うずらの卵

2007.05.26
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カテゴリ: 登山記録

野鳥園

雰囲気がとてもよかったです。
実は、撮った写真はこれ一枚でした(^^;



■5月20日(日)
いよいよ読図の講座も最終回です。
これぞ地図読みの極意といいますか、登山道のない道を歩くことになりました。
前回、迷った経験がありますんで、不安がないと言えばウソになります。

今回は、前回時間切れで行けなかった、唐櫃越(からとごえ)の登山道から。
竹林に囲まれた墓地が出発口です。
お墓の中の休憩所に集まって本日のコースの打ち合わせ。
まあ、これも普通の登山と違うって気がします(^^;


道なりにしばらく行くと、右手に尾根が見えています。
その尾根の派生地点まで登山道を登り、
そこから その尾根を下ってみよう!
というのが今日のひとつの課題です。
さて、ちゃんと元へ戻ってくることができるのでしょうか?
なんちゃって~
みんなで一緒に並んでいきますんで特に心配はありません。
地図のないところを、ずっと尾根沿い下っていくのはこんな感じ!
という感触を確かめることができました。

尾根を逸れずに歩けること! が今日のポイントです。

また同じ登山道を登り返し、先へ進みます。

ここからは進むべき道はいじわるにも少し方角が変わります。
ピークからは4ヶ所くらの尾根が派生しており、
コンパスで方角をチェックする必要があります。
さて、どの尾根が進行方向なのか?
ひとつづつ尾根の角度を測り、地図との照合!


地図で、ナスビみたいな形のところはなだらかで楽!
もうすぐ、ちょっと急な登りだな。
とか、行き先の様子が少しづつわかってきました。
とてもいい感じですが、お昼なので一旦下山です。
またもや時間切れで目標地点までいけませんでした(^^;
それがちょっと心残りかな~?

住宅街の大型スーパーで昼食。
昼からは新たな課題。
いよいよ道なき道をグループに分かれて歩きます。

あらかじめ地図に赤線でルートが書かれてあり、
その通りに山を歩いて元へ帰ってくること。
ルートをそれ、そのまま進めば危険なところには、
白布で目印がしてありますので間違っていればすぐわかります。
そして赤布のあるポイントを通過してればコースは合っています。
それぞれの布には、番号が書いてあります。
地図上で一致するポイントに番号を書き込んでいき、
終わったあとに、答えの書いた地図をもらい自分で答え合わせをする。
オリエンテーリングみたいで、おもしろそうなゲームです(^^)
(準備をされた先生は、さぞ大変だったことでしょうね)

時間差でグループごとに出発。うちらは2番目でした。
途中アリ地獄みたいなところを下ったり、合ってるのかな?という場面もありましたが、
先に赤布があるので間違っていないようです。
もしかしたら、ちゃんとした道が他にあったのかも(^^;

で、突然、白布に出くわしました(^^;
とりあえず戻ります。で、また出直します。
そしてまた同じ白布の場所へ出てきます。
3回くらい同じところを往復したでしょうか?(^^;
ううっ、なんでだろう?途中に分岐、なかったよね~!
とにかくまた赤布がある確実なところまで戻り、道を探します。
藪が被い茂っている間から少し平らになった部分がのぞいていました。
あ、あれ尾根かもしれない!と、行ってみるとやはりそうでした。
その尾根の入口に立ち、コンパスで角度を測ってみると角度がバッチリ!
少し苦労しましたが、やっと進路を見つけることができました。
なんてことない、とてもきれいな道でした(^^;
もし、白布がなかったら、うちらそのまま進んでいたよなぁ~あぶない、あぶない(ーー;)

そして、ここから先はぼちぼち順調です。
(この先でも白布を見つけては戻るという動作は繰り返しましたが。。)
終盤近くに、尾根から谷へと下るポイントがあります。
ここもしっかりと地図どおりに進むことができました。
で、ようやくめでたく一般登山道に合流!
そのまま登山道を横切り、竹林を抜けると東海自然歩道を辿り住宅街に到着。

ここまで来たら、まずは安心!なはずですが、、
集合場所のスーパーの場所がわからなかったりしました(^^;
うーん!しゃあない!人に聞くか!
ということで、地元民に道をたずねたりして、
ちょっと遠回りしましたが、なんとか帰ってこれました(^。^;)

途中、他のグループにも会わないし、もしやうちらまた最後?
不安になり休憩も取らずに頑張って歩いたら、
なんと!2番目の到着でした\(^o^)/

いえ、2番目に出発したから当然でして、決して早いわけではありませんが(^^;
とにかく!最後でなくてよかった(*^^*)

余裕で、他のグループが到着するのを待たせていただきました(笑)

みんなが揃ったところで、ふれあいの里に歩いて移動。
きれいな宿泊もできるこの施設で終了式を行いました。

地図読みの実力は、まだまだです。完全にマスターするにはもっと勉強と訓練が必要です。
しかし、座学・実習と全部で合わせて6回の読図講座は、中身の濃い内容であり、
おもしろおかしく、また楽しみながら普段歩けないような山の中を歩けたことは、
自分なりにいい体験をさせていただいたと思います。

地図に関してはまるでド素人な私でしたが、
これからは、 少しは 地図が読める と胸張って(?)いえます!

講師の方々、一緒に山を歩いてくださった仲間の皆様には本当に感謝!です。

最後に、読図の教材として使った参考文献を紹介します。
付録の地図を照らし合わせて文章を読めば、ある程度の読図力が身につきます。
これから地図の勉強をしたいという人は必見です~(^^)



平塚晶人/2万5000分の1地図の読み方





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Last updated  2007.05.26 23:26:54
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