臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2019年01月16日

★「不動産は３年以内に調整局面が来る」オリックス井上社長の弁★

カテゴリ：不動産コンサルティング

本日の日経新聞朝刊９面に、オリックスの井上社長のインタビュ－記事が掲載されていました。
社長の予測によると「不動産は１年～３年以内に調整局面が必ず来る」と話している。

しかしいよいよ為替が１ドル１００円に向かう円高になる。
今年の１０月にはいよいよ消費税の値上げ決定。
オリンピック景気の終焉とマンションの売れ行き低下により建築業界は不景気になる。

不動産業界は追い風が止み今度は逆に向かい風の厳しい市場になってきます。
そんなことでクラッシュは無くても、値上がりした商業地や大型ビルなどの物件は確実に値下がりがやってくると井上社長は見ているのだ。
私も同感です。

それに備えて対策を考え、体力を付けておかないと不動産業者は赤字に転落する会社が増えてくるでしょう。

営業力が弱い会社、手元資金が少ない会社は危険信号が灯る。
今度こそ不動産業界が不景気に見舞われると、小さな不動産業者はバタバタと倒産し、生き残った会社がシェアを高めて勝ち組になる状況がやってくる。

横須賀にあるス－パ－業界も、大手資本の西友が撤退しリビンも撤退する。
営業時間の短縮。休日の大幅増加。営業意欲がない社員集団。

安閑とした甘い経営環境の中で会社は生き残れない。
そんな戦国時代がいよいよやってくかもしれません。
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