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3月になります。学年末ですね。塾としても最もほっとできる時期です。 さて、ここからは私的な話も含みます。3月の予定ですが、半分以上は塾がお休みになります。よそは春期講習や新年度に向けて忙しい時期になりますが、うちはあえてお休みを増やします。(高校生のテストはありますので、不定期で開けます。詳細は左のカレンダーを確認ください。不定期期間はサービスです。ご請求の対象にはなりません)春休み期間の3月27日から通常パターンに戻しますので、3月の1週間分と4月分を合算して4月のご請求といたします。3月27日以降に順次ご請求させていただきます。 年度末ですので、いろいろ考え直すという方もおられるかと思います。その場合は勝手ながら、3月19日までにご連絡いただけると助かります。2年前の2月18日に母が80で急に亡くなりました。先日三回忌まで無事に済ませました。 父は30年くらい前になくなり、私は一人っ子。母も兄弟がいませんので、母一人子一人生活。近くには住んでましたが、同居ではなく、いわゆるスープの冷めない距離。近年大分衰えてきたので、そろそろ介護をどうするか?・・・と考えていた矢先でした。実にあっけなかったです。 一人息子なので、余計な手間かけたくないという母の思いはあったと思いますが、なにせその後が大変。葬儀からその後の事務処理が山積。さらに自宅を引き払って母が住んでたところへの引っ越しなどなど、すべて一人で済ませましたので、一周忌までは怒濤の日々でした。本当に人が亡くなると、遺族は大変です。その間、いろいろ考えさせられました。仕事は大事です。今来ていただいている生徒たちには感謝しかありません。しかしそれ以上に、自分の今後を強く考えるようになったのです。 不定期に長期休みを入れているのも、そのためです。もっと旅に出て視野を広げたい。若いときから日本中の鉄道を乗り歩いていた血が騒ぎ出しました(笑)さらにはいろいろな人と出会い、もっと本も読みたい(余談ですが、立命館アジア太平洋大学の学長、出口治明さんは、人生で大事なのは、たくさんの人に会って本を読んで旅に出ることだとおっしゃってます)。 わがままだと思いますが、そんな塾に来ていただけているのは、本当にありがたい限りです。三回忌が終わると、遺族としての一通りの義務は果たせます。私が元気に生きていくのが最高の親孝行だと思っていますから、ここからは自分の残りの人生をどうしていくか?語弊ありますが、自分のこの先、死までを意識して考えたのです。 仕事はまだまだ続けていきたいが、自分のやりたいようにもやっていきたい。時間曜日フリーで、サードプレイス的な場所を作ろうと思ったきっかけはまさにこれです。幸い生徒たちは嫌がらずに通ってくれる。やり方としては間違ってないと思ったのです。 塾に来たら、すぐにぐんぐんやる気になって成績が上がるとは言い切れません。しかし子供たちは自分の頭で考えて行動する。何をやるべきか考えている。 もちろん未熟な彼らですから、紆余曲折はあります。だからこそ時間曜日の縛りをなくし、フリーな空間を用意しようと思ったのです。今子供達に最も足りないと思う「余白」を与えることで、どうすべきかを考えさせる。その様子を見守る。進路も塾都合と取られかねない進学実績など一切考えていません。工業科などの専門学科も薦めます。彼らが主体的に選んで進学していけばいいのです。どこであっても。「子供たちに静かに火をつける場所」そんな塾で良いのではないかと思っています。 塾はあまたあります。うちはこういうスタイルだと言うことをきちんと提案し、納得していただけた人に来てもらえるのが幸せだと。 規模の拡大は望みません。むしろそれは生徒たちに失礼です。生活のためでもありますが、それ以上に、自分がやりたいようにやる。 こんなわがままな塾に、今後もお付き合いいただければ本当にありがたいことだと思っています。次年度もどうぞよろしくお願いします。----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です
2024.02.29
「中堅男子クライシス」シリーズ※まだまだ精神的には幼い。幼いが故に実力が発揮できないことも多い。しかし最近の教育は幼さを理屈で乗り越えさせようとする。彼らの葛藤に正面から向き合ってない。その危機感からの命名です。 さて、このところずっと勧めております実業系の学科ですが、一時期の低倍率を脱しつつあるのかな、と言う気がします。推測ですが私立の無償化でここ数年人気が高まり、大学受験を考えている方は、大学の付属や進学実績のある学校を目指している。もしくは都立でも同様な学校に。 実業系は私立にはほとんどないので、そちらを第一志望に考えている生徒が集まってきている印象があります。やむを得ず・・・というのが減った。その狭間に落ちているのが、いわゆる下位の普通科です。 もう何度も申し上げておりますが、オール3に満たないと、本当に選択肢が少ない現状では、前向きに実業系の学科を目指すのはありだと思うのです。 これから先、生徒達が社会に出る頃には、いわゆるエッセンシャルワーカーの人員不足が加速していきます。その流れを受けた選択が増えてきているのかなと思います。確かな技能を持った労働者は、需要が確実に高くなります。現状、実業系の学校には入りやすいです。ただそれはあくまでも入り口だけのことです。社会と直結する技能を身につける場ですので、しっかり勉強しなければ卒業できません。そのための下準備を、勉強ときちんと向き合うということを、高校入学前に意識しておく必要があると思うのです。 これからの勉強は、偏差値がどうとか、どの学校に入るとかという従来の価値観以上に、自分の将来に向けてどういう学びをしていくべきか?という部分が大事になってくるんだと思います。 めんどくさいとかダルいとか、わからないから投げ出したくなるとか、幼さを脱却することが、学ぶことの大事さです。受験生は進路を決める大事な時期ですが、そういうことも理解して進学して行ってくれれば良いなと思います。令和6年2月6日(火)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です
2024.02.06
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