リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃんの懐メロ人生

2025年02月14日
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カテゴリ: 京都府立植物園
真冬の観覧温室、
ここは正に百花繚乱だ!



​​1月18日、久しぶりに 京都府立植物園 に行ってみました。目的は、植物園の中にある 「観覧温室」 で、トロピカルな花々に出遭うことです。
​​
花の少ない1月の花紀行は、
温室に行くのがベストチョイスだ!

​午前9時30分、家を出発、午前11時ジャスト、京都駅到着、京都駅駅ビルの中にある大衆割烹 「がんこ」 に入り、早い昼食、
プファ~、ビールが旨い!
真冬の観覧温室、
どんな花々に出遭うことが出来るのか、
楽しみだ!



​午前12時前、「がんこ」を後にして、地下鉄に乗り、12時過ぎに地下鉄 「北山駅」 に到着、
​​ 京都植物園は、駅から徒歩3分なのだ。
「京都府立植物園」に入場します。

真冬の京都府立植物園、
人出もまばらだ。



「観覧温室」に入る前に、野外に咲いている花をチェック、
​先ずは 「スノードロップ(待雪草)」 です。
​真冬の野外に咲く貴重な花なのだ!







​​「スノードロップ」の咲いているのは、 「針葉樹林エリア」 です。このエリアには 「椿園」 もあるのですが、この時期、椿の花は残念ながら一輪も咲いていませんでした。







​​「針葉樹林エリア」の隣に、 「梅園」 があります。残念ながら梅の花は一輪も開花していませんでしたが、一本の 「蝋梅」 が「見頃」を迎えていました。
​​
​蝋梅はこの時期のメインの花だ!









​本日のお目当て、 「観覧温室」 の前に来ました。



​以下に、京都府のホームページに開催されている「 観覧温室の概要」 の説明文をそのまま貼り付けます。

​外観は池に浮かんだ金閣寺のイメージと、北山連峰のシルエットを取り入れた京都らしい優雅なデザインです。 延床面積約4,694平方メートル 、高さの最高14.8メートルの内部は、8つの部屋で構成され、回遊式で段差のない延長460メートルに及ぶ順路に従って進むと、次々と景観が変わり、一巡すると熱帯の様々な植生が観賞できます。​
​展示植栽植物は 約4,500種類 に及び、国内初展示、初開花の植物も多く、名実ともに日本最大級の温室で、一年を通して熱帯植物が観察できます。また、室内では球根ベゴニア展、フクシア展、食虫植物展、洋ラン展などの展示会を随時開催し、保有植物の公開に努めています。
入場します。

この日の外の気温は7℃前後。
温室内の気温は27℃前後、
外との気温差は20℃前後、
​温室は正に「真冬のトロピカル」なのだ!​

以下、順路に沿って、この日撮った花を紹介して見ます。

聞き慣れない花が大半で、花音痴のリュウちゃんにとりましてもチンプンカンプンな名称の花ばかりなのですが、出来るだけ正確に花の名前を書いてみたいと苦労したのです。

​​ <ジャングル室>
​​
<リュエリア・マクランサ> :原産地:ブラジル





<クレオレンドルム・スプレンデンス> :原産地:中央アフリカ



<アルピニア・プルプラタ(レッド・ジンジャー)> :原産地:太平洋諸島、


<ムクナ・ぺネッティ> :原産地・ニューギニア





​<熱帯スイレン>











<ヘリコニア・プシタコルム(ヒメゴクラクチョウカ)> :原産地:中南米、





<トックリヤシ> :原産地:モーリシャス、



<フィロデンドロン・ゴエルディ> :原産地:ブラジル、





​​​ <アマゾンユリ> :原産地:コロンビア。アンデス山地。



<ウナズキヒメフヨウ> :原産地:メキシコ、コロンビア、



<センナリバナナ> :原産地:ジャワ島、マレー半島、



<イクソラ(サンタンカ)> :原産地:中国南部、マレーシア、



<熱帯有用作物室>
​​
<クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)> :原産地:ブラジル、パラグァイ、



​最近、 「パッションフルーツ(passion fruit)」 の名前をよく聞くようになりました。
​​​この名称の英語 「passion」 は、 「キリストの受難」 を意味します。この名称の由来は、この果実の花の中心部がキリスト受難の象徴である 「十字架」 に見えるところから命名されたようです。


(トケイソウの花)

​​​​ <オスモキシロン> :原産地:フィリピン



<ヒョウモンウツボ> :原産地:ボルネオ島、



<ヘリアンフォラ・ヌタンス> :原産地:ギアナ高地、



<プラティケリウム・ワンダエ>



<ツバキカズラ> :原産地:チリ南部、



<トックリアブラギリ> :原産地:中央アメリカ、



​<砂漠サバンナ室>
​​
<アフリカバオバブ> :原産地:マダガスカル、



<キソウテンガイ(奇想天外)> :原産地:アフリカ・ナビブ砂漠、



​<「奇想天外」について>
​​
​​​​​​​アフリカの砂漠地帯に自生すつ希少植物です。正式名称は 「ウェルウィッチア(Welwitschia)」 、発見者の フリードリヒ・ヴェルヴィッチュ に因んで命名されたようです。
「ラフレシア」 「オオオニバス」 と共に、 「世界三大珍植物」 の一つに数えられています。和名の 「奇想天外」 は、原産地から日本で初めて種子を輸入した園芸商、 石田兼六 という人物によって、1936年に命名されました。​​​​​​​
非常に寿命の長い植物で、寿命は1000年もあるようです。


(「奇想天外」の花)

​​ <ラン・アナナス(パイナップル)室>
​​
本日の簡単温室で、リュウちゃんが最も期待した「ラン(蘭)の花」のコーナーです。

「ランの花」、
期待通り、華麗に開花している!















​<ラン(蘭)の豆知識>
​​
​○「ラン」は 単子葉植物 である。​
​​​○「ラン」は単子葉植物の中では一番種類が多く、世界では、 約15000種類 、日本では 230種類 ほどもある。また、園芸品種の育出も盛んに行われていて、それらを含めた総種類は 10万種 と云われている。
​​​
10万種類もあるランの花、
優にバラの種類に匹敵する!

​​○ランは樹木の樹皮や岩の上などに根を張り着生している 「着生種」 と、林の中や草原などの地面に生育する ​「地生種」​ に分けられる。​​
○「地生種」のランは世界のほぼ全域に見られる。「着生種」のランは道を中心に南緯と北緯それぞれ30~40度が限界になっている。
​​○観賞用の花として絶大な人気のある 「胡蝶蘭」 は、着生種のランで、自然界では東南アジアに分布している。「着生種」のランの殆どが、 「南方の花」 で、自然界では気温が18℃を超えないと開花しないようだ。
​​
​以下、この日撮った 「ランの花」 を紹介します。
<バンダ(翡翠蘭)> :原産地:東南アジア、



<バラモンガイア・ウェベルバウエリ(別名:アンデスの秘宝)> :原産地:中央アンデス、



<フラグミペデウム・コバチ―> :原産地:ペルー、



<シンビジウム> :原産地:アジア、オセアニア、



​​ <オンキデサぺ・ヨンジュン> :園芸品種、



<オンシジウム・シクマルガリータ> :園芸品種、



<リンコレリオカトレア・チャ―ミダス> :園芸品種、



<リンコレリオカトレア・マジックドウ・ナポレオン> :園芸品種



<クリヴィアノビリス> :原産地:南アフリカ、



<デンドロビウム(交配種)> :園芸品種、



<レリア・アウツムナリス> :原産地:メキシコ、



<レリア・アンケプス> :原産地:メキシコ、ホンジュラス、



約2時間、「観覧温室」を徘徊して、入場口に戻ってきました。

​入場口には、世界三大珍植物の一つ、 「ラフレシア」 の実物標本とレプリカが展示されています。
根も茎の葉も無いラフレシア、
京都植物園は、この花の標本が見られる、
日本では数少ない場所なのだ。


(実物標本)


(レプリカ)






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最終更新日  2025年02月14日 21時13分24秒
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