うーやん★テレビドラマ

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うーやん56

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奈良高雄@ Re:うーやん★警視庁捜査一課9係 9話(06/14) お前馬鹿か。女同士が叩くわけねえだろう…
バトルロワイヤル@ Re:うーやん★刑事一代  前後編(06/21) 大学のミス研で「渡辺謙以外で誰が印象に…
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出雲の阿国★★★

昔の回想、逃げる男と女。女はお守りを握りしめる。 お婆--お前の親は鑪の(たたらの)国(出雲)から、逃げた。身分の釣り合わぬ恋に身を焦がして・・おとうはお前達を逃がすために、身を犠牲にした--。母は子供が産み落として、死んだ 。村の男達「母は頭領の娘、男は下働き、駆け落ちした。かぶいたのだ。ふしだらなことをした。鉄を取るのに、山の石を川に投げ込んだ、ぎょうさんの砂が流れて、村の川底は高くなり、洪水だ、始末するしかない」。集落の男は、殺した方がと言うが、お婆は命と引き替えに産んだ子だ、育てると言う。息子は、「うちには乳飲み子がいるから」。お婆「乳を貰える、儂が育てる」。息子「いじめられる、今死んだ方が」。 お婆「生きてみんと分からん」。母の形見お守りを渡す 。しかし、お婆の頼みだと、乳飲み子に言う。「けっしてかぶいてはいけない」。
その子はあっという間に、綺麗な女になって、都に行って、踊って金を稼ぐのだ。お加賀は許嫁に会いに行く。阿国は亡くなった、お婆に墓に参る。そこに、九蔵は、「許嫁だから、都に行くな」。阿国「実の娘が行くから、仕方ない、ここにいても、どうにもならない」。九蔵「踊りたいのだろう」。阿国「踊りたい、出雲から出てみたい、ここでは、淋しいだけだ」。九蔵「俺の嫁になれ、安心させてくれ、後生だ、抱かせろ」と言う。そして、 九蔵「お前のおかあも、かぶいた、後生だから、淋しくて気が変になる」と泣いて頼む。阿国は「かぶくと、本当に淋しくなくなるか、おらもか」と言うと、九蔵に抱かれる。阿国「何も変わらない」
翌日、16歳の時に阿国は大阪に出る。1588年(天正16年)1月、大坂の天満宮は、鷽(うそ)替えの神事で賑わっていた。そこに出雲の国から出稼ぎにきた百姓の娘たちの踊りの一座がいた。踊り始めようと阿国が言う。そこを大村由己梅庵(織本順吉)が通る。一座の前口上が始まるが、梅庵は通り過ぎる。阿国が引き留めると、 梅庵「芸人は客を追うな、客に追われるものだ」。阿国「おらの踊りは見ていない」 。阿国が追いかけると、鷽替えの神事の人混みの中に揉まれる。そして 阿国「温かい、踊りたい」と陶酔におちいる。阿国の踊りが始まる

一月後、阿国たちは、出雲大社の巫女の踊りとして、梅庵の客人の前で踊ることとなる。塗笠を被り僧衣の胸に鉦を提げた阿国を先頭に、華やかな衣装をつけた裸足の娘たちが現れ、唄い踊り出す。 太鼓と鈴の巫女の踊りだ。インスピレーションの創作ダンスですね。菊川さんの上気した顔が美しい 。そのとき、一座にはない鼓の音が聞こえる。 鼓を打っていたのは、三九郎(堺雅人)。梅庵に世話になっている三九郎が屋敷を訪れ、偶然見た阿国たちの踊りに駆られて、思わず鼓を打ち鳴らしたのだ…。その鼓に合わせて、阿国は新たな踊りを始める セッションなのですね。梅庵がやりおったと舌打ちする
阿国と三九郎は廊下で会う。梅庵「出雲からだが、只の百姓だが、出雲の巫女と信じた、ひょっとすると天下様もお好きかも知れない」。三九郎は「あのもの面倒を任せてくれ」と申し出る。阿国の踊りの特訓が始まる。三九郎「腰を入れるのだ、座れ、みぐるしい、立て」。
1ヶ月後、長居するうちに一座は不安になってきた。一座の長は、天下様の命令で田んぼを決めて、ひょうっとすると田んぼ取られるかも知れないと話す。 秀吉の天下統一の検地刀狩りですね 。阿国と三九郎は二人で話す。阿国は「出雲に帰らないといけない」。三九郎「2年前、能の一座から、鼓一つで出た、帰るところがない」。阿国「帰りたくない、お婆は死んでしまった、ずっと一緒だと言うたのに・・おとうとおかあは、おらが生まれる時にいなかった、おらはいじめられて育った、出雲から出たかった、しかし、いずれ帰らないといけない」。 三九郎「捨てられるかも、ふるさと」。阿国「かえるとこがないとどうなる?」。三九郎「前に出るしかない」。阿国「淋しくないか?」。三九郎「いまも淋しい、お前の踊りはいい、出会う定めだった、儂と阿国は」
梅庵は留守にするという。天下様と京に出かけてしまう。そして、阿国達に「おぬし達は堺へ出向くように」と言い残す。その夜、一座の長は「今夜、逃げ出す、出来るだけ遠くに逃げる」。しかし、阿国「金持ちで、綺麗なべべくれる、堺から帰って、きっちり話せば、梅庵様も返してくれるかもしれない」と説得する。 その夜、鼓を打つ三九郎に阿国はやってくる。三九郎「お前が来てくれるとねごうていた」。阿国は三九郎に抱きつき「温かだ」。二人は結ばれる 。♪琵琶の邦楽だ♪
三九郎「誰にも言うな、梅庵に見つかると、裏切ることになる」。阿国「なぐさみものか」。三九郎「梅庵様は芸人同士の色恋をきらう、知られたら、この世界に戻れない」。阿国「私は三九郎がいてくれたら、踊れなくても生きていける」。三九郎「踊っているお前に心惹かれた、踊らなくなったら、儂らが別れる時だ」。阿国達は堺に旅立ち、商人達に大好評だった。末吉官兵衛の家でも褒美の着物を貰った。次の踊りには梅庵も来るから、褒美を与える。貰った三九郎は阿国に、これで小袖を縫って踊れと言っている。阿国「このままでいい、巫女でないのに、嘘を付いている、三九郎のことも隠している、嘘はいやだ」。抱きしめて三九郎「お前が踊れば、儂はお前のそばにいる」。二人は忍んで抱き合う。阿国「こんなに暖かいのに、心には触れない、怖くてで踊れない」。三九郎「今日も踊った、昨日も踊った、明日も踊れるはずじゃ」。阿国「踊らない」。 三九郎「出雲に帰れ、帰るのじゃ~~」と怒って声を強めて言う。三九郎「間違いじゃ、甘えだと思ったが、間違いだ、梅庵様のところで出会って、耐えてきた、お前の踊りがあれば、表舞台に出られる、もう少しで手が届く、そう思っていた、無念じゃ」と立ち去る。阿国は立ちつくす。仲間の義理の妹のお加賀が聞いていた「騙したんだ、お前は三九郎様といたかっただけだ、お前は本当の母と同じ、ふしだらな女だ」。お婆--ふしだらとはかぶくことだ、お前のおかんのように決してかぶくな--
ふと気づくと三九郎の鼓が聞こえていた。阿国は懐から、母の形見を取り出す。いじめられた幼年時代を思い出す。梅庵が見ている中で踊る。見ていたものから「衣装が地味だ」。阿国の心の叫ぶ「おらは淋しかった、おかあが分からなかったからだ、でも、おかあは幸せだった、ふしだらでも、命がけでもおとうを好きなって、生き抜いた、おらも、ふしだらでかまわない」。 おばあ、許してくれ、私はかぶく 」。梅庵「早代わりか、鷽鳥が、見事に変わった」。阿国「出雲の阿国です、死ぬまで踊ります、末永く、ご贔屓ください」 。そして三九郎に阿国は「三九郎、出雲に帰らない、お前と一緒だ」と心で呟く。続く。

時代劇と言えば、濡れ場です。九蔵や三九郎との濡れ場は、ここはもっともっと、時代劇風に描いて欲しかったです。NHKの21時なので、直接的に描けないが、もう少し、美しく描けるだろう。前の慶次郎の映像は、濡れ場ではないのに、めちゃめちゃ綺麗でした。菊川さん的な限界か、演出の限界か・・? ★3つは残念だ、ここが綺麗な映像なら評価アップできた。
三九郎も伝説だろう。堺さん、真剣な顔でしたね。孤独な情熱を秘めた芸術家は、お似合いでした。もちろん、織本さんと新屋さんの両ベテランは存在するだけで、凄みのオーラがある。締めて盛り上げてくれました。そうだ、金曜ドラマは歌舞伎つながりだった。





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Last updated  2006.01.14 00:32:10
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