臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2014年07月17日

★田舎のアパートは格安で高利回りなれど．．．．。★

カテゴリ：賃貸の達人

ある地方の「アパートを購入して欲しい」と持ち主さんから依頼があった。
オーナーさんにお会いして話を聞くと「ワンルームが８室で１室の家賃が２万円。入居率は半分の５０％」だと言う。しかも築年数が４０年も経っているのでリフォーム費用に幾らかかるか分からないのが難点らしい。

ある地方でアパートをお持ちのオーナーさんから「アパートを購入して欲しい」と相談を持ちかけられました。
昔風の「トイレと洗面と浴槽が一緒」の５坪タイプだ。いまの時代に合わない。

しかも家賃が１部屋２万円で８室中４室が、１年も空いている。
更に悪いことには築年数が４０年も経っているので、外の外壁はペンキを塗り直す必要があり、外階段は錆びて交換しなければならない。

室内も綺麗にリフォームする必要があり、ざっと積算しただけでも修理費に１．０００万円の費用がかかる。
アパートの購入費用とリフォーム費用を考えても、家賃収入が安すぎて採算に合いません。

古くなった地方の木造アパートは部分的なリフォームでお茶を濁し、あまり修繕費にお金をかけず、朽ち果てるのを待つ運命となっている物件が多いようです。

そんなボロアパートが沢山あります。購入したい欲求は沸いてきません。

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