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babiru_22

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April 3, 2025
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カテゴリ: 今日の一冊
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蘭医繚乱 洪庵と泰然 [ 海堂 尊 ]
価格:2,530円(税込、送料無料) (2025/4/3時点)






 江戸時代後期、医者に憧れを抱くひとりの青年が、大坂なにわ橋の上で佇んでいた。青年の名は田上惟章……のちに「緒方洪庵」と名乗る人物である。貧乏藩士の三男坊だった彼は、大坂で師・中天游と出会い、蘭学にのめり込んでいく。同じ頃、江戸で祝言を挙げるひとりの青年が、医者の道へ歩み出そうとしていた。彼の名は田辺昇太郎……のちの「佐藤泰然」である。知り合いの商人から異国の話を聞いた昇太郎は、蘭学がこの先の世に役立つと考え……。真面目な洪庵と、破天荒な泰然。長崎で同じ時期に蘭学を学んだ二人は、互いをライバル視しつつも、その歩みは蘭学を大きく発展させ、それぞれ立ち上げた私塾は「西の適塾、東の順天堂」として、若者にとっての憧れの学び舎となっていく。そして二人は、世間を脅かす「天然痘」の撲滅に挑むのだった……。

 本書は、江戸時代後期から幕末の二人の蘭方医、緒方洪庵と佐藤泰然を主人公とした歴史医療小説。「西の適塾、東の順天堂」と呼ばれ、当時の若者を魅了した名門塾の創始者である蘭方医、緒方洪庵と佐藤泰然を主人公に、明治維新に向かう激動の時代、後世に活躍する多くの人材をそれぞれ育成する一方、当時の人々が怖れた疫病「天然痘」の撲滅に挑み続けた半生をドラマチックに描いています。

【満足度】 ★★★★





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Last updated  April 3, 2025 10:22:02 PM
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ゆきこ@ 日本にとって大切な参院選 初めまして、こちらのブログとは場違いな…
とおりすがり@ Re:昨日の出来事(4/20)(04/21) 逮捕は刑罰の一種ではない。刑罰の意味で…

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