うずらの卵

2007.08.08
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カテゴリ: 登山記録

okunofukatani-01.jpg



■8月4日(土)

夏山報告の日記が続々と報告される中、私はまた比良の沢登りへ行ってきました。
上達するためには、地道な努力が必要なのだ~!
と自分に言い聞かせております(^^ゞ

比良の奥ノ深谷。
武奈ヶ岳に登ったときに上流付近の沢沿いを歩いたことがあります。
馴染みのある八雲ヶ原へとつながる沢に行くのは楽しみではありますが、
文字通り山の奥深い谷。
本当に、全てを難なく通過できるのか心配です。



白滝谷は、比較的やさしく、まだ楽しむ余裕がありましたが、
「白滝谷にちょっと毛が生えたくらい」と聞いていた今回の奥ノ深谷。
沢に入るなり、森林がうっそうとしていてちょっと暗い(^^;
しかし、曇りの天気の割には、水の冷たさは気にならないくらい。
前の人は歩くのも早い、置いてかれないよう必死でついていく。

早速、現れた滝、右側の岩場をロープを使って登る。
クライミングにあまり慣れてない私は、ちょっと上部でてこずる。
ランニングビレイ地点でのカラビナのかけ替えがうまくできない。
自分を確保している方のカラビナを外してしまい、注意されてしまった。
これは、とても危険な行為です。
今度までにじっくり練習しておかなければ・・。


よーするに、滝ばっかり。前回より一気にレベルが上がったって気がしました。
「ちょっと毛・・」の表現はウソやな。
剛毛がビシバシ生えてるっちゅう感じ。

冒頭の写真の、40mの滝は、それはそれは見事でした。
沢登りをやらなければ、決して出会うことがなかった滝。


しかし、そこを登るのは、やはりたやすくなかった。
水飛沫を浴びただけで、流されそうです~!
ってことで、右側の乾いた岩場を登ることになりましたわ(^^;
安全第一ですから!!

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岩場の通過は念のためロープを使う
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例の滝の下の部分。水飛沫がすごい!
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滝が連続!右の岩壁を必死で登ります。
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泳いで渡るとこも何箇所もありました。


濡れた岩場は怖いですが、元々泳ぐのは大好きな私。
沢の水は透明度抜群!めちゃくちゃきれいです。
へつったり巻いたりするより泳ぐ方が簡単なので、ドボンと水にすすんで入ります(^^)

ほどよい小さな滝は、飛沫を浴びて登ります。
両側にやっと手と足が届くくらいのV字の狭いところを、
手足をツッパリながらトライしたものの、
上から落ちてくる水と、下はゴウゴウと流れる白い飛沫に、泣きを入れてヘルプ!!
お助けヒモを出してもらいました(^。^;)
他の人は、みんな自力で上手に登ってました。
力まかせではなく、きっとコツがあるんだろうな。
もっと練習が必要な私です。

そのツッパリが過ぎた後は、流れが穏やかになってきました。
しばらく進むと、トラロープが見え、すぐ横が登山道の終了地点へと到着。
登山道を見ると、とてもホッとします~(*^^*)

しかし、この下山道が長かった。
右側は、落ちたら100mくらい止まらなさそうな急な斜面。
まだまだ緊張が続くこと約1時間かけての激下り。
沢登りで、こんなに高度を上げていたことにあらためて驚きました。
登山靴でないので、久々に足が痛くなりました(;´д`)

林道へ合流。
また、この林道歩きがやたら長かった。

怖いけど、なんだかまたやりたくなる沢登りの魅力って。
今回は反省すべき点も多かったです。
次回、同じような失敗を繰り返さないよう、とにかく練習とイメトレだー!

今月末まで、沢はお休みです~!

いよいよ、私の夏山シーズンが始まるぞーp(^^)q





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Last updated  2007.08.08 23:55:18
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