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2013年04月21日
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※ラストシーンの辺りなど補足したり、多少訂正してみました。

メインの
「MANSAIボレロ」

徹子の部屋の映像を何度も観て、楽しみにしてました。
シルヴィ・ギエムやジョルジュ・ドンの映像では
暗闇の中、手が現れるシーンから始まるので
萬斎さんはどのように演じるのかと思っていたら
やはり暗闇の中、ライトが差すと座り込んだ姿勢からすうっと立ち上がっていました。
死からの再生、岩に閉じこもったアマテラスのイメージ。


ボレロでは、ほんとうに美しかったです。(注:素顔も綺麗ですよ)
ちょっとお粉をはたいたりはしてるのか、照明なのか。
スカイツリーの装束は、どなたかにお譲りしたとのことなので、
今回の白ずくめなのは新調されたのでしょうか。
徹子さんの衣装についての緋色と白のバランスの賞賛には強く同意していたのですが
白一色・・といっても地模様や金も入っていて贅沢
衣擦れの音も聞こえ、堪能させていただきました。
あの白い衣装を着こなせるのは萬斎さんの肌の白さならではですね。
袴の内側は茶色かと思ったけど、それじゃ色気がないもの、きっと濃紫ですね。
腰帯は(ほかのボレロ写真だと腰帯は見えないですが)
花子の行の形のときのと同じ朝顔?のもの

純粋に白一色ではないのですね。

萬斎さんがゆっくりと回転しはじめる、螺旋のエネルギーの導入部、
足元が回転台になってない???と思わず目を皿にして見てしまいました。
止まっているのではなく、留まっているといった萬斎さんの言葉、
前後上下のベクトルの均衡、

ゆったりした衣装の中では力が拮抗していると思われ
神経を張りつめた、訓練の賜物を感じてしまいました。
三番叟初演の写真で、足は激しく動いてぶれているのに
上半身は完全にピントがあっているというのは、そういうことかと納得しました。
のぼうの水平移動のシーンは朝飯前のはずですね。

死(復活)再生、一日、一年(春夏秋冬)、一生を表す舞。
脳内再生機能がもっとあれば。
袂を手なずけようと、眉間のしわのエネルギーのかなりの割合が
そこに注がれていたような気がします。
扇は効果的だったと思います。
指し示すにも素手より力が伝わるし、
口元を扇で隠して見上げるところは、清明よりもずっとずっと綺麗で
襟元を両手で頭の上まで持ち上げてかがんで歩く姿も
とても女性的な一方、姿勢を正すと男らしいというか凛として強く
中性的という言葉もそぐわない、
性が成立する以前の混沌というには美しすぎる、きっぱりと潔いあの存在は何なのですか。
古事記でも最初の三柱は性別が無いですから、
萬斎さんの好きな森羅万象ですか。神がかり的に美しかったです。

2回ほど左の袂の裾を右手で持ってひざまずくのは、慈雨を乞い願う姿勢なのでしょうか。
深く頭を垂れ、かすかに震えて祈りを捧げているような
真剣さには胸を打たれました。
見所に向かってそんな姿勢をとることはまず無いので
あの、ちょっとタカビーな萬斎さんが好きなので、
お願いですからどうぞ面をお上げくださいと言いたくなります。
刃の上を歩むような緊張感の中にも、
萬斎さんは舞台の上を縦横無尽に動き、
あの扇子ビームで何人の人が被弾したことでしょう。
萬斎さんが見所の真ん中に立って、見上げる形でみたら、さぞ壮観でしょうね。
2700人の力は届いたのでしょうか。
萬斎さんのなりたかったものの中に指揮者があったはず
観客のエネルギーを導いて依代となり地と天を繋ぐ役割。
納得のいく舞台だったのか、スタンディングオベーションはいつものこと?
カーテンコールでは笑顔とまではいきませんでしたが。

元々ボレロはスペインのセビリア(行きました)の酒場で
踊り子が関心の無い客をトランス状態まで巻き込んでいくもの。
熱く乾いた情熱の地から、
土着的な湿った日本の神話に持ち込むイメージの転換には脱帽。
発見は黒澤監督だったかもしれませんが。
初めて観た烏飛びは、三番叟(生では未見)の岩が落ちるイメージではなく
思っていたより軽く優雅で、三番叟が地ならボレロは天かと。
声は使わず、舞のみでエネルギーを伝える。
そして最後のシーン。
相当重いあの装束で、あれだけ飛ぶって凄いこと。
跳躍の頂点で暗転して消えるのは、天へ飛翔したと理解していいのですよね。
しばし遣わされた天上人が再び還って行ったと。
夢ですね。つかの間の夢。

三番叟と対になる演目と改めて思いました。
今日の解説では、三番叟の囃子を口ずさむサービスがあったので、嬉しかったです。
萬斎さんが中学の時に万作さんがボレロを踊りたいと言っていたとのこと。
祐基くんももうすぐ、萬斎さんの三番叟やボレロを観て決意を固めるお年頃ですね。
あ、15分の演目で生オケは厳しいのか、
音響自慢のホールなのにそうではなかったのが非常に残念でした。
最初の部分でその演奏がプチっといった時には一瞬ヒヤッととしましたが
その一瞬で終わってよかったー。

wowwowは何分番組になるのかな
sptによると盛りだくさんの内容のようなのですが
ぜひにも今回のバージョンをフルでお願いします。












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最終更新日  2013年04月25日 00時00分11秒
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Re:萬斎ボレロ part2(04/21)  
jizo さん
たくさんの萬斎さん賛辞が次から次に出てくるので、読んでる間じゅう、口許が緩みっぱなしです。萬斎さん賛辞は、どんだけ聞いても飽き足りません。この詳細記録は、MANSAI ボレロ脳内再生するときに活躍しそう。ありがとうございます。 (2013年04月22日 20時56分59秒)

Re:萬斎ボレロ part2(04/21)  
夜中に書くラブレターのような

ちょっと持ち上げすぎかと思ったけど
あれもこれも書きたくなるよね。
私もjizoさんのを読むのが楽しみです。
(2013年04月22日 21時40分02秒)

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