2005年05月02日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 こうしてページを持ち数年も経つといろいろなことが起こります。

 ひとつのメッセージが来まして。

 とある有名新聞社の記者さんから
 招き猫コレクターとして福次郎(本名の方)を取材したいとの事

 まず頭に浮かんだのはこの人物もしや偽者で
 なんらかの意図でもって福次郎をからかっているのではないかということ。

 ありがちですよねそういうことも

 検索サイトで調べてみると
 どうやら実在の人物であることが判明、

 そういわれればそういう(コレクターを紹介する)
 連載記事があったことを思い出した。

 ダースベーダーコレクターとか
 牛乳瓶のふたコレクターとか
 確かに見た記憶がある。

 コレクターとしては招き猫というのはちょっと
 ポピュラーすぎはしまいか?
 と、思ったが・・・・

 なのかも知れない。

 あけてもくれてもともかく招き猫だからな~

 そんなことを思いつつ
 連絡をとって見るとどうやら先方は本気らしい
 招き猫のコレクションに関しては

 承知しているので、
 本当に福次郎でよいのかと聞くと

 それでもよいとの事、
 ここで福次郎にスケベ心というか打算というか
 そんな物がむくむくとわきあがり
 その取材というのを引き受けることになった。

 要するに、メディアに出れば宣伝になるはず
 というわけだ。

 地方版とはいえ相手は天下の有名新聞社の事
 未だ知名度の低い江口土人形を宣伝できるよい機会かもしれない
 ちりめん猫はなんだかんだ言っても100人展に出たりして
 それなりの活動も出来ているので
 コレクターが製作者に代わるということも
 記事として悪くはあるまいなどと勝手なことを考えたわけです。

 というわけで、
 本日は記者さんと、カメラマンさんが
 どうにか見られるまで掃除の終わった招き猫の巣窟にやってきました。
 まずは写真撮影から・・・

 そうですこの記事写真入り・・
 福次郎の顔が出ます(致し方ないか)
 カメラマンという職種の方に会うのは何年ぶりだろうか
 テリトリーは違うが
 同じカメラマンという仕事にあった身としては
 なんとも妙な感じです。

 先方もそんなことは承知の上ということで
 撮る側が撮られる気分というのは
 よくわかるらしい
 招き猫たちをバックに
 福次郎が写真に納まる(撮られるのも何年ぶりか)

 続いて取材が始まる
 なぜ猫にはまったか・・・
 答えにくい事ではある、言いたくないという意味ではなく
 未だはっきりとした答えが無いからなのだが・・・

 ともかく初めに招いた猫の話から
 いかにして数が増えたか
 どうして作りはじめたか
 或は猫のタイプの違い
 右手、左手の違い
 郷土玩具とは何かと促されるままに福次郎が語る。

 意外と緊張感はないが
 やはり好きなことについて語るとき
 人は饒舌になる物らしい

 1時間ほども語っただろうか
 たぶん語るに落ちたりもしただろう。

 語った長さと記事のスペースを考えると
 どの部分が記事となるのか不明だが
 そこはそれプロの技できれいに納まるのだろう。

 こうして文字にすることはあるが
 じかに言葉を発するというのは
 しかも招き猫についてというのは
 まず無いので

 少々しゃべり疲れた、
 記者さんも仕事とはいえご苦労様でした。

 さて語るに落ちた福次郎の顔が2週間ほどすると
 有名新聞の夕刊に登場yする
 地域は京阪神ということ
 全国デビューはまだ先だが
 少なくとも

 初めての新聞登場が事件の容疑者として
 顔写真が出る事態は避けられたわけで
 まずはめでたい

 ということにしておく。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年05月02日 15時55分54秒
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: