親仁の意見-50男の素朴な想い

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January 17, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨年末から、コブクロへの注目度が鰻上りですが、レコード大賞に輝いた 「蕾」 は素晴らしいですね。これに引き続き、新曲の 「蒼く優しく」 も、これまた秀逸です。そして、今春の選抜高校野球大会の行進曲は「蕾」に決まりました。

彼等のデビューは10年前だそうですが、僕が彼等を知ったのは最近です。この間の事情は こちら に書きましたが、今更ながら、彼等の実力には脱帽です。この年末・年始はコブクロばかり聴いていましたが、僕が彼等に魅せられた理由にふと気付きました。それは、S&Gとの、面白い程の共通点なのです。

S&Gとは 「サイモンとガーファンクル」 であり、彼等は1960年台から80年代に掛けて、地味ではあるものの一世を風靡した男声フォーク・デュオです。ソニー・ミュージックによるオフィシャルサイトは こちら です。それでは、ここで両者の共通点を列挙してみましょう。

1.二人の男性歌手が組んだボーカルグループであり、両者ともチビとデカの凸凹コンビです。小柄な方がリーダー(ポール・サイモンと小渕健太郎)で作詞・作曲もやり、ギターを弾くところも同じ。



3.グループ名は極めて無造作に、二人の名前から取っています。S&Gは言わずもがなですが、コブクロは「小渕」と「黒田」の頭二文字から採ったとか。 ちなみに,「こぶくろ」とは「桜」を作った時の歌詞カードに「こぶちとくろだで『コブクロ』でええか」と書いていたのがそのまま今も続いている。 (コブクロ・オフィシャルサイトより引用)ということです。

4.メロディーが比較的スローで、オーソドックスな響きながらも、非常に独自色が強く一度聴いたら忘れない「何か」があるのです。そして、歌唱力が抜群なこと。奇を衒わずして、聴く者に迫って来る迫力が何とも言えないです。

5.質の高い映画やドラマに、テーマ曲として数多く採用されています。S&Gでは何と言っても、ダスティン・ホフマン主演の 「卒業」 でしょう。あの中では 「サウンド・オブ・サイレンス」 「ミセス・ロビンソン」 が有名ですが、それ以上に一躍注目を浴びたのが 「スカボロー・フェア」 でした。この他、 「4月になれば彼女は」 なども、さり気なく使われていました。

 コブクロの方も色々ありますが、「蕾」は映画 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 の主題歌ですし、 「桜」 「ここにしか咲かない花」 「永遠に共に」 等枚挙に暇がありません。詳しくは、コブクロ・オフィシャルサイトの 「コブクロの歴史」 を参照願います。

6.そして、極め付けは、この上なく格調高い「歌詞」だろうと思います。S&Gの歌詞は平易な語句の連なりの中に、彼等の哲学が伝わって参ります。彼等が訴えていたのは現代人の孤独と、その中で必死に自分を伝えるべく葛藤する個人だったように思います。「サウンド・オブ・サイレンス」では、 "People talking without speaking, People hearing without listening........within the sound of silence" という一節が印象的でした。そして、高校生だった僕にとって、彼等こそ英語の先生だったのです。 「ボクサー」

コブクロの歌詞もS&Gに負けず劣らず、とても格調高いと思います。そして、さり気なく繊細な感覚が伝わって参ります。「永遠にともに」では、 「ともに、歩き 探し 笑い 誓い 感じ 選び 泣き 背負い 抱き 迷い 築き 願い」 と結婚する二人が「ともに」シェアして行く人生の局面を、劇的に端的な言葉で綴っていますが、しつこさを感じさせず、聴く者に迫ってくるものがあります。

「蕾」で小渕君は、10年前に亡くなられたお母様のことを切々と歌っておりますが、 立ち止まる肩にヒラリ 上手に乗せて笑って見せた あなたを思い出す一人  の 「上手に乗せて笑って見せた」 という辺り、若き日のお母様と共に過ごした瞬間が鮮烈にイメージされるのです。思わず涙ぐんでしまいます。

これから先、コブクロはどのように変化を遂げて行くのでしょうか。S&Gは解散しましたが、それは決して喧嘩別れではなく、お互いの道を前向きに進むための解散だったと思います。コブクロにも、きっとその日が来るのでしょうが、それまでの間、多くの感動を期待しています。





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Last updated  April 7, 2008 08:24:09 PM
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