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2023年04月03日
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カテゴリ: 白内障手術体験記
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         白内障手術体験記(その8)

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​​ ​​ ​​ ​​ ​​​​ ​​​​ ​​​​ ​​<白内障手術後の生活>

無事に両眼の​白内障手術が終わり、私の目はド近眼から、裸眼視力 0.2 の軽度(?)近視状態になりました。眼科で測った矯正視力は、両眼とも 1.2 出ているとのこと。

白内障手術の後、単焦点レンズでも「メガネがいらなくなった」という人がいますが、​手元30センチに焦点を合わせた私は、やはりメガネなしでは生活が不便です。

もしかしたら、中間距離に焦点を合わせていたら、室内ではメガネが不要になっていたかもしれませんが、でもそうしたら、読書などで近くを見たいときは老眼鏡が必要になるだろうし、外で遠くを見たいときは近眼用メガネが必要になる可能性が高いと思われます。

焦点を1メートルに合わせて、遠くも近くもメガネなしで見えるというラッキーな方もたまにいらっしゃるようですが、自分がそうなればいいですが、もし『やっぱり近くと遠くはよく見えない』という結果になったら後悔しそうなので、自分は手元合わせにしたことに納得しています。

手元合わせで良かったと思うのは、寝る前などお布団の中でメガネをはずした状態でスマホを見たり読書をしたりということが出来ることです。
それに、手元合わせにした最大の理由のお化粧も問題なくできます。眉を描いたりアイメイクをすることになんら不便を感じません。よく見えます。

ド近眼だったときは、裸眼の場合、手鏡を目の前数センチのところまで近づけてアイメイクをしていましたが、今は顔から17~18㎝くらい離した手鏡を見ながら化粧しています。
もし遠く合わせにしていたら、コンタクトレンズを入れて化粧した時と同じように、(手鏡の中の)自分の顔がぼやけて細かいメイクは苦労していたと思います。

常時メガネをかけることにはなりますが、必要に応じてかけたりはずしたりするのも面倒なので、自分的にはかけっぱなしでOKです。
そう割り切れば、裸眼で近くが見えるほうが、やはり元々近眼の私には向いていたと思います。

そんな感じで、裸眼での見え方は予想通りでほぼ満足したのですが、問題は、メガネです。
家族の古い近眼用メガネを借りて過ごせてはいるものの、遠近両用のメガネではないので近くが見え辛くて不便です。
たとえば料理中など、食品の賞味期限を確かめたり、料理の本を見ようとしたら、メガネをはずすか、ずらさないと小さな字が読みづらいです。
でも調理中の汚れた手でメガネをかけたりはずしたりするのは不便で面倒です。

やっぱり
ちゃんと度の合った ​遠近両用のメガネが欲しいよね……と考えた結果、手術後1カ月を迎える前に、いつもメガネを作っているメガネの量販店に行きました。

たしかそのメガネ屋さんは、メガネを作って6カ月以内に度が合わなくなったら無料でレンズの交換をしてくれると言っていたはず。それなら、もし視力が変わっても対応してくれるのではと思いました。

お店で直接店員さんに事情を話して確認すると、やはり6カ月以内ならレンズ交換OKとの返答。
それならと、新しく遠近両用のメガネを作ることにしました。
白内障手術のおかげで近視の度が弱くなったため、思っていた通り、レンズの厚みはかなり薄くなりました。
今までは少しでもレンズを薄くしたくて、ちょっとお高い高屈折レンズを選んでいましたが、もうその必要はなくなりました。

1週間後に出来上がってきた新しい遠近両用メガネをかけてみると、(久しぶりの遠近両用なので少し慣れるまで時間がかかりましたが)遠くも近くも中間も問題なく見えます。
メガネのレンズの上のほうで見る「遠く」は視力 1.0 が出るように、レンズの下のほうで見る「近く」は、度を入れず乱視矯正のみで作ってくれました。
やっと自分の目に合ったメガネをかけることが出来て、私の生活の質は格段に向上。

白内障手術をして、自分の顔のしわやシミの多さに驚いた私でしたが、メガネ作ってからは床に落ちてる髪の毛やホコリなどがよく見えるようになりました。
今までは、掃除機をかけるのも勘でしていたのだなと改めて実感。

ところで、メガネ作成の話には続きがあって、実は今年の1月にまた新たにメガネを1本作りました。
今度は遠近両用メガネではなく、 近中両用メガネ というものです。

どう違うかというと、遠近両用メガネは遠くも近くも見えるようになっていますが、近中両用メガネは近くがより見えやすく(近くが見える範囲が広く)なっているメガネです。

遠近両用メガネだと、レンズの真ん中あたりから上が遠くを見る用、レンズの下のほうが近くを見る用になっているので、本や新聞を読むときやノートパソコンを使うときは、いわば下目使いで見なければなりません。
それが私には疲れるように感じました。

大げさに言うと、遠近両用メガネで近くを見る時は、顎を少し上げた状態で、目だけで下のほうを見るようにしなければならないのです。
少しの時間なら問題ないのですが、長い時間ノートパソコンを見たり本を読んだりするのは、ずっと目だけで下を見ている状況なので非常に疲れるのです。

そこで、近いところを長時間見ても疲れないように中近メガネを作ろうと思ったのです。
行ったのは、手術後の遠近両用も作った、いきつけのメガネ屋さん。
そこで現状を話し、中近メガネを作りたいと言いました。

フレームを選び、レンズの度を決める検査の折に、担当の店員さんが、
「中近メガネより更に近くが見えやすい(近くが見える範囲が広い)、近中メガネというのもありますよ。試してみますか?」
そう言って、視力測定に使う金属のフレームにレンズを入れてくれ、見え方を確認するために、新聞を渡されました。

確かに近くはよく見えます。
下目使いにしなくても、正面で紙面を見てもぼやけることなくはっきり見えます。
「離れたところを見る時は、レンズの上のほうで見れば見えますよ」
おおっ、確かに! レンズの一番上のほうで見ながら店内を見渡すと、離れているところもそこそこ見えます!

私は、中近メガネというのは、中間距離と近くだけは見えるけど遠くは見えないと思っていました。
ましてより近いところが見えやすい近中メガネというのは、読書やデスクワーク用にしか使えないと思っていたのです。
しかし想像に反して、離れているところもそこそこ見えるとなれば、思っていた以上に使い勝手がいいかもしれないと思いました。
たとえば、ダイニングテーブルで家計簿をつけていて、ふと顔を上げて数メートル先のテレビを見るということも同じメガネをかけたまま不自由なくできそうです。
(ちなみにデスクワーク用だけなら近々レンズというのがあって、それは近く~少し先の近くが見えるそうです)

店員さんは、中近のレンズと近中のレンズを何度も入れ替えて、見え方を確認させてくれます。
すると、私には近中のほうが近くが見えやすく感じました。
中近だと、それまで使っていた遠近両用メガネとさほど変わらない見え方に感じたのです。
それで、 近中メガネを作ることに決定

実際に出来上がってきたメガネは、なかなか快適です。
たとえばこの文章を書いているノートパソコンの画面は、今までの遠近両用メガネだと正面で見たらぼやけるため下目使いで見ながら書かないといけませんでしたが、近中メガネだと普通に正面に見ながら書けます。それがどれほど楽なことか。

そして、3メートルほど離れているテレビを見ようとしたら、そのまま正面で見ると少しぼやけて見えますが、少し顎を引いてレンズの上のほうで見るとテレビ画面の文字も問題なく読めます。
最初、このメガネを作ったときは、長時間の読書やノートパソコンを使うとき限定にして、普段は遠近両用メガネにかけかえて使う予定でしたが、気が付くと一日中近中メガネで過ごしています。
室内なら近中メガネ1本でOKということです。

外出時は基本遠近両用メガネという感じですが、うっかり遠近両用メガネにかけ替えるのを忘れてそのまま近中メガネで家を出ることが時々ありますが、私の場合、特に困ることもありません。
遠くのぼやけて見えるところは、顎を引いて上目で見ればほぼ見えるからです。
結果、こちらの近中メガネが普段使いのメインのメガネになってしまいました。

メガネ以外の話で、白内障手術後の見え方で気になったことと言えば、手術後初期の頃、光がプルプルして見えたことでしょうか。
どういうことかと言いますと、視界の端に電灯の光などが見えると、その光がゆらゆら・プルプル震えて見えるのです。
おそらくこれは眼内レンズに入る光の角度や屈折のかげんで起きている現象ではないかと想像しましたが、眼科の検診の折に先生に話すと、「光視症でしょう」と言われました。
自分では「光視症」というのは、ピカッと光が目の中で走るように感じる現象のことだと思っていたので、少し違うんじゃないかと思いましたが……
術後5カ月ほど過ぎた今では、その光ゆらゆら・プルプルの頻度が減り、かなりましになってきたように感じています。
日にち薬ということでしょうか。

最近は、よく見えるようになった目に慣れてしまって、手術直後のような感動は少なくなりましたが、それは手術がうまくいって、見え方にほぼ満足しているということだと思います。
最初は手術が怖くて迷いましたが、今となっては手術していただいて​
本当に 良かったと思います。

さて、8回にわたって書いてまいりました私の白内障手術体験記ですが、一旦、この回で終了といたします。
またなにか気づいたことや思い出したことなどがあれば(その9)として書くかもしれませんが、とりあえずこの回で終わらせていただきます。

当時のメモや記憶をたよりに書いてきましたので、なかにはあやふやな部分や記憶違いのことが含まれているかもしれませんが、そういう点がありましたらお許しください。

長らくお付き合いいただきありがとうございました。






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最終更新日  2023年04月03日 15時54分49秒
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