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このへんの話を考古学者がかくと、素人には難しくなる。著者は考古学ジャーナリストという肩書き。そのせいか、わかりやすい内容になっている。 弥生時代、縄文時代など、文字が残っていないころの年代は実はけっこうあいまいに決まっている。土器の形式の変化を細かく調べ上げ、その一つの形式がどれくらいの長さ続くのかを推定し、積み上げていくもの。ある形式がどれくらい続くかといっても、さまざまな証拠から割り出すのだろうが、しかし確実なものとはいえない。また、土器の形式の分類も完全なものとはいえないだろう。そこで登場するのが年輪。その年の気候の状態によって、木の年輪の幅は変化する。今から何百年といったスケールまでは、今現に生えている木から、その年輪のパターンは読み出せる。それよりももっと古い時代については、古い建造物の柱の年輪からそのパターンが重なる部分を読み取っていけば、徐々に年代がさかのぼっていけるわけだ。これで、法隆寺の建設された時期なども割り出せ、現在では再建設が有力になっているという。 この手法で時代をさかのぼることによって、弥生時代の遺跡もその建設された年代がかなり正確なところまで測定できるようになってきた。その結果、畿内の弥生時代の時期が100年以上さかのぼることがわかり、邪馬台国でいえば、現在では大和説が非常に有力になっているわけだ。卑弥呼の墓も、巨大前方後円墳としては最古といわれる箸墓古墳が有力視されるまでにいたっている。 なんてことが、けっこうわかりやすく書かれている。いわゆる考古学者ではなく、植物の専門家が、年輪による時代測定法に没入していき、いままでの考古学の常識となっていたスケールをひっくり返す。それも、新説を打ち出すのにギラギラとしているような学者ではなく、職人技の畑違いの人が淡々と仕事を進めていくサマは、ある意味で感動を覚える。これも、一つのプロジェクトXか。
2006.05.31
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今月はここまで140キロ走ったので、きょう10キロ走ってきりのいい150にしようと、家を出た。「久しぶりに外を走る」という奥様とご一緒。暑いので公園コースへ。 それなりのペースで走っていたが、9周目で奥様が「きついから10周で終わりにする」といったので、それに付き合って10周で終わり。 初めて月間150キロになるかと思っていたが、「まあ、一人でそのまま走るのも」と思いストップ。一周目が2分32秒。あとはすべて2分23秒~2分29秒の間に収まっていた。 二日前の二時間走でけっこう筋肉痛があったわりには走れたような・・・・。 今月の累計走行距離145キロ。月200キロ走れるようになるのは、いったいいつのことか・・・・。
2006.05.31
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どうも、最近「そら」毛並み(鳥って毛並みという表現でいいんだっけ)があまりきれいに生えそろわない。夏のインコって、こんなもんだったのか。なんとなくところどころ、毛が抜けているような気がする。別に毛引きというわけではないんだろうけど。暑くなるからかなァ。「はと」にしても、一時は、きれいになっていたのに、最近はどうも・・・。
2006.05.31
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先日、ウチの娘を含めて、女の子5人を映画見物に引率していった奥様。やはり、6年生にもなると、個々の子供によって語彙などが大きくレベルが異なっていることに、改めて驚いていた。 そう、多分家庭環境などによって、その子供の使うコトバが大きく違ってきちゃうんだろう。ウチの二人がどうだかわからないが。具体的にどのコトバとかいうわけではないのだろうが、とにかく違うという。 語彙だけでなく、外部の世界を見ているときの視点の違いも大きかったようす。社会的な観点とでもいうのだろうか。やはり、いろいろな意味で勉強させることの重要さを感じていたようで。塾だけが勉強ではないが、こっちの勉強の方がよほど難しいのかも知れない。
2006.05.30
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一昨日、会社からの帰りの車中でなぜか急に免許のことが頭の中に沸いてきた。きっかけはなんだったか思い出せないが。 そういえば、更新っていつだっけ?。あわてて、免許(一応持ち歩いている)を引っ張り出してみた。平成18年。「えっ、平成18年って今年だっけ」平成だと、今年が何年になるか、思い出せない。西暦なら忘れることはないのだが。 それでも、とにかく今年が18年であることには、ようやく頭がたどり着くことができた。あと、一ヶ月ぐらいで更新しなければならない。免許を見ると、引っ越してから4年くらい経過しているのに、住所変更もしていない。そういえば、住所確認の役に立たなかったことを思い出した。 「ん?、そういえば、奥様の免許更新もワタシと同じ年にやっていたんじゃなかったかな」。そう、誕生日から考えると、もう免許更新の期限を一ヶ月以上も過ぎているじゃないか。 きのう「免許更新、忘れてない?」と聞くと、免許を探すのに5分くらいかけた上で、忘れていたことが発覚した。「何で通知がこないの」とわめいていたが、住所変更もしてないんだから、来るわけないじゃないか。だいたい、あれは交通安全協会に入らないと、こないんじゃなかったけ。入会金がもったいないから、入っていなかったはず。ああ、これからまた手続きその他で一騒ぎになるだろう。もっとも、二人ともペーパードライバーになっている。ワタシは、前任地を去ってから、4年半の間運転したのは旅行先でレンタカーを借りた一回だけ。奥様にいたっては、子供が生まれる前、病院に通っていたころが最後。妊娠してからは、運転していないはず。放棄しちゃってもいいような気がするが・・・。
2006.05.30
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初めて2時間走に挑戦。走ったのは公園コース。ラップは数が多くなりすぎるので、二周で一回に。最初は5分10秒。7ラップ目までは10秒台で推移したが、8ラップ目、9ラップ目で20秒台に。さらに10ラップ目から16ラップ目までは30秒台とだんだんと遅くなる。17ラップから19ラップまでは40秒台まで落ち込む。ここで、計測ミスがあり、一回押し損ねたが20、21ラップで30秒台に上がり、最後の22ラップは5分29秒13というところ。 40周すると、20キロ800メートル。44周したのだから、22.9キロ。おまけして25キロか。まあ、ハーフマラソンとするならば、1時間50分ぐらいのペースであろうか。これならば、30キロぐらいまではなんとか走れそうな気はするが、それから先となると、なんとも心もとない。ヒザにはあまりこなかったが、左の太もものあたりがだいぶ疲れた。今までにはそれほど痛くなったりしなかったところなのに。 きょうは、行き帰りもあわせて、24キロということにしておこう。今月の走行距離140キロかな?
2006.05.29
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ジェンダーフリーをめぐってさまざまな議論があるが、運動会のジェンダーフリーから。 去年も書いたような気がするが、なぜか6年生の100メートル競走はジェンダーフリー。男子も女子も一緒に走らせるのだ。組み分けは、男女問わず、体育の時間にでも計ったタイムが基準となるようだ。 最後の方の組(こちらが速い)でも、男子のけっこう速そうな連中と互角に走る女子もいる。女子だけの組ならば、確実に一位になれる子などは、どうなのか。一位になれないことが面白くないのか。それとも、より実力が接近した中で走ることを楽しく、それともより真剣さが増すのだろうか。いうなれば、サッカーの一部リーグ、二部リーグみたいなものなのかも知れない。 中の上ぐらいのグループで、男の子を抑えて見事に一位をとった女の子など、けっこう誇らしげな顔をしていた。小学生の高学年はそれなりに女子の方が発達するので、このやり方が面白いかもしれない。反ジェンダーフリーの方々からみれば、このやり方はどう映るのだろうか。 ただし、愛知の大学野球リーグで、女子大が参加して話題になったことがあるが、これはどうか。あまりにも実力が違いすぎると、それはどちらにとっても気の毒に思える。初心者もいるような女子のチームでは、むしろ小学校高学年あたりとゲームをした方が、お互いのためになると思うのだが(五輪サッカーのなでしこジャパンなど、けっこう活躍していたが、中学生チームでも、本当に強い男子チームには太刀打ちできないと感じた)。 ウチの娘などは、下位リーグの方。「みい」などはどちらかといえば、どん底に近い方だが、そのリーグの中ならば、それなりにあきらめずに走っているように見えた。「くう」(思ったより速いグループにいた)で、それなりに走り、珍しく3位などとっていた。 まあ、この方式では、一番下の方のグループの、その中でもビリになってしまうと、文字通りの最下位という烙印をおされたような気になってしまうかもしれないという問題もあるような気はするのだが。でも、実力が接近した中で走るというやり方は、子供たちにとってもやりがいはありそう。
2006.05.29
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キウイの花が咲き始めたので、受粉をする。それなりに虫も飛んできているようだが、やはり人がやったほうが、花粉がつく量もそれなりに違ってくるであろう。なぜか今年は雄花が多い。要するに、雄の株の枝をもう少し切っておけばよかったわけ。それでも、ソルダムなどと違い、花が大きいので受粉はしやすい。 今年はそれなりになってくれるとは思うのだが。
2006.05.29
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けっこうこれまでにヒトラー本を読んでいるはずなのだが、ヒトラーの一族についての記憶というものがほとんどない。偏屈な税官吏の父親のことや、姪であるゲリとのエピソードはいろいろなところに出ていたが。妹だけでなく、異母姉(その娘がゲリ)、兄もいたんだ。その兄弟もあるいみではそろって人格的な欠陥がありそう。これは遺伝子の問題なのか、捻じ曲がったような父親のせいなのか。そもそも、ヒトラーの父親アロイスの生まれもナゾに包まれた部分が多く、その三度目の妻(アドルフの母)は、実は姪だったとの説もあるという。これは、まさにアドルフ自身が唯一惹かれた女性が姪であるゲリだったのと、奇妙な符号を見せている。 そう、多くの独裁者がその親族にうまい汁を吸わせようとするのだが、この独裁者は、親族の存在そのものを隠そうとするのだ(と、いっても、強制収容所に放り込むようなことはしていないのだが)。もともと肉親などへの情が極めて薄い上に、あまり誇れる親戚もいなかったせいなのか。 そんな甥がいたんだと、びっくりしたのは、異母兄であるアロイスジュニアが、英国に渡ったときに作った息子のウイリアム。彼は叔父がドイツで名を上げた人間と知ると、ドイツに渡り、厚遇を期待してドイツに渡る。しかし、一応の職を与えられるものの、望んでいたような「厚遇」を与えてもらえないことを知ると、英国に帰り、さらに米国に渡り、ヒトラーの危険性を講演して回るようになるのだ。これは、自分に冷たくした叔父に対する復讐と、さらに自分の金儲けの一石二鳥を狙ったようなもの。そう、やはり人間として卑しいのだ。 そしてさらに彼は息子の一人(第二次大戦後生まれ)にアドルフというミドルネームを与える。いったい何を考えているのやら。 面白い本でした。なんでこの分野について書かれたものがこれまであまりなかったのだろうと、思うほど。
2006.05.28
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きょうは、けっこう早いうちから雨があがると思っていたが、けっこう朝も長引いた。運動会、中止かなと思ったが、開始時間を遅らせてもやるとのこと。学校に行くと、高学年の子供たちが雑巾にグラウンドの水をしみこませ、それをバケツに絞って捨てるという人海戦術。 手伝ってやろうかなと思ったが、道具もないので、そのまま傍観。しかし、ちょっとグラウンドのところを離れて戻ってみると、保護者の一部は排水作業を手伝っている。しまったと思いつつ、手を拱いているうちに排水は終わってしまった。 やっぱり、こういうときは、思ったらすぐに行動しなくてはだめと痛感。自分で自分が恥ずかしかった。もっとも、場所取りのシートの上にたまった水を児童が排水作業を行っているグラウンドの側に流しているトンデモナイ親(祖母らしき人間も)いたが。 結局、予定より2時間遅れで開会。子供たちが頑張ったせいか、それなりに充実した運動会になったのではないだろうか。 ただ、ここ数年連続してのことだが、どうも運動会の昼食の時間に子供がふてくされ、それにワタシが切れ掛かるというパターンが続いている。今年も例外ではなかった。なんで運動会の昼飯の時間に、毎回不快なことになるのか。マコトに不思議。
2006.05.28
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きょうの運動会は中止。なんか、降っているのか降っていないのかわからないような雨だったが、なんかやむ気配はない雨だった。こちらも、夜勤で帰ってきて、やっと午前3時過ぎに寝付いたと思ったが、午前7時前ごろに電話の音で目が覚めた。電話があったということは、要するに中止の連絡。二人のクラスの学級連絡網でまわされるので、立て続けに二回。すっかり目が覚めてしまった。 そしてまた夜勤。あした(きょう?)は、朝方に雨は上がってしまうという予報なので、実行するのか。けっこう地面はぬかるんでいそうだけど。それでも、平日にやるよりはいいか。 まあ、ワタシはいいとして、二度運動会弁当を作らなければいけない人はご苦労なことです。
2006.05.27
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インドネシア中部のジョグジャカルタを地震が襲った。M6.2だから、日本で考えたらそれほど強い地震ではないような気がするが、やはり建物が脆弱なのか。3000人近い人の死亡が伝えられている。 ジョグジャカルタを訪れたのは、もう25年ぐらい前になるのだろうか。当時兄がジャカルタに駐在していたので、そこに遊びに行ったときに足を伸ばしたところ。古都だけあって、中心部にも、タマン・サリ(水の宮殿とでもいうのか)という遺跡があり、そこの緑色になった水浴施設(堀?)で、子供たちが飛び込んで遊んでいた。この遺跡も被害を受けたのだろうか。郊外の、ボロブドールやプランパナガットなども被害を受けたとの報道が流れていた。 そういえば、数年前の地震で数万人がなくなり、壊滅的な被害を受けたイランのバムも、95年に訪れたところ。あそこは、本当に一瞬のうちに瓦礫の山になってしまったが・・・。
2006.05.27
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米空母十一隻撃沈という大戦果を発表したが、実際は、巡洋艦二隻に損傷を与えただけだったという、台湾沖航空戦。海軍航空隊だけでは戦力不足で、陸軍機も雷撃訓練を施して、「強力な」部隊を編成したはずの戦い。これも、結局は相手の戦力を分析できずに、自己チュー的な作戦計画で戦った日本軍部のもっとも悪い側面が出た戦いだったのだろう。 個々の将兵は、与えられた条件の中で全力を尽くしたのかもしれなが、余りにも指導部が無能過ぎたのだろう(この時期になっては、どう戦おうと敗れたのであろうが)。 性能の劣る航空機、電子戦での大幅な立ち遅れ、希望的観測に基づく作戦計画。このT部隊の名称は、悪天候の中、不意打ちを目指すためにつけられたわけだが、錬度が低い部隊が、悪天候の中で、効果的な戦果を上げられるわけがない。マリアナでも、錬度が低いのに、希望的観測に基づいてアウトレンジを目指すという、発想の誤りがあった(どう、発想すれば勝てるかというと、発想のしようもないのが現実だろうが)。 また、この虚構の大戦果は、ルソン決戦を目指していた陸軍を、レイテ決戦へと導いた大きな錯誤にもつながった。しかも、海軍はそれが虚構の戦果だと気がつきながらも、それを陸軍に伝達しなかった。また、それを察知した陸軍情報参謀の進言を、参謀本部の作戦課が握りつぶしたとも言われる(それが瀬島龍三だとささやかれている)。この本が、そのあたりに触れていないのは、どのような事情なのか。そういった部分に触れることは、本来の目的ではなかったのか。ちょっと疑問。 そこで戦い芯で行った将兵のためにも、その辺の顛末を明記することが必要ではなかったか。
2006.05.27
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子供たちが今まで来ていた体操服。青を基調にしたものだった。学校の体操服は、白にエンジのラインが入ったもの。転校生だから・・・。 なんて、いつ転校したんだ?。一年生の一月じゃないか。そう、当時からチビだったとはいえ、入学時にかなり大き目の体操服を買っていたのだ。なんと、それを5年の終わりまで着ていたんだから、物持ちがいいというか、親がセコイというのか。 でも、はっきり言って前の学校の体操服の方がデザインはカッコイイ。それは子供たちも認めている。だけど、「みんなと違う」と言って、何度も買い替えを求めてきたのだが、却下されてきたのだ。「まだ着られる」と「青い方がカッコイイ」などと、押し切ってきた。それに、運動会なんかの時は、遠くにいても、見分けやすいのだ。特に、最近視力が落ちてきているワタシにとって、これは重要。間違って他の子供にビデオの焦点を合わせていたなんてことが起きなくて済んだのだ。 でも、さすがに一年生の体操服はもう着られない。6年になったのを期に買い換えた。「あと一年しか着られない」なんてことは言わない。でも、年寄りの目には、子供が見分けられなくなるのが痛い・・・。
2006.05.26
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そう、やっぱり500グラムしか減っていないのは、地道に走っていなかったからだと、心を入れ替えて、三日ぶりに走りました。公園コースへ。 きょうはどんなふうに走ろうかなどと、考えないで走り始めたが、途中から、「まあ、このぐらいのペースでハーフでも走れたら」なんて考えて走る。途中で、一回ラップを押し忘れたような気がしたが、あとで見直せば、距離はわかるだろうと、あまり気にもせず。多分、20周というところでやめようかと思ったが、どうせなら1時間と、走り続け、1時間1分50秒で終わり。時計によれば24周だったが、家に帰ってデータを見ると、8周目と9周目の間が押していなかったので、計25周。 一番速いのが一周目の2分21秒。あとは、20周まで17周の2分30秒と18周の2分33秒を除けば一応20秒台に収まっていた。けっこうイーブンで走ることができた。ついでながら、21周以降は28秒、33秒、36秒、39秒、45秒と、落ちていったのだが。 25周ならば、ほぼ13キロ。行き帰りの1キロとあわせて14キロ。今月の累計116キロ。
2006.05.26
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半年に一回の会社の健康診断があった。そう、十二月に走り始めたのだから、前回の健康診断と時期が一致する。この間にどれくらいの変化があったか・・・・。 結論からいえば、体重、減りました。だけど、たったの500グラム。ちょっと水を飲むかどうかの違いだけ。なんでこれしか減らないの?。 まあ、何度かウチの体重計に乗っていたので、減っていないことはわかっていた。だいたい、大幅に減るほど走ってはいないし、それに食べる量はまったく減っていない。いや、走っているのをいいことに、増えているかもしれない。それでも、少しは減っていてもいいじゃないかと思ってしまう。 おまけに、裸眼の5メートル視力は右が0.2まで落ちていた。本当に見えなくなっている。いよいよ眼鏡でもかけなければダメだな。
2006.05.25
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実に面白かった。最近読んだ中では、出色。 最初に、堀田善衛が天草一揆について書いた「海鳴りの底から」について語り始める。一揆に参加した百姓が武器を持たず、手に入れた後もその扱いに慣れていないという一節を引用。秀吉の刀狩りで、農村から武器はなくなり、一般民衆が丸腰にさせられたという、現代の日本人にとっての通説を俎上にあげる。 しかし、さまざまな資料を基に、刀狩りは身分制度の象徴としての部分が大きく、実際には多くの一般民衆は、脇差などを携帯しており、また、家の中には武器(刀だけでなく、有害鳥獣駆除の鉄砲も含む)が蓄えられていたことを明らかにする。 また、厳しい、身分制度のあった江戸時代でも、刀を持つこと(持ち歩くこととは異なる)は決して禁圧できるものではなく、鉄砲などにいたっては、多くの藩が所有するよりも多くの鉄砲が農村などで所有されていたという。 しかし、一揆などの時にはあくまでも、鋤、鍬などが持ち出され、刀、鉄砲などは持ち出されなかったという。それは作法として。そしてそれは一揆の側だけでなく、武士の側も一揆に際して飛び道具の使用はタブーだったという。大名のお伺いに対しても、一揆の側が鉄砲を持ち出したのならやむをえないが、そうでもないのに鉄砲を持ち出すことを戒めてさえいるのだ。 幕末にいたって、治安が悪化してくると、その原則が崩れてくるとはいうものの、明治の廃刀令も、民間の武装解除というよりも、身分制度の表象としての意味合いが強く、終戦まで拳銃も含めた武器はかなり広範に民間にいきわたっていたという。 本格的な意味での武装解除は、あの銃が野放しになっている国からきた支配者、マッカーサーが来てからというのは、何とも皮肉なこと。 だからと言って著者は武装論者というわけではない。江戸時代の支配者、民衆の両方が武器を持ちながら、それを作法として、封印した精神の伝統について、感激すらしているのである。 ん~、お見事。
2006.05.25
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コンポストにゴミを捨てていたら、上から何か落ちてきた。みると、夏みかんの花びら。上を見上げると、知らない間に夏みかんの花が満開になっていた。 黄色い実と、白い花、そして濃い緑の葉が同居?しているのが、けっこうすがすがしいもの。 もう、初夏なんだなと実感。そろそろ、実もどんどん取らないとダメにしてしまうのだけど。腰が重くて・・・。
2006.05.25
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そういえば、この間見学に行ったオープンスクール。教室にあった時間割を見ると、6時間授業のある日が、二日しかない。ワレワレの時代は、平日は全部6時間ではなかったか。あとの3日は、午後1時間だけの5時間授業。そして、もちろん土曜日はなし。中学ってこんなんだったかな~。
2006.05.25
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きょうは走らず。一瞬走ろうと思ったのだが、なんでだったか理由は忘れましたが、走れませんでした。 かわりというわけではありませんが、新聞を見ていたら、ホノルルマラソン出場を目指してのランニング教室が開催されるという記事を読んだ。ハワイにまで走りに行こうとは思っていませんが、教室で少しはなにか教えてもらった方いいのではと、早速奥様ともども申し込んじゃいました。半年ほどかけて月二回ほど開かれる教室なので、ちゃんと通いきれるだろうか、ちょっと心配ですが。 そう、世の中に、カルチャースクールとか、公民館の○○教室とかはいっぱいあって、テニスとか各種ダンスの講座などはいっぱいあるのに、なぜか走る教室というのはほとんど聞かない。市民ランナーなどは、膨大な数がいるはずなのに。 ランニングというのは、一人でやるのが好きな人が多いからか。走る場所を確保するのが大変だからなのか。ちょっと、不思議。 でも、この間、朝日新聞にはメールによる通信教育が増えているという話もでていたけど(長野マラソン女子の国内トップの選手もそうだとか)。 なんでだろ~。
2006.05.24
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会社の同僚の話。永年勤続で、休暇をもらえるので、奥様と海外へ行く計画を立てたとのこと。なんでも、新婚旅行も行かなかったし、奥様はこれまで海外へ行ったことがなかったとか。本人も、就職してから一週間の休みをとったこともないと言っていた。ワタシと違って、働き蜂なんだ。 さて、海外へ行くということで、さて、どこへということになったら、奥様が「鳥インフルエンザが怖い」とか「治安が・・・」などと、いろいろと言い出したらしい。本人はそれでぶち切れそうになっているらしい。「要するに、行きたくないってことか」と。 確かにいるんですよね。旅行が好きでない人が。家にいるのが一番と。たしかに、そんな人を無理やりに連れて行っては、気の毒だし。でも、海外にでも行って、「やっぱり日本が一番」「やっぱり我が家が一番」と再確認すればいいなんて思うのですが、そんなこといえるのは、やっぱり出るのが好きな人なんでしょうね。 そういえば、ウチの奥様のお母様も、あまり旅行は好きでなかったみたい。ウチの奥様にしても、新婚旅行まで海外はおろか、飛行機にも乗ったことがなかったと言っていた。酔いやすい体質だったので、泊りがけの家族旅行なんかもほとんど行かなかったと言ってたから。 まあ、結婚してからは、平均ぐらいは行っているような気はしますが。
2006.05.24
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最近、ドクターフィッシュなるものがひそかなブームとか。水の中に足を付けていると、そのサカナが、足の角質層を食べてくれるとは。 ウチの「そら」も、足の角質層を突っついてはがしてくれる。かかとだとか、ランニングによってできたまめが固くなったところとか、突っついて、むしってくれる。しかし、ドクターというよりも、どんどん引きむしって、流血の惨事にまで発展させてくれるの。 この「やぶドクターバード」め。でも、なんか皮膚の固くなったところをむしるのが好きなんだよね。こっちが痛がってもお構いなしで。
2006.05.24
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NHKの教育でやっている高校講座の日本史。先日、奥様となにげなしに見ていたが、そこでふと思った。そこでは、何年に何がどうしたなんてことは、まったく出てこない。しかし、歴史の面白さは伝わる内容だった。 子供が塾に通っていた頃、そのカリキュラムを見ると、まったく歴史の基礎知識がない子供向けに、わずか半年で一通りの日本史を教えるものだった。そして、その内容は墾田永代私財法(われわれの時代は私有令だったかな)だとか、貞永式目だとか、難しい用語をひたすら覚えるような(しかも、最終的には、国語で習うよりも難しい漢字を書けるようにならなければならない)ものだった。もちろん、実際の講義では、それをより興味を持てるような内容にしていたのだろうが。 これを学んだ子供たちの中で、少数の子供、あるいはもともと歴史が好きだった子供は、そのまま歴史への関心が持続するかもしれない。しかし、大多数の子供は歴史嫌いになるのではと感じさせられた。 塾が悪いのか。しかし、塾とすれば、とにかく合格させるのが至上命題であるかぎり、それが試験にでるのなら、やむをえないだろう。では、それを出題する私学は、どのような教育理念で、そのような問題を出し続けるのであろうか。とにかく、暗記力を持った子供を集めようという教育理念なのか。受験課目の4教科化が進んでいるようだが、これならばいっそ国、算の二教科型の方が、よほど有益ではないかと思えてしまう。 小学校の歴史の教科書に、縄文時代が載っていないという、驚愕の事実を目にしたが、もしかしたらそれでもいいのかもしれない。断片的に米作りの始まりだとか、大仏の建立だとかトピックス的なものを学ぶことで、なんとなく歴史って面白そうという気持ちを子供に抱かせることの方が、小学校教育では重要なのかも知れない。 英語でも、受験から英語をはずせば英語力が増すなどという説もあるが(本当にそうかわからないが)、歴史などもそうなのかも知れない。しっかりした通史は、中学、高校でやれば、いっこうにかまわないのだから(もっとも、中学でやらないと、高校では日本史は必修ではないし、一生まともな歴史を学習しない可能性もある。しかし、結局なにも頭に残らないのなら、やらなくても同じだろうが)。
2006.05.24
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小学校高学年から中学1年ごろまでの間ぐらいか、プラモデルに凝っていた時代があった。買うのは家の近くにあった模型店。そこはすべての商品が定価の2割引とあって、当時の貧しい子供にとっては、とってもいい店だった。 しかし、そこのオヤジは、客を客とも思わないオヤジで、ちょっと箱のふたを開けて品定めをしているだけでも、いろいろと文句を付けたり、子供の客を胡散臭そうな目で見たりと、子供ウチでは「○プラのオヤジ」として、とっても悪評が高かった。 でも、そこの奥さんは、子供心にもけっこうキレイな人で、優しかったので、買いに行ったときに、オヤジではなく、奥さんが出てくると、ホットした覚えがある。 それにしても、よくあんなオヤジで店が持っていたものだと、当時も思った。二割引の魅力が、奥さんの力か、それなりに繁盛していた。 でも、近所からそういった店が少しづつ、姿を消していく。大型スーパーなどが出来たりして、個人商店が立ち行かなくなってきたのだろう。こちらが、プラモデルを卒業したのが早かったのか、それとも店が移転してしまったのが先だったか、もうよく覚えていない。 近所の商店街も、ほとんどは消滅してしまい、店舗として残っているのは、飲み屋、スナック的なところばかり。空き店舗の張り紙ばかりが目立っている。 いまどき、あんな個性的な?店が存在できる時代でもないのだろうが・・・。 この間、「田宮模型の仕事」を読んでいたら、あのオヤジのことを思い出してしまった。今頃どうしているんだろう。どこかで細々と模型屋でもやっているのだろうか。多分、そんなことはないだろう。もう七十近い歳になっているかもしれない。
2006.05.23
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きょうも公園周回コース。別に晴れているわけでもないが、やはり土の上を走った方がいいのかなと(もっとも、踏み固められて、かなり固い土になっているが)。 きょうは最初からスローペース。一周目が2分33秒、2周目が2分36秒だったが、あとは6周目までが2分40秒前後、それからは2分45~50秒ぐらいを16周目まで続け、17周から21周までは52秒から59秒までとばらばら。きのうに比べればかなりペースを落したので、最後まで似たようなペースで走れるかと思ったが、きのうと同じようなペースで落ちていった。最後ということで、22周が2分37秒、23周目が2分31秒で終わり。トータルで12キロ。行き帰りもあわせて13キロ。 今月の累計は102キロ。なんとか、100キロは越えた。
2006.05.23
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以前書いた、近くの公立中のオープンスクール。予想通りに人はいなかった。三日間あったが、初日はわれわれ夫婦のほかには女性の二人連れがいたぐらい。 され、授業。いろいろ世間では言われているけど、授業態度は概ねマジメ。イヤミを言えば、覇気が感じられないといえば、そういえる。 2年生のクラスの英語を見たが、外国人教員のHow are you?の問いかけに、すぐに反応しなかったのが気にかかる。恥ずかしいからなのか、それとも、理解していないのか。せっかく外国人教師まで連れてきての授業なのに。しかも一年生ではなく二年生。どうなっちょるんだ。 一年の社会では、日本の領土の話。そして北方領土の説明になったが、その位置などは説明したが、今、ロシアが実質的に支配しているところまでは話したが、その背景については「歴史の時に」との先生の説明。歴史で、そんな現代史まで到達するのかどうかも怪しいのだが・・・。だけど、現代の諸問題を語らないで、どこが地理か。自然地理をやっているわけではないのに。よく、説明できないから逃げたわけでもあるまいし・・・。
2006.05.23
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ラップタイムを計った。公園周回コース(1周520メートル)。1周目が2分16秒。結局、これが一番速かった。5周目まではなんとか2分20秒前後でとどまっていたが、6周目から10周目までは2分24秒~27秒にペースダウン。さらに12、13周目には32秒に落ち、14~19周までは、36秒~41秒にまで落ち込んでしまった。最後の20周目は、これが最後と2分20秒。トータルで49分32秒。 ん~。やっぱり後先考えないペースだったのか。ここまではっきりと落ちるとは。まあ、表示が小さくて、走りながらだとラップタイムがよく読めないということもあったのだが。たしかに、ラップをとれば、それなりにペースの落ち込みなどがわかるのだが、最初だからか、ボタンを押すことばかりに気をとられていたような気もする。 この日は、周回が400メートル切り捨てで10キロ、公園への行き帰りも走ったのでプラスして11キロ。今月の累計、89キロ。
2006.05.22
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今年の、イチジク、サンルーム設置のために、少し枝を切ったりしたのがたたったのか。この間見てみたら、実がみんな落ちていた。強風のせいだったかもしれない。あれがよく熟すると、ホントに甘かったのに・・・。ザンネン。
2006.05.22
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一ヶ月ほど前のことになりますが、ストップウオッチ型の腕時計を買い増した。実は、一応奥様の誕生日のプレゼントとして買ったもの。だけど、使い方を学ぶ気がないんだか、最近はもっぱら、ランニングマシンで走っているせいか、一向に使う気配が見えない。 しょうがないので、ワタシが使う。でも、使い方がよくわからなかったので、ようやくきょう、使い方の説明書を読んでみた。 なんとなくわかった。確かに、いっぱいラップタイムなんかが取れる。でも、まだ実際に走るときには使っていない。あしたあたり、公園の周回コースでラップをとって走ってみるか。 これで、三日連続してサボってしまった。
2006.05.21
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きょう、久しぶりにソルダムの木を眺めたら、なんと、実がほとんどない。風で落ちたのか。いや、もともと少なかった。少しは大きくなれば、目立ってきて数えやすくなるかなと、あまりマジメに見ていなかった。とにかく、少ない。もちろん、もう少し大きくなれば、それなりに見つけやすくなるだろうが、今のところ、10個も見つかっていない。去年だって、5,60はなっていたはずなのに・・・。 ついでに大石早生を見ても、こちらはある程度まで大きくなった実が、黄色くなって、それ以上成長しないようなものになっているものが散見される。こっちも、せいぜい10個かな。今までで一番花が咲いたので、期待していたんだけど。
2006.05.20
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さて、会社で夏休みの連休調整が始まった。と、いっても、マッタク計画がたっていないので、どうしようもない。 昨年までなら、塾という縛りがあった。制約でもあるが、わずかな隙間を縫っていろいろな計画を立てようという努力もしたのだが、今年は制約なし。かえって何も考えたくないという状況に。 せっかく塾を頑張っているのだから、せめて・・・という気持ちもなくなってしまった。下手をすると、このままずるずると、どこにも行かない可能性もでてきそうだ。 ただ、ことしは「そら」「はと」という、昨年までならなかった、条件もでてきているのだが。 さて、どうする。
2006.05.20
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6月終わりのスイカロードレースの次は、七夕に開かれるお台場の10キロに決定。とりあえず申し込み。会社の同僚なども出場する予定。スイカと間があいていないが、まあ、10キロ。なんとかなるでしょう。 きのう、今日は、用事があって走らず。
2006.05.19
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鳥好き?、バードウオッチャー?というんだろうか。鳥が好きな著者が、やはり鳥好きの仲間と、アメリカの砂漠(特に、サボテンの中に巣を作って住むサボテンフクロウを見に)を訪れる旅を描いたもの。 砂漠の生物相の豊かさだけでなく、同行したアメリカの青年?との文化のギャップ(この青年も、必ずしもアメリカの典型ではないのだが)という視点から見ても面白い。 そういえば、サボテンという植物、アメリカ大陸にしかないのだろうか。イランやオーストラリアの砂漠ではサボテンらしきものにはお目にかからなかったが・・・・。
2006.05.19
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千葉で、保険金殺人と推定されるとする民事判決が出たとのニュースがワイドショーなどをにぎわしている。 殺し方にもいろいろとあるのだろうが、まんまと大金をせしめた例って多いに違いない。それが表にならなければ、ただの変死、病死として扱われるわけだから。 以前、保険の調査員の知り合いがいた。保険金の申請があった場合、それが適切かどうか調べる人。ある会社の社長が練炭かなにかの一酸化炭素中毒で死んで、遺族にけっこう多額の保険金がおりたことがあったという。しかし、保険に入ってから一年以内に死亡したとのこと。その妻について調べていると、けっこう叩けばホコリが出てくるような人間だったという。ただ、周辺を調べているうちに、「怖くなって、会社にはそれほど不審な点はない」との報告を上げてしまったらしい。そんな判断をしてよかったかどうか、(良くないとしかいいようがない)聞きたかったのであろうか。 こちらも「知り合い」に警察に詳しいのがいたので、それとなく聞かせたことがある。単なる事故として処理されていたらしい。しかも捜査は「適切」として、それを再び調べる必要はないとの結論だとか。 警察といっても、すべてを調べるわけにはいかないだろうし、また、メンツの問題からしても、一度事故として処理したものを、蒸し返すわけにもいかないだろう。こちらとしても、なんとなくアヤシイ程度の材料しかなく、そのままになってしまったが。 けっこう、身の回りに表面化しない重大事件ってあるのではないだろうか。秋田の小学生の死亡にしても、二件目がなければ、単なる事故のまま終わってしまっただろうし(もちろん、偶然2件の事故が続いたのかも知れないが)。
2006.05.18
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昨年秋に飼っていたアゲハの幼虫。大きいものなら5~6センチになってサナギになるのに、3センチぐらいでサナギになって、飼育ケースのふたにへばりついていた。 こんなに小さくて、ちゃんと羽化できるのかと心配していた(それでも、サナギの色はきれいで、しかも突っつくと動くときもあったので、生きているとは思っていたが)が、ついにきょうチョウに羽化していた。玄関においてあったので、サンダルの内側で羽を伸ばしていた。 大きさは、ほとんどモンシロチョウぐらい。こんな小さなアゲハは、外を飛んでいるのも見たことがないぐらいの大きさ。しばらくは、玄関に花でも生けておいて、子供が帰ってくるまでは放さないでおこう。
2006.05.18
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一般に肉食が禁じられていたということばかりが強調される江戸時代。でも、必ずしもそうとばかりは言えなかった。野鳥など食べていたし、イノシシ、シカなども結構食べていたのは周知の事実。 「週刊朝日百科 世界の食べもの日本編~近代の食事」というのを見ていたら、彦根藩では、大津牛を味噌漬けにして、将軍家と御三家に贈るのが恒例になっていたという。要するに、名物だったわけだ。さすが譜代の筆頭。牛肉で徳川家に忠誠の誓いを表していたのか。(この項、学習院大の加藤英俊センセーの筆になる。幕末の研究では、けっこう有名なはず) そして時代は幕末を迎える。徳川斉昭が、せっかく好物の味噌漬けを楽しみにしていたのに、マジメな井伊直弼が(仏教をマジメに信仰していたからか)贈らなかったという。それで、水戸と彦根が険悪な中になり、桜田門外の変の遠因になったという説があるそうな。 もちろん、「説」である。でも、歴史なんて、ちょっと小さな食い違いでも、それがきっかけとなることだってある。 それにしても、ホントかな~。
2006.05.17
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きのう会社からの帰り、3人での乗り合わせとなった。ワタシが一番遠方。一番先に降りるのは、アメリカ人のお兄さん。ところが、このオニイサン、まだ帰り道をうまく説明することができない。運転手さんといろいろとやり取りするが、話が通じていない。ん~、なんとかしなきゃいかんが(善意だけでなく、こちらの帰るのも遅れる)ワタシのいい加減な英語では・・・などと思案していたら、二番目に降りるお兄さん(おじさん?)が、見かねて英語でいつもの最寄の地下鉄の駅や住所の番地をたずねることで、あとはカーナビが問題を解決した。 二人が降りた後、運転手さんと笑いながら、「いや~、ああいう時困るでしょ」などと盛り上がってしまった。別に中学生でも習うような単語だけで間に合うような問題なのだが、こちらはほとんど実戦経験なし。もし、他に人がいなかったら、しょうがないのでいい加減な単語を並べて対処したのだろうが。 さすが偏差値30台(高校、予備校時代)の英語。今になってもたたられる。なんとかしようと思ったことは数え切れないが、結局差し迫った問題ではないので、何もしないままここまで生きてきてしまった。反省。
2006.05.17
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きょうは曇っていたので9キロコース。44分ちょい。やたらに汗をかいた。 今月の累計78キロ。なんとか、100キロは越せそう。こんな計算ばかりしてるから、ダメなんだろうなと思いつつ・・・。
2006.05.17
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「くう」の友達が飼っている「そら」の両親のところ、また卵を産んだらしい。きっと、巣箱を入れっぱなしにしてるのかな?。 直に孵化するぐらいのころだが、また里親を探しているとのこと。奥様、また手乗りを育てつぉうなことも言っていた。確かに、まだ毛の生えそろっていないヒナはかわいい。 もっとも、最近うちに遊びに来た「くう」の友達が、「そら」と遊んで「かわいい~」を連発していたから、そっちへ行ってしまう可能性も高いようだが・・・。
2006.05.17
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地下鉄とJRの乗換駅(地上)で、上着を脱いで、ホームの上に広げている外国人のおじさんがいた。あれっ、と思って見ていると、その上着の上にひざまづいて西の方角に向かって拝礼を始めた。 おお、あれがムスリムか。最近、日本にも多くのムスリムがやってくるようになっているが、ああいう場所でメッカに向かって祈りをささげている人を見るのは初めてだ。多分、本国ではまじめにやっていても、日本ではけっこういい加減な人も多いのだろうが。 イスラム圏のお土産で、よく小さいカーペットのような布を売っているが、あれもお祈りするときに下に敷くもの。彼はそのときそういったものを持っていなかったのだろう。それで上着を使ったのだろうか。 お祈りを終えると、ごく普通の表情に戻って電車に乗り込んだ。 日本では、奇異な目で見られるだろうが、本人は気に留めていない様子。それが信仰っていうものなんだろう。
2006.05.16
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庭になっている夏みかんを食べていると(これがまた、すっぱいので、ワタシのほか、ほとんどだれも食べない)「そら」がまとわりついてくる。 こんなもの、食わないだろうと思いつつ、中の薄皮を「ほれ」と、くちばしの前にぶらぶらさせると、面白がって食いついてくる。そのままにしておいたら、なんと、しゃかしゃかと食べているではないか。「こんなの、苦いだけだろう」と思うのだが、菜っ葉よりも好きなのかもしれない。 薄皮だけでなく、出しておいた種も、最初は突っついているだけだったが、そのうちに皮をむき始めた。これは、ヒマワリの種と同じように、剥くのが楽しいのかなと思っていたが、皮を剥いた跡に、今度は中身を食べ始めた。 ときどき、間違えてタネをかじってしまうことがあるが、苦いだけで、とても食べられるとは思わなかったが。 ボタンインコにとって見れば、ヒマワリだろうが、種はタネ。十分に食用になるものなのかも知れない。 本当は、あんまりヘンなものを食べさせない方がいいのかもしれないが、動物が素直にたべ、しかも無農薬栽培。毒ではないのだから・・・。 リンゴの種とか、さくらんぼの種なんかも食べるのかな。
2006.05.16
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久々に公園周回コースへ。本当は、こちらのコースの方が、4分の3ぐらいは下が土だし、これからの季節、木陰になるのでいいのだが、同じところをくるくる回るのが難点。 結局、あまりペースを上げずに25周。公園までの行き帰りも走ったから、計14キロ。きょうなどは曇りだったからどちらでもいいのだが、晴れてる日は、公園コースを走った方が紫外線も浴びずに済むし、水分補給が必要になったら水道もあるのでこっちを走ろう。 今月の走行距離は、68キロ。
2006.05.16
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新聞の一面に、サッカーの代表選手の一覧が載っている。どこかでよく見るような・・・。そう、組閣人事の時の一覧表。あれと同じ。そりゃ、内閣なんかより、ずっと注目度の高いものだけど。それにしても、ちょっと騒ぎすぎでは? ここ10年でこうまでサッカーが騒がれるようになるとは。世間の関心度は、Jリーグ発足前の百倍といっても過言ではないだろう。まあ、それまではワールドカップに出たことなかったんだから、しょうがないけど。だけど、あの時代出場国はもっと少なかった。アジア代表といってもイスは一つじゃなかったかな・・・。 日本サッカーが進化したのか、単に出場国の枠が広がっただけなのか。
2006.05.15
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珍しくネクタイをして会社に行こうとしていた。その前に、少し「そら」と遊んでからと、「家」から出した。肩に止まり、そして前の方にトコトコと回ってきた。「ん、なんだこれは。じゃまなやつだ」とばかりに、ネクタイをかじり始める。ボロボロにされては・・・と、「そら」を追いたてる。そうか、いつも人のエリのところから、もぐりこむのが好きな「そら」。ネクタイにじゃまをされて、怒ってたのか。 ネクタイを緩めて、もぐりこむ隙間を作ってやったら、ネクタイへの攻撃も忘れ、ごそごそともぐりこんだ。一回もぐりこんでから、ちょこんと顔だけ外に出していると、かまれた痛みも忘れてしまう。 それにしても、なんでこんなにもぐりこむのが好きなのか。
2006.05.15
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きょうは、9キロコースを奥様と走る。このところペースが上がらなかったので、先を走ってもらったが、向こうは最近走ってなかったので、こちらが先行することに。なんか、後からついてこられると、あおられるようで、ペースがあがってしまう。折り返しで21分。結局、最終的には42分10秒ぐらいか。このコースでは、今までの最高タイムだった。 なんか、適当に走りすぎてるのかな~。 これで今月は54キロ。
2006.05.15
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けっきょく、きのうもダンス練習の続きということで、午前中から10人ぐらいが家に参集。にぎやかでした。こちらは途中から仕事に出かけてしまったけど。 まあ、運動会でダンスをしたいという子供たちの集まりなんだろうけど、多分、その学年の中で「主流派」とでもいうべき子どもたちの集まりなんだろう。それがいい、悪いではないけど、そこに入れない子供だとか、いろいろといるんだろうなとか、ちょっと思ってしまった。 また、これだけ集まると、挨拶をできる子、出来ない子、したいんだけど恥ずかしくて出来ない子、いろいろな表情が見えてくる。ウチの連中など、外にいったらどうしてるんだろう。
2006.05.15
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今度、近所の中学でオープンスクールが三日間開かれる。オープンといっても、去年も覗いてみたが、ほとんど見学者がいなかった。そんな中に入ると、こちらも浮いてしまうので、非常に居ずらかった。 あれだけ、教育がどうの、公立中がどうのというわりに、なんでこんなに関心がないのか、不思議なぐらい。もちろん、上の子が行っていれば、改めて見なくてもいいのかもしれないが。 だいたい、小学校でそのオープンスクールのお知らせを配らないのだから。中学が周知しようとしないのか・・・。本来ならば、土曜日かなんかに開いて、小学生が見学できるようにしたっていいぐらいではないか。
2006.05.14
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元双子の深夜の民家を専門に狙う窃盗の常習犯を主人公とした、短編の連作。母親の無理心中のような形で、兄弟を失った傷を抱え、その死んだ一卵性の兄弟が、中耳の中に住み着いている。 出所したばかりの主人公と、そのかつての恋人や、彼を追う警察、同業者などとのかかわりを描いた。最後に、兄弟の死にまつわる感情の奥底が明かされることになる。やや、偶然に頼る傾向はあるが、十分、面白い。
2006.05.14
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朝、寝ていたら、「くう」が枕元に来て「今日友達が、13人くるから、うろつかないで」との一言。「13人?」。そんなに、この家に入れるのかと思ったが、あまり汚い格好でうろついては、あとで何を言われるかわからにので、一応マトモな服を探しているうちに、第一陣が来た。こちらは、しょうがないので隣家に避難。結局、来たのは10人ぐらいだったのか。 運動会で披露するダンスの振り付けを考え、それを練習するために集まったとか。そりゃ、マンションで、そんなことをやったら、大事だろう。それで会場になったのか。まあ、新設したばかりのサンルームが、臨時のフロアになったようだ。結局、昼は子供たちはみんなでマックに行き、夕方の6時近くまで、ダンスの練習だか、遊んでいるのだわからないが、黄色い声が飛び交っていた。 まあ、友達でもきていなかったら、また二人で、うじうじと言い争いなどをして、そこに親も参戦して、陰気な休日になったであろうことを考えると、いい土曜日だったのかもしれない。 土、日に子供が家に友達を連れてくるのは、父親に気兼ねするようで、けっこう難しいらしい(ワタシなど、だれも気兼ねしてくれないが)。別に、子供が騒いだってかまわないとは思うのだが、気難しいお父様が多いのか・・・・。
2006.05.13
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メタボリックシンドロームとかいうので、腹回りが85センチ以上は危ないとか。計ってみると、ほとんど85センチあるではないか。これ、身長は関係ないのかな。もっとも、こっちは身長高くないので、いいわけにはならない。走り始めたからといって、それほど腹回りが細くなったとも思えないのが、つらいところ。確かに、体重もほとんど変化がない。 だけど、腹回りが85センチ以下なんて、同年代ではせいぜい3割もいないのではないかと思うのだが。ちょっと、脅かしすぎのような感じがする。体型別の寿命をみると、小太り程度の方が長生きをするという結果もあるようだし。 まあ、いずれにしても、中年太り、格好良くはないけど。腹筋が割れるなんて世界は夢のまた夢。
2006.05.13
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