臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2013年11月09日

★官僚の罪と罰。道路計画が街を活性化kさせたり衰退させたりする★

カテゴリ：賃貸の達人

各市町村には長期都市計画が色々と掲げられている。その中には出来もしない道路の拡幅計画が策定され、何十年にもわたって建築規制の網がかぶせられ、街の活性化を妨げている地域が出る。

駅に近いところは商業地に、駅から少し遠い場所は近隣商業地、その先は住居地域と、用途地域が色分けされているのは良いことだ。しかし将来幹線道路道路沿いを２２メートルに拡張しようと言う発想は出来ないことの方が多い。
現実には住民の立ち退きや地権者の同意が得られず、何十年も計画倒れで放置されたままになる。

一度、道路計画が立案され事業決定されると、道路になる予定地には堅固な建物は建築できないのだ。鉄筋コンクリートで５階建ての賃貸マンションなどは計画段階で却下されてしまう。

その結果、商業地に指定された土地は小さな土地でも上に階数を伸ばすから発展する。
しかしその他の地域は、高層階の建物を計画しても最高で鉄骨の３階止まりと縛られるので、土地取り引きまで低調になってしまい、街は衰退への道をたどる。

お役人が考えた計画道路の夢は、庶民に経済的恩恵をセーブするだけとなってシャッター通りが増える。一度計画決定した道路計画は撤回されることがない矛盾に満ちた代物だ。

街を活性化させるには斜線制限を撤廃し、高さ制限を撤廃すれば事足りる。
民活による活力をそぐ都市計画のあり方は考え物だ。

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