臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2014年05月07日

★その不正は許しません。★

カテゴリ：賃貸の達人

その会社の名前は初めて聞く名だったが「よろしくお願いします。鍵は弊社にあります」と伝えた。
１５時頃だったか若い女性の営業社員が見えて鍵を受け取り自分のお客様をご案内していた。

１８時頃に再度鍵を返却に来て「お客様がとても気に入っています。申し込みを入れさせてください」と正式に入居申し込み書類を提出し、賃貸保証会社の申込書類を持ち帰った。

ところが昨日、同じ物件に入居を申し込みたいという一般客から電話が入ったのだ。
「その物件はすでに申し込みが入っています。２番手になりますが．．．。」と話したところ、「先に手付け金を１０００円入れますから私を優先してください」と強引な割り込みをしてくる。

電話だけでどこの誰ともわからない人だ。年収も勤務先も家族構成もわからない。保証人に関する話はもちろん何もしていない。

「弊社は手付け金をいただいたり、申込金をいただいたりの行為は一切行っていません。申し込み順に審査するようになっていて、１番手が入居審査に落ちた場合や、相手からキャンセルが出た時に２番手のお客様の順位が繰り上がります。」と回答した。

すると「家主さんを調べて申し込みに行く」とか「私が一番手になる手段はないのか」と食い下がってくる。
社員と電話主と、一連のやりとりを聞いていた私は電話を代わり「弊社はすでに申し込みをされているお客様からの信頼を優先します。申し込み順位は勝手に変更できません」そう言って電話を一方的に切ってしまった。

日本人は、電車に乗るときも順番待ちをする。災害にあった人でも援助物資をもらう時にはじっと順番を待つ。
世界でも日本人だけにしかできない希有な美徳があります。
しかし中には自分中心に物事を考える人も出てルールを破りをする人もいる。
そんな人ほど自己主張が強く家主や他の入居者とトラブルが起きやすい。

断ったのは正解でしたが強引な電話客のために昨日は気持ちが晴れなくて、とても嫌な１日となりました。

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