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2024.04.08
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カテゴリ: シネマ
​​ ​​◆異人たちとの夏◆
​​2024年4月6日 BS松竹東急にて放映

山田太一原作、大林宣彦監督~幼い頃に死んだはずの両親と出会うお盆月の8月の物語~ファンタジーなのか、オカルト映画なのか~

風間杜夫/原田秀雄は売れっ子の40代のシナリオライター~妻子と別れてマンションで一人暮らし。仕事での付き合いのあるTV局の制作マンの間宮が原田が別れた妻と一緒になろうと思ってると言う。妻とは別れてはいるが、仕事仲間の間宮が妻と一緒になると聞いてあまりいい気がしてない。

そんな原田の部屋に同じマンションの3階に住む女が、シャンパン開けたんだけど一人で飲み切らないから一緒に飲みませんかと初対面なのにやって来た。原田は気の乗らないときだったので、しかも見ず知らずだしきっぱり断って女を帰した。このケイと名乗った女の役を名取裕子。原田の住むマンションは事務所借りが多く、夜には原田の部屋とケイの部屋の二部屋しか人が住んでない状態になる。

ある日、原田は気分転換に生まれた町の浅草へぶらりと寄ってみた。煎餅を立ち食いしたり、うなぎ屋で食べたり~演芸場に入ると原田には懐かしい顔を見つけた。それは片岡鶴太郎/原田英吉~秀雄の父親その人だった。父親に誘われるままアパートへ向かった。

そこには母親の秋吉久美子/房子もいた。ところが秀雄の両親は彼が12歳の時に自転車事故で二人とも亡くなっていたのだ。なぜか再びこの世に現れた秀雄の両親~初めに会って以来、秀雄はちょくちょく両親のアパートへ通うようになった。

一緒にビール飲んだり、母が作ったアイスクリームを食べたり、花札をしたり~

一方、初対面で秀雄が誘いを断ったケイとはその後親しくなり、秀雄の家に招待して一緒に飲むようになった。その時にケイは何種類ものチーズを持参して、秀雄は自分のブランデーを開けて~そして二人は愛し合うようになった。秀雄が浅草の両親のところへ何度も通うようになり、またケイとも何度も会うようになって、仕事関係の者から最近やつれたねと言われるようになった。確かに目の下にクマもできてしまってた。

ある時、秀雄はケイから両親にはもう会わない方がいいと言われる。でも秀雄は両親が妖怪でも化け物でもいいから会いたいと言う。

しかし日が経つにつれて、鏡に映った秀雄の表情が老けて衰えてるようになってきた。そして秀雄は両親に別れを告げようと決めるのだった。

秀雄とは出掛けようとしない両親を秀雄は誘い出した。今半ですき焼き食べようと~両親は渋々秀雄と出掛けることにした。外に出たら自分たちはこの世にもう居られないと分かってるかのようだった。



秀雄は両親と今半で席に着いた。母がすき焼きを焼いてくれている。二人ともが秀雄の事を大事に思ってると言ってくれた。そして両親は消えて居なくなってしまった。

後日、秀雄の仕事仲間の間宮が秀雄を訪ねて行く~明かりが点いてるのは3階の部屋だけ~3階はケイの部屋。実はケイもこの世の者ではなかった。以前、秀雄の部屋にシャンパンも持って誘いに来た時、誘いを断られてその後チーズナイフで自分の胸を斬り裂いて自殺していたのだった。ケイはまさに秀雄に憑りつこうとしているのか~そこへ間宮が助けに入るのだった。

















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Last updated  2024.04.08 22:33:10
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