臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2014年10月10日
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カテゴリ: 賃貸の達人
賃貸住宅におけるサブリースとは、賃貸管理事業者が建物所有者(家主)等から建物を転貸目的にて賃借し、自らが転貸人となって入居者(転借人)に転貸するシステムによって行う賃貸管理事業です。

賃貸管理事業者が経営判断を伴う包括的な管理を行うことにより、所有と経営の分離が具現化し、入居者に対してはより質の高い住環境を、賃貸人に対しては経営の安定化をもたらす効果が期待されています。

国土交通省では、平成19年3月に、サブリース事業の当事者間における紛争の未然防止を図るため、「サブリース住宅原賃貸借標準契約書」を作成しました。



賃貸を目的としてアパートやマンションを建てようと計画する人は沢山おります。
しかし、入居者が入るかどうか不安でなかなか決断が付かないオーナーは多い。


そんな不安を解消しようと賃貸物件を一括で借り上げ、転貸しして収益を上げる会社がある。
これをサブリース契約と呼びます。
サブリースを行う会社は不動産会社であったり、建築会社であったり、賃貸管理専門会社であったりします。


サブリースで注意することは、建築受注を目的とする会社が「30年間サブリースしますよ」と営業されることだ。
オーナーは勝手に「30年間、同一の家賃で保証して貰えるなら安心」と誤認して喜び契約に走る。


しかしその実態は全く違う。
家賃は数年ごとに見直しをされたり、大規模リフォームも条件に入れられる。
それを拒絶すると家賃保証やサブリース契約は一方的に解除されてしまう。


同じような騙し行為は中古物件でも多い。
入居者が入らないボロアパートやマンションを「家賃を保証するサブリースをします」と言い寄って来て、その条件として「建物の大規模修繕」を求められる。


タップリ、高いリフォーム代金を取られてから数年すると、家賃の減額を要求され、家主がそれを拒絶すると「サブリース契約を解除します」と逃げてしまう悪質な業者が沢山いる。


いずれにしても美味しい話しには落とし穴があります。
サブリース契約書は専門家に見て貰い納得してから記名、押印をするような慎重さが必要だ。





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最終更新日  2014年10月10日 10時00分05秒
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