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babiru_22
活字中毒患者でもある私ことバビル３世の読んだ本を紹介します。
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April 26, 2010
カテゴリ： 今日の一冊
僕たちのプレイボール
アメリカのリトルリーグでピッチャーをしていた柊球児は、バッテリーを組んでいたランディと世界大会での再会を約束して日本に戻った。しかし、日本で入ったチームは弱小で、練習方法になじめない球児は孤立してしまい…。
元メジャーリーガーの父親を持ち、アメリカのリトルリーグでピッチャーをしていた柊球児は、バッテリーを組んでいたランディと世界大会での再会を約束して日本に戻った。しかし、日本で入ったチームは弱小。アメリカとは違う文化や練習方法になじめず、彼は孤立した。だがチームが負けた後、メンバーそれぞれが野球への思いを打ち明けたことを機に徐々に結束が生まれる。そして、みんなの心がひとつになった時、奇跡の快進撃が始まった。世界の扉は彼らの前に開くのか……。
物語は、アメリカ帰りのリトルリーガー柊球児が「東陽リトル」の仲間達と描く少年野球ドラマ。元プロ野球選手の新庄剛志がプロデュースする映画「僕たちのプレーボール」の原作本でもありますが、少年の揺れる思い、仲間との団結と友情、切ない初恋、家族への思いが鮮やかに描かれた作品で、弱小のリトルリーグが全国制覇を目指すという、日本の現代版「がんばれベアーズ」といった感じです。映画化が先なのか、映画上映のタイミングを待っての出品なのかは分かりませんが、これはぜひとも映画も見てみたい作品で、非常に面白かったです。
【満足度】 ★★★★☆
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