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2016年01月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 こんなことを


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  島を知ることで人が輝く社会教育のあり方を目指して

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1 はじめに
 教育関係月刊誌「青少年」を通りがかりに手にした。
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。
美しいものを美しいと感じる感覚、新しいもの未知なるものにふれたときの感激、
思い遣り、哀れみ、驚嘆や愛情のさまざまなかたちの感情を呼び覚ましてあげることが、
次なる知りたいと思う感情につながり、もっと知りたくなる好奇心になり、

奄美復帰50年記念を前にしての頃であった。
その本を手にして、社会教育の原点に出会った気がした。
役場を早期退職した私は、肩書きと活動の場所を得るために、
環境に関すること、まちづくりに関することの二つを目的に
平成19年にNPO法人を立ち上げ,ヨロンマラソン完走記念植樹とオオゴマダラ蝶の再生に取り組んできた。
やっと形が現れてきたと感じている昨今である。
2 取り組みの概要
 (1)ヨロンマラソン完走記念植樹
 ヨロンマラソンは今年で第25回を迎えることになるが、
第16回大会から参加者に呼びかけて完走の記念樹を植えてもらうことを提案して
ゴールに近い与論港コースタルリゾート沿道で実施してきた。

在来のものを使えばいいことは、植物生態学を学んだので承知していたので、
最初はアダンやリュウゼツラン、クサトベラを植えて防風効果ができるのを待った。
そしてやっと、近年になってハイビスカスやクロトンなどを植えることが出来、
当初の目論見が達成できたと思っている。
(2)オオゴマダラ蝶の再生と緑化の啓蒙

、鹿県昆虫同好会の仲間入りが出来ていた。
度重なる台風の襲来と、農業基盤整備やらで島の緑が少なくなっていくのを気にした仲間の一人が、
与論島の海岸植生の絵を描いて、
「昔はこのあたりに美しい蝶が舞っていた」と言ったことがきっかけで、
オオゴマダラ蝶の再生と緑の啓蒙を目的に、
自然保護ボランティアファンドの助成金を頂くことができた。
海岸植生を復活、再生させようということで、
世界サンゴ記念大会にあわせて、オオゴマダラ蝶の再生をひっかけて、
島の緑の再生に取り組んだのが「みんなのみどり」「みんなでみどり」
の呼びかけであった。
 オオゴマダラ蝶は鹿児島県では喜界島と与論島にしか生息が確認されていないとされていて、喜界島では保護条例も制定され捕獲が禁止されている。
本町では、そこまではして欲しくなかったが、オオゴマダラ蝶をまったく見かけなくなった時期があった。
沖縄から蛹を30頭購入し飼育して自然交配させて放蝶した。
成功したかに見えたが三連続して襲来した台風のあとからは次第に少なくなり、ついには見かけることが出来なくなっている。
 蝶を増やすためには食事となる餌、食草のホウライカガミを植えることは必要だと思って、
有志に働きかけて庭に植えてもらうほか、大金久の保安林に植えた苗木も大きく育っているが、
どうも食草だけではなく、天敵によるのかもしれない。
最近は保安林のモクマオウが枯れているので隠れ場所を失ったせいかも、とも思っている。
数年前から沖縄に調査に行って、沖縄本島においてもその数が激減していること知った。
先月、うるま市の蝶の友の会員に入会してオオゴマダラの成虫(7頭)と
幼虫を分けてもらった仲間が現在飼育を始めている。
(3)赤佐公園の緑化にむけて
~花・緑豊かなまちづくり協働事業~は
全国都市緑化かごしまフエアとして公募があったので申し込んだのを皮切りに、
活動資金を調達するため各種事業に応募した。
そのおかげで植栽も続けられ、公園らしくなっている。
今後、児童公園としても利用してもらいたいので、次は遊具が整備できる事業を要望したいと考えている。
3 おわりに
私の生きがいは樹を植えることである。
好きなことは続けることが出来て、計画を立てるのが楽しい。
 一日の計は 樹を植え
 十年の計は 樹を育て
 百年の計は 林にして
 千年の計は 森にする
私の夢だ。
ESD教育が植樹の現場では活かせる。
誰がやるだろうか誰にさせようか

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    (福田晴夫先生の書斎にて)

そんなこと考える前に
自分でやってみましょう。
言って聞かせてさせてみて やって見せねば人は動きませんよ。
そうつぶやきながら、毎朝浜に通い、渚で石を拾い、積んでいる。
今度は、風と波とのコラボで浜をデザインしたい。

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最終更新日  2016年01月20日 05時50分35秒
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