バス停地名学のすすめ

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2007.03.21
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カテゴリ: お知らせ 他
みなさん、こんにちは。

このブログでは「バス停地名学のすすめ」と題して、バス停に残る東京の失われた地名、懐かしい地名をピックアップしながら、実際に私が現地を訪ねて歩いた記録を、気ままに綴っていきたいと考えています。

そもそも、バス停に残る古い地名に興味を覚えたのは、もう15年以上も昔、当時通勤でよく利用していた都営バス[早77]系統にあった、新田裏というバス停を知ってからでした。周囲の町名とも全く関連のないバス停名に、ある日ふと疑問が生じ、いろいろと図書館の資料などを調べてみると、江戸時代の開墾地に関係した地名で、古くは新田裏という小字があったことが分かりました。かつてその場所を通過した都電にも新田裏という電停があり、バス停はその名を受け継いだ伝統ある名称であることも分かりました。
しかし平成9年、新田裏バス停はあっけなく日清食品前と改称されてしまいました。歴史ある新田裏という地名も、バス停名の消滅と共に人々の頭の中から完全に消え失せてしまったことでしょう。
以来、都内でバスに乗るたびに、少し変わったバス停名を見ると、その由来などに関心を持つようになり、同時に、既に地図上からは姿を消した旧地名、旧町名、俗称といったものが、バス停名としてはまだまだ数多く残されていることを知りました。そうなると、そのひとつひとつを実際に訪ね、バス停をこの目で見て、その周囲を歩いてみたいという衝動に駆られるのが、私の性分なのです。

もともと街歩きの好きな私ですので、いろいろと脱線する場面もあるかもしれませんが、あくまでも「気ままに」お付き合いいただければ幸です。

***

第1回は、新宿区の角筈二丁目を取り上げる予定です。
ご期待下さい。





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最終更新日  2007.03.27 00:14:34
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