なぜか突然、健康生活はじめました! ~自分の食べているもの、使っているものをもっと知りたい!~

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2007.03.01
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BSEや鳥インフルエンザなど、新たな病気が次々に出現してきている昨今ですが、これはひょっとして、人は肉を食べてはいけないという啓示なのでしょうか。という、少し宗教的、信条的なテーマではもちろんありません。また、畜産のあり方や生物学的なことをテーマにするわけでもありません。

肉食について、私なりに納得しやすい理屈を得て、こういうことなら、少し考え直してもいいのかなと思い、それを今回の内容とすることにしました。

お肉料理はやっぱりおいしいし、安く簡単にも作れるので、あまり触れたくないところです。しかし、やはりいろいろな問題があることも事実です。


ステーキ


<血が汚れる>
血が汚れるというと、それこそオカルトチックな表現ですが、これは 新谷弘美 博士が述べている、いわれてみれば最もだと思える理屈です。

動物である牛や豚や鳥の体温は、一般に人間の体温よりも高く、だいたい38.5度から40度、にわとりの体温はもう少し高くて41.5度なのだそうです。こうした人間よりも体温の高い動物の脂は、その動物固有の体温で最も安定した状態にあるということ、これは当然そうだと理解できます。

では、その動物の脂が、その動物の体温よりも低い人間の体内に入ってきた時、どうなるのかということです。ほんの数度の温度差ですが、イメージとしては、お弁当に入っていたお肉料理の脂が白く固まってしまっている、という感じでしょうか。つまり、人間の体内に入った動物の脂は、ベタッと固まってしまい、 血液をドロドロに

一方、同じ肉でも魚は変温動物なので、通常の状態であれば人間よりはるかに低い体温をしています。その脂が高い体温の人間の体内に入るとどうなるでしょうか。今度のイメージは、フライパンで脂を熱した時に溶けて水のような液体になる、という感じです。魚がもつ脂が血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを下げるといわれているのはこのためだそうです。

お肉(動物食)を取るなら、断然魚からということになります。

しかし、動物食に含まれる脂は 酸化しやすく 、そのため体内に大量の 活性酸素を作り出す のだそうです。病気の90%は活性酸素が原因といわれるくらい、活性酸素はさまざまな健康被害をもたらすというのも広く知られています。

<体内が酸性化する>
動物食を常に取っていると、体は 酸性に傾く のだそうです。本来人間の体は、ph7.4という弱アルカリ性、それが酸性に傾くと、体は体内の骨や歯に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分を使って、phバランスを元に戻そうとするのだそうです。このために、動物食の多い人は、骨粗しょう症になりやすいのだそうです。
また、体が酸性に傾くことによって、他のさまざまな病気にもなりやすくなるといわれています。

<腸にも悪い>
動物食は植物繊維を含まないために、どうしても便の量が減るのだそうです。感覚的には、お肉をいっぱい食べると大量の便が出そうな気がしますが、そうではないようです。そして腸は、その少ない便を排出しようと、懸命に蠕動運動を繰り返し、だんだん硬く、だんだん短くなっていってしまうのだそうです。そしてついには、憩室と呼ばれるポケット状のくぼみができて、そこに便がたまり、停滞するようになり、ついにはその停滞便から多量の毒素が発生するというわけです。そしてこの毒素が、腸内環境を 悪玉菌優位 に変え、ポリープやガンといった深刻な病気を作り出すのだそうです。

おいしいお肉を食べることによって、体の中は酸性化し、活性酸素は増え、血液はドロドロになり、腸には悪玉菌がはびこる、ということになるわけです。




<食糧不足の実態>
難しい話ではありません。
逆に、遠い国での、私たちには直接関係ない話だという事柄が、少し身近に感じられるようになります。

現在の世界の人口は、約62億人。そのうち8億人強の人々が、今この瞬間にも飢えで苦しんでいるそうです。ところが世界的にみて、本当に食糧が不足しているかというと、そうではないのだそうです。現在世界の穀物生産量は、年間約20億トン。世界の人口が62億人だから、単純に頭割りすると、1人当り300キロ以上もの供給が可能なことになります。

もう少し具体的にみていくと、例えば、トウモロコシの生産量は年間約6億トン、1人当りにすると約100キロも行き渡ることになります。トウモロコシ1キログラム当りのカロリーは、3,500キロカロリー。人が生きていくのに必要な最低カロリーは、500Kcal/日。机上の理屈だけからみれば、このトウモロコシだけでも全人類が2年間近くも食べていける量が毎年あることなります。

ではなぜ、8億人もの飢餓に苦しむ人々がいるのでしょうか。その原因が「肉食」にあるというのです。


これは肉牛を1キロ太らせるために餌として、その8倍の穀物が必要だということを言ったものだそうです。同じように米で換算してみると、ハンバーグ1個分の肉を作るには、おにぎりにして65個分の米が必要になるそうです!

つまり、肉というものは、非常にエネルギー効率の悪い食べ物であるということです。ですから肉食文化が拡大するということは、途方もない穀物の無駄遣いをするということになるのです。


霜降り


このような事情によって、トウモロコシの年間生産量6億トンのうち、約4億トンが家畜用飼料にされているのだそうです。そして、この4億トンのトウモロコシで作られた牛肉と、残りの2億トンの食糧としてのトウモロコシは、欧米や日本など経済的に豊かな国に優先的に届けられているわけです。今の肉食文化の背景にはこのような歪んだ状況があるのだそうです。

そして日本には食べるものがたくさんあるから関係ないと、安心してもいられない状況があります。なぜなら、日本は世界でも指折りの 食糧自給率の低い国 だからです。

欧米の先進国で日本ほど低い国はありません。ほとんどの国では、100%に近い自給率です(100%以上の国も)。一方日本は40%、穀物の自給率に至っては29%しかありません(米があっても)。

もし何か世界的な異変が起きたとき、ほかの国は自国を犠牲にしてまで日本に食物を輸出するでしょうか、そうなったとき、お金はいくらでも出すからと言えば、いくらでも輸出してくれる国がどのくらいあるのでしょうか、そういう不安がでてきて当然だと思います。

ではどうするの、ということですが、「日米の人たちが、5回に1回の肉食をやめる」ことによって、世界中で飢餓で亡くなる人をなくすことができるそうです。肉の消費が減れば肉牛も減る、肉牛が減れば、飼料として使われていた穀物が余る。その余った穀物を飢餓で苦しむ地域に回せばいいという計算だそうです。

実際にはいろいろな利害が絡み、そんなに単純には行かないことは素人にも予想できてしまいますが(残念ながら)、しかし、まずは自分ができることから始めてみるということが大事です。


自分が健康にもなり、かつ飢えで困っている人々の助けにもなるかもしれないというのなら、一石二鳥のいい話です。

早速、肉食を 極力減らす ことにしました。
いきなり全く食べないというのは現実的ではありません。
代わりに何を、どうやって食べるかという課題をクリアしていかないと、食べるものがなくなってしまうからです。

それを模索しながら、お肉は「血液ドロドロ、活性酸素バンバン」をイメージして少しずつ食べないようにします。(でも食べる時は感謝して、おいしくいただきます!)

最後に、お肉を食べるにあたっても、調理方法、例えば「 ゆでこぼし 」などの下処理をして、余分な脂肪を取り除くということが健康にとっては大事だそうです。



これは乳牛でした



食糧自給率のデータについて

農林水産省 のホームページ
その他 のホームページ

読ませていただいた肉食事情の話は、 こちら














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Last updated  2007.03.06 10:06:15
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