うずらの卵

2006.01.10
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カテゴリ: 登山記録
1月8日(日)

高見山  ガイドブックによると 関西のマッターホルン と呼ばれてるらしい。誰が言ってるのか知らないが私はすっかりその気になり期待に胸を膨らます。

この時期 ”霧氷号” という高見山登山口まで直通の臨時バスがある。奈良交通に電話
で確認すると今年は1/7~2/26の土日祝に運行しているとのこと。そりゃ行くしかない!

近鉄の榛原駅に8時20分到着。バスの時間の1時間も前に着いてしまう(^^; しかし、バス乗り場を見るともうバスが停まっている。聞けば、連休なので増発便を出すとのこと。おお!臨時のそのまた臨時だ。受付で手書きの詳しいコメント付きの てくてくマップ をもらいバスに乗り込む。ほどなくしてわらわらと登山のカッコをした人達が集まりすぐにバスは満杯になり出発。早く着いてよかった!乗客は全員登山客でなんだかツアーみたいで楽しい♪40分ほどバスに揺られて登山口に到着。

身支度を整えてまずは凍った車道を注意して歩きながら登山口へ。旧伊勢南街道を歩き 小峠 大峠(高見峠) への道へと進むことにする。こっちの方が展望が良いと前を歩くおっちゃん達が会話している。しかし大峠からはかなりの急坂。ズルズル雪が崩れて登りにくくかなり体力を消耗する。しかもこのあたりからどうも天気が怪しい。期待していた展望なんてまったくなし!上へ上へと行くにつれてどんどん吹雪いてくるのである。

またまた樹氷

途中の樹氷


やっと樹氷に会えた!

美しい樹氷に感動!けど寒いよ~


山頂に到着。山頂には 高見神社 展望台 がある。展望台の下にある避難小屋に逃げ込もうと思うが、中は超満員!仕方ないので外でランチをしようとするが・・寒くてムリ!で、満員の小屋に無理矢理入れてもらう。というか押し入る。暖か~い!ラッキーなことにちょうど発つ人がいたので席を譲ってもらい豚汁とおにぎりの昼食。どんどん人が来るし展望もまったくなのでさっさ下山することにする。

山頂の展望台

えびの尻尾かな?


展望台。この下が避難小屋になっている。

うわさのエビの尻尾だ
そう見えないが、きっと間違いない(--)(__)


下山中の尾根道の樹氷は幻想的でとてもきれい!でも帰りはえらく長い道のりのようだ。途中、雪の下の金属性の溝の蓋らしき物の穴にアイゼンの爪が引っかかったらしい。気づかず足を進めようとして、思いっきりふくらはぎがつる。

あいててててーーーっ!!

静かな山の中に自分の声がこだまする。誰も見てなかっただろうな~?と廻りを見回し誰もいないことにホッとする。

下山は登山口とは違う高見平野というところ。ここに たかすみの湯 という温泉がある。雪の中の露天風呂は最高であった。のんびりと疲れを癒し16時のバスに乗る。

しかしこの露天風呂で長湯したのがアカンかったみたい(_ _;)
帰りの電車の中でへばってしまう。情けないっす!

今回少し遠出をしたので財布が空っぽだし、雪山はしばらくお休みだな!





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Last updated  2006.01.11 00:04:16
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