

茶道で許状(お許し)をいただいた。
こちらは稽古とその習得を師匠に判断され段階を経て得てゆく相伝のお免状である。
前回のそのときはうれしくてうれしくて精進を誓いながら自身へ茶碗を贈った。
それは作家横山拓也の黒茶碗であった。
そして今回は村木雄児。
うつくしい粉引である。
とてもとてもうつくしいうつくしい粉引である。
お師匠のお持ちのような由緒正しき千家の茶碗はもとめようがないが(大高価デアル)(目ガトビダス)
現代をなまなまと生きて作っていらっしゃる陶芸作家の、ある意味で最先端の作品を
心を入れながら手にし使うことができるのはたいへんな幸甚であると思う。
もちろん目が飛び出すほどの値段ではないがお茶人でない方にもし語れば
「茶碗一個にそれかい!」なお値段ではある。
精進しよう。
出会ったからには次を見てみたい。知りたい。知りたいのだ。先へ行く。
今回も作家さんの展示会に出かけてそれをもとめた。
ひとめでそれに惚れてもとめ包んでいただくとき店を出るときの二度、作家さん(村木さん)に
「ぜひ毎日使ってください」
と声をかけていただく。
「はい」
と、わたしは答える。
PR
キーワードサーチ
コメント新着