うーやん★テレビドラマ

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カテゴリ: 木曜ドラマ

慶次郎縁側日記3★★★★★

このシリーズがやって来た。
宮村優子さんの脚本で、行間を読まないといけない。
とても疲れるドラマだが、その分、見応えがある。

今回も、セリフは美しく、省略された美学だ。
そして、テーマも奥が深い。色々考えた。

宗七は強いものは人を殺しても平然と次の人生を生きる。
四方吉のように、人殺しで悩み続けるのは弱いのだと言う。
慶次郎は罪を償えば救われると諭す。
どちらが、良かったのか? その人の個別性だけど・・・
どちらかというと、仏の慶次郎を否定するような結末だった。

宗七は立派に生きている。
四方吉は、情けなく生きている。
でも、その外面だけで判断していいのだろうか?
情けなく生きることこそが、実は素敵な生き方かもしれない。
宗七のように立派に生きていることが、素敵だとは限らない。
ダメが良く、良くはダメかもしれない。ダメンズだよ。

四方吉のパクソヒさん、表情が凄い。
顔面筋を総動員して、情けない表情の連続でした。
これだけ顔を作ってくれるのを見るだけでお腹一杯でした。
素晴らしいです。

洞口さん、やっぱりあなたでしたね。
いつまでも、魅力的でダメでも優しい女を見せてくれました。
白塗り大駱駝の舞踏も凄かったし、
その演技の肉体と、洞口さんの演技も共に素敵です。

三千代役の岡本綾さん、今回は可憐な姿を見せてくれた。
しばらく、週刊誌のお盛んな印象しかないけど・・・
朝ドラの頃の可憐さも残っているのですね・・

安達さんはほとんど、ナレーションだけでしたが・・・
来週からは復習は終わって、どんどん新しい話になるのか?
10話ですが、一回で話が終わるので、皆さん見て欲しいですね。
行間を読む、役者の演技を読む、見落とすシーンから
本質を見極める楽しみを見つけましょう。
最近のドラマでは、嫌と言うほど、親切に演技して、
セリフで説明して、ナレーションまで説明するドラマも多いです。
親切なドラマばかりでなく、謎解きする真剣勝負のドラマも
たまにはいいものですね。

(超簡単なあらすじ) 

もと定町廻りの森口慶次郎(高橋英樹)が根岸の寮番となって六年。
初夏のある夜、 慶次郎は男に襲われ負傷する。
逃げた男は四方吉(パクソヒ)、富山の薬売りだった。
その後、慶次郎は長い眠りに入り、昔を思い出していた

その昔、行商の帰りに峠で襲ってきた追い剥ぎを逆に殺して
怖くなり、江戸に戻って潜伏、出会った女(洞口依子)と暮らしていた。
しかし、古里と縁を切らないために、隣村の失踪した宗七を
思い出し、その名を名乗っていた。
慶次郎のところに、宗七の妻が江戸に探しに来た。
佐七を使って調べて追求する。
四方吉は、証人もいない、死人も見つかっていない、
追い剥ぎを正当防衛で殺した事件を忘れられず苦しんでいた

そんな時に女と逃げた女郎屋が付け火で大火災となる。
付け火したのは、本物の宗七と仲間の二人だった。
宗七は四方吉に小太刀で迫る。
四方吉は宗七に殺してくれと頼む。人を殺した罪悪感からだ。
その時 宗七は「世の中には、弱い者と強い者がいる」と言い放つ。
弱い者はいつまでも、罪を背負っている。
しかし、強い者は忘れて生きていく。
宗七は四方吉を殺さずに、仲間を刺して、金を奪っていく

残された四方吉の所に慶次郎がやって来て、
番所に出向き、罪を贖えと諭す。そうすれば楽になる。
四方吉は自首して島送りとなった

一方、慶次郎は娘三千代が初めて晃之助と出会った頃を夢見ていた。初々しい三千代だった。

そして、目覚めた慶次郎は腕の刀傷が癒えないままに
十一年後の今、島帰りの四方吉がなぜ襲ったのか、調べを進める。
四方吉は見つかり話す。 島送りになって、罪を贖って帰ったが・・
世間は受け容れてくれなかった。
慶次郎が十一年前に言ったことは正しかったのか? と問う。
慶次郎は、その後三千代を自害で失った。
三千代を拐かした男を殺せなかった。
そんな色々の苦労から、正しかったとは答えられなかった。
慶次郎は自分に襲いかかった小太刀を四方吉に返す。
四方吉は、それを握り慶次郎に再び襲いかかる様子だった。
しかし、鞘におさめた。しかし、 慶次郎への恨みを抱いたまま
生きていくのだろうと、お登世に話す。
帰るお登世にぶつかった男は、すっかり身なりを整えた
宗七だった。強い男の宗七は、奪った金で商いをして
成功しているのだろう・・・
それは説明は一切ないのだが・・
よく見ないと、宗七だと思えない。違うかもしれないけど・・・
かみさんと二人で宗七だよね、と話し合った

脚本家   宮村優子
演出    吉村芳之
制作統括  菅野高至

森口慶次郎      高橋英樹  元、南町奉行所定町廻り同心 
森口(神山)皐月   安達祐実  晃之助の妻
森口(岡田)晃之助  比留間由哲 慶次郎の養子 亡き娘・三千代の許婚 
森口三千代      岡本綾    慶次郎の一人娘  祝言前に、男に乱暴され自害
お登世         かたせ梨乃 料理屋「花ごろも」の美しいオーナー女将
佐七          石橋蓮司   根岸の酒問屋「山口屋」の別荘の飯炊き
吉次          奥田瑛二   北町同心のお手先
辰吉          遠藤憲一   慶次郎と晃之助のお手先
おしづ         梅沢昌代   皐月の乳母。皐月と森口家に入る
おぶん        邑野みあ   三千代を拐かした常蔵の娘、辰吉の妻







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Last updated  2006.10.13 01:52:18
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