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おはようございます。

 福島県富岡町に、東京電力のPR施設、「エネルギー館」があります。
 この建物の一角には、ジブリのキャラクターを扱うお店、「どんぐり共和国」が出店されており、人気スポットとなっています。

 ところが、この「どんぐり共和国」が、ジブリからの指導によって閉店されるとの話が出ているようです。

 「何故、今になって・・・」と思ったのですが、どうやら最近になってインターネット上の「原子力反対派」の目にとまり、ジブリに対してeメールや電話で集中的にクレームをつけた模様です。

 尤も、閉店に関するジブリの発表では「原子力」には触れずに、他社とのタイアップに問題があったように表現されてはいますが・・・


 恐らく、ジブリにクレームをつけた方の多くは、実際にこの施設を訪れたことがないのではないでしょうか。
 「エネルギー館」は、原子力のPR施設である以上に、地域の方(特に親子連れ)の憩いの広場としての役割を果たしています。

 休日ともなれば近くの大型店に買物に来たついでに寄る親子連れも多く、子供達の笑い声が響きわたります。(田舎であり、近くに屋内で遊び回れる場所がないので、特に雨の日は大人気です。)



 「エネルギー館」自体は近くにある福島第二原子力発電所の関連施設ではありますが、「どんぐり共和国」はこれとは独立した位置付けとなっています。
 トトロが原子力の安全性を強調したり、キキが原子力の必要性を語ったりはしていません。

 確かに売上の多くは見学目的のお客様によるものでしょうが、ジブリのキャラクターが原子力をPRしているわけではないのであります。


 原子力反対も結構ですが、もう少し地域の方のことも考えて欲しいなあ、と思いました。

 地域の方の努力や協力で作られた電気を使っているのでありますし。


 そのうちに、「原子力PR施設ではジブリの映画を上映するな」とか言い出すんじゃないかと本気で心配しています。






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最終更新日  2010年08月21日 04時04分33秒
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