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2022.10.25
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テーマ: 読書(8214)

本のタイトル・作者



知識ゼロからのサイドFIRE 8年で7000万円貯めた子育てママのお金の増やし方 [ まな ]

本の目次・あらすじ


PART1 私がサイドFIREを目指した理由
PART2 投資なくしてFIREなし
PART3 FIRE達成の目標があれば節約もまた楽し
PART4 共働きで夫婦でFIREを目指す

引用


ある意味、常識的に生活することは大切なことですが、みんなと同じことをしていても、みんなと同じようにしかなれません。FIREという社会の少数派を目指すのならば、世間一般で言われる常識について「どうしてそういう考え方が生まれたのか?それが意味する本質は何なのか?自分がその常識に従う理由はどこにあるのか?」といったことをよく考え、その答えを自分の中でしっかりと持つことが大切だと思っています。


感想


2022年275冊目
★★

仕事がイヤすぎて転職考えるも色々考えると今の会社で働き続けながらFIREしたほうがいいんかと思って!(笑)
FIRE(経済的自立と早期退職)は、独身や夫婦二人のDINKSに多いイメージなので、これは子育てママとあったので読んでみた。

著者は1989年生まれ、小学生と保育園の2人の子持ち。

なんか最終的には海外移住しようとしているっぽかった。

内容は、「投資をしている人からしたら『知ってる』という話」で、「投資をしていない人からしたら『で、どうすれば…』という話」だった。
子どもいるから特化してどうこうということもなく…。
8年で7,000万円貯めた経緯とかもうちょっと詳しく見たかったな。
支出もざっくりしか載っていなくて、収入とか投資金額も明らかにされていないので、イメージが掴みにくい。
でもやる気にはなりました!
あと共働きの家事分担の話なんかもありましたが、ここらへんも通過したので私は「へー」と思う程度だった。
節約方法もほぼ我が家はやってることばかりだったし…。

私は今、

1 国内個別株(NISA、ジュニアNISA、特定課税)
2 国内外投資信託(NISA、ジュニアNISA、iDeCo)

4 個人年金(給料天引)
5 定期預金
6 普通預金

という感じで資産を保有・運用しています。
著者と同じく、途中で「もうNISA枠(非課税)超えてもガンガン投資して行こうぜ!」と、ここのところ意識を変えまして、超過しても買い付けしています。


そんな私のような人には、頭からっぽにして初期設定だけやったら自動買い付けしてくれる投資信託のほうがいいんですよね~。
でも個別株のほうが優待があったりでお得感があるんだよ~。
そんなこと言ってるからいつまでも資産運用が増えない。
これではFIREは夢のまた夢…。

この本を読んでいる途中で私個人の資産総計を計算。
なんてこった!これではFIRE出来るのはいつになるのか!!(夫の収入は考慮しない)
というわけで、本を読みながら投資信託の毎月の掛け金を、それぞれの投資信託で倍額に設定(設定日を半月ずらし、今は楽天カード払いなのを、追加分は楽天キャッシュ払いにした)。
あとは個別株をスポットで購入し、コツコツ増やしていきたい。

うちは夫が「定年より早く60歳で仕事を辞めようとは思うけど、それより前に辞めるつもりはない」とのこと。
別に仕事も苦ではないらしい。いいなあ。
私は完全なるFIRE(フルFIRE)をするほどお金を貯められそうもないし、副業で出来るスキルもないし、バリスタFIRE(アルバイトやパートですこし働く)がいい。
働くこと自体が嫌なわけじゃないんだ…。
この本で引用されていた「贅沢はいらない。自由が欲しいだけ」というキャッチコピー。
まさにそれなんだよ。

FIREするには、「1年の生活費の25倍の資産」を運用していく必要がある。
月に20万円なら、6,000万円。
我が家は家計簿を長らくつけていないので、そもそも生活費が不明…。
20万円あればいけると思うんだけどなあ。
夫が働いているからいっか!みたいなのは良しとしないので、自分が今稼いでいるくらいの金額を投資と少量の労働で賄えないだろうか…。
(夫に「仕事やめてバリスタFIREしようと思うねん!」と言ったら、「それパートに行ってる専業主婦ちゃう?」と言われたのだ)

この間、NHKの「ねほりんぱほりん」が「 ギリギリFIRE/2022年10月14日放送 」だったので見た。
リーンFIRE(月10万円)はかなりしんどいな。
ひとりならいけんことないが、家族がいると難しいと思う。

著者のおうちは、固定費13万円+変動費9万円+プール(積立金、予備費)3万円で生活しているのだそうだ。
このくらいの予算取りならいけそうな気がする。
まずは一度、家庭の費用を洗い出すことからだな…。
支払いが夫と私に分かれているので、もはや何が何だか分からん…。

著者は、FIRE達成の日が近付いてくると以前ほど会社を辞めたいと思わなくなったそうだ。
いいなあ。いいなあ。その精神的余裕!!
私は、出来たら半日本を読んで、半日働くみたいな暮らしがしたい。
どうしてそう出来ないのか。
人間1日6時間くらい賃金労働をすればもう十分ではないのか???
なぜなんだ…。

「今の会社でサイドFIREを目指し働く」ということを考えると、いっそバッリバリ働いてやったほうが早く辞めれるんかな…と思ったりもする。
でも、そのしわ寄せが家庭に来る。
そして今、私の家庭はケアを必要とする小さなひとが存在し、まさに今「自由と時間」が必要なんだ。
それが10年後に手に入っても、いやそれはそれでいいんだけど、「あの時ほしかった」ってならんかな。

とにかく投資の金額を上げよう。
がんがん投資してFIREへの年数のカウントダウンを早めよう。
著者は生活費以外は投資に全振り。
「必要な時に必要な金額を売却する」と割り切ってらっしゃる。
それもアリだな。

しかしまあ、自由と時間を売り渡す労働制度の資本主義の拝金主義から逃れたいがために、それで稼いだ金で自由と時間を買うためにそのマネーゲームに積極的に参加せざるを得ないパラドックスよ。

これまでの関連レビュー


日本人のための日本型FIRE 成功の秘訣がわかる本 [ 山田稔 ]
普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門




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最終更新日  2022.12.03 23:28:42
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