明治の中頃、トルコは、日本まで艦船を航海させていたのか。
映画では、救助されたトルコ海軍の兵士は、神戸までドイツの艦船で行き、神戸からは日本海軍が送り届けると言っていた。
日本もトルコまで航海出来たのか。
嵐の日危険を顧みず乗組員を救助し、惜しみなく自分達の食料を提供し、漁を休んで捜索を行った和歌山の人々の真心がトルコ海軍兵士に記憶に鮮明に残ったのだろう。
トルコは、イラン、イラク紛争の時、テヘランイに取り残された日本人を救出るため飛行機を派遣させてくれる事になる。
なんと日本政府はは、自国民を救出に行かなかったのだ。政府は国会の承認が間に合わず、日航は危険過ぎると判断した。
現在なら、救出に行けるのだろうか?
戦争反対、戦争に巻き込まれてはいけない と今、人々は言っている。
トルコの人たちは、自分たちは車でも帰れると日本の人に飛行機を譲ってくれた。
数十年の時を経ても、和歌山沖での遭難を救助した日本の人たちの事が、トルコ国民の心の中に記憶されていたのだろうか。
人の心が通い合うシーンは、涙腺が緩みます。
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