Serene state of mind

Serene state of mind

2018.05.08
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カテゴリ: ライブレポ
大変お待たせいたしました。6.5KB越えにつき色文字少な目、MCは一部大幅要約、本文中敬称略
(2018年4月30日 atフェスティバルホール)

佐藤竹善、塩谷哲 登場
1.
"こんばんは佐藤竹善です" CYFは途中2年休んだので、22年目にして20回目
 + " 20回目を古巣フェスでできて嬉しい "
  当初、自分の誕生日に開催していたが、後に誕生日前後に
   + 元々、この先花開きそうなアーティストを紹介していたが、大御所や珍しいジャンルの人も来てくれ…
デビュー前後だった人が"あっという間にボクを追い越していく" そういう登竜門でもあったかも…
大儀見元
→ ビートルズの曲。この3人で…"この曲がこんな? というのも面白いところ"
2. ブラックバード
ギターで一生懸命コピーして成功した人、挫折した人…"ボクは挫折組"

今日のゲストは既に発表されているが、急遽出てくれることになった。
たくさんの世界の評論家から五つ星をもらっているアカペラグループ。
アカペラはドゥー・ワップから始まり、日本ではロッカペラから始まって、Take 6に影響を受けたゴスペラーズ、その後アカペラのコンテスト番組も…
カナダ・トロントから、明日から来日公演があるが、CYFのために1日早く来てくれたという カウンターメジャー
3. (?)
4. (?) "せ~の"と日本流の掛け声で笑いを取るひとコマも
→ 竹善はゲストアーティストと毎回1曲コラボする。今回のためにカナダでリハーサルしてくれた…"せ~の"
Spirit of Love

"どうしましょう、こんな最初から"
レコーディングではロサンゼルスのクワイヤーと共演したし、CYFの第1回目でもコーラス隊と演奏したが、今回クワイヤー形式で出来て嬉しい
→"今のはカナダから、続いてはオーストラリアから" サラ・オレイン 登場
日本に来て日本で活躍してくれるアーティストが増えているが、彼女は日本からキャリアをスタートさせただけでなく、独自の活躍

共通のピアニストを通じて知り合ってたった1ヶ月でドラマ「 ブラックリベンジ 」の主題歌のオファーが
クライマックスでバッハの「ロ短調ミサ」が流れるのを土台に+デュエットで、というリクエストがあった
+ "ここにいる「子供」"…CYF第1回目当時2歳だった 岩城直也 の紹介 "作曲界のニセ羽生と呼んでいる"
"アメリカ出身なのに関西弁バリバリ" ギター: キャピタル・ジー
"この曲のバッハの部分のアレンジ・指揮したのはこの「子供」" そのシングルバージョン形式で…
6. 闇に咲く花
"カラオケで挑戦して、ウチの妹と甥っ子が撃沈しました"
→"クラシカルな彼女の真骨頂"
サラ"まいど、おおきに" (爆笑)
ディズニーの曲で、デヴィッド・フォスターとレコーディングした「 ポカホンタス 」からの曲
「美女と野獣」ほど有名ではないが、テーマやメッセージが大好きで…" あなたにとって目の前にあるものはただの木や石かもしれないが、私にとっては全てに魂が宿っている。他人の足あとをたどると違う世界が見えるかもしれない、という歌 "
7. Colors Of The Wind
竹善のラジオに出演してくれた時、歌だけでなく表現者としてできることはすべてやりたいと言っていた話

"先程紹介した「子供」と一緒に共演"
岩城は現在24歳、"かつて貴公子と言われた"SALT、SALT&SUGARのファン。で、かつてSALTが事情あってピアノを買い替える際にオークションに出した古いザウターのピアノを落札した者でもある…
当時高校生だった彼はその後、東京音大を首席で卒業 +「 Cornerstones6 」のオーケストラアレンジを数曲
"ただSALTの影響か、オヤジギャグを言う"
―その新日本フィルハーモニーオーケストラと共演したCS6から何をやろうか…という矢先、アヴィーチーが自殺…
クラブと伝統音楽を合体させ、音楽には垣根がない事をクラブミュージック側から示した。 その志もリスペクトすべく…
8. Hey Brother
→玉置浩二の「ビルボード・クラシックス」のアレンジも手掛ける岩城のソロプレイを"MC抜きで"
9. (岩城直也ソロコーナー)

このイベントは竹善が33歳の時に始まり …"55歳ですよ"
しかし、あまり実感がないのは…"センパイが元気すぎるから"
→"知らない人いませんよね" 中山美穂 登場
"美穂ちゃんと呼んでいい?""もう何でも"
古いフェスには出演したことがあるが…歌うのは18年ぶり。
今回彼女が出てくれるので"ホントかよ"と思ったが、18年ぶりのフェスが今回。で、Flying Kidsの濱崎隆司から"くれぐれもよろしく"とメールが来た話…実はこの2人はドラマで兄妹役で共演している
竹善が美穂と話すのは今回が初めてではなく、SALTが彼女の曲をアレンジすることになった時、SALTを通じて電話でちょこっと挨拶した話
"彼女が出てくれるならこのデュエットの曲歌っていいよ" 竹善は今回、家で一番練習したという
10. 世界中の誰よりきっと
"ではここから彼女の名曲を楽しんでください"
→"ふぅ…なんでこんなコトになっちゃったんだっけ? 私歌ってたっけ?"となっていたが、 お声をかけていただいたので"与えられたものは全てやりたい"
ドラマの撮影では大阪にも来ていた話
いきなり"皆さん、泣きたくなることとかありますか? …ちょっと落ち着きたい"
"「ただ泣きたくなるの」…違った、間違えちゃった、もう1つの隠し玉先にやっちゃいましょう" 慌てて楽譜をめくるSALT
11. You're My Only Shining Star
"この素晴らしい拍手、お家に持って帰りたい"
12. ただ泣きたくなるの
竹善"18年ぶりに唄うってどんな気持ちなんだろう" だが、みんなのカオには思い出の色がありありと…
歌手で役者の人はこれまでも、故・原田芳雄他何人か出てくれたが、ミュージシャンとは違う存在感…
"今日は打ち上げに来るでしょうか"

先程紹介したキャピタル・ジーは、芸名がDr.キャピタルという。なぜかというと大学の教員でもあるから
世界中の音楽を愛しリスペクトして表現している彼の音楽性の幅広さを紹介したくて
"めちゃくちゃ嬉しいホメコトバですね"…皆さん素晴らしいのに"ボクだけ浮いている"
アンジェラ・アキが自分の大学に来た時―当時既に紅白にも出場した人気歌手で"あれ、見たことあるぞ"と思ったというが、それが出会い。その後、彼女と一緒に作った曲
13. 赤いライフジャケット
竹善は実はリハで初めて会った話

"腐れ縁も腐れ切った男の出番です"
長い月日で色んな活動をしてきたが、こういう場がないと共演できない…そういう場を設けてくれたFM802に感謝
" 岩城「子供」直也、いかがですか? 弾き方から喋りからダジャレまで全てあなたのDNA ""ダジャレはまだまだ甘い"
SALTの兄貴分の先輩である小曽根真が紫綬褒章を受章した話
"あの方はクラシック界に「おじゃまします」と入って、しっかり演奏して、NHKも彼の登場でクラシックとジャズの概念を変えた"
→SALT×元 "とても歌に聞こえるから歌にしたらと元が提案。元タイトルの「Side By Side」のスペイン語名を付けた曲…
元はSALTをラテンの世界に引きずり込んだ張本人でもあり、"彼に感謝の気持ちを込めて…この曲を歌っていただきたい"
14. Camino Contigo
~15. あこがれのリオデジャネイロ
"もはや小節もなければ音符もない、ただただ表現がある"

"伝説の男の登場です" 根本要 登場 "ここからは彼にお任せします"
イントロを引き始めて…"ダメだやっぱり"
自分もフェスは久々+アカデミックで首席ばっかりで"オレも頑張ろうと思ったが…喋らずに歌うのは無理だった"
竹善とのつながりの中でこのCYFはまだ2度目。自分でも新しいフェスのステージにはまだ立っていない
"なかなか敷居が高いんですよ"
ニューヨークはエンタテイメントの街で、最も有名なのはカーネギーホール。カーネギーホールにはどうやって行くんですか、と道を尋ねたら"ひたすら練習あるのみ"という答えが返ってきた、というアメリカンジョークもある
では日本だったらどこか? "自分は武道館ではなくフェスだと思う"
自分達の音楽を最高の音で表現できるのはフェスだと思う
"バンドなんですよ、私たちは" 1人でやることはなかなかない曲
16. 夢伝説
"バンドっていうのは面白いもんでね" 初めての場所に出ると緊張するが、メンバーの顔を見ると安心するし、バンドがいるから何でもできると思える
さだまさしのイベントにシークレットゲストで呼ばれた時、球場だったので、歩くとステージまで結構な距離
+"誰?"という雰囲気だったので、歌で聞かせようじゃないかと思ったが、歌ってもやっぱりシークレット…"その時はさだまさしを恨んだね"
→"色んな人達とセッションできるのが幸せ" 元、岩城の紹介
竹善との「 おたまじゃくしの夜 」の話…そこでピアノを弾いてくれているのが岩城。東京・渋谷でやっていたが、大阪で開催の話もある。
ジェフ・ベックが参加しているからと買ったスティーヴィー・ワンダー「Talking Book」にノックアウトされた話
17. You're The Sunshine Of My Life
"楽しいですね、ここね" 竹善を呼ぶ
"あれ以上高いと犬しか聞こえませんよ""最近ね、歌っていると犬が吠えるんですよ"
根本は「おたまじゃくしの夜」の趣旨説明に30分かける話
前半1曲しか歌わず話が30分、その後休憩、ゲストが来る頃にはお酒も入って…
昔ほど音楽業界が人をじっくり育てなくなったが、才能は出てくる
竹善の提案でネットでライブ配信している "あとはインターネットでご覧ください"
→"早く戻らないとまた喋り出す" (もうちょっと、後の人や進行の事を考えておくれやす)
根本と二人で歌うのは久々
18. 君の友だち 〈You've Got A Friend〉
"要さんが出てくると何かしら爪痕を残す"

"ここからカフェイン3倍"
"ワタクシがそう、ラブソングの王様、 鈴木雅之 ー!!! CYF20回目おめでとう" 鈴木は3回目の登場
"前回帽子をあげたの、入りましたか?""入りましたけど似合わない"
1つ前が根本"口から生まれた男ですよ"
自分が竹善との出会いを振り返ってみると…竹善がラッツ&スターのバス担当・さとうよしおの番組に呼ばれたのがSING LIKE TALKINGのデビュー直前、その後別の番組つながりで会うことができた。
共演は鈴木の「 ムード 」のレコーディングに竹善がコーラスで参加した時
あとラッツ&スター「夢で逢えたら」のコーラスの1人も竹善
今日はいっぱいしゃべろうと思ったが、やっぱりやめた"長いから"
青森に新幹線が来た時に鈴木がテーマソングを歌うことになり、青森つながりだからと竹善に作詞作曲を依頼 +カップリングに「Spirit of Love」のカバー
"その曲をやってみるのはいかがでしょう"
19. 君の街に行くよ
"それじゃあここで鈴木雅之コーナーとして、ディナーショーの雰囲気を"
自分の音楽とリスナーの人生がリンクするほど素晴らしい事はない
CYF1回目は1997年、「カーニバル」の制作中 +ダイアナ妃が亡くなった年でもあった
自分のCYF初参加は2001年、その年にニューヨークにジャケット撮影に。
同時多発テロでツインタワーが亡くなった時はとても悲しかった…
その次は2014年、グループでデビューして30年。竹善にも祝ってもらった
リスナーも"あの曲を聴いたときこんなコトがあったな"というのがあるのが何よりも嬉しい
"この頼もしいメンバーと、ディナーショーの雰囲気"
20. 恋人
"こんなに薔薇が似合う男も珍しい"
フェスにグループ時代からお世話になっており、"毎回気持ちよく歌わせていただいている"
古いフェスが閉館した時のラストライブで、山口百恵の引退ライブよろしくカッコ良くマイクを置くつもりがケーブルが足に絡まった話
→ 竹善が気持ちよく歌っていて羨ましいと思うのはSALTと歌っている時…
"目指せSALT&SUGAR!"
彼のようなピアニストはなかなかおらず…ライブに来てほしいが、いい返事をもらったことがない
なので"今日はSALTと"
自分にはデビュー曲が3曲ある。
1回目:シャネルズの「ランナウェイ」…38年前
2回目:ラッツ&スター「め組のひと」…35年前
―なのに、(コール&レスポンスをいきなり要求しても)みんな笑顔で口ずさむ…
"ソロデビュー曲をSALTと"
21. ガラス越しに消えた夏

竹善"あなたホメられまくってますね"
最後はSALT&SUGARで…
" このイベントでは様々な出会いがあった "
根本は最初、スターダスト・レビューでアカペラで出てくれたが、かつてテレビで初めてスタレビを見た時、アカペラのパフォーマンスで、その時はアカペラグループだと思っていた
その時「木蘭の涙」を聞いて感動し、後にコブクロとカバーすることに…
色んな素晴らしい演奏家も出てくれた…昨年68歳で亡くなったブルースハーモニカ奏者・妹尾隆一郎さんへのリスペクトも込めて 、自分が唯一吹けるブルースハープ
22. ピアノ・マン
→CYFは今回で20回目だが"21回目もやれたらと思います"
―だが、SALTはNHKの「 コレナンデ商会 」で毎日かかる音楽の作曲とアレンジ +NHKの経費節約のため仮歌も自分でやっている話
"やってると上手くなっていくもんですね"
しかも今年から日曜日の「コレナンデサンデー」も…子供向けのパペット番組だが、音楽背が高い。そういう番組があるのは子供たちにとって良いこと、しかもCDにもなっている
SALT&SUGARもちょこちょこやっていて、そこでも「コレナンデ商会」の曲も歌っている
+ SLT30年スペシャルライブ。大阪公演は9/24@フェス。SALT、ホーンセクションもいる
"代表曲をちりばめてのコンサートになる" +地元・青森でも"100%津軽弁のMC"
語りたいことは色々あるが、今日のゲストで深みが伝わった"しかも今回はグローバル"
最後は日本の名曲
23. 河の流れのように

【アンコール】
"2階の皆さんも楽しんでいただけましたでしょうか"
…"こんなに長いコンサートになるとは思わなかった"
カウンターメジャーは翌日の公演を控えているので先に帰ったが…ゲストミュージシャン全員を呼ぶ
アンコールで何ができるか考えた結果、 日本の代表曲でもあり、竹善も参加+大滝詠一へのトリビュートも込めて …鈴木のグループの曲でもあるが…
24. 夢で逢えたら

【HibiscusYellow】2018.jpg


ひょっとしたら最長のライブレポの1つかもしれません。 (…いや、大型イベント・フェスやMCが長いアーティストのライブで、かつて掲載文字数が10,000字だった頃、2つ分けで掲載したことなら何度もあった)
CYFは途中、2回お休みがあったため、たまたまでしょうが、 SLTのデビュー30周年という節目に20回目という節目を迎えました。
改めて、おめでとうございます。
そして竹善さんのお誕生日も、おめでとうございます
(ました)。
このブログを始めた頃からはCYFには大体毎回行っていると思いますが、第1回目には行っておらず、クワイヤー付き形式で演奏したという「 Spirit of Love 」も観ていません。
SLTとの"再会"が、音楽番組で観た「Spirit of Love」。この度はその時以来のクワイヤー付き形式の「Spirit of Love」が観られました。
今回はゲストのシンガーはベテラン揃いでしたが、岩城君、考えてみたらSALTさんや竹善さんからしたら年齢的にも息子みたいなもんですね。
このイベントも回を重ねて20回…時の流れの重みを感じたり、懐かしくなったり、ちょっぴり悲しくなったり…
―あと、マーチンとSALTさんのライブも叶いますように。
SLTのデビュー30周年のアニバーサリーイヤーもいよいよ佳境。ちょいプライベートな事情で、夏のイベント・ライブには地元開催でも行けそうにないものがありますが、
行けたライブのレポなり、SLT関連の「音楽10行エッセイ」などはタイミングを見計らって掲載いたします故、よろしければ引き続きお付き合いくださいませ。

cf.
http://www.music-lounge.jp/v2/articl/news/detail/?articl=2018/05/07-15:20:00_804a36bc098c368defa879df0c26690f


フェスのロビーの電飾


さて323232アクセス目のジグザグを踏むのは誰でしょう!?





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最終更新日  2018.05.09 19:57:21
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