Serene state of mind

Serene state of mind

2013.11.05
XML
カテゴリ: ライブレポ
―の前に業務連絡:
目下、またトップページ5つ中4つ以上が長文日記(ワードA4換算でフォント10.5、行送り16pt、余白上下左右20mmで1ページを超える)になっているため、省略表示に設定いたしております。
本文中敬称略


【前半】

1. 枯葉
"まさかの枯葉スタート"
1曲目を決めておらず、歩きながら考えていて、とりあえず弾いちゃえと

今年は変な気象だった…10月頭はやたら暑く、その後立て続けに台風…
"今が秋だな" 11月になるとじきに冬の足音、なので"今しか弾けないピアノ"
前日が人間ドックだった話…で、 3年前のセットリスト 内視鏡ドリーム
実はこの近くの病院で人間ドック―で、ピロリ菌があると言われた。
これは子供の頃の環境が左右する話
" 今日はピロリ菌保持者として最後のピロピロ …ピアニストとしてはどっちがいいのか"
そういった意味でも今日は気合を入れてピロピロ…

→例によって、曲リストはあるが順番は決めていない。
ソロデビュー20周年でアルバムリリース
"ちょっと景気のいい曲" 中庭でパーティーをしているイメージの曲
2. Patio
3. エントロピー

でも今回は抒情的な曲に。もともとこのイメージだったのを、違うアレンジに
"不思議に思われた方は…ぜひCDを"
→"どうですか? なんかしんみりしちゃって…図星でしょ? こう見えても霊能者なんで…というと本気にされちゃうけど"
しかし、色んな人とコラボする中で、相手がどうしてほしいのかは分かるもの。

4. Beauty & Brilliance
Join the Angels
"「 Arrow of Time 」からお送りしています"
Join with the Angelsだと「天使に加わる」だが、Join the Angelsだと…"自分が天使になっちゃった"
震災から2年以上、まだ復興したとは言えない状況…
アルバムの曲の締切まで日程が短く、焦っていたが、"こういう時こそ聞こえてくるのを待とう"とやってできた曲。
当初は意味は分からなかったが、祈りの気持ちもあると気付いた話…
音楽というのは正直なもの。
→ "今日は2部制なので、1部は「Arrow of Time」尽くしで"
アルバムで1曲だけカバー。7拍子のフレーズが出てきて離れなかったので、そのままアレンジ。
6. Superstition

【後半】
7. (?)
登場時、2つの扉があるうち、1つが開いたと思ったらもう1つの扉を自分で開けて出てきてどよめきを誘ったSALT "この手のクラシックホールは扉が分厚くて…"
クラシックコンサートでは楽章ごとに出たり入ったり…
"本当は一度、せり上がりタイプで出てみたい"

→"お待ちかねの即興演奏"
やっぱりピロリ菌がいて苦楽を共に47年…いつ入ったかはともかく
"この中でピロリ菌を保有している方は? 恥ずかしがらずに…では除菌した方は?"
ぜひ一緒に除菌…で、ピロリにおさらば、というわけで" お前を保有しておくわけにはいかない "
親近感はありつつ冷酷に"さらば"―といいつつ降ってきたまま聞こえたまま
"タイトル?「 ピロリよ、さらば 」" (爆笑)
8. (即興演奏)
"最大の大曲だったかも"

→"じゃ、口直しに" 手拍子を要求
最近、市町村の依頼で小中学校でライブをやっている話。
体育館でライブをやるが、特に小学校では、ざわついている子供たちに手拍子をさせると― この曲はセカンドラインという"1・2・3・「4」"でクラップをするリズム
しまいには「1・2・3」と言っちゃったりする。
"ちょっと頭使っちゃうでしょ?"
9. Mr.Tap-Man
"いや~すばらしい! びっくりしました! どんなに意地悪しようがリズムを死守しました。楽しいですね"

→"一転してきれいな美しいメロディーを弾きたいんですけど"
クレジットは マイルス・デイヴィス となっているが… ビル・エヴァンス の曲
10. Blue in Green
"クールダウンしたところで" どうしても今日弾きたい曲
震災後、音楽ができなかったが、あるイベントをきっかけに、配信限定ながらチャリティー企画に参加した話
11. 無言歌
"最後に元気のいい曲を" 以前のセトリを見たら弾いていなかったので今回に。
12. Spanish Waltz

【アンコール】
"色んなのやりましたけど楽しんでいただけましたでしょうか?"
今年はあまり関西には来てないけど…今年最後に " 佐藤竹善 というカオのでかい男がいますけど"
Cross Your Fingers をいつもは5月連休頃だが、今年は12/28。
今年はソロデビュー20周年で色んな企画をやっている
2日前、 小曽根真 とパキュートというサックス奏者のライブに行った。
ジャンルというのは便宜上使っても"僕にはないに等しい"
小曽根もそういう人。そういう人とプレイできるのは幸せ
ということは自分も、彼が面白いと思ってくれるものを提供しないと…
小曽根は神戸出身…ここは神戸じゃないけど " いつも刺激を受けて幸せに思っています "
"今日は「Arrow of Time」からいっぱいやりましたから、手に取ってくれるとうれしいです"
そのアルバムから…
13. Existence

【SoloPianoSoloSalt from behind】2013


今回はいつになく、笑いが多く、楽しいライブでした。
また幸運にも、すり鉢状のホールの、底に近い席で観ることができました。
SALTさんはこの会場がお気に入りだそうですが、私もこれまで行ったことがある中では、SALTさんのソロコンサートの良さが特に活きる場所だと思います。
今年はしばらくぶりに、SALTさんのバンドのステージを観られました。
今回は「 Arrow of Time 」からの演奏があった中では、「 Patio 」はバンドのほうが、バンドならではのスピード感やパワーがあって良かったと思いました。
一方、「 Beauty & Brilliance 」や「 Join the Angels 」はSALTさんのソロコンサートに実に似つかわしいと感じました。
―で、 SUPER SALT BANDのレポ を見たら、「Arrow of Time」は熱力学用語、すなわち 時間の不可逆性を表す ―というお話が。
さらにこのアルバムには「 エントロピー 」というタイトルの曲―これまた熱力学用語で、「密度・温度・圧力の関数で表す、無秩序の程度を表す尺度 (cf.電子辞書の明鏡国語辞典)
また「 Magma In Your Eyes 」という曲も
―こうして見ると、意外と科学づいたアルバム? なんてことを思ったのでした。
今年は SING LIKE TALKING とSALTさんの"ダブルアニバーサリー"で、私にとっても"原点回帰"と言える年でございます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.11.05 21:41:44
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: