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イチョウの葉を拾い上げる人も。 今月3日に中島公園の紅葉ライトアップを見に行った5日後の8日、朝カーテンを開けると外は銀世界になっていて驚きました。札幌で11月前半に積雪が10センチを超えたのは9年振りという事でした。実際に積雪は12センチで今年初めてブーツを履いて出かけました。 風もかなり強く紅葉した黄色や赤の葉が一夜で白くなった路面に舞い散り、何とも言えない幻想的な景色となっていました。渡星前も本帰国後もこんな景色を見た記憶がなく9年前の2016年は季節が一つしかないシンガポールにいたんだなぁと懐かしく思い出しました。 最近耳にする言葉「2季」は日本から「春」と「秋」が消えていくのでは・・という意味のようですが本州から移住した方や転勤で札幌在住の方からは北海道にはしっかりと秋の季節があって期間も長いので十分楽しめるという事でした。将来的には秋の景色を満喫するために北海道へ!という時が来るのかもしれません。
2025.11.12
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先月25日のエノテカでの「イタリアワインの王バローロ グレートヴィンテージ2019年テイスティング会」は8種類のDOCGの飲み比べでした(①~⑧まで値段準に7,480円から48,400円まで) アルコール度数 14.5% 売値14,300円 8種類の中で一番面白いと思ったのは⑤のワイン名「バローロ・ラヴェーラ」でした。樹齢80年のネッピオーロのクローン品種である「ランピア(60%)」と「ミケ(40%)」をブレンドしたワインでエノテカのワインノートには「他のバローロとは一線を画しフレッシュでブルゴーニュワインにも通じるエレガンスと複雑さを備えた優美なスタイル」と書かれています。グラスもブルゴーニュ用に注いでもらいました。エノテカのスタッフによると使用した葡萄についてここまで情報を出す生産者(エルヴィオ・コーニョ)は珍しいのではという事で、この生産者に対する信頼度のようなものが増す気がします。 ところで8種類のバローロの中4種類の<香・味わい>の説明に「ブラッドオレンジの生き生きとした果実のアロマ」というのがあり、初めて聞くブラッドオレンジについて尋ねるとシチリア島原産のオレンジジュースで、エノテカのすぐ近くにあるショッピングモール「円山クラス」のイオン店で販売していると教えて貰い早速購入しました。冷凍された状態で(常温で戻すそうです)千円台のジュースは高級品ですが、やはり血の色のようなオレンジ(ブラッドオレンジ)の凝縮感と旨みは優れ物、何かカクテルを作ってみたいと思わせてくれる逸品です。
2025.11.10
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先月のエノテカでの「バローロ」の試飲会の後、エノテカのワインセミナーで顔馴染みとなったM君と近くにあるショッピングモール「Maruyama Class」にある自然派ワインのお店「ワインショップ円山」で締めのワインを飲むことになりました。ワインの角打ちが出来るこのお店でメニューの中から選んだのはM君お勧めの「アノニマス(匿名)・マセラシオン(醸し) 2024」です。アルコール度数 12% ワイナリーや葡萄品種については匿名のはずですが、販売者の「円山屋~」が情報を提供してくれています。北海道の仁木町で2024年10月に同時収穫したピノ・グリ(56.663%)を中心にトラミナー(24.91%)とケルナー(18.46%)を仕込んだ混醸のオレンジワインで今年9月27日に販売開始を始め会員限定商品というかなり貴重なワインでした。 北海道でもジワジワとオレンジワインの人気が高まっている感がありますが、正直に言うと「美味しい!」と思う北海道産のオレンジワインには出会ってなかったので、このワインの熟成した果実の華やかな香りや味わいは満足度の高いものでした。売値は税込みで4,950円ですが、グラスで800円台で飲む事が出来ます。後でこのワインを検索すると「ピノ・グリ」のふくらみのある果実に「ケルナー」の澄んだ酸「トラミナー」の繊細なアロマが重なり合うワインとあり、確かにこのワインの美味しさを3つの葡萄の特徴で伝えてくれています。 エノテカでの試飲会前日に札幌駅構内にある「どさんこプラザ」で小樽醸造のオレンジワイン「旅路(葡萄品種名)」をグラスで飲みました。甘く豊かな香り、柑橘、あんずのようなニュアンスとメニューに説明がありました。個人的には「アノニマス~」に軍配という感じです。
2025.11.05
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今年で2回目となる「中島公園紅葉ライトアップ」が10月24日から11月3日まで開催され最終日の昨日行って来ました。昨年は北海道大学構内の「北大金葉祭」のライトアップを見に行き人の多さと多彩な色合いの煌びやかなイチョウ並木のライトアップに圧倒され、北大と中島公園の比較も楽しみの一つでした。 渡星前は仕事に追われ中島公園を訪れる機会はあまり無かったのですが、本帰国後たまたま公園内に天文台を見つけ何度か通っているうちに中島公園の魅力を感じるようになりました。北海道を代表する作家「渡辺淳一」の記念館(カフェを併設)や「キタラコンサートホール」が観光スポットにもなっていますが、今年インターコンチネンタルホテルもオープンし注目度を上げるエリアでもあります。 菖蒲池のイチョウ 街灯でライトアップされるモミジ まずは公園の入り口近くに出店しているお店をチェックしてから、イチョウ並木へと進みました。ライトアップにはちょっと早い到着で自然光が注ぐ金色も満喫出来ました。人並もちょうど良い感じでハロウィーンの仮装をした若者達のいくつかのグループが写真を撮り合っている様子にも和みました。辺りも暗くなり始め街灯が灯ると幻想的な赤色となりました。どの木を見ても美しく見飽きるという事がないのが不思議です。有料ですが公園内の日本庭園でもライトアップがされていたようで、これは来年の楽しみに!四季のない国シンガポールから戻り四季の移り変わりを実感できることに感謝・感謝の昨日でした。 ところで「さっぽろ焼き芋テラス」と題したサツマイモの出店が多く、特に「自然栽培やきいも みらい」には買い求める人の長い行列もあって驚きました。シンガポールでは数年前に「ドンキ」の出店に伴って焼き芋の販売を始め大ブレークしましたが、日本での焼き芋の人気には今更ながらに驚きました。
2025.11.04
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10月から始まったNHK朝ドラ「ばけばけ」は期待以上の面白さと台詞の中のユーモアのセンスに大笑いするシーンも多々あります。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲 1850-1904)に興味を持ったのは「イギリス人の父とギリシャ人の母の元に生まれ18歳までアイルランドで過ごした」という経歴を以前に読んだ時でした。今でも妖精伝説を信じノーベル文学賞の受賞者が多い国は私の憧れの国の1つで、アイルランドの文化や習慣はケルト民族の風習の由来しているものが多いと言われています。 今日31日はハロウィーンでテレビのニュースでも渋谷などに仮装して集まる人達に注意を促していましたが、ハロウィーンはアイルランドに住む古代ケルト民族の「サウィン祭」という収穫祭が起源でキリスト教ではなくアイルランドのケルト民族の間で信仰されていた「古代異教」の考えが基になっています。 古代異郷では寒くなる季節の前に死者が生者の間を歩き回り交流すると信じられ、生者は自分達が不気味な仮装をすれば自分達を仲間と思い見逃してくれて甘いお菓子で死者の霊をなだめようとしたそうです(「Trick or Treat・・いたずらされたくなかったらお菓子を頂戴!)ラフカディオ・ハーンが少年時代にTrick or Treatをやっていたのかは分かりませんが、アイルランドでの生活で多神教を信じ妖精や死者の存在を自然に受け入れる人物に育っていたなら「八百万の神」や「幽霊伝説」のある日本(特に出雲地方)は正しく彼の求めた地だったのかなぁと想像します。 経済的理由で19歳で渡米した後、1884年のニューオーリンズの「万国博覧会」で「古事記」を読んだ事をきっかけに1890年来日し、その6年後に日本国籍を取得し出雲国の枕詞「八雲立つ」から「小泉八雲」と名乗った事は正に「自分が自分らしく生きる地を見つけた」という感があります。ドラマは今後ラフカディオ・ハーンの日本愛が随所に描かれていくと思いますが、私自身も未だ気付いていない日本の良さをドラマから学べればと思っています。
2025.10.31
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昨日のワールドシリーズ「ドジャース VS ブルージェイズ」第3戦は外出先で携帯でチェックしていましたが、9回で5-5のまま延長戦に入り18回の表でブルージェイズに点が入らず一体何回まで続けるのだろうと思っていたら18回の裏にサヨナラ打が出てドジャースが6-5で勝利し何はともあれ試合が終了した事にホッとしました。 気になって後でワールドシリーズとと日本シリーズの延長に関するルールを調べてみると、メジャーリーグのワールドシリーズに関しては悪天候の場合を除いては延長回の限界が無い事を知りました。そして昨日の試合がワールドシリーズ史上2回目の18回延長戦だったそうで、1回目は何とドジャース VS レッドソックスの第3戦目でこの試合もドジャースが勝ちましたが、結果的には4対1でレッドソックスがワールドシリーズを制覇しています。試合時間も1回目が7時間20分で今回の6時間39分を超えていて一体球場の観客がどれだけ残っていたかまで気になります。 そして昨日ソフトバンクのモイネロを打ち崩せず1対2で負けた阪神との日本シリーズは今日が同じく第4戦目で、果たして延長戦の回数は?と調べると7回戦まではリーグ戦と同じ延長は12回までで8戦目からは延長制限を設けていないようです。延長制限がない試合があった日本シリーズの記憶が私にはないので7戦目までで日本一が決まった試合がほとんどなのだと思います。ただ今年の日本シリーズに関しては実力が拮抗する両チームなので制限のない延長戦を是非見てみたいものだと期待してしまいます。もし7戦目までに2回引き分けがあって3勝2敗2分の場合第8戦目を迎え、そして3勝3敗2引き分けになったら9戦目も行われるという事です。残り僅かになった今年の試合を最大限に満喫したいものです。【追記】2025年10月31日 昨日の日本シリーズは11回延長戦で盛り上がりがありましたが、結局ソフトバンクの4勝1撒で日本一となり5戦で決着がつきました。日ハムファンとしては天敵のモイネロ投手を阪神が打ち砕いてくれるかに興味深々でしたが、モイネロ投手に軍配でした。ワールドシリーズは延長が無制限なので7戦目で勝敗が決してしまうので8戦目、9戦目の死闘は来年の多分日ハム戦に期待します!
2025.10.29
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先週の土曜日にエノテカでの「Barolo(バローロ)生産年2019年 8種類の飲み比べ」に参加しました。8種類の全てがイタリアワイン最高の格付け「DOCG(統制保障付き原産地呼称)」ワインで産地はセッラルンガ・ダルバ/モンフォルテ・ダルべ/ノヴェッロ/カスティリオーネ・ファレット/モンフォルテ・ダルバ/ラ・モッラの5つです。価格帯は7480円から48,400円で参加費の9,900円はお得感があります。 ③のワイン名「バローロ・ブッシア」生産者「プルノット」 左からボルドータイプ(2個)とブルゴーニュタイプ(1個)のグラスが用意され①から③のワインの試飲でスタートです。 ① DOCG セッラルンガ・ダルバ ALC度数 14 ② DOCG セッラルンガ・ダルバ、ラ・モッラ ALC度数 14.5 ③ DOCG モンフォルテ・ダルバ、 ALC度数 14 バローロは今までに数回しか飲んだ事がなく記憶も曖昧でしたが、注がれたバローロの色合いがピノ・ノワールのような明るいルビー色である事と葡萄品種ネッピオーロから造られる力強く濃厚なワインと言われながら私には繊細でピノ・ノワールを飲んでいるような感覚にもなりました。上記の①~③では③が一番エレガント重視で造られたワインだそうでブルゴーニュタイプのグラスを使う意味が分かりました。 3つの時間帯に分けて6人ずつの試飲会で配られた資料を元にお店のスタッフにあれこれ質問したりワインの感想を述べあったりであっという間の1時間半でしたが、一番印象に残ったのは樽熟成に使う樽がフフレンチオークではなくスラヴォニア産オークだそうで、この木材を使うメリットは価格がフレンチオークより安価である事、大きな樽を作れる事、香りを穏かに付ける事が出来る(結果穏かなワインになる)事だそうです。そしてバローロの香りや味わいを表現する時に使う「スミレや薔薇」についても日本とヨーロッパの花の香りは違うのだろうか?とか興味深い質問もありました。参加者からいつかエノテカで香りのセミナーをして欲しいという要望もあって、実現すれば是非参加したいものです。 もう一つ資料の中に香りと味わいに「ブラッド・オレンジ」というのがあって、聞いてみるとシチリア島で栽培されているオレンジでエノテカの近くにあるスーパーイオンで売っていますよという事で帰りに寄って1パック購入しました。千円台のオレンジジュースは高価ですが冷凍したまま空輸されたブラッドオレンジの美味しさにはちょっと脱帽でした。 ④~⑧へと試飲は続き、やはりワインの美味しさと値段は比例するんだぁというのを実感しました。⑧のワインは一番果実味がしっかり出ていてタンニンが際立ち非常に長く洗練された余韻を演出すると資料に書かれています。④~⑧の詳細は後日アップします。
2025.10.27
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ニンニクもオリーブオイルも使わず白ワインだけで。 すっかり常連客になった町の魚屋さん「魚衣」に昨日立ち寄ると、店主から「今日は本マグロの刺身が手頃な値段になっていますよ!」とお勧めがありました。一人前くらいのパック入りの本マグロが600円台で「高いとお客さんが買ってくれないので、思い切って安くしました。これだけサシが細かい本マグロは珍しくとろけるような美味しさです!」との事で勿論1パック購入しました。大振りのアサリも新鮮そのもので1パック購入です。 その後、果たして今日のワインは?とセイコーマートに立ち寄りカリフォルニアの「PRODICUS シャルドネ 2022」を選びました。樽を使ったような黄金に近い色合いとアルコール度数14.5%に惹かれました。アサリのワイン蒸し用のワインは一番手頃なメルシャンの「おいしい(酸化防止剤無添加)ワイン」にしました。 PRODICSとアサリのワイン蒸しの相性はなかなかの物でしたが、やっぱり本マグロとの相性は今一つで改めて本マグロに合うワインを調べてみると軽めでタンニンの少なくフルーティーで酸味のあるピノ・ノワールやガメイという事でした。それも醤油とワインを混ぜたワイン醤油を添えると更にバランスが良くなるとあります。因みにワイン醤油はワイン:醤油が1:2でわさびを少量加える事で魚の脂と酸味が調和するようです。本マグロがこの価格で店頭にあるうちにピノ・ノワールで是非試したいものです。短くなったと言われる「秋」ですが、食欲の秋に相応しい「秋サケ」や「牡蠣」などが店頭に並びワインとの相性を考えながら「秋の夕餉」がもうしばらく楽しめそうです。
2025.10.22
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パリーグのCSファイナルステージは日ハムが金曜日から3連勝を飾り、今日が日本シリーズ進出をかけての最終戦となりました。これに先立ち新庄監督は今日勝利を収めたら「シャンパンファイト」を行うと発表しました。 思い出したのは今月3日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」で「野球で勝利を祝うビールかけを最初に行ったのはどのチーム?」です。番組では1959年にリーグ優勝した南海ホークス〈現:ソフトバンク)に所属していた日系アメリカ人選「カールドン半田」がアメリカではシャンパンファイトで大騒ぎをするのに何故日本の祝勝会はこんなに静か?と不満に思いエースの杉浦投手にビールを頭からかけたのが始まりと説明がありました。因みにメジャーリーグでは1956年までビールかけが一般的で最初のシャンパンファイトは1957年だそうです。シャンパンファイトの起源を調べるとナポレオンの戦勝祝いや1967年のル・マン24時間レースの優勝者がかけたとか諸説あるようですが、何だかビールよりシャンパンの方がお洒落と勝手に思ってしまいます。 大リーグを経験した新庄監督ならではの選択かなとも思いますが、昨年ワールドシリーズを制覇したドジャーズの地区優勝の際のシャンパンは価格を抑えた7100円の物という記事もありました。さてさて、ネットの記事では既にシャンパンは用意されているという事ですが、一体いくらの物が用意されているのかも気になるところです。 余談ですが、昨日PV観戦に行って飲み物を買いに「The Fifty Fifty」に行くと大きなメニューが店頭にあって何とカリフォルニアを代表する「オーパスワン」がボトルで12万円とあり驚きました。後でワイン通の友達に聞いてみるとヴィンテージにもよるけどワインショップで最近見たのは8万8千円だったと連絡がありました。恐るべしオーパスワンです。宝くじでも当たったらエスコン内の「Tower Eleven Hotel」に泊まり1本オーダーしてみたいものです(^^♪
2025.10.20
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昨年に続き今年のパリーグ・ファイナルステージはみずほPayPayドームでの「日ハムVSソフトバンク」戦で、2014年以来では3回目となります。一昨日の試合はレイエス選手の本塁打も空しく10回延長で1対2で敗れ、昨日は柳田選手の3ランホームランに屈しました。3戦目の今日は「崖っぷちファイターズ」ですが、日ハムファンにとっての最大の関心事は「伊藤投手VS上沢投手」で正しく「天王山」です。「新旧エース対決」というタイトルのネットの記事もあり、2021年(日ハム)と2025年(ソフトバンク)で12勝を上げた上沢投手と2024年、2025年に14勝を上げた伊藤投手の対決です。 そして「元同僚対決」と言えば、上沢投手と同じく大リーグから2023年にソフトバンクに加入した有原投手と伊藤投手のCSファイナルステージを昨年エスコンのPVで観戦した事を思い出します。下記はPV用の大型ヴィジョンについて昨年書いた内容です。【ライトとレフト側に設置された2枚の大型LEDビジョンは幅約86メートルで2面合わせた大きさは世界最大級だそうです。パネルは約1メートル四方で1枚120キロ程度。寒暖差の大きい北海道の気候も考慮してわずかなゆがみも生じないよう鉄骨の枠が最大2センチほど伸縮しても差し支えないよう余裕を持たたせて設計されているそうです】 大型ヴィジョンの迫力に感動しながらもこの日は有原投手の力投に屈し、結局一勝も上げる事なく敗退となりました。今年の勝手な予想としてはリーグ戦は昨年ほど差を付けられていないし、両チームの実力はある意味亀甲しているので少なくても既に日ハムが一勝と思っていたので、これはかなりの誤算で今回予定していた19日のPV観戦は消滅の可能性も出て来ました。伊藤投手が言う「ワンチームで戦う」で今日勝利を持ち込めば流れも変わり、19日の開催そして日本シリーズへ進出も夢ではないのかもと。今日は仕事の都合でテレビ観戦(試合の状況では日ハムの聖地「絵空事」観戦)ですが熱烈応援の声をみずほPayPayドームに送ります! 思えば野球に限らず3年で結果を出すという事がいかに難しいかを実感します。新庄監督就任後の2年は最下位、3年目と4年目でCS進出、5年目で「豊平川に鮭のぼる」が実現する事を願って🥎【追記】2025年10月20日 昨日CS第5戦PV観戦にエスコンに行って来ました。3戦、4戦の勝利で日本シリーズ進出の可能性も高まった事で熱気が高まっていました。1回裏にラッキーボーイの山縣選手のアクシデント退場がありながらも、打線がまたしても爆発して快勝!勝利が決まった瞬間は隣や前の席で応援するファンたちとハイタッチの嵐でした。こんな劇的瞬間にエスコンにいられた事に感謝です。因みに来場者は前日の5千人から千人アップで65千人でした。音響効果が素晴らしくみずほPayPayドームとエスコンで応援する声が響き合う時も。さてさて「大航海」の着地点は・・?
2025.10.17
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ピノ・ノワールに「ななほしてんとう」 去年より一房がたわわに! 昨年に続き今回で2回目になる余市の葡萄園でのボランテイア収穫に先週の日曜日にワイン仲間のAさんと参加しました。小雨まじりの札幌を出発したのが朝7時で1時間ほどで余市に到着、9時頃からランチを挟んで日没前の4時半頃までの作業でした。作業用椅子を房の前に移動させながら鋏で切り取った房から赤色や鳥に突つかれて穴が開いた葡萄(稀に害虫も)をピンセットで取り除くという簡単な作業をボランテイアの人達とおしゃべりをしたり、オーナーから葡萄栽培の楽しみと大変さの話を伺ったり、時には1人黙々と自然を感じながら作業をし、あっという間の6時間ほどのボランティアでした。 一時雨が降って心配しましたが、その後はすぐ雨も止み暑くも寒くもない「収穫日和」で私には「秋の風物詩」となっています。収穫後は車で20分ほどの醸造所へ葡萄を運び無事タンクに入れるところまでしっかり見届けました。この農園で栽培するワイン用葡萄品種はピノ・ノワール1種類で、昨年よりも房の状態が良いのは間引きを多くしたり、他のサクランボやプルーンにはあまり手を掛けず葡萄に集中した結果だそうです。この言葉以上の苦労や工夫があったのだと思いますが、日々作物と向き合う事の意味のようなものも教えてもらいました。手前は知人のMさん宅収穫の「ブドウホオヅキ」これもワインのアテにぴったりです! 今回は摘み取った房で特に自分が気に入った物を持ち帰って下さいとの事で、同農園で栽培のプルーンと一緒に頂きました。収穫中にも糖度の確認のためいくつかつまんで食べますが、糖度20を超えた葡萄は甘みがかなりあります(ワイン用の葡萄はあまり美味しくないという説を覆す美味しさです)ただ摘み取った後は酸化が進むので酸味がしっかり加わります。持ち帰った葡萄はやはり酸化が進んでいますが、それでも上等のデザートになり既に友達2人にお裾分け済みです。 因みに昨年収穫した葡萄のワインは今年12月に瓶詰めされる予定だそうで、その後半年間瓶内熟成を経て6月には販売されるという事でした。ただ店頭に出る前に予約で完売が予想されるという事なのでしっかり一本予約を入れてきました。どんな味わいなのか楽しみですが、味わいよりも瓶詰されたワインを眺めるだけで至福の時が得られるかなぁと思っています。
2025.10.15
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先週木曜日の「ヴィノスやまざき」のウィンセミナーで私にとっては劇的な出会いがありました。私の左隣で試飲していたご夫婦で、私は右隣りのいつものワイン仲間とあれこれワイン談義をしながら飲んでいたので、セミナーが終わるちょっと前に挨拶のような言葉を交わすと「私たちはシンガポールに35年住んでいて、昨年札幌に戻って来たんです」と言われ「晴天の霹靂」でした。「私は20年シンガポールに住んで一昨年本帰国しまた」と自己紹介すると私以上に驚いて「これはもうお家に来て頂いて美味しいワインを飲みながらシンガポールを語りましょう!」という事になりました。 アルコール度数 13.5% 左が「ブリー・ド・モー」 早速、セミナーの翌々日の夕方のご招待を受けスパークリング、白の後の締めに「我が家にある一押しのワインを・・」とフランス・ローヌ地方の「HERMITAGE 2004」を出してくれました。北ローヌのブドウ品種シラー100%のワインです。シンガポールでのお互いの経歴や住んでいた場所の話だけでも盛り上がり、日本は酒税が低くてシンガポールよりワインの値段が安い反面、ヨーロッパ産のチーズの入手が難しく北海道のチーズではちょっと物足りなさを感じている事など共感出来る事も多々ありました。その日は運良く三越デパートで私の一番のお気に入りの白カビチーズの「ブリー・ド・モー」が店頭にあり、佐藤水産の「蟹のパテ」等を手土産で持参して、これがエルミタージュとの相性も抜群でお2人に喜んでもらえました。 このワインを今朝ネット検索すると「Tardieu - Laurent(タルデュー・ローラン)」は「ネゴシアン(自社でブドウ畑を持たず外部からワインやワインを買い付けて醸造・熟成・瓶詰・販売する生産者)」で、このタルデューが買うのは最高の栽培家の場所の良い古木だけで、購入したワインはパートナーであるドミニク・ローランの仕様に合わせて作られたオーク樽に移され2年間澱引きも硫黄の添加もなく、長期に渡るリー・コンタクト(ワインと酵母の澱を一緒に熟成)も樽の中で行われると説明があります。こんな拘り抜いた一本をおもてなしに出してくれたお2人の心遣いに感服の一言です。 余談ですが、お2人は私の憧れである季節に応じて札幌、東京、シンガポールと3拠点でこれから生活するという事で次回はいつ会えるのかな?と思いながら、もしかしてシンガポールで?と思うと「一期一会」以上になるであろうこの出会いに感謝の気持ちで一杯です。
2025.10.13
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今週木曜日のヴィノスやまざきのワインセミナーのタイトルは「秋の夜長に愉しむイタリアワイン」で通常通り、泡1本、白2本、赤3本の計6種類でした。締めのワインは昨年5月の「王道イタリア産地を味わう」と同じ「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2013」で昨年よりビンテージは5年古いものでした。値段も昨年より2,200円アップの15,000円という高級ワインです。こんな機会でなければ中々味わえないワインで満足度も高いものでした。 2024年 アルコール度数13.5% キャップに高級感があります。 そして今回一番興味を引かれたワインは高級ワイン「アマローネ」の産地イタリア北部のヴェネト州で造る白ワイン「Ca Botta Le Poggie Vianco(カ・ボッタ・レ・ポッジエ・ビアンコ)」でした。店主の説明によると蔵元のカ・ボッタは元々はオーナーが家具の輸出販売を行うかたわらワイン好きが高じてワイン造りを始めたそうです。そのため常識に捕らわれない方法でワイン造りが出来、その一つが赤ワインだけでなく白ワインにも陰干しブドウを使うという方法でした。私は白で陰干しというのは飲んだ記憶がありません。葡萄品種はヴェネト州で第3位の収穫量であるガルガネガ種が50%とリースリング・レナーノ種が50%です。ヴィノスやまざきのホームぺージにはアプリコットや洋梨のような熟した果実や白い花のような華やかな香りとあります。在星時に日本の梨とアルザスのリースリングが絶妙なマリアージュであった事も思い出し、この1本はは11月の日本食メインのお家ご飯(デザートに梨)用にキープしておくつもりです。 因みに日本食の一品は「讃岐うどん」です。ワイン仲間のBさんが先月徳島県で「うどん塾」に参加して手打ちうどんのお披露目会となる予定です。香り付けに「かぼす」をかけるとワインと絶妙な相性になるのかと夢想します(^^♪
2025.10.11
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本帰国後検索して見つけた美容室に通い始めて1年半ぐらいになり、美容師さんから美容についてもアドバイスが貰えるようになっています。「髪のハリやツヤが・・」と相談すると「タンパク質とか亜鉛とかを出来るだけ摂取するようにしたら」と言うことで亜鉛の効能はよく知っていても特に意識して摂っていなかった事に気付きました。そんな時「どさんこプラザ」で見つけたのが「ペポナッツ」です。 かぼちゃの可愛いデザインの下に「鉄分、亜鉛が豊富・アーモンドの約2倍」と書かれていてすぐ一袋(税込み1458円)購入しました。毎日何粒かずつ1ヶ月ほど食べ続けていて効果はまだ分かりませんが継続は力でしばらく続けてみようと思います。 改めて亜鉛の効果を調べてみると「免疫機能の強化、細胞の新陳代謝・成長促進、味覚・嗅覚の正常化、皮膚・粘膜の健康維持、抗酸化作用などの効能。亜鉛は体内で合成できない必須ミネラルで体内の活性化、DNAやタンパク質の合成ホルモンの調整にも関わる重要な栄養素です」とあります。味覚については生前母が突然味覚が無くなった際に病院で亜鉛を投与してもらい味覚が戻った事から亜鉛の偉大な効能は知っていました。そして鉄分については「赤血球の材料となり酸素を前身に運搬する働きを持ち、不足すると疲労感や集中力が低下、肌のハリ低下などを引き起こします。その他、肌や髪の健康に不可欠なコラーゲンの生成にも関わっており、生命維持や美容に貢献するミネラルです」とあります。 この商品を製造する北海道北部の町「和寒(わっさむ)町」はかぼちゃの作付け面積と収穫量が日本一だそうで、そこで栽培されている「ストライプぺポ」という品種の種子です。弱火で長時間かけてローストしているのでそのまま食べたりお酒のおつまみにもなる優れ物のようです。 年齢を重ねるといろんな不具合が出てくるのは当たり前で少しでも健康体でいるために情報を収集しながら体に必要な物を摂るように心がけて行きたいなぁと思っています。
2025.10.10
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8月のヴィノスやまざきでのワインセミナーのテーマが「アンデス山脈が起こす奇跡」で参加する前にアメリカのワイン資格「Certified Specialist of Wine」のテキストの第7章「South America」をじっくり読み返しました。 その中で興味を引いたのは231ページにあるチリで栽培されるソーヴィニョン・ブランについてでした。 【チリでは赤ワイン用のブドウ栽培が主要となっているが、白ワイン用のソーヴィニョン・ブランやシャルドネも注目すべきものがある。ただ最近の研究でチリのソーヴィニョン・ブランの多くはフランス産に比べ香りが少ないため「Sauvignon Vert(ソーヴィニヨン・ヴェール)や「Sauvignoasse(ソーヴィニヨナーゼ)」では】と書かれています。ソーヴィニヨン・ヴェールを検索すると「酸味が穏やかでより厚みのある味わい」とあります。元祖ソーヴィニョン・ブランがチリで別の品種に変わってしまったのか(replaced)?ただこの2つの品種の区別は難しくチリではどちらも簡単に「Sauvignon」と明記される事もあるようです。チリで発見された「カルメネール」のような謎で、ワインセミナーの日に店主に聞いてみると仕入れのためスタッフが現地に赴く機会もありますが、そういう話は聞いた事がなく興味深いすねと言ってくれました。左:Maipo Vallery 2023年 13.5% 右:AO( Tourane) C 2022年 13% やっぱり気になってチリ産「TERRA MATER」と元祖フランスのロワール産の「GIBAULT」とを飲み比べてみました。確かに香りや味わいには違いがあって、テキストの内容に引きずられてチリ産のブドウはやっぱりソーヴィニョン・ヴェールかな?とか思ってしまいました。 来月のヴィノスやまざきのワインセミナーは南米で第3位のワイン生産量を誇るウルグアイの生産者を招いての会で、同じ南米という事でソーヴィニョン・ブランについても何か直接聞けたらと思っています。
2025.10.08
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2022年の「中秋の名月」は9月10日でした。2021年から2023年まで3年連続で「中秋の名月&満月」の重なりを楽しめる年でしたが、生憎この日は小雨まじりでマリーナ・ベイサンズへ「ランタンフェスティバル」を見に行きましたが、中秋の名月の満月は霞んでいました。旧正月を祝うシンガポールでは「中秋の名月」のための「Moon Festival」は旧正月に次ぐ一大イベントで毎年8月になると店頭に「月餅(ムーンケーキ)」が並び有名店では買い求める人達の行列が出来、この時期の風物詩になっています。中国宮廷の「月見」の様子 BGMの中国の楽曲が幻想的な雰囲気を醸し出していました。 2022年はちょうどコロナ禍も収束に向かいムーンフェスティバルも再開されました、コロナ禍前に比べると規模はかなり縮小されていて2020年に会場に飾られた美しいランタンの事を思い出しました。 写真技術が無く何とも🌕が小さく‥💦(本当に大きな満月でした) そして年内の本帰国が決まっていた2023年9月30日の中秋の名月&満月は住居の14階にあるプールサイドから眺めました。シンガポールらしく高層ビルが立ち並ぶ空に今まで見た事がないほどの大きさで光り輝き、月の海の黒い部分(玄武岩)と白い部分(斜長岩)もしっかり確認出来た気がします。完璧な月見日和で2030年まで中秋の名月と満月が重ならないと聞いて一層、特別な思いで眺めました。 昨年は中秋の名月と満月(一日違い)をどちらもうっかり見逃し、月見日和となる今年は今日と明日でじっくり名月を観察するつもりです。 因みに中秋の名月と満月が重ならい理由は下記のようです。①中秋の名月は新月からの日数で決まるが、満月は太陽、地球、月の位置関係で決まる。②月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と変化する。
2025.10.06
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今朝のNHK「日曜討論」のテーマの1つが2026年以降の実施に向け制度の設計着手が行われる「給付付き税額控除」についてでした。番組内では具体的な情報が少ないため放送後に検索すると「寺田税理士・社労士法人」のサイトがあり【「物価対策として自民・公明・立憲民主党の3党が導入に向けた協議を開始したことで注目を集める新制度。従来の減税では恩恵が届きにくかった所得の低い非課税世帯にも現金給付という形で支援を届けることを目的とした「減税」と「給付」の併用策」】と分かりやすい説明とサイト内で年収と家族数を入れると減税額や給付額がシミュレーション(4万円給付案)も出来ます。ただ日曜討論の出席者からはこの制度が実際に始まるには数年かかるという意見もあり、果たして来年に実施があるのか、それまでは7月の参院選で公約にあった一律「2万円」の給付になるのかは全く不透明です。 いくつかサイトを見て「経済新聞」のグラフが簡潔で分かりやすい気がします。非課税世帯で10万円、5万円納税世帯で5万円の給付、15万円納税世帯には10万円の減税(給付金は無し)で平等感があるように見えます。世界でこの制度を実施している例としてカナダ、ニュージーランド、シンガポールがあるようです。個人的に20年住んだシンガポールは弱者に対して手厚い保護があると思っています。 余談ですが、番組内で大学生の中でも新NISAを始め老後の2千万円問題に対処する動きがあって、これは決して悪い事ではないけれど若いうちは貯蓄よりも自分に投資するという事も大切なのではと意見がありました。そもそも政府が発表した(国民を不安に陥れた)「年金だけでは老後の生活は賄えない」がどれだけ国民に浸透して漠然とした不安を煽っているかという事です。もし近い将来に男女の賃金差を無くし、勤務年数等によって老後をしっかり賄える社会保障制度を国が確立すれば、安心して自分に投資、消費も伸び経済に活気をもたらし、ひいては国民と国が豊かさを実感し発展する事が出来るのではと考えます。 「給付付き~」について国民のアンケートの1つに「政府は取り上げるのは早いが給付は遅い」というのがあってその通りだと思いました。政治家もよく「スピード感を持って」とインタビューに答えていますがスピード感という言葉の意味を知らないのだなぁと・・。昨日の総裁選で高市氏が初の女性総裁になった事を一女性として応援したい気持ちです。氏の「景色変える」という言葉通り景色が目に留まらないほどのスピード感で日本の失われた30年を取り戻して欲しいものです。
2025.10.05
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今朝のネットのニュースで村上春樹著「街と不確かな壁」が昨年イタリア語に翻訳され、先月30日にイタリアの「伊日財団」が優れた日本文学に贈る「日伊ことばの架け橋賞」を受賞した事を知りました。今月8日に東京で村上氏出席で授賞式が行われるようです。 8日と言えば「ノーベル文学賞」発表の前日で、今年のノーベル文学賞受賞者を予想するイギリスのブックメーカー「ランドブロークス」では村上氏は3位にランクインしています。1位には中国やハンガリーの作家が挙げられていますが、面白いのは昨年受賞した韓国の「ハン・ガン」さんは事前予想では上位に入っていなかったようで、毎年ながらノーベル文学賞受賞者の予想は困難を極めています。 気になるのは受賞予想にリストに名前を連ねている2人の日本人作家です。私はどちらも読んだ事がなくお2人の作品や受賞歴を見て(特に泉鏡花賞に惹かれて)ノーベル文学賞の受賞に関係なく読んでみたいと思っています。 ところで2023年に刊行された「街とその不確かな壁」はシンガポール在住時に紀ノ国屋書店で購入して読みました。読後の感想としてブログに下記の事を書きました。 著者自身の巻末の5ページの「あとがき」に「街~」の基となるのは1980年「文学界」に掲載された中編小説(四百字詰めの原稿用紙に150枚程度)で内容に納得がいかず唯一書籍化されなかった作品であると書かれています。そして「文学界」での掲載からほぼ40年経ち(村上氏は31歳から71歳に)作品の未完成さや未熟さにしかるべき決着をつけたいという思いから日本でコロナ禍が猛威を振るう年に書き初め3年ほどで完成させたそうです。 あとがきにある著者自身の言葉「1人の作家が一生のうちに真摯に語る事が出来る物語は基本的に数が限られている。我々はその限られた数のモチーフを、手を変え品を変え、様々な形に書き換えていくだけなのだ」には村上氏が小説を書き始めた時からのブレない「信念」のような物を感じます。 私の勝手なノーベル文学賞受賞者のイメージは商業ベースに乗っていない作家ですが、これだけの歳月をかけ作家の真髄を見せてくれる「村上春樹」氏の今年の受賞に大いに期待します。
2025.10.04
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今年5月にコンビニ「セイコーマート」で販売のチリワイン「G7」の記念特別ラベル(税込み1078円)は満足のいく1本でした。葡萄品種はカルメネール、メルロー、シラーの3種類、フレンチオーク樽で10ヵ月熟成したアルコール度数14.5%のフルボディです。 下部の黒い部分が窪み そして今回購入のG7は「Gran Reserva Cabernet Sauvignon 2020」で税込み1727円です。店内で持った時のボトルの重量感がかなりあり期待が高まりました。早速開けてみるとコルクの長さは5㎝、そして一番驚いたのはボトルの底の窪み(パントとかピキュールという名称があります)がかなり長い事です。親指ほどの長さ(6㎝ほど)があるのは今まであまり記憶がなく、改めて「窪み」について調べてみると「沈殿するタンニンやポリフェノール等の成分(澱・おり)を底にため注ぎやすくする事やワインボトルが割れにくくなる」とあります。ただボトルの重量、コルクの長さ、窪みが一概には高級ワインの目安ではないとも言われますが、やばり3つが揃っていると満足度は高いです。 セイコーマートのサイトにこのワインについて「12か月フレンチオーク樽で熟成。チェリーやカシスの香り」とあります。アルコール度数14.5%のパワフルなフルボディワインながら和食にもぴったり寄り添うコスパ最高のワインでこれはワイン仲間にもお薦めの一本になりそうです。
2025.10.01
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ソーセージ:180円 白子の燻製:390円 帆立のパテ:620円 今月の「お家ご飯」の時にCさんが持って来てくれた佐藤水産の「蟹のパテ」が美味しく、検索すると「帆立のパテ」と「紅サケのパテ」の3種類があるようなので昨年1月にオープンした「大通公園店」に行ってみました。北洋銀行ビル1階の広い店内は明るく鮮魚店というより菓子店のようでした。お洒落に並べられた商品のいくつかは自由に試食も出来ます。さっと店内を見て回って、まずは目に留まった「塩ソフトクリーム(岩瀬牧場牛乳使用・夏季限定)」を窓際に置かれた椅子に座って大通り界隈を眺めながら頂きました。 そしてお目当ての「帆立のパテ(北海道産のチーズとクリームが練り込まれています)」を買って今度はじっくり店内の商品を見てみると手頃な値段でお酒飲みにはたまらない逸品が並べられていてどれを買おうか迷いました。一番手頃な値段の「黒いサーモンソーセージ」のパッケージには「イカ墨と鮭の味な組み合わせ。さけ65%使用」とあります。次に選んだのが「白子の燻製」で鮭の白子をヒッコリーチップ(他の木材に比べて酸味や渋みが強いのが特徴)で燻し黒コショウをアクセントに仕上げた一品でモチっとした不思議な歯ごたえがクセになるとサイトの説明にあります。 3品を頂いた感想ですが、やはりパテは断トツに美味しいです。ソーセージは私には甘みが強すぎる感じで白子の燻製は合格点という感じでした。話は変わって7月に来道してくれた東京在住の友人から「東京も秋の気配になってお土産に頂いたインカの目覚めスープ頂きました。もう美味で癒されて、東京でも買えるでしょうか?」と一昨日LINEで連絡がありました。道産子プラザで購入の1品でしたが「佐藤水産」の商品もこれから特に道外のお友達へのお土産を選ぶ際の名店の1つになりそうです。
2025.09.29
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昨日リーグ優勝を決めたソフトバンクですが、日ハムファンとしては未だ未だ楽しみが残っています。その一つが今日のロッテ戦に15勝目をかけて登板する伊藤投手ですが、もし両リーグのトップの勝ち数になれば来年のWBCで先発投手の可能性もと期待してしまいます。2023年のWBCに出場した主要投手8名を改めて見てみると巨人の戸郷投手と、大勢投手は現時点では7勝。8勝で2人に代わってセリーグではDeNAの東投手が14勝を挙げセリーグトップです。 ドジャーズの地区優勝に大きく貢献した山本投手の成績は12勝8敗で単純に勝ち数だけを見ると伊藤投手に軍配です。勝ち数には関係なく2023年に登板した大谷投手、ダルビッシュ投手、松井投手の活躍に期待するところ大です。日本シリーズが終わったら一気にWBCのニュースが溢れ、それを見るのが今から楽しみです。 そして二つ目の楽しみは30日(火)にみずほPay Payドームで行われる日ハム対ソフトバンク戦です。あくまでもCSのファーストステージでオリックスに勝利してという前提ですが、この一戦が日本シリーズへ進み日ハムが日本一になれるかどうかを占う一戦だと思っています(日本一になったら新庄監督は引退を決意すると思うのですが・・💦)苦手意識の強いソフトバンクに今季後半戦では伊藤投手を始め投手陣の粘りや逆転劇もありファンを大いにしびれさせてくれました。 ところでソフトバンクへ移籍した上沢投手は12勝を挙げ、まずまずの成績を残しているのには広い心で拍手を送りたいところですが、日ハムとの対戦はみずほPay Payドームでのわずか1戦で日ハムが勝利しています。移籍が波紋を呼ばなければエスコンFでかつての上沢投手ファンから暖かく登板を迎えられていたのかと思うと複雑な気持ちです。CSのファイナルステージでは上沢投手が真正面から日ハムと向き合える場面をソフトバンクに演出してもらいたいと願います。
2025.09.28
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手前が私が選んだ3種。 6種類のビールの説明が丁寧に書かれています。 今月のエノテカでのカリフォルニアワインの試飲会の後、参加者の1人Sさんから近くにあるクラフトビールのお店で二次会をしませんか?とお誘いがあり計4人の参加となりました。 エノテカから徒歩数分にあるクラフトビールのお店「Atta Maruyama」の店内は縦に長くシックな雰囲気ながらちょうど大型スクリーンで日ハム戦を中継していてそれだけで気分も盛り上がりました。 このお店の常連客のSさんのお勧めで3種類の飲み比べを選びました。Atta Maruyamaでは毎月違った生産県のクラフトビールを提供しているらしく、9月は神奈川県産でした。メニューの1番だけが北海道の美深町産で2番から6番が神奈川県産です。 メニューの説明を読みながらどれを選ぼうかと迷い店主のアドバイスも受けて結局私は2番、3番、6番を選びました。2番:「Mr.Sunshine」ドライですっきりした飲み口に小麦(アメリカ産)ならではのやわらかな口当たり。程よい苦みが心地よく、思わずがぶ飲みしたくなる一杯。ABV(アルコール・バイ・ボリューム)6%3番:「Ginger Pride」モルトの甘みと香ばしさに生姜&スパイスの個性が絶妙にマッチするアンバーエール。オレンジワインの別称アンバー(赤銅色)にも惹かれて選びました。ABV 6.5%6番:「Episode #02」ホップ由来の柑橘感とミルキーなフレーバーアタックに、バランスのある甘みと苦み、しっかりとした飲み口で大満足な一杯。ABV 8% 6種類の中でアルコール度数が一番高いので締めのために選びました。 気候に大きく影響を受けるワインが農業生産物と言われれるのに対してビールは工場生産物と例えられますが、クラフトビールに関しては、日本酒が匠の技による生産物と言われるのに近い気がします。正直3種のビールはどれも秀逸な味で、Sさん一押しおつまみ「タコ料理(衣をつけて揚げた一品も)と絶妙なマリアージュで完璧な締めの二次会となりました。
2025.09.27
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今日が朝ドラ「あんぱん」の最終日でした。観ていて自然に涙がこぼれる素敵な最終回でしたが、個人的には後半の「神回」は第26週の「愛と勇気だけが友達さ」の「バイキンマンの誕生」と「八木さんが蘭子に送った手作りのバースディ・カードのシーン」でした。 アンパンマンのテレビ放送が始まった1988年は私は既に社会人で、アニメをじっくり見た記憶がないまま何となく好きなキャラクターは「バイキンマン」と思っていました。そのバイキンマンについて嵩が「健康な社会のために良い菌と悪い菌のバランスが必要である事、一つが絶滅するともう一つも絶滅する」と説明していてなるほどなぁと思い、一層バイキンマンが愛おしくなりました。思い返せば「アンパンマン」って凄いと教えてくれたのは語学学校で働いていた時の同僚の中国系カナダ人でした。カナダでもアニメが放送されていて「Eat my Head!って凄い発想だよね」と言われ、初めてちょっと変わったヒーローに興味が湧きました。そして今回の朝ドラでアンパンマン誕生にはやなせたかしさんの戦争体験が色濃く反映されていて世界平和と変わらない正義を望む思いが溢れている事を知りました。。脚本を担当した中園ミホさんが小学生の時にやなせたかしさんと交した文通体験等なども脚本に更なる色どりを加えてくれたようです。 主人公の暢ちゃん以外でかなり注目を浴びた妹の蘭子の恋の描き方も素敵でした。ネットの記事には蘭子のモデルは作家・脚本家の「向田邦子」さんでは?というのを見つけ驚きました。実際にやなせさんと向田さんは仕事上で付き合いがあったようで、その凛とした姿にはやなせさんも感銘を受けていたようです。八木と蘭子の恋は架空のお話しですが、26週放送の取材のために海外に向かう蘭子に「ちょっと早いけど誕生日カードを」と渡されたカードに指輪が添えられていたのは視聴者にとってはサプライズでした。ふと向田さんが1981年に取材のための海外渡航中に飛行機事故で亡くなった事を思い出しました。やはり蘭子のモデルは・・と。ただ今朝の「あさイチ」で視聴者から「八木さんと蘭子はその後どうなったんですか?」と質問があり、辛い戦争体験を抱える2人にはドラマの中では幸せになって欲しいなぁと思いました。 テレビ放送が始まった10月3日は「アンパンマンの日」だそうで、この日はあんぱんを食べながら改めて戦争の事を考えてみたいと思います。
2025.09.26
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先週の金曜日のニュースで80年以上もの間一般公開されていなかったパブロ・ピカソの油絵「花柄の帽子をかぶった女性の胸像」が来月24日にパリで競売にかけられる事を知りました。縦81㎝ 横60㎝ 1943年7月ナチスドイツの占領下のパリで描かれたこの絵のモデルはピカソの恋人であり写真家・画家のドラ・マールです。ネットの記事で詳細を見るとこの絵は1944年に匿名のコレクターによって購入され、それ以来彼の家族が所蔵していたそうです。 ピカソ美術館(パリ)の入口の壁にさりげなく「ドラ・マール」の複製肖像画が。 ドラ・マールで思い出すのは原田マハ著「暗幕のゲルニカ」でピカソとドラ・マールの出会い、1937年のドイツ空軍によるスペインのバスク地方爆撃への抗議として描いた「ゲルニカ」制作時のピカソとドラ・マールの関係ややり取りがドラマチックに描かれています。小説の中では別れた恋人マリー・テレーズ・ワルテルがピカソのアトリエを訪れそこにいたドラ・マールと激しく罵り合うシーンは鮮烈に覚えています。ピカソのミューズとして何点か描かれたドラ・マールの肖像画で一番有名なのは「泣く女」だと思いますが、この絵も1937年に描かれています。 それから6年後に描かれた「花柄の~」はオランダの美術史家アーサー・ブランドによると「以前のドラ・マールの表情よりももっと悲しげ印象を与える」とあります。一体「泣く女」より悲しげな表情があるのかと思いますが、この見解の理由としてまずピカソがこの絵を描く2ヵ月前にはドラ・マールとの関係は終焉を迎え若き画家フラソワーズ・ジローと恋人関係になっていた事、ナチスがパリを占領していたため二度と作品を売ったり展示したり出来なくなるのではとのピカソ自身の悲しみも反映されているのではという事でした。 落札価格も気になるところですが現状、恋人を描いた肖像画ではマリー・テレーズ・ワルテルが一番高値を付けている(約200億円)ようです。ピカソが亡くなった時に「天国で1人では寂しいだろうから」と自ら命を絶ったマリー・テレーズ・ワルテルの想いを超える価格が付くのかどうか個人的にはやっぱり気になるところです。
2025.09.24
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今朝のネットの記事に「ドジャーズの拡大路線 ロッテマリーンズの吉井監督(60歳)を投手コーディネーターで招聘する方針を固めた」がありました。昨年は日ハムとクライマックスシリーズで戦ったロッテが今年は現状両リーグでも最低の負戦79で、特に負け試合の時の吉井監督の苦渋の表情が気になっていたところでした。色々な非難がありながら佐々木朗希投手の大リーグ行きを後押しした吉井監督の懐の深さには敬意を払うものの、時期尚早の感や抜けた穴は大きかったのかなぁとも思います。 記事の中で吉井監督が日ハム時代に二刀流大谷翔平、ロッテで佐々木朗希、侍ジャパンで山本由伸を育てた凄腕である事、MLB経験の豊富さ、ドジャーズのシステムを良く理解している事などを招聘の理由に挙げています。何より母親が日本人であるドジャーズのロバーツ監督の吉井監督への信頼が大きいのだと思います。 そして来季吉井監督と再びタッグを組むであろう佐々木投手が今季の山本投手を超える成績を残す事が出来るのか新たな楽しみとなりそうですがその前に2026年「WBC」に佐々木投手が登板するのか野球ファンとしては興味が尽きないところです(吉井監督のドジャーズ招聘受諾のニュースも要チェックです!)
2025.09.23
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一昨日の「エノテカ」のイベントはカリフォルニアのナパやソノマ地区の南に位置するセントラルコーストにあるワイナリー「CALERA」のピノ・ノワール試飲会でした。ゲストとしてCALERAのアジア地区等の営業を担当するカール・コーヴニー氏が参加予定でしたが急遽来日出来なくなったとエノテカから丁寧なお詫びの電話もありました。イベントに申し込んだ一番の理由はワイン造り等について生の声が聞きたいという事だったのでかなり残念な気持ちで参加しました。 左から⑤、⑥とスペシャルワイン2019年 漫画「ソムリエ」で紹介されtたCALERAのワイン CALERAのワイン造りやお勧めキュヴェをラインアップしたカタログに1999年に漫画「ソムリエ」に紹介されたとあり、知る人ぞ知るワイナリーなのかなぁと思いました。ただエノテカでCALERAのワインの販売を始めたのは昨年からという事でした。下記が6種類の試飲内容です。 ① ジュンセン・レガシー・キュヴェ・シャルドネ 2023年 ② ジュンセン・レガシー・キュヴェ・ピノ・ノワール 2023年 ③ セントラル・コースト・ピノ・ノワール 2022年 ④ マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ミルズ・ヴィンヤード 2021年 ⑤ マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ド・ヴィリエ・ヴィンヤード 2021年 ⑥ マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤード 2021年 ブルゴーニュと同じ石灰質土壌の土地で造られるCALERAのワインはカリフォルニアの「ロマネ・コンティ」とも呼ばれているらしく、ピノ・ノワールの明るく透明感のあるルビー色や特に2023年のヴィンテージで感じる赤く小さな果実の香りはブラインドであれば「ブルゴーニュ産?」と思うほどです。参加者からは畑が違うと味わいも随分違うと声がありましたが、残念ながら私にはその違いは良く分からずで②から⑥までは甲乙つけ難いほとでした(値段は2倍ほどの違いがあっても)因みに⑥が一番高値で22000円でした。試飲中はエノテカのスタッフにいくつか質問をし、その1つ「ブラインドで飲んでブルゴーニュとカリフォルニアの違いが分かりますか?」にはカリフォルニアの糖度の高さからくる果実味(甘み)やアルコール度数の高さ(最高で14.5%)である意味分かりやすいという応えに納得です。 そしてゲストの欠席のお詫びとして出されたのが2019年のマグナムボトルの「マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤード 2019年」でした。やはりこれがブルゴーニュのピノ・ノワールに一番近いのではというのが参加者からの多数の声でした。熟成が進むとなめし皮のような味わいがありこれが「ジビエ」との好相性の理由だそうで、機会があれば北海道ジビエのエゾ鹿肉料理にも合わせてみたい1本です(因みにマグナムボトムの在庫はないそうで値段も公表なしでした💦)
2025.09.22
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先月ワイン友達のCさん、Oさんとロピアへ「安旨ワイン」を物色に行く途中で南区にあるイタリアンレストラン「リストランテ フォレスタ ビアンカ」でハーフコースのランチをしました。車を出してくれたCさんに合わせてこの日はワインではなくノンアルコールビールを注文しました。確か国産のノンアルでそれなりにビールの味わいもありましたが、Cさんから今まで飲んだノンアルで一番美味しいと思ったのは「Veritasbraii(ヴェリタスブロイ)」と紹介があり後日お試し用にと1缶頂きました。 家飲みの缶ビールはほとんど日ハム戦観戦用で、先週土曜の西武戦(11回逆転勝ち)で用意した枝豆と一緒に頂きました。Cさん一押しだけあってコクがノンアルとは思えないほどの美味しさでした。驚くのは缶の裏に「1缶でこんなに多くのビタミン、ミネラル、アミノ酸が摂れる」とありビタミンB3(ナイアシン)、B6(葉酸)、ミネラル類、カリウム、カルシウム、トリプトファン等20に及ぶ成分が記載されている事です。 検索してみるとビールに強いこだわりを持つドイツで16世紀から存在する「ビール純粋令(ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とする)」を守って造られていてノンアルでも「香り立つホップのアロマ、芳醇なビール感」を実現させているのに納得です。アルコール度数6% 因みに翌日14日(日)のテレビ観戦には前から気になっていた「苦みを愛する大人の味わい Asahi THE BITTER-IST(ザ・ビタリスト」を選びました。接戦ながらも前日とは違って4-3で快勝モードとなり観戦用にはノンアルよりアルコール度数しっかり目が良いかなぁとか勝手に思っています。明日はソフトバンクとの正に「天王山」この日のためのビールはじっくり吟味が必要と思っています。
2025.09.17
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NHKの子供向けニュース番組「週刊情報チャージ!チルシル」で先週土曜日に10月4日に開票が行われる「総裁選」を取り上げていました。 7月の参院選の自民党の歴史的敗北の責任を取る形で石破総理が辞任を決意したのが9月7日で、そのニュースを聞いてトップを変えるだけに疑問を持った人も多かったのではと思います。現在は高市氏、小泉氏、小林氏、茂木氏の5人が立候補を表明し当選率についてネット上で賑わっています。 こんな状況が更に若者の政治(自民党)離れを引き起こすのではと危惧していたところ「チルシル」で「総理大臣に求められるチカラ」について分かりやすく説明していました。総理大臣就任時に「絶対やりたいこと」として旗を立てた政策をどれだけやり切るか(選挙にも勝って)で総理のチカラを分析するという内容です。石破総理の場合は「アジアを守る新しい枠組み」「選択的夫婦別姓」を「旗」としながらもどちらも審議が進まずトーンダウンしてしまったようです。 そして強いリーダーシップと実行性を発揮した首相に第71-73代「中曽根康弘元総理大臣(任期 1982-1987)」を挙げていて、それは1982年に行った国鉄→JRの民営化の業績のためでした。民営化といういうと小泉元首相の2007年の「郵政民営化」の方が記憶に新しいですが、「国鉄の民有化」を調べてみると現在もいくつかの問題(JR北海道の赤字問題など)を残しながらも民営化によって経営破綻していた国鉄を復活させただけでなく分割民営化によって各社のサービス向上に大きく貢献しかなりの経済効果があったようです。 国民に投票権がない総裁選で各候補者の旗となる「政策」を聴く機会がどれだけあるのか分かりませんが、少なくても現状経済効果がそれほど望めない「アジアの平和」や「夫婦別姓」よりも国内の経済問題に風穴を開けるような政策を掲げ実行出来る(野党との調整力も含め)人物に次期総理大臣の地位について欲しいものだ思います。
2025.09.16
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80g入り 660円 先日の「お家ご飯」の時に横浜出身のCさんが持参してくれた佐藤水産の「蟹パテ」がワインのアテとして最高の味わいで、後日気になっていた円山にあるパン屋さん「Boulangerie Patissereie」で塩パンを購入して合わせてみました。同じくCさんが教えてくれた六花亭の2回目購入の「マルセイバタ」も載せました。Cさん曰く「北海道の人は北海道の美味しい物を意外と知らない」の言葉通り、私は本帰国後佐藤水産に足を運んだ事がなくサイトを見てみると北海道のグルメ満載のようなお店でした。 パテに関しては蟹以外に鮭とホタテがあり、早速ホタテを買いに行こうと思っています。下記がサイトの3種類のパテの説明です。 「鮭のパテは、北海道産野菜と、アメリカ産紅鮭を熱燻製=ホットスモークにしたものを練り合わせ、それに、生クリームとチーズをふんだんに使い、ペースト状に加工したおしゃれな洋風惣菜です。蟹のパテはずわい蟹を惜しげも無く使用しております。かにの甘味は勿論ですが、クリームチーズとカニの相性は最高です。帆立のパテは、北海道産のホタテを使ったパテです」180g 558円 もう1品、おうちご飯で赤ワイン(フランス・ローヌ地方のシラーズ70%、グルナッシュ30%)に用意したのが「どさんこプラザ」で購入の「えぞ鹿ハンバーグ」です。7月に東京在住の友人が北海道へ遊びに来てくれた時もお土産の一品に加えました。パッケージには「えぞ鹿肉の旨みをぎゅっと凝縮した本格的鉄板の手作りのハンバーグ。ネギと椎茸の旨みたっぷりな醤油ベース味」と説明がありワインともしっかりマリアージュでした。
2025.09.14
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購入後オーナーのマルコ・パランティさんと記念撮影 6月にエノテカで開催のイタリアのトスカーナ地方の生産者「Castello Di Ama」のオーナーを招いての「スペシャルテイスティング」に参加した際に購入した「Toscana Purple Rose 2022」と7月にヴィノスやまざきの「ロゼ祭り」の際に購入したスペインの「Balvas Rosado 2023」の飲み比べをワイン友達のCさん、Oさんと我が家で行いました。「Purple Rose」葡萄品種 サンジョベーゼ & メルロー アルコール度数 13.5% 価格 4,950円「Balvas Rosado」葡萄品種 テンプラニーリョ100% アルコール度数 13% 価格 3,168円 ロゼのアテにはモッツアレラチーズ/トマト/バジルのサラダ「カプレーゼ」、CさんとOさんが持ち寄ってくれたトリフュ入り生ハム、カマンベール、佐藤水産の「チーズ入りサーモンロール」&「チーズと蟹のパテ」、Johanの玄米パンなど豪華な品揃えとなりました。 ワイン名のPurple Roseの通り鮮やかで明るいなローズレッド色にちょっと圧倒されますが、Oさんは香りはベリー系果実の華やかな香りがあるBalvas の方が好きという事でした。味わいはPurple Roseの方が酸味がしっかり出ていてCさんはフランス三大ロゼワインの1つ「TAVEL」のような味わいとコメントし、以前にシンガポールで何度か飲んだTAVELを懐かしく思い出しました。個人的にはTAVELは辛口過ぎて飲みずらいという印象でしたがPurple Roseは飲みやすく食に合わせやすいと感じました。ワインの美味しさはやっぱり値段に比例するのかなぁと・・思うロゼの飲み比べでした。
2025.09.10
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今月11日の「ヴィノスやまざき」のワインセミナーのタイトルが「カベルネだらけのワイン会」なので、前から気になっていたブドウ品種カベルネ・フラン100%のワインをエノテカで購入して、昨日「青椒肉絲」をアテに飲みました。赤ワイン用の補助的ブドウとして使われる事が多いカベルネ・フランは青草とかピーマンの香りが特徴で好相性料理の1つが青椒肉絲と在星時にワインエキスパートの資格を持つ方から教えてもらいました。 2020年 アルコール度数12% ピーマン、タケノコ、豚ロースで。 フランス北西部のロワール地方にある葡萄品種ミュスカデの栽培で有名なペイ・ナンテ地区で造るカベルネ・フラン100%のワインは平均樹齢が10年、一部オーク樽熟成でフレッシュ&フルーティーな仕上がりとエノテカのホームぺージに説明があります。コルクを抜いて香りを嗅ぐと私には青草というより干し草のような特徴のある香りでした。ピーマン(知人のMさんの家庭菜園で収穫)やタケノコとの相性は予想通り抜群で特に家庭菜園のピーマンがマリアージュを倍増させた理由かなとも思います。 ESCUDO ROJO Reserva Chille Baron Philippe de Rothschild 2022 アルコール度数 14% ワインセミナーのために先週からウィキペデアのブドウ品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」について読み始め、この品種が17世紀にフランス南西部でカベルネ・フランとソーヴィニョン・ブランの自然交配で生まれた事を知りました(DNA解析で実証されたのは1998年)カベルネ・フランの子孫である事とブドウ品種ピノ・ノワールと違って変種が多く存在していない事も現在ワイン造り用のブドウの頂点に立つ所以なのかなぁと思ったりします。ふと気になってブドウ品種カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンの香りの違いはと我が家のセラーに1本だけあったチリ産のカベルネ・ソーヴィニヨン100%を開けて香りを嗅ぐとこれが全然違う香りで驚きました。カベルネ・ソーヴィニヨンもピーマンの香りがあると言われますがもっとベリー系の強い香りがあり、これが産地やアルコール度数の差からくるものなのか興味深いところです。取り合えずは2つのブドウ品種の香りの違いは何とか分かった気もするので11日の「カベルネだらけのワイン会」は今まで以上に楽しめる気がします。
2025.09.08
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一昨日「2026年 WBCチケット販売概況」の発表がありました。気になる一次ラウンドの日本戦4試合パックのチケット代は現状一番高いエキサイトシートSが336,000円、外野指定ライト・レフトが34,000円でした。もし東京近郊に住んでいれば外野指定の席でも応募してみようかなと思える金額でした。因みに日本戦は3月6日(金)チャイニーズタイペイ、7日(土)韓国、8日(日)オーストラリア、10日(火)チェコです。 ただ10月1日から始まる先行予約に応募出来るのは「読売ジャイアンツシーズンシートオーナー」と「ローソンWEB会員(登録は無料)」に限っているようで、一般販売は来年の1月15日スタートと何だか釈然としない気持ちになりました。会場が東京ドームなので当然なのかもしれませんが、巨人ファンに応募の優先権があるというのは他球団ファンにとってはやっぱり釈然としません。 2026年WBCは地上波の放送がなく「Netflix」のみで観戦可能と驚きの発表があったばかりで、私もNetflixに加入しなければと思っていますが、ふと思うのはスポーツパブや球場での「PV(パブリック・ビューイング)」は可能なのだろうか?という事です。店舗がNetflixと契約していれば営業目的でそれを放映する事が出来るのかどうか知りたいところです。東京までは足を運べないけれど地元の球場で大きなスクリーンで野球仲間と一緒にと願う野球ファンも結構いるのではと思うのと球場自体も収入アップに繋がるのではと思います。2023年の大会での日本の盛り上がりはサッカーのワールドカップ以上で、それまであまり野球に興味が無かった人達も巻き込んだ事を考えると、限定的な放映をせずもっと開かれた大会へと願うばかりです。
2025.09.07
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「シンガポール建国60周年記念対局」と銘打たれた藤井聡太王座(名人、竜王、王位、棋聖、棋王、王将と合わせ七冠)に伊藤匠(たくみ)叡王が挑戦する第73期王座戦五番勝負の第1局の様子が今朝のネットの記事にありました。在星歴20年の私としては勝負もさることながら藤井王座と伊藤叡王がどこを見物して何を食べるのかに興味深々でした。2日にシンガポールに到着したお2人がマーライオンを見物して撮影のベスト角度を確認したり、ホーカーセンターでじっくり選んだ「水餃子」に藤井王座が「皮がモチモチしていて、美味しいです。思った以上に結構ボリューム感がありました!」とか伊藤叡王が選んだ「スイカジュース」に「すごく甘くて冷えていて美味しい」とコメントした記事もあって、まさしく私もお勧めの2品で感動です。スイーツについては記事は見つけられませんでしたが「マンゴーソゴ」を筆頭に南国フルーツや「カヤジャム」を使った逸品など盛りだくさんで果たしてお2人が対局の日に食べた物は?と想像が膨らみます。 そもそも「何故シンガポールで対局?」という疑問に対しては海外、特に東南アジアでの将棋人気の上昇があるようで、将棋ファンの間では「藤井七冠は神」という言葉まであるのには驚きました。そして第一局の会場となったのはセントーサ島にある高級リゾートホテル「アマラ・サンクチュアリ・セントーサ」で、シロソビーチ、水族館指、カジノ等の風景を懐かしく思い出します。東南アジア特有の熱風のような風と決して美しくはない南シナ海の色にさえ心がふっと和らいだのではと想像します。今回のシンガポールでの開催でより多くの人が日本の将棋に興味を持ってくれてシンガポール人棋士がいつの日か藤井王座と対局なんて日が来るのかと夢想します。 肝心の勝負は後手番の「神・藤井王座」が66手で勝って王座戦3連覇となりました。第2局は18日、神戸市の「ホテルオークラ神戸」)へと続きます。
2025.09.06
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私の一押しチキンライスのお店「文東記(Boon Tong Kee)」は勿論健在です🐤 昨日のNHK BS「国際報道」で「シンガポールのレストラン閉店の嵐」の特集があり、昨年およそ3000軒が閉店を余儀なくされた事を知りました。閉店の理由は店舗の賃貸量の高騰(2年前に3倍にそして来月には更に3倍に)と人件費や仕入れ輸入食材価格の高騰のようです。ただ20年間シンガポールに住んで、飲食店の閉店(特にコロナ禍)、住居やオフィスの賃貸料の値上げは周期的にあったので私にはそれほど驚く事ではないですが、驚いたのは「大卒以上の月給の中央値が昨年約100万円に到達した」のとインフレ対策として政府が今年「国民一人当たり最大で9万円の商品券を配布した」という事でした。日本の2万円給付が選挙後宙ぶらりんなままの状況でスムーズに商品券の配布が行われたと思うと金額より政府対応のスピードの重要性を痛感します。 世界の平均年収も気になって調べてみると1位がスイスでヨーロッパやアメリカが続いています(10位以内にアジアの国はありません)アジア諸国における年収の比較という記事もあって内容は下記の通りです。 【アジア地域では、日本、韓国、中国、シンガポールなどが注目されます。2024年のデータによると、日本の平均年収は460万円であり、他のアジアの先進国と比べるとやや低めの水準です。一方、韓国は約520万円、中国の都市部では約300〜500万円、シンガポールでは750万円を超える見込みです。特にシンガポールは国の規模が小さいながらも、金融やIT、医療などのセクターで企業が成長を続けており、高い収入水準を維持しています。一方で、物価や生活費が年収に対して高くなる国もあり、年収がそのまま生活水準に直結しない場合も考えられます】 果たして昨年日本より1.6倍の平均年収があるシンガポールで「給与に関する不満」がどれだけああるのかは分かりませんが、少なくても所得税率が低く、住民税等の税金がない事を考えると満足度は高い方なのではと考えます(あくまでも家を所有しているシンガポール人という意味です)そして満足度を維持する要因は「官民一体」となって国民(就労ピザ所有の在星者も含めて)の所得や資産を増やす事に尽力している事というのが20年間シンガポールに住んで日本との違いで感じる事です。 番組内でもこれだけ賃貸料や人件費が上がると移転する日系企業も増え(日経企業のオフィスは5年前から2割減少)アジアのビジネスハブの地位が他国に奪われるのではという危惧もある中「転んでもタダでは起きないシンガポール」と前置きして、飲食店の人出不足を解消するためのAI使用の自販機の開発と海外進出ビジネス、AIやロボット等の先端技術のための投資の呼び込みを世界中から行いAI立国を目指す官民一体の政策などが紹介されていました。「危機をチャンスに!というシンガポールのお家芸は日本も参考にする点が多いのでは」と特集を締めくくっていました。
2025.09.05
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普段、家でビールを飲む事は少ないですが「願掛け」で日ハムに絶対勝って欲しい試合の時はビールと枝豆を用意するようにしています。 2025年 グランプリ受賞 2025年 優秀品質金賞受賞 昨日は首位ソフトバンクとの差が1ゲームで、なんとかゲーム差を離されずに、あわよくばゲーム差0にと試合のために選んだビールがサントリーの「PSB(Perfect Suntrory Beer) 糖質0」でした。金色と黒色のデザインの力強さと缶にある「糖質0(ゲーム差0繋がり🥎)」「ALC5.5%」手描き文字スタイルの「贅沢発酵」に惹かれました。グラスに注ぐと濃い目の茶色で味わいは完成度の高いすっきり系でした。そして8回に2点差に迫られるものの逃げ切りでロッテに勝利し、同じくオリックスに辛勝したソフトバンクとのゲーム差は1で現状維持となりました。 初めて飲んだサントリーの「PSB」を検索すると缶のデザインや記載の内容をかなり吟味している事、名誉ある賞を今年2つ受賞している事を知りました。糖質を使いながら0になるまでじっくり発酵させ美味しさを生み出す独自の発酵技術が高く評価されたようで、日本の物づくりへの探求心には本当に感心します。2023年 地域別ビール消費量構成比 ところで日本のビール消費量が気になって調べてみると世界一のビール消費大国が中国である事を知りました(人口が日本の10倍強なので当然かもしれません)因みに日本は2023年は11位と前年から3つランクを落としています。地域別でアジアが32%と1位である事と、ドイツやベルギー、オランダ等など有名なビール生産国があるヨーロッパが25.8%なのにも驚きましたが、単純に中国、インド等アジアの人口の多さのためなのだと気づかされます。 プロ野球のリーグ優勝、CS戦、日本シリーズが終わるまでの後2ヵ月あまりでどれだけビールの願掛けが出来るのかももとても楽しみです。
2025.09.03
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先月の「ヴィノスやまざき」のワインセミナーのタイトルは「南米編~アンデス山脈が起こす奇跡」でした。アメリカのワイン資格「Certiffied Specialist of Wine」のStudy Guide(教科書)」でセミナーの前に下調べをしてチリ、アルゼンチン、ウルグアイの他にブラジルが近年ワイン醸造の技術を上げ、南米で第3位の生産をしている事を知りました。一度飲んでみたいですが、残念ながら今回はブラジルワインの試飲はありませんでした(今まで一度もブラジルワインを見た事がありません)ファーストエディション カルメネール 2022年 試飲で一番飲みたいと思っていたのはチリのブドウ品種「カルメネール」でヴィノスやまざきではこの1本だけを扱っていて以前に写真に撮りました。麻婆豆腐に抜群の相性であるカルメネールはいつもスーパーやコンビニの500円~600円台を愛飲し十分美味しいと思っていますが、果たしてその6倍ほどの値段のカルメネールはどんな味わいなのかと・・。そして期待通り試飲の1杯で登場し、グラスに注がれた色は綺麗なガーネット色でやはり味わいに奥深さがあります。店頭の説明書には「蔵元のヴァッレ・セレクトはチリでは珍しい自社畑のブドウからこだわりのワイン造りを行うブティックワイナリー(少量生産で高品質なワイン造りを目指すワイナリー)で、この1本は濃厚な果実味がたっぷりでスパイシーな風味も相まり飲みごたえ抜群!」とあります。余裕のある時に特別な麻婆豆腐を作って試してみたいものです。 昨日収穫の一個。まだ青いですが甘みも若干あります。 次に試飲を期待していたのはアルゼンチンの白の代表的ブドウ品種「トロンテス(マスカットのような芳香とフローラルな香りが特徴)」で昨年「食用(ぶどう)ほおずき」をヴィノスやまざきの店長さんに食べてもらって相性の良いワインを聞いたところ、即答でアルゼンチンのトロンテスだったからです。残念ながら試飲が無かったのは現在品切れらしく次の入荷の予定も決まっていないという事でした。我が家で育てている「ほおずき」が食べ頃になった時に入荷になっていればと願います。因みにアルゼンチンワインの試飲はブドウ品種「ピノ・ノワール」の「オトロニア 45 ルビエンテス(7千円台)」でした。45は生産地のチュブ州が南緯45度でピノ・ノワールの銘醸地ブルゴーニュ地方の北緯46度~48度と飲み比べて欲しいとう意図なのかと思います。これも機会があれば飲み比べしてみたいものです🍷 そしてやはり南米の新星と言えば「ウルグアイ」で、昨年飲んだ葡萄品種「タナ」はブラインドであればボルドーワインと答えるのではと思うほどの味わいでした。今回の試飲のタナはシングルヴァインヤード(一つの区画/畑から採れたブドウのみを使って醸造したワイン)「がルソン」が造る1本で(7000円台)タナの美味しさを更に実感させてくれる1本で、今回も充実のワインセミナーでした。
2025.09.01
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日本で稲作が始まったのは今からおよそ3000年前 今朝のNHK「日曜討論」を見て「備蓄米を試しに買って食べてみたけれど味はそんなに悪くない」と言っていた姉の話を思い出しました。私は未だ備蓄米を食べていないので新米との比較は出来ませんが思い出すのは渡星してすぐスーパーで買ったベトナム産の日本米の事でした。思えば「お米の味の違い」が分かるというのは世界一の品質を誇る「米文化」がある国「日本」で育った日本人の特権かな?という気もします。海外で20年暮らして日本のお米の有難さや味の違いを痛感し、本帰国したら手頃な値段でもっと美味しい日本米をと思っていたら所謂「令和の米騒動」という次第です。2025年4月から急激に輸入量が増加しています(7月は2万6,349トン) 今朝の番組では1970年に始まった「減反政策」が2018年に廃止されたものの人口減や消費者の米離れを見越してのある意味減反政策が続いている中、特に輸出に力を入れた「増産政策」に切り替えて行くという発言が小泉農林水産大臣からありました。世界的な日本食ブームの中、特にお寿司やおにぎりに使う質の良い日本米の需要は確実に伸びていくはすです。それと反するように国内では価格高騰で民間業者による輸入米が2024年度比で300倍も増えている事に驚きました。特にアメリカ産は2000倍に増えているそうで今後外食産業で使用が増えていくのかなと思います。 日本の「米流通」は複雑で分かりずらいと言われますが、米価高騰がなければ普段あまり考える事がなかった農家経営の問題や課題などを考える良い機会なのかなとも思います。番組で初めて「概算金(集荷業者としての農協が米を集荷する際、組合員農家に支払う一時金のこと・平成6年産から開始)」という言葉を知りました。概算金で十分利益がある大規模経営者と原価割れをしている小規模経営者の思いや安定価格のために値上げをあまりしてこなかった政府の対応等考えさせられる事はたくさんありました。 余談ですが、セイコーマートの一押し商品の「かつ丼」が本当に美味しいという評判を聞いて試してみたのも思い出しました。カツの大きさや味付けの良さが評価されていると思うのですが、果たしてお米は日本産?と思い検索するとAI回答で「米の種類に関する具体的な情報は見つかりませんでした。米も美味しいという評価は多方面にある」という事でした。外食で外国産の味に慣れてしまえば「美味しい」と感じる人達も増えていくのかなぁとちょっと複雑な気持ちです
2025.08.31
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昨日の日ハム対楽天戦は北山投手の7回無失点の力投、パイナポー水谷の適時打、レイエスの2ランホームランで快勝となり、何とかソフトバンクのマジック点灯を阻止し1ゲーム差を守っています。残り試合はソフトバンクが27、日ハムが26で昨日までの結果を見てみると、防御率が2.39で同率、打率はソフトバンクが0.02上回り2.50ながら本塁打は日ハムが24本多い106本となっています。リーグ優勝をかけて9月のデッドヒートがどれだけ燃え上がるのか楽しみなところです。 今朝のYahooニュースで「両チームの残り試合の対戦相手からその行方を占う」という記事があり日ハムにとって有利では?という内容になっています。ソフトバンクにとって不利な条件として下記をあげています。① 9月20日から最長の9連戦がある事② 現在3位のオリックスと11試合を残している事③ 唯一負け越している楽天とも残り6試合ある事④ 日ハムは最下位ロッテと最も多い9試合を残している事 直接対決は3試合のみでみずほペイペイドームが2試合(9月18日と30日)、エスコンフィールドが1試合(9月9日)で正にこの3試合が天王山になるはずです。思えば昨年最下位から2位に浮上と言ってもリーグ優勝したソフトバンクには11.5ゲーム差を付けられていたチームがここまで躍動してくれた事には日ハムファンとしては感謝しかなく9年振りの優勝パレードも夢ではないのではと🎆 そして来月6日(オリックス戦)の日に期間限定で販売開始の「そらとしば シーズナル15」は「勝栗エール」という何とも縁起の良いネーミングのビールです。イングリッシュブラウンと呼ばれる濃い茶色で原材料に栗を使用した秋らしい1杯だそうです。来月「勝栗エール」を片手に最高の試合観戦が出来る事を願って🌰🥎(本当に北海道はすっかり秋の気配です)
2025.08.30
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2023年 アルコール度数12% 北海道でも湿度が高く暑い日が続く8月上旬に「ヴィノスやまざき」で購入した「厳選白ワイン 6本セット」の1本です。イタリアのヴェネト州で造るPino Grigio(ピノ・グリージョ)100%のワインです。在星中に漫画「神の雫」のあとがきでピノ・グリージョと「ソーメン(つゆにラー油を加えて)」との相性がとても良いというのを見て何度か試してみたのを思い出します。初回の「マリアージュ!!」の後は「どうかなぁ・・?」という結果でしたが、また試してみたいと思っています。 昨日このワインを開けたのはちょうど「桃」の頂き物があって昨年「イタリアワインと桃の関係」について日記を書いた際に桃とピノ・グリの相性がとても良い事を知ったからで、下記がその時書いた一部です。「7世紀からイタリアで伝わるワインと桃の健康的な組み合わせ」と題して「サレルノ養生訓」が紹介されていました。11世紀、ヨーロッパ初の医学校で有名な街サレルノで編纂された「食の組み合わせ」に関する指南書で桃はワインと一緒に摂ると腸に良い作用がある。新鮮な葡萄とくるみを一緒に摂るのと同じように干したものは脾臓には良くないが、気管支や腎臓には大変効果がある。 ピノ・グリ(フランス語・熟したブドウを使用)とピノ・グリージョ(イタリア語・早積みブドウを使用)は同じ葡萄品種を指す呼び名でも葡萄栽培や醸造法には違いがあるようです。今回は早摘みブドウのスッキリ感のある白ですが健康効果があるとの情報の相乗効果もあってか桃との相性は完璧でした。 そしてこのワインについて「ヴィノスやまざき」のリストの中の説明に「熟した洋梨や野の花のような香りがあり繊細でフルーティな味わい」とあります。桃より梨の方がより好相性なのかと試したくなりますが、梨と言えば在星中にアルザスのリースリングに合わせた時の感動が今でも浮かんできます。本帰国して日本の生活にもすっかり慣れて日本の「食」の美味しさを改めて実感する毎日でこれから「秋の味覚」とワインを合わせるのがとても楽しみです。
2025.08.29
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2023年 WBC 決勝戦の視聴率は42.4% 今朝のネットのニュースで米動画配信大手「Netflix(ネットフリックス)」が来年3月に開催される第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本での独占放映権獲得を昨日発表した事を知りました。大谷選手を筆頭に益々大リーグで活躍する日本人選手が増え、前回の2023年のWBCでは平均視聴率が40%を超えた日本を「黒船」が狙い打ちと上手い表現もあります。 他の記事も見てみると米国ではテレビ放送で見られる事、国際スポーツ大会の放映権料の高騰が頻発していて「民放では太刀打ちできない金額になっている事等が書かれていて、前回放映権を獲得した「テレ朝」の関係者は原因について更に究明するとコメントしています。 1997年に設立された「ネットフリックス」は昨年の時点で加入者数が2億3250万人と動画配信としては世界で最も加入者数が多いようです。ただスポーツ配信については昨年からテニス、ボクシング、プロレス、アメリカンフットボールが始まり野球に関してはWBC開催の来年からと歴史は浅いです。 個人的にはドラマや映画中心と思って私には必要ないなぁと思っていましたが、本当にWBCの地上波放送が無いのであれば野球ファンとしてはネットフリックス加入は必須となります。 検索すると2015年にネットフリックスと業務提携をしているソフトバンクでの加入がソフトバンクの「光」を契約している私には一番良さそうで(ソフトバンクの陰謀のような感じもありますが💦)光契約がある場合は月額110円引きになるので一番安い(画像の質があまり良くない?)ベーシックの990円を考慮中です。 WBCまで後半年ほどあるのでいつ加入するのがベストなのか、解約の詳細など確認していくつもりです。新しい事を始めるのは面倒だなぁって思いますが脳の刺激にもなるとポジティブに考えて・・。そして今回の一件で果たして世界のネットフリックス加入者の数がどれだけ増えるのか(勿論日本人加入者の激増で)こちらも興味津々といったところです。
2025.08.27
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Bourgogne Cote Dor 2023 13% Langdoc Magellan 2023 12.5% 今年4月にもっと美味しいワインを飲むために始めたアルバイトの初給与のお祝いにまず購入したワインは「ヴィノスやまざき」の「厳選 赤白ワイン6本セット」でその内の1本が店主一押しのブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌの中間にある「Volnay(ヴォルネイ)」の「ブッフェ ブルゴーニュ ピノ・ノワール」で飲む機会を待っていました。ちょうど今月「エノテカ」でブルゴーニュ地方の名門「コント・ラフォン家」の親族がフランス南部のラングドック・ルーション地区の「Magellan」で造るピノ・ノワールを購入し友達と一緒に飲み比べをする事になりました。 パルメザンチーズもたっぷりかけて。 我が家の3本目の茄子は18㎝と大きく成長し、中トマトも3つ目が赤く色付き北海道産牛筋、トマト、ナス、玉ねぎ、にんにく、赤ワイン、カゴメのトマトソースで簡単に作った「牛すじとナスの赤ワイン煮込み」をペアリングの一品として2種類のワインで試してみました。生産地の違いで同じ葡萄品種でも違った味わいが出る良い例なのかと思うほど甲乙付け難い味わいです。ブルゴーニュ産は樽とステンレスタンク熟成で価格は3850円、ラングドック・ルーション産はコンクリートタンクと一部オーク樽熟成で、価格は1870円です。左がブルゴーニュ産、右がラングドック・ルーション産。 そして翌日1人で飲み残しの2本のワインと牛筋の赤ワイン煮を完食しました。色をじっくり比べてみるとラングドック・ルーション産の方がより明るいルビー色でピノ・ノワールの本来の色のような気もします。そして2日目の味わいはラングドック・ルーション産の方に円やかさが加わっていました。飲み頃は2028年までだそうでこの価格であればもう1本買ってセラーで寝かしておきたいと思わせてくれる1本です。
2025.08.25
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我が家の3本目の茄子(長茄子・筑陽)が18㎝と食べ頃になり、ちょうど中トマト(フルティカ)の2個目と3個目も赤く色付き、昨夜は友達を招いて「プチ収穫祭」となりました。室内で育てているバジルも順調でモッツアレラチーズ、トマト、バジルのサラダ「カプレーゼ」とバジル、ニンニク、松の実とオリーブオイルの「ジェノベーゼ(バジルペースト)」を前菜に、それに合わせるワインは先月エノテカで10本セットで購入したうちの一本イタリアの白「TERREDIRAI ACINI BIANCHI(ティレ・ディ・ライ・ アーチン・ビアンキ)2023」を選びました。生産地は高級赤ワイン「アマローネ」で有名なヴェノト州にあり白では地葡萄「SOAVE(ソアーヴェ)」100%の辛口が有名で在星中も良く飲みましたが、個人的にはあっさりですっきりという印象でした。IGTデッレ・ヴェネツィェ アルコール度数12% 葡萄品種はピノ・ビアンコ(フランスではピノ・ブラン)とシャルドネのミックスで「エノテカ ON LINE」での説明では「ふくよかで濃厚な果実味とバランスの取れた酸味」とあります。ピノ・ビアンコの特徴は豊富なミネラル感だそうで久々に千円台で満足度の高い白と出会い前菜とも完璧なマリアージュで気分も盛り上がりました。 この後メインの「ナス料理」にはフランスの2つの地方の「ピノ・ノワール」を選びました。これは明日に続きます🍆
2025.08.24
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今週の火曜、水曜の日ハム対オリックス戦は1点差で勝利という日ハムファンにとっては「しびれるゲーム」でしたが、一転して昨日は2回表で8点を取られ途中からNHKの「放送100年スポーツ名場面」に早々に切り替えました。オリンピックの話題の次がプロ野球で「さて、サヨナラホームランを一番多く打った選手は?」から始まりました。一瞬「野村監督」の顔が浮かびましたが正解は元西武ライオンスの「清原和博」で12本、2位が「野村克也(元南海ホークス)」の11本、3位が「中村紀洋(元近鉄バファローズ)」の10本でした。「王貞治」の4位タイ8本を考えると3人の偉業が更に光を増して見えます。 2020年から阪神タイガーズ2軍打撃チーフコーチ そして驚いたのは代打で登場した選手が逆転の満塁ホームランを打ち、おまけにこの試合でその年のリーグ優勝を決めた試合があった事でした。2001年の「大阪近鉄バファローズ」と「オリックスブルウェーブ」の26回戦で代打で登場した「北川博敏(当時29歳)」が放った一発でウィキペデアには「釣銭無しかつ優勝決定の代打逆転サヨナラ満塁本塁打という劇的な一撃」と書かれていました。当時の梨田監督と言えば日ハムでも2008年から2011年まで指揮を取っています。その時の試合経過を検索してみると代打を決めた理由について「アイツしかいない。今年のアイツは何かをやる」という思いからと書かれていました。監督の「勘」の重要性も感じます。 今日の日ハム対ソフトバンク戦でソフトバンクが勝てばマジックが点灯しますが、まだまだ日ハムにもリーグ優勝のチャンスは残っています。最後の最後で新庄監督の「アイツしかいない」とお眼鏡にかかった選手が大きな仕事をしてくれるのを大いに期待します。
2025.08.22
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20225年8月(縦より横に広がっています) 2024年6月 昨年の2月に知人のMさんから頂いた2種類の「金のなる木」は順調に成長をしそろそろ大き目の鉢に植え替えをと思っていたところ、そのうちの1つ「フチベニベンケイ(別名ゴーラム・宇宙の木)に黄色の花のような物を昨日発見しました。花にしては突然の出現で形も大きくGoogleレンズで調べると、それは花ではなく「コガネキヌカラカサタケ」というキノコでした。合計4つのキノコが! 調べてみると特に珍しい事ではないらしく市販の土に混ざっていたり湿度が高くなり過ぎた時にも発生するようで、そう言えば最近は雨が多く昨日の午前中も雨が降っていました。気になって更に検索するとこのコガネキヌカラカサタケは「幸運のサイン」として捉えられる事もあるようです。特に金色のキノコは金運や繁栄を象徴すると書かれていて気分が一気に盛り上がりました。300種類ほどある「金のなる木」は種類によっては花が咲くものと咲かないものがあり、我が家の「艶姿」と「ゴーラム」はどちらも花が咲く可能性があります。ゴーラムは冬から春にかけて淡いピンク色の花が咲くと説明があり、今回のキノコはその開花のための下準備?と期待が高まります。
2025.08.20
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昨年秋にお世話になっているMさんから「食用ほおづき」を頂きました。観賞用の赤いほおづきしか知らなかった私にはその味わいは絶妙で何かに漬けているのかと思うほどでした。程よい酸味、甘み、コクもありワインのアテにもピッタリと思いお世話になっているワインショップのスタッフにも試食してもらい「合うワインは何でしょう?」と聞くと、2人のスタッフがほぼ同時にアルゼンチンの白の代表的葡萄品種「トロンテス!」と即答でした。このワインがその時ショップの「一押し」の1本だった事もあると思います(3千台とテーブルワインにはちょっとお高めで写真撮影だけ) 皮はふわふわ 今年はMさんから「そんなに気に入ってくれたなら苗を上げるので自分で育ててみて」と一鉢頂きました。現在、緑の実を6つ付けています。昼間に直射日光を浴びると葉っぱがしなだれてしまいますが、朝にはピンと葉っぱは元気な姿になっていてホッとします。 「食用ほおづき」を調べてみると学名は「Physalis peruviana」で日本語に訳すと何と嬉しい事に「ブドウホオヅキ」でした。原産は南米のチリやペルー等でPeruvianaは「ペルーの」という意味です。アルゼンチンはチリのお隣の国なので益々「好相性」を確信しました。ブドウホオヅキの豊作を願って今年こそアルゼンチンのトロンテスを購入!と昨日ショップに行きましたが、何と品切れで次回いつ店頭に並ぶか予定が決まっていないという事でした💦ネットの画像から。 ただネットでブドウホオヅキの食べごろを見てみると実を覆っている皮が薄茶色になった頃のようで、我が家のホオヅキはそれまでまだまだ1か月以上かかるのかなぁという感じなので、それまでショップでトロンテスをチェックするつもりです。でもよく考えるとチリ産の白でも相性は抜群のはずなのでソーヴィニヨンブランで試してみようかなと・・。来月の収穫が今から楽しみです(^^♪
2025.08.18
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エスコンFグルメも「大航海続行中」 ちょっと大きめ牛タンカレーパン(400円/個) 今月5日の日ハム対西武戦を見に行った際に初めてエスコンの「Gourmet Guide2025」を手にして1F(Field Level)、2F(Main Level)、3F(Star Level)と合わせておよそ60店舗の飲食店が入っている事に驚きました。期間限定で「悪女のスープ」と呼ばれるスープカレー店「Curry SAVoY」や北海道名物「あづまジンギスカン本舗」など5店の新店舗も加わり、しっかりとアンテナを張った店舗展開には脱帽です。1F Field Level その中の1店「仙壺たんや利久」の「牛タンカレーパン」は最近カレーパンに嵌っている私には絶対に試してみたい一品で先日の「日ハムVS社会人チーム」観戦時にサントリー角ハイボールのアテで頂きました。揚げ立てではないものの紙袋から出して二つに割るとほんのりと温かさが手に伝わってきます。中のカレーの量が多めなのが嬉しいです。仙台牛タンの味わいがあるかというと・・カレー味に紛れてちょっと微妙です💦そしてちょっと残念なのは表面がかなり油っぽい事でした。私の一押し「エイトカリィ」のカレーパンは揚げ立てながら表面がツルツルしていて手で二つに割っても手に油がそんなに付く事がなく、それだけで体に良さそうと思ってしまいます。 さてさて、年内にエイトカリィを超える「極上カレーパン」に出会える事が出来るかどうか・・。そう言えばCOOP札幌の8時間で最多個数を販売でギネス世界記録を持つ「北海道まるごとカレーパン(コク旨ビーフx贅沢スモークホタテ)」の事を思い出しました。年に何回販売になるのかは分かりませんが前回は6月で午前11時頃に行った時には既に完売でした💦取り合えずは年内に「まるごと~」が食べられる事を願って!
2025.08.17
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抽選で当たった「日ハム VS 社会人チーム」の試合を昨日見に行って来ました。今まで社会人チームの試合を観た事が無いのと日ハムで知っている選手が出るのかどうか分からず、ちょっと迷いましたが今月エスコン内にオープンした「The Fifty Fifty Club」が販売するウィスキーを片手に観戦したいという思いで取り合えず行ってみました。 まずは入口でウィスキーのメニューを見ると「サントリー角ハイボール(350ml)」の650円から「白洲」の3000円まで4種類ほどでした。今後ウィスキーについては日本でも入手困難な物も提供するようです。初回なので手頃なハイボールを注文した後、気になっていた「仙壺たんや 利休」の「牛タンカレーパン」を購入するまでの間歩きながらチビチビと飲みましたが思った以上に爽やかで美味です。 座席は公式戦であれば高値の華のフィールドレベル3塁側で「芝の色」と「選手の顔」がはっきり見えるのには感激です。最近個人的には応援している山縣選手や北海道出身の今川選手の出場が特に嬉しかったです。応援は勿論ファイターズガールが登場する事もなくおとなしめですが、社会人チームの応援団が演奏する「学園天国」や「狙い撃ち」に周りからは「甲子園の応援みたいだなぁ」と声が漏れ、席ももけっこう埋まっていて社会人チームに対してかなり好意的な応援にはほっこりでした。 ハイボール片手の応援もなかなか乙だなぁと(^^♪と自己満足に浸り、さてハイボールのハイの意味って何?と今更ながら今朝調べてみると英語の「High」でグラスが高い事(氷が一杯入っているので)やスコットランドのゴルフ場でウィスキーのソーダ割りを飲んでいる時に高く打ち上げられたゴルフボールが飛んできて「ハイボール」と名付けた説等いくつかありました。ウィスキーとゴルフと言えばスコットランドが発祥地なのでこの説には大いに賛同です。今後もエスコンにはワクワクするような観戦スタイルの提案に期待します。【追記】2025年9月13日 「日ハム対社会人野球」をエスコンで観戦してほぼ1ヵ月ですが、今月9日のソフトバンク戦で山縣選手が2本、今川選手が1本、モイネロ投手からホームランを打って感極まりました。ダイジェストの解説でも「ファームでやって来た事が出ましたね」の言葉に当日の試合の事が蘇りました。山縣選手に関しては新庄監督からバットをもっと大きく振るようにとアドバイスがあったようで、今日を含めて残り試合15で更なる活躍を期待するところです。
2025.08.16
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終戦から80年目の今日、例年通り第二次世界大戦のドキュメンタリーやテレビ局が制作するドラマを見てつくづく戦争の愚かさを痛感します。そして凝りもせずに現在も続く「戦争」の1つ「ウクライナ戦争」の終結に向けて明日(日本時間)アメリカのアラスカ州のアンカレジでトランプ大統領とプーチン大統領の会談が行われます。アラスカ州と聞いて「何故そこで?」と少なからずの人が疑問に思ったと思いますが、上空からの地図を見るとアンカレジまで首都ワシントンとモスクワからほぼ同じ距離のように見え、それぞれの移動距離を考えると確かに「対等な位置関係」に見えます。今回はゼレンスキー大統領の参加はなく今回の対談の経緯次第で開催が検討されるようです。 ところでアラスカと聞いて私が最初に思ったのは会談の場所が「北方領土」に近いという事です。以前の日記にも書きましたが、終戦後の1951年に締結された「サンフランシスコ条約」では北方4島に関しては日本領となっています。ただこの条約に関して当時のソ連が署名を拒否し国連の「五大国一致の原則」のルールに反する事から74年経った現在も返還に至っていない状況です。こういう状況をある意味「臭い物には蓋をする」的なやり方で野放しにしている「国連」に対しても大いに疑問と不満を感じますが、アメリカと太平洋を挟んで対峙するロシアにとっての要衝地の北方4島をおいそれと返してくれるとは思いませんが、少なくても拒否された署名問題について何らかの会談へと向かう道筋をつける日本の政治家が現れないのかと思います。トランプ大統領の手腕としては賛否両論が渦巻くなかで、少なくても「交渉という場」に相手を引きずり出す力量は政治家として学ぶ点があると思います。 余談ですが、先日「赤レンガ庁舎」を見学した際「北方領土館」で返還の署名コーナーがあり、熱心に署名している人達の姿も見ました。私も本帰国後署名した事も数回ありますが、その署名がどのような形で政治家に渡っているか情報を見る事は全くありません。「草の根運動」の大切さは勿論分かりますが、やはり大きな動きを起こす事(少なくてもロシアとの領土問題を世界に知らせる)には関係国を巻き込む政治家の力量が最重要だと思います。 1855年の境界線(赤線)で樺太は両国民の混住 1951年サンフランシスコ条約での境界線 【追記】2025年8月16日 今朝のNHKのニュースで「何故アラスカで階段?」を特集があり3つの理由を上げていました。1つはやはり「地理的」な事で2つ目がアラスカの歴史でした。1741年にベーリング(ロシアのピョートル一世にシベリアの探検を命じられる)によって発見されたアラスカは1867年アメリカが現在のお金で220億円で購入(昔の方がずっと平和的に領土を獲得している感があります)という歴史があった事を私は初めて知りました。そして3つ目が両国共同の「北極開発」に欠かせない基地となるのがアラスカという事のようです。
2025.08.15
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北海道開拓使のシンボルマーク「五稜星」1872年開拓使の付属船船長が幡のマークとしてデザイン 先月25日にリニューアルオープンした「赤レンガ庁舎」の様子をテレビで何度か見てやはり実際に見てみたいと思い昨日行って来ました。思った以上に外国人観光客が多数訪れていましたが、夕方のせいか混雑というほどではなくゆったりとした気持ちで館内を見る事琴が出来ました。 1888年(明治21年)に建てられ約80年に渡って北海道庁舎として使われた各部屋には「北海道の名付け親・松浦武四郎が作り上げた26分割の北海道地図」「北海道市町村の逸品展示」「明治の札幌の街と代表的建造物を再現したジオラマ」「北方領土問題」「間宮林蔵と樺太」等など、パネルの説明をじっくり読むとなると少なくても半日は必要かと思うほどです。1909年(明治42年)の火災以前に使用していたレンガで令和の大改修で出土 「赤レンガ」の愛称の所以である建物に使われたレンガは約260万個だそうで外国産ではなく主に札幌の白石区で製造され、庁舎の建設も日本人技術者によって行われた事は当時としては特筆すべき事だそうです。渡星前に24年住み、そして本帰国で再び札幌市民になっても知らない事はたくさんあると実感します。 ちょっと難しい歴史の勉強に疲れたら館内の「白い恋人 Akarenga Sweets labo」で「赤レンガサンド」や「ソフトクリーム」で一息ついた後「赤レンガショップ」でお土産探しをするとかなりリフレッシュ出来ます(シマエナガパッケージのインスタント醤油ラーメン¥270を見つけてキュン💔)入館料は300円と手頃で北海道の歴史から将来の展望や領土問題における世界との関わり等など、いろんな事を学ばせてくれるだけでなく北海道ならではの「食」も堪能させてくれる「この場」はまずは北海道民が訪れるべき「オススメスポット」という感じです。 因みにサッポロビールでおなじみの赤い星のマークが「五稜星(北極星の形・北辰)」という名前が付いている事を初めて知りました💦本当に知らなかった事がたくさんでこれから一つ一つ歴史を振り返りながら覚えていく楽しみが増えた感じがします。
2025.08.13
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4月にNHKの「土曜ドラマ」で放送された「地震のあとで(全4回)」の原作の「神の子どもたちはみな踊る」をやっと読み終えました。6つの短編からドラマとなったのは「UFOが釧路に降りる」「アイロンのある風景」「神の子どもたちはみな踊る」「かえるくん、東京を救う」で、個人的には焚火のシーンが物語に彩りを添えた「アイロンのある風景」が一番好きです。 残り2つの短編のうち文庫本刊行のために書き下ろしされた「蜂蜜パイ」は村上春樹氏の実際の経験が反映されたもののようで作風も他の作品とは一味違い(最後が分かりやすいハッピーエンドになっています)読後も余韻に浸っています。物語の主人公「淳平」は神戸出身で早稲田大学文学部に在籍中に同学部の「高槻」に声をかけられ同じく高槻に声をかけられた「小夜子」と親密な交友関係を築いて行きます。その関係に変化をもたらしたのが在学中に高槻と小夜子が交際を始めた事でした。淳平の小夜子への想いをそれぞれが受けとめながら卒業後に2人は結婚「沙羅」という女の子も誕生します。 結婚後も変わらず3人で、子供が生まれてからは4人で定期的に会って親交の絆を深めて行きます。卒業後は短編小説家となり独身を続ける淳平の作品作りに欠かせない役割を果たす小夜子の存在(書き上げた作品はまず小夜子に読んで貰います。そして村上氏自身もまず奥さんに読んでもらうそうです)は精神的な核の部分の繋がりの貴重さを痛感させられます。3人の出会いからほぼ10年が経って3人が選んだ道は・・。時間をかけて大切な事に心を砕き守り続ける事の意味を感じさせてくれます。 因みにタイトルの「蜂蜜パイ」は淳平が地震の後の沙羅の気持ちを落ち着かせるために沙羅に語る自作のお話しです。人間に育てられた日本語も話せる熊の「まさきち」と乱暴者で日本語が出来ない熊の「とんきち」がギブ&テイクと信頼の精神でお互いに助け合って生きるという結末です。この2頭の熊と4人の生きる姿が重なって「自分にもこの先何か良い事があるかも」と思わせてくれる作品です。
2025.08.12
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