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※初回無料電話カウンセリング再開しました。
「ほめない、叱らない、教えない」のですが、良く誤解されます。
「 SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナー
」(電話で中身を勉強することも可能です)を一度でも受講したことのある人にとっては、「ほめない、叱らない、教えないなんて、当たり前じゃん。」ということになるのですが、一般的な常識とは正反対なので、
ここでは、「ほめない」「叱らない」について解説して、誤解を解いておきたいと思いいます。
アドラー心理学では、人間が自信をもってやる気をもって生きていくエネルギーのことを「勇気」と呼びます。「勇気」というのは、エンカレッジメントの翻訳語なのですが、危険なことに挑戦するという意味ではなくて、当たり前のことをコツコツと根気をもってやっていく力のことです。
人間が、勇気をもって幸せに生きていくためには、自分で考え、自分で選択し、自分で行動していく「自立」は何よりも大事だと考えています。
親や上司が、子どもや部下を自分の期待通りに支配して操作するために、
自分の期待通りだった時に「ほめて」
期待通りじゃなかったときに「叱って」いたら、
子どもや部下の「自立」は確立されるでしょうか?
あまりにも、ほめたり叱ったりしていたら、子どもや部下は親や上司の顔色をいつも伺うようになり、あるいは、反抗的になり、どちらにせよ自由に決断行動する「自立」は確立されにくくなるはずです。
だから、私たちは「ほめない」し「叱らない」のです。
代わりに、相手の存在そのものに正の注目をして、相手の当たり前の行動に正の注目をします。これを勇気づけといいます。
もちろん、長所や頑張ったことにも正の注目をします。これも勇気づけです。
一般的に言われている、「良い所をほめる」のも、「自分の期待通りに相手を操作しよう」という意図がなかったら、それは勇気づけで、私たちも推奨します。
でも、 「自分の期待通りに相手を操作しよう」というよこしまな意図があれば、それは、上から目線の「ほめる」であって、相手の自立を阻害するので有害なのです。
私たちが、一般的に言われている所の「良い所をほめる」を否定しているわけではないと分かっていただけたら、うれしいです。
ただ、私たちは、「良い所をほめる」よりも、当たり前の行動を勇気づけたり、頑張ったところを勇気づけたり、失敗したときに勇気づける方が、ずっとずっと価値があると考えています。
自分の当たり前の行動を勇気づけられたり、自分が頑張ったところを勇気づけられたり、失敗したときに勇気づけられたりしたらどうだろうと、想像してみてください。
嬉しいと思いませんか?
やる気が出ると思いませんか?
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