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babiru_22
活字中毒患者でもある私ことバビル３世の読んだ本を紹介します。
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April 21, 2010
カテゴリ： 今日の一冊
マスコミは、もはや政治を語れない
新政権報道で浅はかな論考しか流せないマスコミに対し、ロジカルでリアルな議論を展開するネットメディア。今後、ジャーナリズムを担うのは、新聞やテレビではなく、ブログやｔｗｉｔｔｅｒだ！ メディア興亡の最前線に迫る。
本書は、『政権交代が起きた深層』『民意は民主党を選んだのか』『記者クラブ開放をめぐる攻防』『マスコミが決して語らない論点』『先鋭化するネット右翼』『電子民主主義の未来』『「小沢VS検察」報道に見るマスコミの限界』と、７つの章に分けられていて、様々な角度からネット論壇について書かれた一冊。大手新聞の記事の浅さと、ブログ記事の鋭い切り口を対比させ、その大手マスコミと、ネットメディアの言論を多くの引用で対照させるなど、非常に興味深い内容で、著者は元毎日新聞社会部の記者でもあり、そのマスコミ報道の限界についても書いていますし、やはりマスコミ報道は信用できないということがハッキリと分かりました。
【満足度】 ★★★★☆
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