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2009年09月17日
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カテゴリ: 人生について
亡霊の出所その2

私は、今の家族のリズムが崩れることを異様に嫌う傾向が強い。
夫の帰宅が遅いのとか不在が続くとか、自分の仕事が忙しくて私自身の心に余裕がなくなるとか。

そういう状態になると、心の中が非常にざわざわして、異常にいらいらしたり、不安感や焦燥感を感じる。
自分の中で地雷となっているものもいくつかある。(詳細は伏せます)

ある原因が起こるとそれに誘発されて不安感や焦燥感が生じてイライラしてしまうのが、本当にキツくて嫌でどうにかならないものかな、と思っていたことを思い出したので、この件をコーチに投げかけてみました。

すると、その地雷は、私から何を奪おうとしていると感じますか?

という問題をもらいました。

何を奪おうとしていると感じるか?


何が嫌なのか。

家族でともに過ごす時間が減ること
経済的に不安定になること
夫婦の気持ちがギスギスすること

これらを異常に恐れている自分に気付きました。

なぜ?
何でそんなにも固執してるの?

よーく考えたら、私は生まれてから結婚するまで、自分の安住の地がありませんでした。
両親はいつもケンカをしていて、家族はいつもギスギスしていて、平穏な暮らしなんてどこを探しても無かった。

だーりんと結婚したことで、私には一生手に入れられないであろうと思っていた自分の居場所を私は得たのです。
それも、私にとってほぼ理想通りの形で。


今の家庭を奪われる、壊される=自分の人生が崩壊する

と無意識的に感じて、危機意識?防衛本能?みたいなんが発動してカリカリしたりイライラしたり誰かを攻撃したりしていたみたい。

なるほど!と思ったら、それ以来地雷が消えた。
何も解決してないのに、きれいさっぱり消えた。
不思議!


どうしても、自分がうつ病になったことを納得し切れてなかったのですが、これで合点が行きました。

私の中には、子どものころ、あれだけの過酷な環境を生き抜いてきたという自負があった。
私は強い人間だ。あれだけのことを乗り越えられたんだから強いんだ。と。

うつ病になった当時の自分の分析では、私は自分を過信していたんだと思ったの。
過信しすぎてて、キャパオーバーになって、うつ病になったんだと思ってた。

違ったよ。

子どものころは、過酷なのが不幸なのが当たり前だった。
何も失うものなんてなかった。
失うものがない人は、自分の人生なんてどうでもいいからある意味強い。(本当の強さではないけどね)
だから、うつ病になんてなりようがなかったの。
だってすでに世界は崩壊していて、これ以上崩壊し様がなかったから。

だけど、6年前は、それこそ私が無意識にこだわっていたこの理想的な家庭が崩壊の危機だと私は勝手に感じたんだと思う。
無意識的に。
色んなことが立て続けに起こって、それらの1つ1つが私の家庭を壊すように感じてたんだ。
今分かった。
あの時、私にとっては世界崩壊の危機だったの。
せっかく手に入れた夢がすべて泡となって消えてしまうと感じてしまった。

今同じことが起こったら、こんな風には思わないと思う。
けれど、まだ未熟な心の私は、そう感じてしまった。

人は、自分の価値観や環境が大きくひっくり返ったとき、うつ病になりやすい。
その典型だったってことね。

ものすごーくすっきりした。
長年憑いていたものが浄霊されたときってきっとこんな気分だと思う。

出所が分かったので、きっともう同じ轍は踏まないと思えた。
もし踏んじゃったとしても、あの時ほどの泥沼にはならないと思う。
何かあったとしても、きちんと自分の立ち位置や状況を冷静に見つめることができそうだと思った。

1歩どころか10歩くらい前進した感じ!





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最終更新日  2009年09月17日 06時15分25秒
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