2007年05月25日
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 図書館の方が、企画・構成・講師の手配までなんでもすべて出来る方なので、

 またまた楽しい講座になりそうです。本当に図書館の方のお陰です。

 ゲストをお呼びしたり、製作したり、去年に引き続いての講座です。

 昨年は、“ちいさいおうち書店”の店長でもあり、JAPIC読書アドバイザーでも

 いらっしゃる越高一夫さんをお迎えしての絵本についての講演や

 荒木文子さんを迎えての製作…など等。

 他のおはなしグループの方々にも図書館の方がお手伝いをお願いしてくださいましたので、

 今まで以上にとても仲良くなり、とてもよい交流にもなりました。



 すっごく楽しかったから!!

 今年も去年に負けないくらいたのしそうな企画がいっぱいです!!

星今日の1さつ

    「としょかんライオン」

   著者:ミシェル・ヌードセン/作  ケビン・ホークス/絵
      福本友美子/訳

  出版社:岩崎書店


  あるひ、としょかんにライオンがやってきました。

  図書館員があわてて館長を呼びにいくと



  と聞きます。

   “いいえ、そんなことは…”

   “それなら、そのままにしておきなさい”

  そして、ライオンはそのまま、えほんのへやでねてしまいました。

  おはなしのじかんがはじまると、ライオンはいっしょにおはなしをきいていました。

わおおおおお~ ”と大声を出したので、

  しかられてしまいました。

   “でも、しずかにできるお行儀のいいライオンなら、明日もきていいですよ”

  それから、毎日ライオンはとしょかんに来るようになりました。

  やがて、としょかんのお手伝いをしたりして、人気者になりました。

  でも、あるひ、館長がけがをしてしまいました。

  ライオンはあわてて、図書館員を呼びにいきます。

“わおおおお~ん!!”

   “としょかんは、しずかにしなければいけないきまりだ!”

  なんにもしらない図書館員は、ライオンをおいだしてしまいました。

  いそいで、館長のところに行くと、館長はたおれていました。

   “ちゃんとしたわけがあって、きまりをまもれないこともあるのです”

  でも、もうライオンはとしょかんに来なくなってしまいました。 

  ライオンをさがしましたが、なかなかみつかりません。

  ある雨の日、図書館員がライオンをさがしていると、

  としょかんの前にライオンが、ずぶぬれになってすわっていました。

   “あの~、ごぞんじないかもしれませんが、としょかんのきまりがかわったのです。

    おおごえをだしてはいけない。でも、ちゃんと理由があるときはべつ。

    それはつまり、けがをしたともだちをたすけるときなど、ってことです。”

  次の日の朝、図書館員が館長のところへ行きます。

   “あの~、ごぞんじないかもしれませんが、ライオンがいるんです、としょかんに。”



  なにか…映画を見ているような絵本です。

  うん、映画にしてほしい絵本です。

  ですから、おとなの人にも読んで欲しい絵本です。

  感動しました。号泣





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最終更新日  2007年05月25日 17時37分12秒
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