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珍しく締め切り前に書き上げました、笑い。1月、10月ドラマはお気に入りが多かった。そして、NHKドラマも多かったです。 重く暗いテーマでも、堂々と描いてください。ただ、真面目なドラマは歓迎だが、個人的にはお馬鹿ドラマに期待したい 。その意味で、時効警察、下北サンデーズ、富豪刑事DX、ギャルサー、アンナのおまめ、喰いタン、鉄板少女アカネ・・・評価が高いものばかりでないが、楽しみました。今の世の中、真面目とか誠実とかが、過大に評価される。しかし、うわべだけの薄ペラな安っぽさを感じることもある。ナンセンスで不条理なお馬鹿ドラマがバランスよく描かれる社会であって欲しい。それが健全だと思う。
(個人的順位)のまとめ ■1位 マチベン
■2位 僕の歩く道
■3位 時効警察
■4位 下北サンデーズ
■5位 結婚できない男
■6位 白夜行
■7位 繋がれた明日
■8位 慶次郎縁側日記3
■9位 弁護士のくず
■10位 のだめカンタービレ
(コメント)
■1位 マチベン(NHK)
テーマ、セリフ、役者、すべてで緊張感を感じ、濃密な人間模様が描かれた。人が人を裁く意味を考えされられた。江角さんの、すっぴんに近い顔での演技に見入ってしまった。役者さんも、楽しそうに演じたのはないか? これがドラマの時間だ。
■2位 僕の歩く道(関西テレビ)
画面で大きな動きはない。セリフも繰り返しが多く、抑揚を押さえた静謐なドラマです。3部作の完結編だ。この新しい形式でドラマが成立するのだと驚かされた。はまっている自転車が描かれたという個人的事情も大きな理由です。
■3位 時効警察(テレ朝)
テレ朝得意のお馬鹿不条理ドラマです。ネタ、キャラ、独自の世界の新鮮さを評価した。オダギリジョーさん、SALAの化粧品CMの美女麻生久美子さん、ふせえりさん、江口のりこさんなど、脇も芸達者だ。ゲストも、くしゃみの森口瑤子さん、貧乏子だくさんの葉月さんと、楽しかった。8話の数学者の犯罪は2006年の最高傑作だ。
■4位 下北サンデーズ(テレ朝)
短縮された「下北サンデ」は最後まで描いて欲しかった。劇中劇ももっと見たかった。一般受けは良くなかったようだ。確かに破綻もあったかもしれない、破綻も楽しみなのに・・・。上戸彩さんの髪を切り、ブルマ姿まで披露したのに~~飛躍を感じた。
■5位 結婚できない男(関西テレビ)
テーマは衝撃ではない。セリフの積み重ねでドラマの細部まで、しっかり描くドラマだった。小ネタの繰り返しで、大きなものを描く手法も見事だった。役者が絶妙だった。犬までも・・コンビニ男女の恋愛ドラマもさりげなく描かれていた。コメディ風だが、正統ドラマよりも、丁寧な作り・脚本だと感じた。
■6位 白夜行(TBS)
大好きな綾瀬さんのドラマです。5位でなく、ごめん。過酷な子供時代、大人の醜さを知った二人は、娘は母親、息子は父親を殺し、共生共犯(強い絆)で生きることを選んだ。純愛ではない。社会の枠から落ち、二人の真実を知った大人へのテロル(汚い大人への復讐)を決意した。しかし、最後は自爆テロだった。悲しすぎるがインパクト十分だ。
■7位 繋がれた明日(NHK)
重いテーマだ。人が償うこと、人が許すということ、が可能か? 現代の重要なテーマを突き詰めたドラマだ。主人公の青木崇高の目力が素晴らしい。「俺は人を殺した、許されないことをした、でも、人として生きていきたいと思います」単純な結末だが、実に清々しい。ドキュメンタリーのような見せ方に、新鮮さを感じた。
■8位 慶次郎縁側日記3(NHK)
3シリーズで脇の役者が、一人ずつメインとなった。新鮮で、これまでよりわかりやすかった。2回の空蝉は、行間を読むことは楽しい。3回の三姉妹は、ベテラン女優の壮絶さが残る。5回の黒川芽以、6回の邑野みあ、7回の前田亜季、若い女優さんの時代劇の演技も楽しみです。脚本で宮村優子さんの秀逸さ、山本むつみさんの情感あふれた話で魅せた。
■9位 弁護士のくず(TBS)
ユルユル系の弁護士ドラマだった。マチベンとの好対照でインパクトあった。主役の豊川さんと伊藤さんの(エロ)キャラが突出したドラマだった。人間の裏までえぐった視点から事案と人間を解決することは素敵です。もちろん、星野亜希さん、永久保存です。
■10位 のだめカンタービレ(CX)
ドラマの出来も評判もいい。気になるのは実写版だったことだ。テーマや演出は漫画家に帰するものではないか? これがオリジナルの脚本で演出だったら、5位に入った。玉木宏さん、上野樹里さん、小出恵介さん、水川あさみさん、瑛太さん、若い役者の元気な演技で楽しみました。そして、クラシック音楽の良さを再確認した。
--------------------------------ー各個人賞です(これまでのコメントのコピペです、スマン)
■主演男優・・・オダギリ・ジョー(時効警察)
・・・よくぞ、演じてくれた
次点 玉木宏(のだめ)・・・演技に見えない、究極の素での演技だ!
他 青木崇高(繋がれた明日)、阿部寛(結婚できない)
■主演女優・・・江角マキコ(マチベン)
・・・すっぴんでストレートの剛速球だ
次点 上戸彩(下北サンデ)・・・髪を切り、ブルマ最高、新しいキャラへ
他 綾瀬はるか(白夜行)、黒川智花(てるてる)、
■助演男優・・・伊藤英明(弁護士のくず)
・・・エロ好きで可愛かった、名コンビだ
次点 田中聖(たったひとつの恋)・・・ジャニーズと思えない骨太若者だ
■助演女優・・・蒼井優(Drコトー)
・・・天才なのだろうか? 優さんの存在が目立った
次点 京野ことみ(喰いタン)・・・男になった新鮮さ、叱ってほしい
次点 八千草薫(白夜行)・・・大先輩なので、賞などは失礼かな
他 麻生久美子(時効警察)、ジウ姫(輪舞曲)、相武沙季(アテプリ、レガッタ)
■新人男優・・・三浦春馬(14才の母) ・・・頼りなげな迷える誠実な少年でした
■新人女優・・・村上知子(ブス恋)
・・・本格女優は初めてだ、主役を見事にこなした
次点 星野亜希(弁護士のくず)・・・同じ誕生日でファンだ、そつない演技だ
■素敵な男優 小出恵介(のだめ)
・・・キャラに見事に一体化
山本龍二(セーラ服)・・・今回大活躍でした、印象深かったです
劇団ひとり(誰よりもママ、純情きらり)・・・古くさい顔が便利、笑いないけど
日野陽仁(ブス恋)・・・あれだけ「火の用心」だもの
佐藤二朗(ブス恋、てるてる、レガッタ)・・・大きな顔が最多出場?
■素敵な女優・・・大塚ちひろ(アテプリ、白夜行)
・・・可愛かったよ~~大きくなった
ふせえり(時効警察)・・・間合いと空気が凄い
水川あさみ(西遊記、のだめ)・・・日本中に魅力を認知させた
木南晴夏(ダンドリ)・・・図書室の渡辺役。知性的で可愛い
佐藤めぐみ(タイヨウ)・・・あなたは本当にいい人です
邑野みあ(慶次郎縁側日記)・・・「芋たこ」でも大活躍、大きくなるぞ
内田有紀(誰よりもママ)・・・復帰おめでとう
■子役賞 志田未来(14才の母)
・・・どこまでやるんだ、おそれいりました
次点 福田麻由子(白夜行)・・・あなたは子役ではなく女優です
■名せりふ 礼子「二人して、そのザマか、哀れやな~」(白夜行)
次点 亀田さん(僕の歩く道)
「走るのは気持ちいいだけでない、辛いときもある、しかし、風を感じ、
空を感じ、大地を感じながら、翼を乗り越えて、そこにはどんな世界が
待っていると思う、それはロードバイクに乗る者だけが知ることが
できる世界なんだ」。(長いけど、気持ちいいので)
次点 夏美(結婚できない)・・・「会話、キャッチボールでなく、
ドッジボールだった、相手に当ててばかりだ、
私はあなたとキャッチボールしたいです、ボールは投げました」。
(人の会話はネットでも、キャッチボールだ、
受けやすいところに投げることだ)
■主題歌・・・「影」柴咲こう(白夜行)
・・・定番の暗さが素敵です
次点 『GO MY WAY』hitomi(弁護士のくず)・・・テンポよく好みです
■企画賞・・・「魂萌え」の企画 :よくぞ高畑さん主演で、熟年向けの大人ドラマ続出?
■脚本賞・・・井上由美子(マチベン)
・・・自分の思いを注いだ渾身のドラマだ
次点 橋部敦子(僕の歩く道)・・・3部作で、独自の世界を確立
次点 尾崎将也(結婚できない)・・・細かいセリフの積み重ねで、見事な全体を作った
■演出賞 ・・・星護、河野圭太、三宅喜重(僕の歩く道) ・・・3部作完成おめでとう
■個人的ワースト・・・アテンション・プリーズ
思いこみがあった。上戸・相武・大塚さんのお気に入りが登場
し最高のドラマを期待した。しかし、美咲キャラに難破・沈没した。
怒りと今後を期待して栄光のワースト作品とした。