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2年半前に引っ越してくる前に住んでいたマンションで、我ら夫婦をとりこにしていた
かわゆすぎる受付嬢猫、にゃーご。
可愛がってくれていたマンションの管理人さんが急逝してからの顛末を
私も何度か日記に書いていました。
現在の飼い主さんから、昨日、突然メールが。
にゃーごは、先週亡くなったそうです。
鼻の癌を1年も患っていたそう。腎臓の病や猫エイズとも戦いながら、でも
調子の良い日も多くて、最期は安らかに逝ったとのこと。
ちょうどその1週間前、とっても久しぶりに、マンションのすぐ近くに行っていた私たち。
にゃーごに会いたいね、でもアポなし訪問はちょっと飼い主さんに悪いよね・・・と
躊躇して結局やめてしまったのが悔やまれる。病気だって知ってたらな・・・。
死の前日にもごはんをたくさん食べたと書いてあったので、きっと飼い主さんも
そんなにすぐにいなくなってしまうとは思っていなかったんじゃないかな。
思えば、猫トイレもない私たちの部屋に連れ込んでも、嫌がりもせず泊まって行ったり
(一度は我慢できなくておもらししちゃって・・・・かわいそうなことした)
管理人室で「なでてーや」のポーズで悩殺、好きなだけなでこなでこさせてくれたり。
誰にでも優しかった管理人・Sさんに可愛がられてただけあって、本当に
性格の良い、おっとりしたいい子だった。
犬派だった私も、動物苦手だった夫氏も、完全にニャンキーとして骨抜きに。
「猫のきもち」を毎月購読して、なんとかにゃーごの気を引こう、家に気持ちよく
少しでも長く滞在してもらおう、と試行錯誤をしてたのが懐かしい。
4年半住んだマンションの思い出は、優しいおじいちゃんSさんとにゃーごのことばかり。
2人を通じて、幸せな気持ちや新たな出会いをたくさんもらったな。
Sさんはじめ、マンションのいろんな人たち、今の飼い主さん、みーんなに可愛がられて
にゃーごの一生はほんとに幸せだったよね、と思う。
今はまた、Sさんの後ろをくっついて歩き、幸せそうにブラッシングしてもらってるに違いない。
にゃーごの行く末を案じてくれた皆様にも、感謝の気持ちを込めて、ご報告です。
彼女は幸せな一生をまっとうしました。
にゃーごありがとう、安らかに眠ってね。