"皆さんこんばんは" 今日は初のビッグバンドとの共演 "こんなマニアックなライブへようこそ" ジャズのビッグバンドで、あえてロックやポップスを、音楽のジャンルを超えて架け橋のように表現したい
→中学時代、ビッグバンドやホーンセクションというものに初めて触れた 3. If You Leave Me Now
"ここから歌って踊る雰囲気にどうやって持っていくか" 今日はジャズの曲もあるが、最終的にジャンルなんて吹っ飛んでしまうように →" シング・ライク・トーキング
というバンドに所属してるんですけど" 元々ファンク系の曲だったが、いつかビッグバンドでというアイデアを温めていた 4. Together
"Togetherしました?" 今日はMC25分とかやっているヒマはない"中野サンプラザ公演から1曲増やしましたから" 今日のメンバーは"日本のジャズ界のトップオブザトップオブザトップ…" 今回のライブのためにバンド名を付けた。「Rockin' It Jazz Orchestra」
本日のゲスト:"ボクと同じ位カオが大きい" TOKU
登場 "よく聞こえなかったんですけど""ボクもTOKU位痩せなきゃ" TOKUは歌手としても素晴らしいが、彼のフリューゲルホルンは歌っているみたい
5. It Don't Mean A Thing
→アルバム「 Cornerstones E.P
かつて ニール・セダカ
がスランプに陥っていた頃、エルトン・ジョンの後押しで作り、大ヒットしたという 6. Laughter In The Rain
"フリューゲルホルンっていいですね" 1982年に大学に入り、AORやブルーアイドソウルと呼ばれる音楽に出逢う。 ジャズを聴くようになったのは90年代だったが、自身にとってAORやブルーアイドソウルは色んな音楽のルーツをたどる入口だった話 "その頃の名曲3曲" 「Twilight Zone」…元々テレビドラマだったのが映画化されるとき、 マンハッタン・トランスファー
がテーマソングを新録"回り回って、今" 7. Twilight Zone / Twilight Tone
8. FM
9. Heart To Heart
"SLTも スティーリー・ダン
に出逢っていなければもっとポップな曲を書いていただろうか" 大学時代、アパートの大家のおばあさんに文句を言われつつ練習していた曲
コーラスは東京では 露崎春女
、大阪ではFunk the Peanutsでおなじみの 浦嶋りんこ
ミュージカル「 メアリー・ポピンズ
」で素晴らしいパフォーマンスを魅せていた話 11. Don't Know Much
→ホーン・セクションにも色々あり…ドラム・カホンの"イクト君…あ、ごめんクニトくん" 今回最年少で、かつてSALTの生徒だった彼が今や一流ドラマーに タンゴやアルゼンチンのイメージ、と提案したら、エリックがスペインに行ったことがあるということもあり、やってくれた話 まずサックス5名フィーチャーで… 12. Roxanne
かつて70年・80年代は、テレビのヒット曲はその頃の音楽の影響を受けているのが多いが、その頃のサウンドが回り回って今は新しく聞こえる "「1910年代に生まれた30代」かもしれない"…1940年代の頃のトランペットの空気感はエリックも自分には出せないと言う話 トランペット・ 二井田ひとみ
の紹介 13. It's Only A Paper Moon
竹善にとって825万回生まれ変わってやっと爪先ひとつ届くかな、と思っているボーカリストが ナット・キング・コール
と美空ひばり 歌・歌詞・曲全て主役だと考えているが、大人になるにつれて、 歌い手が素晴らしければ詞も曲も全て超えてしまう
…と感じるように ナット・キング・コールへの思いを込めて…+トロンボーンはサックスもトランペットもつなげる表現力があり、"それ故難しい要求をされることも" トロンボーン4名フィーチャーで… 14. Lover, Come Back To Me
"あっという間に佳境ですよ" …え、もう?とはSLTの3時間に慣れているから "ボクは踊れません。ボクの踊りは蠢いていると言われた" アルバムでは サルサ・スインゴサ
の演奏だが、エリックにリアレンジしてもらった 15. Do I Do
16. Don't Stop Me Now
"Rockin' It Jazz Orchestra! ありがとう!" ―と言って去って…戻ってきて"あと1曲あった"
クイーン
は小学校4年の頃から聞いていた。リスペクトも込めてエリックにアレンジしてもらった +TOKUも呼ぶ 18. Crazy Little Thing Called Love
〈愛という名の欲望〉
今回は演奏予定楽曲を事前にSpotifyで公表しており、 見たところ、知っている曲( JとB
「 Gift
」収録の「 Laughter In The Rain
」のように、曲は知っていても実はオリジナルを知らない、という曲も含む)と、全然知らない・タイトルだけ見ても思い出せない楽曲が混在しており、 これを機にSpotifyにユーザー登録してもよかったのですが、この際、知らない曲のCDを探して聞いてみることにしました。 シカゴ
の「 If You Leave Me Now
」など、聞いたら"あ、あの曲か"というのもありましたが、 この度は竹善さんのおかげで、未知の音楽やアーティストに触れる機会が一気に増えました。 ピーボ・ブライソン
と マシュー・モリソン
のCDがライブ当日までに見つかりませんでしたが、 ビリー・ホリデイ
の「 Lover, Come Back To Me
〈恋人よ我に帰れ〉」のラジオ番組用収録音源のCDが図書館で見つけられたのは幸運です。 「 Tell Her About It
」(を収録の ビリー・ジョエル
のベストアルバム)の"予習"中、これはライブで盛り上がりそうだ…と想像していたら1曲目でございました。
どのタイミングで話したかは書き落として忘れてしまったので、本文中には書かなかったのですが、 今回の東京・大阪公演のライブ音源は春にでもCD化される予定
とのことです。 数年前に 角松敏生
さんとビッグバンドの共演のステージを観た者としては"ついに竹善さんもビッグバンドとの共演が実現してくれたか" 今回のステージが東京と大阪だけで終わってしまうのはもったいないし、 今回のライブは全国のファンの方にも観てほしいとは私も思ったので、 Rockin' It Jazz Orchestraで地方追加公演やツアーができれば理想でしょうが、 どんな形でも(たとえば角松さんと共演した アロージャズオーケストラ
のように、地元のジャズオーケストラと、など)竹善さんとビッグバンドの共演のステージは今後も実現してほしいですね。 そのあかつきには、SLTの曲ももう少し演奏したらどうか…と。 この日の「 Together
」のみならず「 風に抱かれて
」「 My Eye's On You
」なんか似つかわしいと思ったもので。(他のファンの方はどんな曲を想像されるでしょうか) あるいは今後、SLTがビッグバンドと共演しての新曲が誕生するでしょうか…