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ゆっきい0223

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aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事前に現メディ…
2007年09月08日
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カテゴリ: 日々のこと
今日は昨日の続きです。

弟がきてくれるまでは、ああ、半年の間に

父を2人とも失ってしまうのか、とか、まだ60なのに、

早すぎる、とか、親孝行これからだったのにな、とか

せめても土曜日に2人と楽しそうに遊んでくれてよかったな、とか

そんなことばかり考えていました。

途中で母からメールが来て、父の名前と、血液センターがどうのと

放送が流れたそうで、輸血も必要なのか。。。とますます心配は

増してきました。



父が死ぬのが想像できないなーと思っていたら、弟も

全然死ぬと思えないというのです。

2人ともそう思うのなら、今回は大丈夫なのかもしれないね、と

ちょっと楽観的になりつつ、時間をすごし、2人が病院に行くと

言ってくれたのでスタバを出ると旦那さんともばったり会いました。

病院について、今度は手術室の前で待つことに。

父が倒れたときに電話していたお友達が、わざわざ西東京から

駆けつけてくださり、皆でちょっと話しつつ、子供達の世話をしつつ

待つことしばし、手術に入ってから3時間半ほどで父が手術室から

出てきました。

結果は、血腫になっていた部分は綺麗にとれて、出血点は



新たな出血もなく、輸血も使わず無事終わったとのことでした。

再度CTを撮ったり、色々処置した後に父とも会えるとのことで、

もうしばらく待つことに。

それで皆で控え室に戻ったのですが、りんごがやっぱり怖いと号泣。

しょうがないので、廊下で旦那さんと4人で待つことにしました。



激しく金切り声で叫びつつ走ったり、寝転がったり、壁を叩いたり

そりゃあもう大変!

あまりのパワーなので、弟と一緒に7階まで階段を往復したりもしましたが、

それも全く意味なし(笑)

やっとのことで、呼ばれて、ICUの中に入ることが出来ました。

父は手術直後なので薬で眠らせて人工呼吸器がつながっている状態でしたが

血圧も安定していて、手足のむくみもなく、割といい状態だな、と

感じました。

会議のためいったん大学に帰った叔父が来てから手術の説明はしてもらえるとのことで

またそこから30分近く待つことに。

またもや2人の激しいパワーと付き合い待って、やっと叔父が到着。

手術の説明では、CTを初めてみましたが、確かに物凄い大きい範囲の出血!

これは叔父も暗くなるわけだと思いました。

出血は右の脳の内部から外側はくも膜下まで、内側は脳室の方まで広がっていて、

それは一応全部取って来たとのこと。

普通の脳出血の場合は、その晩と翌日の出血が一番可能性が多く、

一日二日が山といわれますが、もやもや病の場合は普通の脳出血と違って、

再出血はあまりないそうで、そんなに出血の心配はないそうで

それを聞いてほっとしました。(その代わり、またこういう出血が起こることは

いつでもありえるのです)

これから先の心配は、逆にもやもやの血管の先の脳梗塞の可能性、

脳室に血液が入り込んでしまったためにそこに水が溜まり、

水頭症になる可能性があるとのことで、(こちらは3割くらい)

まあ一安心はしつつも油断は出来ないという感じでした。

たまたまこの執刀して下さった先生は後で調べたら

もやもや病の研究をしていらっしゃる先生でとても詳しくて

わかりやすい説明でとてもありがたかったです。

もやもや病は遺伝性で、若い人に多く、ストレスや高血圧は

出血などの原因になりますが、それ以外は予防のしようがないとのことで

叔父や、私、弟、うちの子たちももやもやの可能性も充分考えられますが

叔父は調べても心配になるだけだよと言っていました。

(でも血圧やストレスなどは回避した方がいいんだから、調べようかなあと

思ってます。)

で、父の話に戻りますが、人工呼吸器は、脳の状態が落ち着いたら

薬をなくして外すとのことでしばらくは安定した呼吸で安静にさせるとのことでした。

後遺症については、こればっかりはなんともいえないとのこと。

一番良い状態で、杖を突いてびっこで歩く、それより悪い状態は

いくらでも考えられるとのことでした。

私はもう、車椅子以上は無理かな、と思っていたので、正直これを聞いて

そっか、杖で歩けるかもしれないんだ!とかなり希望がわきました。

話が終わってみて叔父がもう一度父の状態を見に行くためまた少し待ったのですが、

その間に突然りんごが控え室に入れるようになりました。

後で旦那さんと話していたのですが、もしかしたら、手術で大変なところを

脱するまでは、父が控え室に来ていたのかもしれないよね、と思います。

あまりに異常な怖がりようでしたからね。。。

翌日からの面会は3時から8時のみで例外なしとのこと。

なので、家からも歩いてすぐの病院だし、9時に皆家に帰ることになり

10時ごろに帰宅しました。

その晩は何だか興奮して寝付けず、4時まで起きていました。

9月6日

朝起きられず、8時半頃まで寝て、家事をしてお弁当を持って、車で実家へ。

弟が仕事を休んでくれたので、母の心配も要らず、私は昨日帰れたので

とてもありがたかったです。

しばし実家で遊んでのんびりして、また病院へ。

まずは子供を母が見て、私と弟が病室へ入ると、人工呼吸器が外れてる!

もう外して意識もありますよとのこと!

そしたら父が動く方の右手をひらひら動かして自己主張していたのです!

夢中で弟と話しかけたら、理解しているようで、手を握ってきました。

先生が意識ははっきりしているみたいですよ、お名前は?と父に聞くと

しっかり自分の名前を答えたので、本当に嬉しくなりました。

そして麻痺した方の左の足も微妙にですが、動かせるとのこと!

ゆきこだよ、りんごとみかんもいるよ!というと、りんご、みかんと

一生懸命しゃべる父。

先生から話があるとのことで母と弟が交代して、母が大喜びで

良かったね良かったねと繰り返し言ったら、「良くない!」

唾と痰を取ってもらって口の中がすっきりしたら、「水!」と

超わがままぶりも健在(笑)

そして動く右手をしきりに動かし訴えるので見たら、縛り付けられた

右手をぐいぐいひっぱって怒ってました(笑)

元気そうで本当に嬉しくて笑ってしまいました。

ほっとしたので、私は台風もあるし、このあたりで帰ることに。

帰るねと伝えるとちゃんとバイバイもしてくれて、ほっとしました。

その後、帰ってから母と弟から聞いた話では、麻痺した側の足や

手を多少動かしたり、「ゆきこは?ゆきこは?」と何度も聞いたりと

元気そうで一安心!

昨日なんかはリハビリに音楽は効果があるし、父はクラシックが大好きなので

ラジカセを持ってこようね、と話したら、「いやだ」とのこと。

もしかしてラジカセだと音が悪いから?いい機械持ってきて欲しいの?と

弟が聞くと「そうだ」とのこと(笑)

それに、ヘビースモーカーだったので痰が絡んで肺炎の心配があるので、

痰を取る為に鼻から管を入れさせてくれと看護婦さんが頼んだら

「要求が多いな」と怒ったりしたそうで、まあわがままいえるくらい元気で

本当にほっとしました。

ただ、昨日先生の話では、出血がやっぱりとても大きかったので、機能障害は

かなりひどいかもしれないとのこと。

どの程度障害が残るか、今後はそれが心配なところです。

この病院はリハビリにも力を入れていて、昨日から早速リハビリも始まったそうで

思っていたよりもずっといい病院だったな、と(凄く近いし)喜んでいます。

そして昨日は私は12時間も寝てしまいました。

疲れていないと思っていてもやっぱり疲れていたのかな。

そしてまた明日は病院に行く予定。一時はダメかと思ったのに、本当にここまで

回復しただけでもありがたいなと思ってます。

父の話、諸々もう少し書きたいことがあるので、次回も続きます。



と今、母から電話があって、ちょっと心配なことが?まだ良くわからないのですが。

こういう時ってほんとにいろんなことに一喜一憂しますね。

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Last updated  2007年09月08日 14時56分15秒
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Re:脳出血ドキュメント2(09/08)  
ひなた母721  さん
本当に、本当によかった、、、こんなにハッキリ意識もあって、ワガママも言えるなら、すぐ良くなりますよ☆

りんごちゃんもみかんちゃんも、、、何か見えたのかもしれませんね、、、、

それにしても、お父様、、、やっぱり、娘がかわいくてかわいくて仕方ないんでしょうね!!!
孫が大きくなるまで、、、お嫁に行くまで、、、、頑張ってゲンキでいて欲しいですね♪

(2007年09月08日 15時30分23秒)

Re:脳出血ドキュメント2(09/08)  
りんごちゃんの様子きっとなにか怖い物が来ていたんですね。
病院に入るのが嫌だったのは、怖い物を追い出そうとしていたのかもしれませんね。

みなさんが明るくて前向きでいらっしゃるから、きっと大丈夫だと思います。
お父様、救急でご自分の病気に最も適したところに来られたなんて強運の持ち主ですね!

(2007年09月08日 16時32分23秒)

お父様  
まだ、きっとこれからも大変だし、いろいろあるとは思いますが、私、この報告をきいてすこし安心しました。きっとすごく、良くなる気がします。
ほんと、もっと悲観的なことばかり考えてしまいましたが、この意識のはっきりしている様子、よかったです。
きっと娘たちのため、孫たちのため、元気になってくれますよね。
ゆっきいさんも疲れがたまると思います、身体、無理せぬ様になさってくださいね。
りんごちゃん、みかんちゃん、子どもって大人には分からない何か繊細な感性とかあるんですよね、きっと。親や周りの状況や心境を感じとったり。
りんごちゃんみかんちゃんの母として、お父様の娘として、そしてお母様の心強い支えとして・・忙しく、また大変だとは思いますが、頑張ってください。遠くからですが祈ってますね。 (2007年09月08日 17時53分58秒)

>ひなた母721さん  
ありがとうございます(^^
わがまま、ほんとに、笑っちゃったけど
嬉しかったです♪
2人、絶対見えてたと思うんですよね!
元気になったら父に聞いてみようと思ってます(笑)
父、そうなんですかね?(笑)
そうそう、ひ孫を見て欲しいですね。 (2007年09月09日 00時04分39秒)

>たまちゃんはるちゃんさん   
そっかあ、怖いものなのかなあ。
島根のじいじのときのことも考え合わせて
父が来ていたのかなあと思ったんですけどね。。
そう、案外母以外は明るくて前向きだったので
多分大丈夫と根拠なく思ってしまいました(笑)
父、そうですね!まだまだ生きていなくてはいけないって
ことなのかもしれないですね。 (2007年09月09日 00時05分57秒)

>桃ももピーチさん   
そう言っていただけると嬉しいです(^^
ありがとうございます!
母もまたみかんとりんごを抱こうよと
言ってリハビリ頑張らせると言ってました(笑)
子供達の感性、そうなんですよね。
見えているのかもしれないし、見えていなくても
親達の気持ちの変化は確実にわかっているんでしょうね。
私はたいして何もしてないのですが(^^;
どうもありがとうございます! (2007年09月09日 00時08分01秒)

Re:脳出血ドキュメント2(09/08)  
こ つ た  さん
読んでいて、とても緊張しました。
でも、良かった。
親が病気で危険な状態・・・って、考えただけで怖いです。
私、TDLで危ない思いをさせたけど、母はまだ大丈夫。と頭の奥で勝手に思って油断してて・・・
いなくなっちゃうかも?なんて、本当に想像できない。

ちびちゃん2人連れて、待ってるのは、ゆっきいさんも精神的にも肉体的にも大変でしたね~。
少しでも後遺症が軽く済みますよう祈ってます。 (2007年09月10日 13時51分17秒)

>こ つ たさん   
ありがとうございます。
そうなんですよ、まだまだ死とは遠いような気がしていたので
油断してて想像もしてなくてびっくりしてしまいました。
案外私も疲れていたみたいです。
もう随分休みました(^^
(2007年09月10日 16時18分04秒)

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