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最近になって、「歩く広告塔」なる物を見掛けた。
要するに、宣伝文句を書いた布を体の両面に晒し闊歩すると言う初歩的宣伝だ。
昔は、飲み屋街での客引き看板だったりあるいはパチンコ屋の開店宣伝だったりしたものだ。
これとは別に、「魚拓」と言う絵と言うか芸術と言うかそんなものがあった。
いつの時代から始まったかは知らないが、これに似たようなものが何年か前に発表されたことがあった。
その名は、なんと 「女拓」 とか言ったはずである。
現代美術家でもある嶋本昭三氏が、女の全身裸体に墨を塗りこれを紙に写し取ると言うものだった。
一度はNHKで放映されたのだったが、余りにもエゲツない光景であると批判され、その後は一部カットされて再放送したことがあった。

20代の女性を相手にした「女拓」の後に、今度は30代の 親娘 ( おやこ ) が抱き合っている「女拓」を発表して更なる批判を煽った。

これは芸術だったのか、あるいは単なる 猥褻 ( わいせつ ) だったのか定かではなかったが、仮に芸術であるとするならば、何も手を加えて映像をカットしたり修正する必要もなかったろうし、また仮に猥褻であると受け止められるものであったなら、最初から放送などをする必要もなかったことであろう。

どちらにせよ、製作過程で猥褻だと認定して肝心な部分を修正しての再放映とは、彼や彼の弟子たちあるいはその価値観を認める人達からすれば、芸術に対する甚大なる冒涜と感じはしなかったのだろうか?
「色と見るか芸術」 と見るかは、その人によってもまた違う物である。

さて、この「女拓」に挑戦するかのように今度は「パイ拓」なるものが出てきたことがあった。要するに、女性のオッパイに墨を塗り魚拓まがいのことをするものである。

これを、幅の広いお皿などに押し付けて転写すると言う趣向のようである。
乳首とオッパイとの間に、かすかな窪みが出来て何となくパンダの目のように写るようである。
一瞬見ては、オッパイからの「パイ拓」とは判断し難い「写拓」である。
これもまた、オッパイだけとは限らないようである。
あらゆる物を利用し、要するに「魚拓化」する訳である。
趣味と言うか、芸術と見るかはやっている本人しか分かるまい。
現代は、何でも有りの時代である。
何かチョッと変わったことをすれば、すぐ様マスコミが駆けつけて来る。
マスコミも、ネタを探すのに躍起となっている。
「やらせ」も酷評され、さてどうするかとなればチョッと変わった事を見つけては修正し、何とか面白番組に取り入れようと必死であるようだ。
どうでも良いタレントをスタジオに集め、ワイワイガヤガヤとくだらない時間潰しをさせている今日である。

あるいは、もっと過激になって額に女性の大切な部分を転写して歩く奴が出て来たりするかも知れない。
もうこうなったなら、知性も道徳も常識も何もないバカな世の中になってしまうだろう。
問題は、こうした過激的な転写をしたとしてもそれが何を意味するか判断し難いとなると、取締りする方としても陳列罪になるかどうかと言う問題が出て来る可能性も否定できない。
自分の身体を生かし、トンでもない物を転写して歩いたとしても明らかにそれが、違法なものなのかどうかと言うことが判別出きないものもあり得る。
要するに、 「抽象画的な絵柄」
大体にして、今のコマーシャルにしても咄嗟の判断も出来ないCMが多い。
何度か見せられているうちに、「なるほど、それの宣伝か」などと後で合点が行く始末である。
「これは何ですか?」などと言う、謎めいたCMが出て来る可能性もある。
そう言った意味では、この「写拓」なるものは隠れ蓑的な使い勝っ手のある表現かも知れない。
個性と強烈感と言う表現部分では、まさに打ってつけだと感じた。
歩く宣伝マンとして、紙か布に両面に写拓を描きこれを首から下に垂らして、繁華街をぶらりと歩きながらの宣伝も手軽で安くて済む。
「この絵柄はなんでしょうか?
当てた人には、当店の商品が半額になります」などと言う、宣伝を頼む会社が出て来てもおかしくない気がした。 
「歩く、広告塔」として、闊歩して見るのも面白かろう。

卑猥 ( ひわい ) さが 円熟された 広告塔」。

「あれっ、何だったけ、何かに似ているような気もしないでもないが?それにしても、肌着の宣伝とは考えたもんだ」などと言う、奇才を発揮できる人材が出て来る可能性もある。

「まじまじと 眺めて知るや その謎が」。
















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Last updated  2013.10.06 18:55:32
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