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2019.06.30
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テーマ: 読書(8209)
カテゴリ: 【読書】未分類
~これまでのログ~
1月に読んだ本
2月に読んだ本
3月に読んだ本①
3月に読んだ本②
3月に読んだ本③
4月に読んだ本
5月に読んだ本

に続き、6月の読書録(ログ)。

通勤時になかなか気分が乗らず、ぼーっとネットして読書をしていない日もあった。

・→内容のメモ
引用は太字
★時間の無駄
★★いまいち
★★★ふつう
★★★★よかった
★★★★★よんでみて!


AX アックス [ 伊坂 幸太郎 ]
★★★★
殺し屋・兜は、普段は文房具メーカーの営業をしている。

彼の正体は、誰も知らない。
彼に仕事を斡旋する「医者」以外は。
兜は、家族のため、引退に必要な金を稼ごうと、殺しを請け負っているのだがーーー。

兜に肩入れして一気に読んだ。

新幹線のあの事件やら、知った名前が出てきて嬉しい。
兜が無事でありますように、と祈るように読んでいた。
伊坂作品は伏線の回収の仕方がきれいな時と、あからさまなこじつけの時がある。


未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]
★★★★★
第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
・・・ほか
第2部 日本を救う10の処方箋 --次世代のために、いま取り組むこと
「高齢者」を削減/24時間社会からの脱却/非居住エリアを明確化/中高年の地方移住推進/第3子以降に1000万円給付

この本、本当に恐ろしい。
わかることは、「日本はもう、おしまいだ」ということ。
ささやかな希望は捨てよう、明るい未来を描くのはやめよう。
この国はもう、おしまいだ。お先真っ暗だ。
老人であふれかえり、労働力は不足し、若者は結婚せず、子供は生まれず、そうして人口はさらに減少する。国土の大部分に人は住まなくなる。
村上龍『希望の国のエクソダス』の一節が頭に浮かんだ。

「この国には何でもあります。ただ、希望だけがない」

今を見よう。現実を。そしてこれから何ができるかを。
その点、著者の提言にはかなり疑問を覚える。
そんな小手先の机上の空論でどうにかなるものか。趣味かよ。

田中ロミオ『人類は衰退しました』というライトノベルを思い出していた。
過去のテクノロジーは失われ、人々は拠点となる集落を作り、配給と自給自足で暮らしている。
それは、遠からぬ未来なのかもしれない。


ちゃんとキレイなカラダをつくる!女子の筋トレ&筋肉ごはん [ 坂詰真二 ]
★★★★
9割がた理論的解説。
「聞いたことはあったけど、それはこういう理由だったのか」ということがたくさんあって、目から鱗。
やっぱり筋トレは大事。


暮らしを愉しむお片づけ [ 小林 夕里子 ]
★★★
IDEEのディスプレイ担当の方の家。
どこをとっても絵になる。すごいな。家、ほんまにこんなにおしゃれなん?すごい。


混物語 [ 西尾 維新 ]
★★★
化物語の阿良々木暦×維新作品の登場人物が、時空を超越して邂逅する。

きょうこバランス/じゅんビルド/のみルール/まゆみレッドアイ/くろねこベッド/りすかブラッド/ひていクリア/いおりフーガ/しおぎレンジャー/あかりトリプル/りずむロックン/みここコミュニティ/くうインビジブル/らいルーレット/まごころフィニッシャー

化物語シリーズかと思いきや。
クロスオーバーの、番外編のような話。
西尾作品の同窓会みたいで、ずっと維新作品を読んできたファンには、たまらない。
りすかちゃんとかもう、「なつかしや!」。
そしてやっぱり、地濃ちゃん出てくるのね。


フーガはユーガ [ 伊坂幸太郎 ] ​​
★★★
双子の風我と優我は、幼いころから父の暴力と母の無関心に、2人で耐えてきた。
風我が父に殴られていた誕生日、2人は「入れ替わる」。
そしてそれからも、その現象は続きーーー。

フーガはフーガかと思っていた。フとユってぱっと見が似ているものね。
伊坂作品を読んでいると、根源的な悪というものを思う。
絶対的な悪。
生まれつき邪悪である、ということがあり得るんだろうか?
性格要因と環境要因がそうさせるんだろうか?
でも世の中には、ある。「生まれつき邪悪」というようなことが。
日常のすぐそばに。

伊坂作品は、それに立ち向かう物語だ。
わかりやすい水戸黄門みたいでもある。


開くたびにワクワクする 和気文具の手帳アイデア [ 今田里美 ]
★★★★
いつも拝見している和気文具の方の手帳アイデア。
簡単に、手軽にできて、見栄えがかわいくてオシャレ。
ちょっとしたテクで見違える。バレットジャーナルをしている人におすすめ。
しかし、結局はセンスなのか。真似してもこんなに素敵にならないんだよね。

​​
永遠のおでかけ [ 益田ミリ ] ​​
★★★
著者が、父を亡くすまでの日々と、その後の日々。

コミックエッセイではなく、文字のエッセイ。でも上手。
大切なのは絵か文字かではなく、物事の捉え方や視点なのだな。
死は日常の中にある。

祖父が亡くなったとき、父を見て思った。
「ああ、この人にはもう、おとうさんがいないんだ」
そしてそれは、いつの日か私にも訪れることなのだ。


定年後の断捨離 モノを減らして、愉快に生きる [ やましたひでこ ] ​​
★★★
断捨離の提唱者・やましたひでこ。
夫の定年退職を機に、暮らしをダウンサイズし、沖縄へ移住。
「終活」ではない、定年後の暮らし方。

前回、『1日1か所捨てる!ワークブック』を読んだとき(1月の読書)、「この人、大丈夫か?」となって。
とにかく文章が不快だった。
だからもう読むのを止めようかと思っていたのだけど。

これは、良かったです。
著者が、ストン、と憑き物が落ちたような感じ。
新居もたっぷり見せてくれる。
著者はまだ仕事をしていて、東京と沖縄を往復しているので、移住というよりはセカンドハウスなのかな?
私も定年後は違う場所で暮らしたい、と思った(夫からは確実に反対されるだろうが)。


絶対使える!家事ラク&便利ワザ集 苦手な家事もコツをつかめば、スイスイできる! (ORANGE PAGE BOOKS 一生使えるオレンジページ) ​​
★★
そこまで参考になることは書いてなかった。
私、かなりズボラなんですが、ここまで汚くないよ!と自信が出てきた。
サンプル写真はかなりひどいんだよね?


嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
★★★★★
先に続編の『幸せになる勇気』を読んでいたので、そこまで「啓蒙」されはしなかったのですが。
やはり頭をハンマーで殴られるような衝撃があります。
「過去のせいでこうなった」を「今こうありたいために過去を利用している」と考える。
原因論から目的論へ。
そこにはどんな言い逃れも存在しない。すべては自分が選んだことなのだから。
それを、誰にでもいえるか?とも思う。
ひどい目に遭ってきて、苦しんでいる人に、「君が不幸でいるのは、君が不幸でいると決めたからだよ」と。
たとえそうなのだとしても。
それでは幸せになれないとしても。

ところどころ納得できない部分はあり(特に妻だけが皿洗いをするたとえ。共同体の一員として行う、その行為を楽しむ。意味は分かるけど、それは自己犠牲による自己満足にすぎないのでは?何ら問題が解決していない)。
でも、人間関係に苦しむ人は「課題の分離」(他者の問題と自己の問題を切り分けて考える。「最終的に結果を受け入れるのは誰か?」)を知るだけでも、かなり楽になるんじゃないかな。
子育てにもかなり役立ちそう。
賞罰教育をやめるのは、難しいんだけどね。

​​
実録”気づくだけ”ダイエット [ ダイエットコーチEICO ]
★★★
コミックエッセイ。
登場する人登場する人、みんな私か!ってなりました。オデブ脳…。
今の自分が嫌い→ダイエット→自分をコントロールできる→自信がつく→→自分が好きになる→ほかのこともうまくいく
という好循環。
「やせるための15箇条」があって、そこに「体重×30mlの水を飲む」「コーヒーを飲んだら同じだけ水を飲む」とあり、日中の水分補給がほぼコーヒーという私は、積極的に水を飲もうと思いました…。
だから浮腫んでいるのかも。
後アレだな。寝る前のアイスやめないとだな…。

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他、カウント外では。

漫画
『聖☆おにいさん』数冊
『信長協奏曲』10冊くらい
雑誌
「かぞくのじかん」
「日経WOMAN」

を読みました。
あと毎月web更新される進撃の巨人を楽しみにしてる。





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最終更新日  2019.06.30 06:45:53
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