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babiru_22

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February 17, 2010
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カテゴリ: 今日の一冊

ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか

 国際スポーツや国際ビジネスで、日本が勝つとルールを変えられるのは、なぜなのだろう? 日本が世界に伍して闘うためには何が必要か。これからの時代の日本人とルールのあり方を問う!

 長野オリンピック、日本のスキージャンプ陣はビッグジャンプを連発し、ラージヒル団体金メダルを獲得、個人でも船木が金、原田が銅という輝かしい結果を収め、日本人を熱狂させました。その直後、国際スキー連盟はルール改正の検討を開始し、翌年新ルールを発表。「日本叩きだ!」とマスコミを日本中が憤ったものの後の祭り。日本ジャンプ陣は一転して、長い低迷の時代に入ることとなりました。こうした日本の“勝ちすぎ”を抑えつけるような国際ルール変更は枚挙にいとまがありません。スポーツでは、国際柔道におけるルール変更、16戦15勝を誇ったF1マクラーレン・ホンダのターボエンジン禁止。ビジネスでは、日本二輪車の攻勢に苦しむハーレーダヴィッドソン救済のための輸入関税45%引き上げ、米国議会の圧力による自動車の対米輸出の自主規制、日本に厳しい措置がとられた日米半導体協定などがその代表です。なぜ、欧米人は平気でルールを変えるのでしょうか? これからも日本人は理不尽をガマンしなければならないのでしょうか?

 本書は、サブタイトルにもある「なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」という視点から、それぞれのルール変更の検証を行い、その背景の「ルールに対する考え方の違い」を説明し、こうした違いを乗り越えて、スポーツやビジネスで、あるいは、国際政治の舞台で、日本人が世界と対等に闘うためには何が必要なのでしょうかを問う一冊となっています。

【満足度】 ★★★★





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Last updated  February 17, 2010 09:07:57 AM
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ゆきこ@ 日本にとって大切な参院選 初めまして、こちらのブログとは場違いな…
とおりすがり@ Re:昨日の出来事(4/20)(04/21) 逮捕は刑罰の一種ではない。刑罰の意味で…

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