320life

PR

プロフィール

ノマ@320life

ノマ@320life

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

2022.08.21
XML
テーマ: 読書(8205)
本のタイトル・作者


一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法 [ あきや あさみ ]

本の目次・あらすじ

はじめに 私は、一年3セットの服だけで生きるスタイリスト
1 「似合う服」って何だろう?
2 制服化は自分らしさを知る最高の方法
3 まだ何者でもない自分だからどんな服でも着られる
4 アイテムひとつひとつを選び抜く
5 自分の「なりたい」「好き」「似合う」を知ろう
6 お買い物の達人になろう!

8 制服化イラスト集

引用

自分にぴったりの制服選び10か条
①服を着ることで自分はどんな人になりたいかを言語化する
②服選びで大事にしたい条件を書き出す
③着ない服を決める
④靴は“自己評価”だと思って選ぶ
⑤バッグは“自己紹介”だと思って選ぶ
⑥アクセサリーは自分のアイデンティティを表現する
⑦必ずどこかに“エモーショナルアイテム”を入れる
⑧外見だけでなく内面にもぴったり似合う服を選び抜く
⑨季節の始まりは“断服式”
⑩服は愛せる数だけ所有する


感想

2022年213冊目
★★★

ミニマリストあるある、「制服化」。
私は自分のテーマを「一万人の第九を歌いに行けるモブ」にしていて、上半身をややドレッシーな白のブラウス、下半身を紺や黒のズボンに決めている。靴も黒。
まあ面白みも何もあったもんじゃないのだけれど、楽だ。
裸じゃなければいいじゃない…。喪女だもの。

そんなオシャレ偏差値が低い私(言い回しがまず古い件について。)だけれど、まさかオシャレの権化みたいなスタイリストの人(漫画「海月姫」で言うところの蔵子)が1年3セットの服だけで生きているなんて!正気か!
と思ったけど、選ぶ基準とか値段がちょっと私の衣服にかける意欲を大きく上回っていました。
「好きな服を、ずっと着る」というコンセプト。
著者は自分をミニマリストではなく、「気に入った服しか着ない究極のエゴイスト」だと言う。
ものすごく気に入った服を3セットだけだから、夜洗濯して朝着てるの。すごすぎる。

著者は1985年生まれ、日本女子大学家政学部被服学科卒業後、都内百貨店に入社。

本の中身は実践や例よりも理論と実体験紹介が多め。

この本を読んでいると、「自分にもう少しお金をかけて、もうちょい良い服を買ってみようかな…」と思う。
自分自身を、なりたい自分に作り上げていく服。
本の中に、「ファッション欲求5段階説」があって、これは⑤の自己実現欲求。
私は「身を守るため」の①生理的欲求段階だもんな。


かつては「キャンキャン系」のように画一的な中から選んでいたスタイルが、最近は多様化しすぎた。
路頭に迷った人たちは、自分たちのスタイルを落とし込んだ自分だけの制服を求めている。
自由であることは、苦しいのだ。
脳のリソースも奪われるしね。

さて、私はどんなスタイルで行くべきか。
カッコイイ大人の女で攻めていきたいところなんだけど、私の今のそれはちょっとカジュアル&エレガントに寄ってる。
違うんだよ!もっとこう、想像上の出来る女はモードな感じなの!
モノトーンはそのままに、差し色とか入れていったらいいのかな。
パキッとした赤とか?
脚が太いのがコンプレックスで、タイツやストッキングも嫌いで、ずっとワンピースを着てこなかったのだけど、最近ちょっと着てみたくなっている。
でもなんかこう、個性的なところもあったらいいな。アーティスティックな。
インドネシアのバティックをストールがわりに巻いている時、すごく「私らしいスタイルだ」と思うもの。

自立していてクレバーで、自分だけの世界を持っていて、ウィットに富んでいて、いつも楽しそうな人。
そんな人になりたいのだけど、そんな人ってどんな格好してるんだろう。
とりあえず今の私の恰好では、ないなー。
その理想の自分の「恰好」との間をどう埋めていくか、だなー。

ミニマリストを脱してもいいから、トライ&エラーでもうちょい、視野を広く、自分に似合う・自分が好きな「おしゃれ」を試行錯誤してみてもいいのではないか?
と、思う今日この頃。




にほんブログ村 にほんブログ村へ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.12.03 23:45:39
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: