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2021年02月24日
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カテゴリ: 川柳
古川柳を時々読み返してみる。

同じ17文字の作品なのに俳句は上品、川柳は下世話といったイメージが
いまだに強いのが残念だ。
確かに武士や僧侶が川柳を詠んだという話はほとんど聞いたことがない。
川柳それも駄洒落の部類を作るのは長屋の連中といつまにか定義ずけされて
しまった。
それでも川柳は人々から地味に愛され生き長らえてきた。
近年サラリーマン川柳やTVのバライティー番組で人気が出てきたが




平清盛は熱病で死んだのだが、部屋へ入る
者たちはその熱さに耐えかねたという。
清盛を診察した医者がいかに大変だったか
目に浮かぶ。
これが江戸時代に作られたのだから立派なものだ。

なきなきもよい方をとるかたみわけ

今の世にも通じる名句だと思う。
片目で泣きながらも、片目では良い方を取らない
ではいられない女の執念。
女と着物は切っても切れぬものだから。
かたみわけの場面が見事に浮かんでくるね。

しかし残念ながら訳のわからない句も多い。

出典「古川柳おちぼひろい」田辺聖子著昭和56年講談社文庫










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最終更新日  2021年02月24日 18時05分35秒
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