臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2011年12月19日

★築年数不詳のアパートを取り壊すため、入居者の方と転居の交渉を行います。★

カテゴリ：賃貸の達人

築年数が不詳なほど古いアパートをお持ちの家主さんがおります。　雨漏りはする、台風で屋根は飛ぶ、水道は漏れるなど家賃収入がほとんど修理費に消えて行く。

まだ新しい賃貸物件なら修理費も苦にならないが、解体しなければならないほどひどい幽霊屋敷となれば家主さんにとって捨て金となる修繕費は頭痛の的だ。

新築のアパートを建てるか、解体して更地として売りに出すか思案をしていましたが、ようやく売却の方針を固め弊社に「物件を購入して欲しい」と査定依頼に見えました。

建物を解体するにも、６室ある部屋の内２部屋がまだ入居者がいる。
解体前にまずその人達に事情を説明して他の賃貸物件へ無償で移動して貰うようにお願いします。

すんなり行く場合もあるし、なかなか「うん」と言ってもらえない場合があり、立ち退き交渉は平均６ヶ月を要します。

その移転にかかる費用は全額家主さん持ちです。大体このような場合現在家賃の６ヶ月分を損害金として入居者に支払います。　弊社は無償で立ち退き交渉を行います。

毎年、古くなったアパート住人の方を、他の物件に移転してもらう交渉は７～８物件ありますが、最近は特に件数が加速しているように感じます。