Serene state of mind

Serene state of mind

2007.04.06
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カテゴリ: 音楽10行エッセイ
竹善さんの「 Amazing Grace 」を聴いた時、数年前感じていたような"圧倒される"迫力ではなく、大きくて暖かくて包み込まれるような安心感を感じました。
変わったのは竹善さんの歌か、私のアンテナの受信周波数か―
それだけではありません。
スティーヴィー・ワンダーの歌やSALTのピアノにも以前は気付かなかった"波動"を感じるようになりました。
特に昨年11月の 「Cool Beat in Kyoto」 での 「竹善さんの歌が耳や心の次元に止まらず、全身に染み渡る感じがした」 という感覚は、昨年5月のCross Your Fingersではありませんでした。
つまり以前はそう思えるほどの感度がなかったわけで、病気からの回復が手伝っているのは確かです。
(2006年の夏フェスは全て見送っており、6月のSALTのブルーノートライブの後3ヶ月程どのライブにも行っていない)

Saltish Night10 の模様がラジオで放送されましたが、これは生で観てみたかったイベントでした。
小曽根×SALT デュオや、お二人と歌った竹善さんの「」ではとてもいいエネルギーを感じられたでしょうに―
昨年秋から感じるようになった歌の波動やエネルギーはテレビでは分かりにくいのです。

さて。

Saltish Nightをテレビで見てそんなことを思ったのは、その少し前に、" 曲はリアルタイムで演奏される瞬間に一番命を与えられる ―これがカバー曲をやる意義"と気付いたこと。
きっかけは作曲やカバーというより"作業"に近かったのですが、ある思いつきでコピーした曲―傍から見ると発想がえらく飛躍しているように思われそうです。
その後、これはオリジナルをやっていても全く同じではないか、という考えに至りました。
では 生きている曲 」とは?
今年度のテーマというか課題に定めました。





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最終更新日  2007.04.06 09:55:43
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回復傾向☆  
どんどん感覚が研ぎ澄まされて(戻って)いらっしゃるのですね。
何かに触れた時、心から溢れ出して、体中で暴れる感覚というのは、私は病状が若干悪化してから多く出るようになりましたが・・・
#多分、それまでは溢れ出したものを表現したりして表に出せていたから、やり過ごしていたんだと思います。

>曲はリアルタイムで演奏される瞬間に一番命を与えられる―これがカバー曲をやる意義"
この言葉には衝撃を受けました。
ものすごく、納得している自分がいます。
そのことに気付ける思いつかんさんは、本当に感覚のアンテナがしゃきっと伸びているのだろうなと思いました。
うん、素敵です☆ (2007.04.12 09:16:56)

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