』って聞かれても、何も答えられなかった。出てきた言葉は『ああ』だけでした。心のうちでは、『オリンピック、終わっちゃったんだ』と感じていました。
立ち直ったのは、いつだったかなあ。表彰式では、最初は悔しいだけだったんですが、メダルを受けたときと、『日の丸』が上がってゆく時の喜びには、すごいものがありました。
オリンピックはやっぱり特別でした。本当に感動しました。それと、表彰式では、自分は日本の代表なんだって強く感じていました。
オリンピックって、国と国との勝負じゃないですか。結果は銀でしたけど、メダルが取れてよかったと思っています。『日の丸』を持ってリンクを一周したときは、もうすっごく気持ちがよかった。」
点数にこだわらざるを得なかった真央ちゃんの心境はいかほどだったか…
オリンピック後も貪欲にまだ得点が伸ばせないかと計算を始めていたキムが誰よりも 点数に貪欲でこだわっていたから…他の選手よりも…ずっと。
フリー後のインタビューに関しては、いろいろな意見が出ましたよね。
そして、ミスをしたのでは何も言う資格はないとか、ね。
私はそうは思いません。なぜパーフェクトやトリプルアクセルをしなければと彼女が追い込まれたか。点数を気にしてしまったが故のミスかもしれないでしょうし。
このインタビューは、たくさんのパズルを埋めていくようです。
******** 明日は、その後とトリノワールド*****
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